- 年末に家に帰ってのんびりしている。最近聞かない歌も聴いて、「あ、iTunesで題名を見知っている歌はこんな歌だったのか」などと改めて歌を認識したりした。ダウンタウンの番組で、お笑い芸人がいろいろな仕掛けに対して笑わないようにするようなゲーム?で、大地真央の林家パー子は傑作だった。これでは芸人達も笑わずにはいられない。
- 買い物にいったり、用事をしたりで読書のスピードがあがらない。
- 今日読んだのは、「宇宙の根っこにつながる瞑想法」という本だ。
- 著者は、ソニーでアイボの開発などにかかわった科学者の方だ。瞑想をすると代謝が落ちる。だから、体を動かすことを同時に考えておくとよい。禅の修行でも作業が組み合わされており、修行で体ががっしり鍛えられることは知っていたが、そういうことなのかとわかった。瞑想は、合理的に納得するのが難しいことも多いが、なかなか気づくことの多い興味深い本だ。
木曜日, 12月 31, 2009
宇宙の根っこにつながる瞑想
日曜日, 12月 27, 2009
土曜日, 12月 26, 2009
水曜日, 12月 23, 2009
日曜日, 12月 20, 2009
クラブワールドカップ
- 決勝戦を見ていたら、夜中の3時過ぎまでかかった。その後、すぐ寝たが眠い。
- バルセロナの優勝。後半44分に1対1の同点に追いついたペドロのヘディングも執念を感じたが、延長でメッシの入れた得点は普通ならヘディングで入れるだろう高さのボールだが、胸で押し込んだ。最後までキーパーも視野にいれながら走っていたためかもしれない。
- 本当にここぞ、という時のトップの選手の気迫はすごい。技術なんて当然のことだ。日本選手に、これくらいの迫力を感じるプレーを期待したい。
土曜日, 12月 19, 2009
寿司を堪能ー海幸
- 娘も研修が終わって職場に配属になりストレスも感じているようだ。買い物につきあって、一緒に食事をした。
- 少し前にたまたまネットで見つけた評判のよいお寿司屋さんに行ってみた。砂町「海幸」というお店だ。都営新宿線西大島駅から少し歩く。15分くらいだろうか。午後4時半過ぎにお店についたらネットで調べたように10人ほど行列ができていた。掲示しているメニューを取り替えていた。5時から夜の部に入ってメニューが変わるようだ。
- 10分から15分くらい待っていたら、たまたま2人分の席が空いたようで列の前に並んでいる5、6人を飛ばして先に入ることができた。2階の席について、お寿司の盛り合わせ(今日のセットと極幸セット)を頼む。
- ネタが新鮮で分厚い。軍艦巻きはネタが多すぎてこぼれている。キュウリ巻きはキュウリがあふれていて写真では巻ものであることがわからない。
- 牡蠣は大きかった。みそ汁は渡り蟹の入った汁にしてもらった。他にも頼もうとおもっていたのだが、このセットだけでかなりのボリュームがある。生タコの吸盤の串と貝(何の貝だったかな?)のひもの串、2つだけにしておいた。
- 久しぶりに、回転寿司の薄っぺらなネタではなく歯ごたえのあるネタをしっかり味わって満足した。
火曜日, 12月 15, 2009
図解 絶対記憶メソッド
- 先日講演を聴いた小田全宏さんの本を買った。
- 【図解】「絶対記憶」メソッド 小田全宏[編]
- 目の前で披露された記憶術がすごかったからだ。アマゾンの書評を見るとなかなか良さそうだったので、すぐ注文して今日届いた。実践してみて、よければ受験中の娘に教えてやるつもりだ。受験に役立てるにはちょっと遅いかもしれないが−−−。
土曜日, 12月 12, 2009
50肩
- 病気の話が続くが、今度は軽い病気。
- 3年ほど前に右の肩が上がらなくなり、整形外科に通って体操(トレーニング)をしながら、なんとか治った。今回は数か月前から、左の手を後ろに回すと痛みを感じるようになってきた。コートを羽織る時、左手を通そうとして後ろに回した瞬間に痛みが走る。耐えられないほどではないし、自分で腕をぐるぐる回していればひどくはならないとも思ったが、的を射たトレーニングをしないと効果もないだろうと判断して、前にお世話になった整形外科に行ってみた。
- やはり、前とおなじくいわゆる50肩だった。後ろに回した時だけでなく、真上に手を挙げたときにも完全には上がっていないと指摘された。寝ころんで右手と左手を下から上に上げていくと、右手はぴったり水平になるが、左手は下まで着かない。20度くらい空いている。
- 3つくらいの運動パターンを教えてもらった。毎日続けることが重要だ。あまり無理をして荷重をかけすぎると炎症を起こしてしまうから、少し痛いくらいのところまでやることが大切。1月で直すことが目標だ。
線維筋痛症のお話を聞いた
- 線維筋痛症友の会の代表、橋本さんのお話を伺う機会があった。
- 十分な予備知識をもたずお話を聞いた。全身性の激しい痛みを伴う疾患と聞いていたが、痛みの程度がどのくらいかという話を聞いて改めて驚いた。弱い電流を流してどの程度の電流から感知できるかを調べてそれを指標とする方法があるそうで、その方法を使って調べると、骨折の痛みの何倍かの痛みを常時感じているそうである。橋本さんもひどいときには、さらにその数倍の痛みを感じている時期があったそうである。服が触ったりしただけで激しい痛みを感じるとか、じっとしているだけで集中していないと痛みで失神してしまうことがある等、信じられないような状況ということがわかった。
- 通常の診断では全く異常が見つけられないとのことで、日本の医師の多くが知識をもたないことから、患者さんが受診しても、問題がないと片付けられる場合が多くあるとのこと。理解してもらえないことが一番つらいということであった。この病気が原因で死ぬことはないが、その痛みと痛みで受けている苦しみが理解されないため、自殺も多い(1割くらいの方という話だったかと思う)そうだ。私など、痛みに弱いほうだから、想像するだけでつらくなる。たしか少し前、元日本テレビのアナウンサーだった方が自殺したと報道されていたと思う。
- 原因が不明というのが、難しいところだが、お話の中で「中枢神経系の機能異常、域値が変わってしまっている」等の推測もあるというようなお話があった。後でネットで調べてみると薬の開発もされているようだ。
- 原因がわからない内はやはり理解されにくいのは仕方がない面があるが、広く認知される必要がある病気であると思う。
火曜日, 12月 08, 2009
スチーブジョブズのプレゼン
- 久しぶりにYouTubeで、Steve JobsのiPhoneお披露目の時のプレゼンを見た。
- 2007年、Macworld keynote address。思えばこれを見て、iPhoneを買わねばと思ったのだった。
- 自然な流れ、思い入れたっぷりの紹介。シンプルかつインプレッシブ。素晴らしいスピーチだ。
火曜日, 12月 01, 2009
経営の設計学
- 宮田秀明さんのセミナー「経営の設計学」を聴講してきた。
- 宮田さんは日経ビジネスオンラインの記事を読んで存じているだけである。文章から受けていたイメージでは、かなり断定的に言い切るようなしゃべり方をされるのかと勝手に想像していた。しかし、講演後の質問に対する態度を拝見して、相手の言うことをじっくり聞きその意見を十分に聞き取った上で、その意見にそう形で自分の主張を明確に表現される方だなと改めて懐の深さというか、経験の豊富さを感じた。
- 今後の世界的な競争は、要素技術の勝負だけではだめで、システム化、マネジメントの勝負だ、というお話だった。造船技術、ヨットの話からはじまり、電気自動車、リチウム電池等、大変興味深く、もっとも競合の激しい分野の話が聞けたと思う。システム化、マネジメントに対して、どうして日本は欧米に劣るのかといつも思っているが、新幹線の例をだして、日本にシステム化の力はあると信じているとの良い話が聞けた。
- 製薬、医療に関して結びつけて考えたいが、普段自分の仕事をシステム化、マネジメントの対象として考えることが十分でないなと改めて感じた。自分の身を振り返って、どうしても要素技術から、踏み出せていないことが自覚された。これから、意識を高めて是非、宮田さんのような方とお話をしてみたいと思った。
日曜日, 11月 29, 2009
亀田vs内藤
- ボクシング、亀田vs内藤戦を見た。
- すごい試合だった。どちらも力を出し切った試合だったのではないか。一発を秘め、カウンターをねらう亀田。前に出て粘り強くパンチを繰り出す内藤。どちらも流している時間等なかった。
- 始まって1、2ラウンドはどちらが有利とも思わなかったが、3ラウンド、4ラウンドと、亀田の切れ味のあるパンチが入っているようだと感じた。両者とも相手のパンチが効いた等とは思っていない、いやそんなそぶりは露程もなかったが内藤の鼻の上が腫上がってきていた。
- ポイントで劣勢の内藤は、どんどん前に出てきた。迫力があった。亀田は少しも避けることなく、性格からして避けるようなことをしようにないタイプでもあるが、各ラウンドの最後は打ち合いであった。内藤の闘志と亀田の闘志。その中でも、亀田の冷静さが光った。
金曜日, 11月 27, 2009
東京タワーが正面に見えるレストラン
- 金曜は、昼から東京だ。午後の会議を済ませたら、景色の良いレストランで、職場の歓迎会をやるということで楽しみにしていたが、東京タワーが正面に見えるところで夜景が素晴らしかった。
- KKR HOTEL TOKYOレストラン芙蓉という所だった。昼なら、皇居の杜も見えまたいい景色ではないかと思った。
- 食事はフレンチ会席。ピアノの演奏、ときどきHappy birthdayの歌声が聞こえる。良いワインを飲んでなかなか上品な宴会だった。良いワインだったせいか、今日、翌日の気分も悪くない。
木曜日, 11月 26, 2009
日曜日, 11月 22, 2009
事業仕分け
- 最近「事業仕分け」の様子がTVで報道され様々な反響をよんでいるようだ。
- 1事業1時間では短すぎる。査定する政治家の態度が大きい、等々。
- 私もTVのニュースでちらっと見ただけだから、あまりまとまった意見は言えないのだが、税金を使う事業の一つ一つを本当に必要なのかと公開で議論されるとは思ったこともなかったので、驚いている。
- 私の関心は科学技術なので、スーパーコンピューターの予算についての議論について感じたことについて少し書く。「世界一じゃないと意味がないのですか?」と詰問され、私は「一番じゃなけゃーダメなんです」とどうして答えないのだろうと思ったが。しかし答弁していた方は(どういう立場の方になるのか把握していないが)、「1番になれば、こうこうこういうメリットがある」とか短時間に直線的に結論を求める質問にそぐわない答えになっていたようだ。これはある程度仕方がないことで、判断をする人(会社なら取締役)に対して、判断に必要な多面的な見方にたった資料を準備する必要があるが、そのような経験がなかったのではないだろうか。1番になれば、ーーの点で良い。では、1番になれないとどうなるのか。これは客観的な資料を準備するのが難しいかもしれない。「Winner takes allの世界では、僅差で負けてもすべてを失う」なんていうのは、判断する側は言えても、客観的資料を準備するのはなかなか難しいものである。
- 結局言いたいことは、こういうやり取りに出てきた人が、慣れていないということだ。特にこれまでの日本では、あからさまに論理的にズバズバ言うのは好まれない。しかも国民監視の下だ。不適切な言い方をしたら、たとえ正しいことを言っても変なところからクレームがきたりして足をとられるかもしれない。また、一方短時間に結論を出さねばならない。その意味では、端的に言わないと話にならない。訓練、場慣れが必要である。
- こういうのはこれまで日本では避けてきたけど必要なんだ。そんなことを感じた。
土曜日, 11月 21, 2009
セミナーに申し込んだ
- 日経ビジネスオンラインで「経営の設計学」を連載されている宮田秀明さんのセミナーが告知されていた。衝動的に申し込んだ。
- 日経ビジネスオンライン 特別ライブセミナー、「経営の設計学〜グリーンニューディール・プロジェクトの場合」と題名がついている。宮田さんの連載は時々読んでいたが、特に私の仕事と直接の繋がりがあるわけではない。また今回のテーマである「環境ビジネス」について詳しいわけでもない。どうして興味をもったかというと、ヨットレースのプロジェクト等のように私の生物学や薬理学等の専門からは離れるが、新しい科学技術を使って実用的な目標に向けたプロジェクトを進めるという時の考え方に感銘をうけているから。その宮田さんが環境ビジネスにどのように取り組んでいるのか、また場所が沖縄というのも面白そうだと思った。
- 当日の都合をどうつけるか。これから考えないといけない。
金曜日, 11月 20, 2009
日曜日, 11月 15, 2009
アクティブブレイン「夢フォーラム」
- 土曜日、小田全宏氏の講演会「夢フォーラム」に参加した。ワタミ会長の渡辺美樹氏が参加されることが案内に書かれていたので一度拝見したいと思ったからだ。
- 小田全宏氏については何も知らず参加したが、氏はアクティブブレインという自己啓発セミナーを開催されているのみならず、松下政経塾の第4期生で政治活動も活発に行っている人だということがネット調べてわかった。講演会の印象を簡単に。
- 小田氏については、声の通る話の上手な方だと思ったが、政治活動もしているということであれば納得できる。自己啓発セミナーの内容についてはよくわからないが、その一端として氏が披露した記憶術には圧倒された。会場の人に単語を30個無作為に挙げてもらい、それを会場の人にメモしておいてもらい、一人の人に1番○○、2番△△、---、30番■■と読み上げてもらう。そのあとすぐ、小田氏は1番○○、2番△△―――と淀みなく復誦された。それだけではない。会場の人からランダムに番号を挙げてもらったら、間髪をいれず答えた。会場の人達にメモをとってもらっているから、全員がその回答があっているかわかるわけだ。自己啓発セミナーの宣伝として大変よい方法だ。
- 後半は小田氏と渡辺美樹さん、浅見帆帆子さんとの鼎談だった。お三方はそれぞれ渡辺氏と小田氏とは理事を務める郁文館夢学園での繋がり、渡辺氏の経営する介護施設のインテリアの仕事を浅見氏が受け持つ等の繋がりをもっておられることがわかった。以前にも3人で話をしたことがありお互いに信頼をもっている様子がよくわかった。渡辺氏の持論、「夢をもったらそれに日付をいれて、実現を目指せ」というのに対して、浅見氏が「私は先の目標をあまりはっきり持っていない。目の前の仕事を夢中にやっていく内に、自分のやってきたことと取り巻く環境にあった仕事が目の前に現れる。無理に目標に向かうこともない」というような突っ込んだやりとりはなかなか面白かった。小田氏が中を取り持とうとしてコメントに苦労する場面があったりしたが、終始苦笑い、茶化し、真面目なコメントとリラックスした雰囲気の良い対談であった。
- 最後は、小田氏が作曲した郁文館夢学園の校歌を郁文館の中学1年生が披露するという演出であった。渡辺氏との会話で、校歌の作曲に小田和正、桑田啓祐等の候補があるなか、小田全宏氏自身が立候補して作った等と冗談めいた紹介であったが、力をこめて作った歌であることがわかった。
- 旬の方々の会話は面白く、渡辺氏の今考えているカンボジアでの事業。この対談の後、収録するTVタックル。浅見氏が手掛けた介護施設のインテリア等、大変興味をもった。それから、サッカー全日本の岡田監督が人生観に影響を受けたという小田氏の記憶法、研修にも興味をもった。注目したい。
金曜日, 11月 13, 2009
成城石井、北千住店
- 午前中、東京に出てつくばへ戻る途中、北千住でつくばへ戻る途中、北千住で下車して昼食をとった。改札を出てふと外へ出たら「成城石井」があった。そうだ、プロフェッショナルの流儀で出ていたお店だと思ったら、店頭にきっちり「TVに出ました」と書いてあった。
- TVのせいかどうかわからないが、レジに長〜い列ができていた。さすが成城石井はこだわりの食材がある。ついつい眺めているだけでも楽しい。2、3点買ってレジをでたらフランチャコルタという発砲酒が置いてあった。シャンパンと同じぶどうを使ってイタリアで作ったお酒らしい。シャンパンを買ってみたいと思っていたので、大阪でも売っているかと訪ねたら、あるとのこと。試してみたい。
木曜日, 11月 12, 2009
iPhone情報整理術
- 「iPhone情報整理術」(堀正岳/佐々木正悟)という本が気になっていたら、10月に売り切れて11月初めに増版されたという。イーアスつくばの本屋「ACADEMIA」や浜松町の「ブックストア談」を覗いてみたら見つからなくて、残念な思いをしていた。今週の月曜に大阪梅田の紀伊国屋書店にいったらすぐ見つかった。
- 紀伊国屋書店で本をみていて思ったのだが、興味の持てる本がたくさん見つかった。本屋は大きさだけではない。紀伊国屋書店は本も多く入り口には本の表紙を見せて展示しているビジネス書のコーナーがあり面白そうな最新刊が並んでいる。人の込み具合も品揃えも気の利いた本を逃さず置いている店でも群を抜いていると思う。
- これまで何度も来たお店だが、他の本屋とくらべたらその差を感じた。
火曜日, 11月 10, 2009
火曜日, 11月 03, 2009
外国人のためのminimumの日本語
- 久しぶりにブログを流し読みしていたら、Tech Momこと、海部美知さんの日本語の生き残り戦略の話が面白かった。
- Tech Mom from Silicon Valley 「2009-10-31 国家生き残り戦略としての日本語リストラ」
- 後ろについているコメントの量が半端でない。多くの人の興味をひいたためだろう。賛成も反対もたくさんある。提言を引用してみると、
- 敬語のうち、「尊敬語」と「丁寧語」だけ残し、「謙譲語」は廃止。
- ひらがなだけを残し、カタカナは廃止。
- ひらがなによる長音表記はすべて「ー」で統一。
- 一枚、一羽、一本等の単位を大幅に減らす。
- 漢字については、日本人の「対中国語戦略」の一環としてむしろあまり減らさない方がいい。
- 提言だけ見ると少々驚くが、ブログ記事の最初から読むと何を意図しているかがわかってくる。ご自身の子供がアメリカの学校で日本語を習っているという状況から、いろいろな言語と比べて「日本語」の競争力について感じたことが背景にある。
- 海部さんによると、今後伸びてくる「中国」に対して言葉の面で考えると、日本語の優位性がある(かなをもっているだけで大幅に有利)。その利点を活かして「外国語ができる非日本人」を増やすことが良い戦略ではないかというのだ。
- 「日本語は日本固有の文化であることは間違いないし、その背景をしっかり学ぶことは日本人のアイデンティティを確立するために必要」というような面からの提言はしっかり学識者、一般人から発信されているが、「国家戦略として、他の言語との競争力の面から分析、考察した論考」というのにはほとんど接したことがなかった。
- 外国人が習うべきツールとして「最低限の正しい日本語」という概念は必要なのではないだろうか。
日曜日, 11月 01, 2009
マイケルジャクソン「This is it」
- なんとなく体がだるい日。
- 月曜日に出勤すればまた火曜日が休みだから、小旅行にでも行こうか等とも考えていたのだが、なんとなく外出もせずうだうだと過ごす。須田さんの「コミュニケーションという不思議」というブログを見ると、マイケルジャクソンのロンドン公演のリハーサルを映画化した「This is it」のことが書いてあった。
- そういえば、マイケルジャクソンの歌を聴くのも良いかと思い、映画をみることにした。亡くなった時に思ったのは、体が相当悪かったのではないか、精神的にはどうだったのだろうという疑問だった。この映画を見る限り、自分の芸術を追求する姿勢、気力は完璧だった。この完璧さが体力、精神を追いつめたのでもあろうが。
- 共演している、シンガー、ダンサーのマイケルをみるまなざし。マイケルのパーフォーマンスが共演者全員で理解されており、マイケルはベストのパーフォーマンスの為に何をしたらよいか体で理解し、全員に短い言葉で説明する。マイケルが舞台の上ではキューを出す瞬間からすっとパーフォーマンスに入り込む。そのような空気がよく示されていた。
土曜日, 10月 31, 2009
立ち机を買った
- お昼に、久しぶりにうどんをうった。今日は塩分10%、小麦粉300gなので団子を作った時の堅さはさほどでなく延ばしやすかった。できあがりは、まあまあか。
- 昨日は寝る直前に火事騒ぎだったので、今日は少し睡眠不足だ。もうひとつぴりっとしない。昼過ぎからホームセンターへでかけた。
- 組み立て家具のところを眺めていたら、前から欲しかった立ち机に使えそうなものが見つかった。高さが95cmくらいの机らしきものが作れるのではないかと思ったので、あれやこれやと考えて結局買ってきた。
- 製品名は「ワンダーシェルフフィフティーン」。棚板とポールをネジで留める作業だけだ。ポールに連結ボルトが埋め込まれているので、工具もいらない。ポールをぐるぐるまわしてねじ込むだけだ。出来上がりの高さはだいたい1m。台所のカウンターの横において写真をとってみたが、ちょうどカウンターと同じ高さだ。
- これを使ってアイデアを考える作業に使ってみたい。
金曜日, 10月 30, 2009
「火事です」の放送にびっくり
- 寝る前にパソコンに向かっていたら、「火災が発生」とのマンション内の放送が入った。においや煙は見えなかったが、寝間着の上に上着を羽織って財布だけ持って階段で下までおりた。
- 住人は皆ぞろぞろと外に出てきたが、「火事です」の放送が止まないし黙って見上げるだけ。何人かがビルの管理事務所に電話をかけているようだったが、電話の向こうに人はいなくてつながらなかったようだ。
- 多分10分ぐらいたっただろうか。管理会社(?)の人がやってきて警報をとめ、警報の元になった場所を調べに入ったようだ。消防車まできた。どうも、魚を焼いた煙を感知してしまったらしい。消防車の人に説明をしていたようだ。差し迫った様子がないので、住人は冷静だった。対応も早く40−50分で部屋に戻ることができた。
- 不満があるとすれば、駆けつけた人達からの説明がなかったこと。「魚を焼いた煙を感知したようです」とか「玄関で戻って結構です」というようなコメントが玄関の周辺のひととやりとりがあったぐらい。ひとわたり大方の人に聞こえるように説明をした方がよかったのでは。
- ちょうど避難訓練のような感じになった。大事がなくてよかった。
月曜日, 10月 26, 2009
TVタックル
- 今日たまたま「たけしのTVタックル」をみたら、小気味の良い意見が聞かれた。
- 厚生技官は医師免許をもっているが使ったことがないペーパードライバーである。そのペーパードライバーが行政を決めているからおかしな政策になっている。
- というような話だった。十分な時間、順序立てて意見を聞いたわけではないので、どうのこうの言えるわけではないが、きつい意見でズバッと本質をつくという感じだ。
- ウェブでちょっと調べてみると木村盛世さんと言う方で、TVタックルにも何度かでているようだ。また国会で「空港で行っている検疫は一種のパフォーマンスだ。防護服を着た検疫館がテレビに映れば、アピールになる」等と発言した人だそうだ。道理で聞いたことがあるような意見だなと思った訳だ。
- この方は、ジョンズ/ホプキンズ大学公衆衛生大学院でMPHをとりCDC多施設研究コーディネーターとして働いた経験を持つ方のようだ。アメリカで実際に公的な仕事に就いておられ日本で公務員になっても自由にズバズバ発言しておられたらしい。どうも直裁な意見が好まれず、日本の国家公務員として腕を振るえる役職にはないらしようだ。しかし、Webサイトをもっていて意見を発信されている。「厚生労働省崩壊」という著書もあるようだ。多くの人が意見を聞いてみようとしているように見える。著書でも読んで見ようと思う。
日曜日, 10月 25, 2009
日曜日の散歩
- 久しぶりに夕方散歩した。つくばの西武百貨店まで30−40分。途中にはポツポツと洋服屋(紳士服AOKI、洋服の青山、紳士服のコナカ)、WonderGOO、ファミリーレストラン等、車で立ち寄るお店がいくつかあるが、今日はそれらのお店には用がない。
- つくばで覗いたお店は、MOGにある「やまや」と西武百貨店、ジャスコ。
- 「やまや」はお酒と嗜好品のお店で、いろいろ面白い食品がある。何故かタバスコやパスタで安いものがあったりする。
- 西武百貨店の5Fは昔とだいぶレイアウトが変わった。食器の置いてあるスペースが広いがどのような分類になっているかわかりにくい。ぐるぐる回ってみたが、なかなかピンとくるものがなかった。本屋が狭くビジネス書のスペースは大変狭い。どうもスーパーにある小さな本屋みたいな感じになっている。
- ジャスコで食品を少し買った。西武の1Fで和菓子を一つかったら抹茶を飲みたくなった。ジャスコの1Fに茶筅があったので買ってみた。帰って抹茶を作って飲んだ。十分泡がたったとは言いがたいがそれなりにおいしかった。和菓子と抹茶はやはり良い。
土曜日, 10月 24, 2009
木曜日, 10月 22, 2009
こういう焼きそばもいい
- 今日の夕食はオイスターソースの味付けでオイスター焼きそば。
- 職場でもらった小冊子に載っていたレシピをみて食べたくなった。焼きそばにオイスターソースを使ってみたことはあるが、麺と一緒についてきた粉のソースと合わせたりするのではどうも代り映えのしない味になる。さすがにレシピになっているだけあって、オイスターソースの味が活きている。
- 豆板醤とごま油で火を通して香りがたってきたところからよさそうだなと思った。長芋が入っているのも見たことがないし、なかなか面白かった。えのき、舞茸と秋の味がする。
火曜日, 10月 20, 2009
ダムの必要性が議論の焦点であるべき
- この前の日曜日に「たかじんのそこまで言って委員会」をみた時、民主党の政策いろいろについて実行できるかどうか評価していた。
- 八ツ場ダムの中止について、パネラー達は「中止できる」としていた。そうであって欲しいと思う。中止という結論を先に決めてしまうのは、住民達の感情を無視したやり方だ等の意見が多く聞かれる。住民と話し合って中止に持っていくべきだというのである。多分その方法をとれば、マスコミが双方の言い分をのせて大騒ぎとなるだろう。
- 現実に中止にもっていく決め方としては「まず中止を打ち出して、それから話し合い」というのしかないだろうと思った。これまでやり方が酷すぎる。まず、ダム建設の話があってから住民の反対運動があり、その反対運動に答える形で政府が住む場所や地域の自立まで考えるというような対処をしてきた。しかし本当の問題は大きな目で見てダム建設が役に立つのかだ。この問題を整然と整理して、示せば結論はある程度決まってくるように思える。付随的な問題ばかりが表に出すぎている。
水曜日, 10月 14, 2009
職場の飲み会
- 職場の歓送迎会で天龍本店 つくば店へ。
- 天龍本店というのは広岡にあるお店だと思っていたのでつくば店とどこにあるのかと思っていたが、連れて行かれたのがホテルグランド東雲の向かい側。これまで何度かきたことがあるお店だった。
- いつも食べる量よりどうしても多くなってしまう。ビールもたくさん飲んだ。
- 趣味の話がでた。ピザを作っている人。一人で住んでいるのに大きな鍋をもっていておでんを作る人。私は讃岐うどんの話。漫画のセル画をたくさんもっている人。ラッセンと同じところが売っている(?)と聞いてびっくりした。
- こういう場所でしか聞けない話がたくさん聞けた。
日曜日, 10月 11, 2009
中華街と山下公園
- 昨日は横浜・日産スタジアムでサッカー観戦したので、長女の所に泊めてもらい、今日は午前中から中華街へ繰り出した。
- 娘のもっていた薄いガイドブックをみて、2店ほど目星をつけてでかけた。一つが昔から何度か行ったことのあるお粥の「謝甜記」。長女がお粥がよいというのでこの店に行くことにした。ガイドブックによると2号店ができている。両方の店の前に行ってみると本店(1号店)には列ができていたが、2号店はいっぱいではあるが、列はなかった。だったら並ばなくてよい方がよいということで2号店に入った。味は前とかわらず素晴らしい。ついてくるザーサイもいいし、ネギの細切りと醤油が添えてあってちょっとした味の足しにするというのも、お粥とぴったりあっていて何とも言えず良い。2人で大満足だった。
- その後ぐるっと中華街を回った。食材の店を回って材料ごとに安いところをみつけて、「乾燥エビ」「蝦麺」「ザーサイ」「鉄観音茶」「ローリエの葉」等を買った。この中で一番高いのは鉄観音茶50gで900円。その他はすごく安く量も最低限にして全部で2000円しなかった。中華街に到着した10時頃と比べると、12時頃にはすごい人で、歩道を歩くのが大変な状態になってきた。午前中に来たのは大正解だった。
- 目星をつけていたもう一つのお店、名前は忘れたが、しっかり焼き目をつけた焼きそばに具があんかけで入っている。これは視覚にしっかり残ってしまった。今度中華街に来たらぜひ行きたい。ほかに、新しい(といってもいつできたのか知らないが)目につく建物としては「横浜大世界」とか、「よしもとおもしろ水族館」等があったが、ちらっと覘いた感じでは、いろんなところに新しくできた店と同じで、横浜中華街らしさが感じられない。町の雰囲気をそのまま感じた方がこのような作り物より面白いと思った。
- その後、山下公園にいってみた。こちらも大混雑だ。テントがならび、店がでているようだった。ワールドフェスタとかで世界の料理が屋台で食べられるという趣向のようだ。ちょっと覘いてみると、なかなかそそられる料理が並んでいる。お腹いっぱいのくせに、食べてみようかと思ったのがいくつもあった。なかでも、トルコのカバブー料理。野菜や肉をパテのようなもので包んだのは見た目もおいしそう。肉をぎっしり積み重ねて円柱にしたものをまわしながら長い包丁でさっと切ってのせているのは見物だった。写真では左端で見えにくいがーーー。
- 食べ物と食材で堪能した日だった。
土曜日, 10月 10, 2009
サッカー全日本対スコットランド
- 初めて、横浜・日産スタジアムに来てサッカーを観戦した。
- おとといワールドカップの予選、香港戦があったため、全日本のメンバーはこれまでのメンバーと大部分が入れ替わった。バックスの内田、中盤の中村憲剛、ゴールキーパーの川島ぐらいが最近の常時出場組。新しいメンバーとして注目だったのは、中盤の本田、稲本、フォワードの森本等だ。
- いつものプレス+早いパス回しと少し異なり、本田、稲本の身体能力を生かした接触プレー、ドリブルがこのチームの特徴と予想した。期待通りのプレースタイルで出来も悪くないと思った。徐々にスコットランドを押し込む展開となったと感じたのは前半の終了間際。後半も30分を過ぎて37分に崩した状態で相手のオウンゴールが出たあたりからは日本のペースとなっていたと思った。
- スコットランドの守りは堅いが攻めはあまり見るところがなかったと感じたから、もう少し早めにペースを掴みたかった。オウンゴールだけではすっきりしないと思っていたところで森本のシュートのこぼれ玉を本田が押し込んで2-0となり、やっとすっきりした。
- 最後には辻褄があったが、やはり早めに点を取りたかったところ。森本もこれから出場機会がでてくるだろう。ぜひ期待したい。
- 中村俊輔、遠藤らの華麗な玉回しと今日の本田、稲本のドリブルの両方の使い分けがうまくできるようになったら、日本は一皮むけるに違いない。そこに期待をかけたい。
木曜日, 10月 08, 2009
日曜日, 10月 04, 2009
思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本
- 郷原信郎氏の「思考停止社会」を読み始めた。前に「法令遵守が日本を滅ぼす」を読んで大変共感した。耐震偽装、食品偽装、法令遵守のみが声高に叫ばれているが、本当の問題は解決に向かっているのか?その日本社会の問題の本質を考えるのに、最もピタッときた。
- この本では、さらに考察を進め、存亡の危機に立たされた不二家、住宅着工がストップして深刻な不況に見舞われた建築業界、国民の意見を顧みずに知らぬ間に進められている裁判員制度、「年金記録の改竄」でバッシングされた社会保険庁、これらの問題の現実、本質について考察を進めている。筆者がさまざまな委員としての活動などから現実を明らかにして、いかに不十分、不適切な報道、説明がまかり通っていたのかを説明している。少し忍耐を要するが、読めば理解できるように書いてある。このような説明は、すべての日本人はよく知っておくべき話ばかりだ。
- 感じたのは、司法の劣化だ。特に経済についての司法の判断はズレ過ぎている。村上ファンドの事件など、インサイダー取引と判断するような不適切な判断は、今後経済を舞台にした犯罪の発生を抑制できないばかりか、リーマンショックに端を発する世界的な危機で日本の株価の大幅な低下の原因にもなっている。
- まずは、身の回りの人たちに読むことを薦めたい。
日曜日, 9月 27, 2009
公共事業の進め方の見直し
- サンデープロジェクトで前原国交相が出演してダム行政、JALの経営問題等を議論していた。
- 司会の田原さんやコメンテーターへの前原大臣の対応を見ていて、これまでの国交大臣とはだいぶ違うなと感じた。ダムの問題については長野県で田中元知事が問題提起をした頃から私も認識するようになったが現状の問題点について十分わかっていなかった。前原大臣が際立って冷静な対応をしているお陰で私でもだいぶ問題点が見えてきたように思う。
- 八ッ場ダムは50年以上前から水没する地区住民から建設の反対運動が起っていたこと。国から、その人たちの生活の補償、今後の生活のための地元の事業についての対策を出して住民を説得し、住民達はそれを受け入れざるを得なくてダム建設を前提とした移動、職業の切り替え等いろいろ対応した状況がある。住民の立場からすれば、それを今から中止と言われたらまた、生活を一から考えなければならない。建設中止に反対するのは当然の反応である。
- ところが、これまで強引(?)に進めてきたダム建設計画の方は問題がたくさんありそうだ。まず当初の計画では予算が2000億円台だったそうだ(当初は300億円台?)。現在では約2倍の予算となっており、さまざまな事例を見れば、その額さえもこの先増えないとはいえないようだ。当初の計画は国会で承認されているが、その後の予算の増加は設計変更と言う形で国会で十分議論されない形で決まってしまっている?。そのようなあり方自体が問題であること。また、4000何百億円のうち3000何百億円が既に使われており、今更建設をやめても、道路の建設や、建設されたダムの恩恵を受けなくなることに対しての周辺自治体への補償等があり、作ってしまった方が安くつくのではないかという意見がある(ただダムはまだ作られていないようだ。よく報道に出てくる橋脚はダムではなく道路だそうだ)。これら予算の数字は私には、その根拠を含めて十分確かめることはできないが、おそらく計算上はその通りであろう。前原大臣の指摘していたのは、ダムが作られても土砂がせき止められることによりダムの貯水能力が落ちるとともに海岸の砂がなくなり浸食が進むため海岸を補強する土木工事が必要となってしまう。そのような際限なく土木工事が必要となる悪循環によって予算が必要となってくる状況を考える必要があるということだ。
- 中止にすべきか作ってしまうかという判断について、短時間に賛成派、反対派両者を説得することは無理であろうが、これまでの建設計画の承認の仕方を見直さなければいけないということはよくわかった。
土曜日, 9月 26, 2009
オードリーヘップバーンの気品ある美しさ
- 今日久しぶりに「ローマの休日」を見た。名作は何度みてもよいと思う。
- Podcast、「ブックラリー」で「オードリーヘップバーンの気品ある美しさ」という本を紹介していて、本を買ったら、ローマの休日のDVDが付いてきたという経緯である。オードリーヘップバーンは私が英語の本を自分で買って読み通した最初の経験の発端となった女優である。前にもブログに書いたが「マイフェアレイディ」は思い出深い作品である。
- オードリーヘップバーンの魅力は何かと中学や高校の時に聞かれて、うまく答えられなかった記憶がある。美しさ?演技のうまさ?確かにそれはあるが、それでは本質をついていない。Podcastを聞いて、それは彼女の美しいしぐさだったのではないかと思った。ローマの休日ではオードリーヘップバーンは本当に王女らしい。それは、王女らしく国民のために私の感情を抑えるという自制心ばかりではない。どれだけ自由に憧れ、奔放に振る舞おうとも、隠しきれない育ちの良さ。それはしぐさに現れている。その細かいところをこの本の著者、マダム由美子氏は細かく指摘している。あらためて納得である。
- そのしぐさで現れる気品がこの作品のリアリティ、一夏の思いでの美しさを作り上げている。
水曜日, 9月 23, 2009
「まごわやさしい」ごはんに挑戦
- 昨日TVでみた「まごわやさしい」ごはんに挑戦した。
- 「まごわやさしい」というのは栄養バランスのとれたおすすめの和食メニューを作るのに入れるとよい食品を覚えやすく頭文字をとったもの。「まめ、ごま、わかめ(海草)、やさい、しいたけ(きのこ)、いも」の6種類だ。
- 単身赴任の一人暮らしには、大変役立つ情報だ。「たけしの本当は怖い家庭の医学」をみていたら、料理研究家の奥薗先生(TVでよく見る先生だ)が、これを実践するメニューを紹介していた。炊き込みご飯なら作れると思ったので、しっかり見て覚えた。
- 今日は横浜に住み始めた長女がたまたまつくばの私の住まいに来ることになったので、朝早く大阪の家をでてつくばに来た。昼前に長女と落あい、昼食を一緒にたべ、買い物にもつきあってもらった。長女の住まいを引き払う今春に私が単身赴任を始めたから、長女の家具や食器を譲り受け私が使っている。それを目にして大変懐かしがっていた。
- さて、炊き込みご飯の準備だ。お米は2合とカップ2杯の水。まあこれは当然。2合だから3−4食分ぐらいできることになる。
- 干し椎茸と細かく刻んだ昆布を醤油大さじ2と酒大さじ2につける。水で戻さないで、醤油+酒で戻す方が手間が省け、味もしみ込むのでよいとのこと。十分しみ込んだら米に加える。
- 「まめ」は油揚げ。「いも」は里芋。皮を剥いて5mmぐらいの厚さに切った。これらを米に加え炊飯器のスイッチをいれる。
- 炊きあがったら、「やさい」のオクラ(輪切り)とごま、じゃこを炊きあがったご飯に混ぜてしばらく蒸らす。これで出来上がり。
- なかなか上出来だった。長女は夕方に横浜に帰ったが食べさせてやりたかったぐらいだ。
- 右は夕食。炊き込みご飯の他に、トマトのサルサ、セロリ、ザーサイネギ豆腐、インスタントのお吸い物。
月曜日, 9月 21, 2009
Bistro LIPEe、ビストロリッペ
- 妻と娘2人と一緒に豊中駅前のビストロリッペへ昼食に出かけた。阪急豊中駅のすぐ近く、西南にある。駅前のニッショーから一筋南側になるだけだが、商店街から住宅街に変わる。それだけ落ち着いた感じになる。
- 11時半ごろに店に行った。予約をしていなかったので大丈夫かと思ったが、OKだった。ランチのAコース、2100円を注文。前菜がカモのスモークと梨のサラダ。主菜は太刀魚だった。どちらも美味しかった。量は少なめ。
- この店の特徴と思ったのはデザート。10品の中から選んでくださいと言われたが、すべてお願いしますと頼んでOK。写真にあるように、少しずつだが、10品もあるとかなりのボリュームとなる。妻と娘達、大満足。
- 値段相応に楽しめる。一品ごとの量は少なめなので大食いにはすこし物足りないかもしれない。パンのお替りはいかがですかと常に気を配ってくれている。小さいが暖かいものをいくつでも追加してもらえるのがうれしい。コーヒーまたは紅茶を選べる(カップは小さいが)。デザートを目当てにするならバッチリOKだと思う。
コストコはますます人が多くなっている
- 昨日の日曜日、尼崎のコストコに行ってきたが、朝10:30頃に着いたがすでに駐車場がかなり一杯になっていた。どんどん来る人が増えているような感じだ。
- 少し模様替えしてパンを売る場所では、裏の準備する場所が大きくなっているようだ。売り場はむしろ狭くなっている。大きなカートを押して動くのがますます不自由になってきている。
- 最近、新三郷のコストコにいったことを書いたが、最近の私のブログへのアクセスをみていると、新三郷のららぽーとでググッている人がすごく多い。新しい大型ショッピングセンターの人気がすごいみたいだ。
偏愛マップ
- 齋藤孝さんの「偏愛マップ」という本を読んだ。
- 「偏愛マップ」というのは、自分の大好きなものを書き込んだものである。そしてこれを使うと人間関係をよくするのに、すごくいいツールになるというのである。この本には例として、齋藤さんが作った5人の偏愛マップが載せてある、岡本太郎、向田邦子、寺山修司、ジョン・レノン、坂口安吾。齋藤さんが大好きな人達の好きなもの、こだわっているものを書き出したものである。この人達の選び方、ずらーっと好きなものがならんでいる中に、共通の何かが見つかった時のわくわく感。こういうのが、このツールの醍醐味だ。
- こんな場面で使いたい、と齋藤さんは以下のような場面を挙げている。
- ビジネス:会議の前に、歓迎会・送別会で、部署異動のときに、クリエイティブな会議で、面接で
- 日常生活:結婚式の二次会で、同窓会で、高齢者の集まりで、親子で、カップルで、外国の人達と
- 初対面であったり、関係が固定していて新しい話題に乏しい時など、良い話題をどうやってみつけたらよいかという時に効果抜群である。これを使って失敗したことがないと、齋藤さんは言う。
- 確かにこれは面白いと思った。是非、活用してみたい。
土曜日, 9月 19, 2009
のりピー報道を見て
- 今日から5日間の連休に入る。昨日の夜、大阪の家に帰ってきた。
- TVではのりピーの保釈の時に行われた謝罪会見が流れていた。すごい数の報道陣、そして元所属事務所と元所属レコード会社のトップ(元トップか?)が同席しての会見だった。
- のりピーこと酒井法子が逮捕された時、だらしない夫をもってかわいそうという感情からなんと薬物中毒の当事者だったという驚きから大バッシングとなった。私も職場での昼食で、「けじめをつけて芸能界を引退するのは当然だろうが、しばらくするとまた復帰するのだろうな」とつぶやいたところ、「けっして復帰してはいけない、させてはいけない」との声があった。
- 今回の会見の様子をみると、事務所や歌手の契約上は解除して離れたが、心情的、社会的には決して離れておらず、今後も芸能界での仕事に復帰しようと慎重に考え練られた、布石をうったと思える。このこと自体、彼女のこれまでの活動や社会とのつながりから考えて(よく知っているわけではないが)おそらく一番良い、あるいはこれしかないと考えた道なのだろう。復帰しないほうがよいとは思うが、他にどのような道があるのだろうか?感想としてはこれだけなのだが、これらを見ていて普段ほとんど考えたことのない麻薬について引っかかりを感じたので少し書いておこうと思った。
- もっとも良く接する麻薬に対する態度は「絶対ダメ、一度やるとそれに溺れて体がぼろぼろになってしまう。人生を棒にふることになるから」というもので、それを社会に示すには麻薬に手を染めたら多くの人の前に立つ芸能界のような場に戻ってはいけないというシグナルを出すことだ、という先ほどの職場での反応となる。
- しかし、ダメとか厳罰とか言っているだけでは、現実の場での広がりを考えると十分ではないだろう。特に、好奇心に溢れた若者が手っ取り早く夢見心地になる手段を試してみたくなる。あるいは、悩みを抱えてふとついていったとある宗教団体でわからないうちに使っている現場に遭遇したなど、突然その場に出会って対処することは難しい。最貧国といわれるアジアで割合簡単に作られた化学薬品が日本ですごい大金に化けているということが現実に起こっていると聞く。
- これ以上の情報は私には持ち合わせがないので、最近、眼にはついていた伊東乾氏の記事を読んでみた。それを挙げることでとりあえずこれは置く。
- 以下の記事は大変参考になった。多くの人が読むことを進める。
- のりピーのサブプライムな憂鬱(その1)
- のりピーのサブプライムな憂鬱(その2)
木曜日, 9月 17, 2009
オードリーヘップバーンの気品ある美しさ
- Podcastの「ブックラリー」で「オードリーヘップバーンの気品ある美しさ」という本が紹介されていた。私が教科書ではない英語の本を最後まで読み通した最初の本「Myfair Lady」もオードリーヘップバーンの映画での印象的な映像が頭に残っていたからなんとかよ見通せたようなものだ。
- 確かにオードリーヘップバーンには気品がある。ローマの休日での王女役はぴったりはまっていた。気品あるしぐさと話がかわされているのを聞いているうち、祖母のことを思い出した。母方の祖母とは私の家族と何年か一緒に住んでいたことがある。私が小学校の頃だ。
- 祖母は大変人が良かった。訪問販売に来た人の話を真に受けて商品をかってしまうこともよくあったらしい。そんな人だから、誰に対しても正直であった。子供の私がありもしないほら話をしても、本気で対応してくれた。「そんなことありますかいな」と大きく手を振って真顔で否定する仕草を思い出す。
- 育ちがよかったのだろうか。言葉づかいも特別な言葉というのではないが、どこか古い雅なことばであった。軍人の祖父との間に私の母と男兄弟が4人、母の兄弟は仲がよくて、よく兄弟で旅行している。もっとも最近は誰かが病気で調子がわるいというような状況がよくある。
- 祖母にかぎらず、私の子供の頃には年配の女性に気品を感じることが多かったように思う。「オードリーヘップバーンの気品ある美しさ」ではローマの休日のDVDがついていて気品ある美しいしぐさを著者であるマダム由美子さんが解説しているらしい。これをみたら子供の時感じた気品にまた会えるかもしれない。
日曜日, 9月 13, 2009
昨日見た映画、横浜
- 昨日、映画「火天の城」を見た。安土城を築城する時の話である。安土城は築城後わずか3年で焼失し、資料が少ないはずだからおそらくかなり制作者の作った話が入っているのではないだろうか?
- 宮番匠、岡部又右衛門が主人公で西田敏行、築城を指示した織田信長は椎名桔平が演じている。普通の城ではないデザインを命じる信長。その命令に従う岡部又右衛門。岡部をささえる妻、部下達。岡部と肝胆照らす仲となって立派な材木を準備する大庄屋、配役は素晴らしい。
- 映画として水準以上面白いとは思ったが、信長はお城の中でどんな目標をもっていたのか?その辺のことがわかってくるとまた、映画にしてもらいたいものだ。
金曜日, 9月 11, 2009
お客さん
- 先日訪問したサンフランシスコの会社から、2名VIPの表敬訪問を受けた。
- 朝からミーティングをセットし、会食をはさんで午後もミーティング。最後に講演会をやってもらって、夕方までつきあった。朝から行動を供にして改めて彼らの態度、姿勢に感服した。
- CEOを努めるY氏はMBAで、サイエンスが専門でないにも関わらず、細かいところまで把握している。大変能力が高いことに関心する。そして態度がopenである。こちらの意見をじっと聞く。つたない英語であるかとか文化の違いにはとにかく馴れてみよう。知ってみようという態度である。日本のことに非常に興味をもち、かつよく知っている。分け隔てをしないということに関しては、CEOから平社員まで、規則は一つで良い。飛行機の座席のクラスも同じだと言うのには驚いた。40名あまりの会社とはいえ、この会社の(このCEOの作り出している)文化を感じた。
- 彼らと接して関心するのは、こちらの発表や意見に対してすぐに、「その結果はすごい」とか、「それは重要な点だ」とか、さっと丁寧な答えを返す。ちょっと一人よがりかなとかあんまり同意してくれないだろうと思って言ったコメントに、「その考えは好きだ」とか言われたら気持ちよくなってしまって、話が弾む。そういう姿勢が徹底している。表面的な態度だけなら、なかなか心を開くまでに至らないと思うが、いつもそうでかつ真摯に意見を聞く態度がのだが一環しているのでだんだん信頼ができてくる。
- 今日は疲れたが、気持ちの良い一日であった。
木曜日, 9月 10, 2009
月曜日, 9月 07, 2009
サッカー対オランダ戦
- しばらく経ってしまったが、TV観戦した土曜日のサッカー、オランダ戦について書いておく。
- 前半は非常によかった。勝てるかもと思ったが、相手バックがついてこれないというところまで崩しきるところまでは行ってなかった。シュートまで持ち込む場面がいくつかあったから、このペースをつづけられれば得点を挙げることができただろう。
- それに対してオランダの得点は、バックを完全に外していた。入るべくして入れたシュートが3発。後半の20分過ぎからは、少しずつだが穴があいた。
- ここ数試合では、前半日本ペースという試合が続いているように思う。日本がペースをとれるような試合運びがとれるようになってきた。ただし、プレスが効いている間なので、縦にすこしずつ伸びてくると難しくなってしまう。おそらく、いいペースで進めた試合の後半から、少し新しい進め方に変えていく必要があるのではないか。パスをつなぐのはいいペースで進めているときにはできる。その上で、少し変える。つまり、ドリブル突破がでてこないと相手が崩されないのではないか。
- この間の試合でも、本田を出したところでそのような狙いがあったのではないかと思う。それが十分できなかった。意識して、本田のドリブルを引き出すような感じはしなかった。
- 中村俊輔、憲剛、遠藤の中盤、玉回しは十分機能する。これから、本田ほか新しい中盤、フォワードがドリブルを見せてくれることを期待する。
金曜日, 9月 04, 2009
セレンディピティの時代
- 題名に惹かれて買った「セレンディピティの時代」(茂木健一郎)を読んだ。
- この本は講談社の雑誌に連載されたエッセイをもとに構成され、いくつかの章は茂木さんが話をして編集者が文章にまとめて追加したものらしい。雑誌が20代半ばから30代の人を対象にしていることから、文章は若い人に語りかける形になっている。
- 表現が語りかける形になっておりわかりやすい。だからといって、内容が薄いわけではない。各章は簡潔で短いが、23章もあり内容は豊富だ。セレンディピティについてかかれた本は1、2読んだことがあるが、この本の内容が一番的確だと思った。
- ぜひ若い人に読んでもらいたい。娘に読ませたいと思った。
水曜日, 9月 02, 2009
Campo di Bocce
- サンフランシスコに昼前に着いて、一日半の会議がすんでからリクレーションでCampo di Bocceというお店に行った。
- ここでは、簡易なカーリングのようなゲームが楽しめる。言葉で説明してもうまく伝わらないかもしれない。ピザや揚げたラビオリをつまみ、ビールやワインを飲みながら皆結構真剣にやっている。上手な人は狙いどおり相手のボールを弾き飛ばし有利な状況を作る。マネージャー達は戦略的のようだ。
- 今回は、これまで何回か一緒に会議をしたマネージャー層のメンバーだけでなく、若い人達と一緒にリクレーションをしたので、会社の雰囲気がよりよく感じられた。新しいものを創造するベイエリアの雰囲気が感じられたかもしれない。
月曜日, 8月 31, 2009
日曜日, 8月 30, 2009
サンフランシスコ出張
- 明日からサンフランシスコ出張。
- 心配なのは台風だ。予報では明日のお昼過ぎ頃に房総半島に近づき上陸の可能性もあるという。成田発が17時過ぎだからちょうど台風が銚子の近くにある頃だ。
- 飛行機が時間通り出ないとサンフランシス到着の時間によっては調整が必要だ。いろいろと忙しくなると思う。
- まあしかし、心配してもなるようにしかならない。ちょうど冷蔵庫を整理して食べ物がなくなったので、夕ご飯にはニュウメンを作って、後は大戸屋の弁当(鳥黒酢あん弁当)を買ってきた。あとは、選挙の結果を見ることにする。
金曜日, 8月 28, 2009
投票をしにつくば市役所、谷田部庁舎へ
- 今日、投票に行ってきた。前にブログに書いた通り住民票のある豊中から投票用紙を送ってもらい、こちら(つくば)の選挙管理委員会のあるつくば市役所谷田部庁舎で投票した。
- 職場から投票する谷田部庁舎へ直行しようと思っていたのだが、投票用紙が昨日までには着いておらず、いったん帰宅し郵便受けに入っていた投票用紙をもって谷田部まででかけた。
- つくば市役所はつくばエクスプレス、みどりの駅からバスで5分、さらにその谷田部四つ角というバス停から歩いて5分ぐらいかかった。午後4時とか5時には普段は冷房の効いた室内にいるからあまり感じないが、まだまだ日差しが強く暑い。市役所周辺の田舎の町並みを歩いていると、昔夏休みに親父の田舎へいって田舎の町を歩いていた記憶が甦ってくる。夏休みも終わりだ。
- 投票はすぐ済んだのだが、みどり野駅までいくコミュニティバスの便があまりない。市役所の前から出ているのはコミュニティバスで、来るときに使った一般路線バスの時刻は市役所ではわからなかった。30分ぐらい待たないといけないことがわかった。
- 市役所からみどり野駅は歩いて30分かからないぐらいだろうと地図からは推測されたので、歩いて駅までいくことにした。実際にかかった時間は20分あまり。存外近かった。10年以上前、つくばに住んでいた頃には車で何度も通った道だ。歩くのは始めてだ。みどり野は大きなマンションができていて唐突な感じがする。このようなマンションがある町と旧市街が溶合うには時間がかかるだろう。
火曜日, 8月 25, 2009
最近出会った言葉、思い出した言葉
- 自分の芯をしっかり掴んで戻る場所を持っておくこと
- 天才(すごい才能)をもった人を見つけて、その人を活かす
- リーダーの行く手を阻むものは「慢心」
- 慢心を防ぐには新しいことに次から次から取り組むこと、肩書きが通用しない組織で活動すること
- ビジョン=思わず実現したくなる無茶
- 単身赴任したら読もうと思って積んどく中の本をたくさん持ってきた。よく見えるようにして、目についた本から読み出そうと思う。
日曜日, 8月 23, 2009
今度の投票
- いよいよ選挙が近づいてきた。TVでは党首達が討論会をやっている。
- 投票日の8月30日まで、住民票のある豊中まで帰る予定がないので、つくばで不在者投票をしようと思っている。豊中の選挙管理委員会に聞いてみると、手紙で豊中の選挙管理委員会に請求用紙を送って、つくばまで投票用紙を送ってもらい、それを使ってつくばの選挙管理委員会で投票することになるらしい。
- 投票した用紙が8月30日の投票期限までに豊中の開票するところに着かないといけないから、投票日の前にはつくばでの投票を済ませないといけない。
- ゆっくりしていたから、今日豊中に請求用紙を送った。おそらく金曜日につくばの選挙管理委員会で投票することになるだろう。最近、つくばの中での行動範囲が狭いから、市役所の谷田部庁舎のあたりやそこへ行くまでの道の変化が楽しみだ。
金曜日, 8月 21, 2009
木曜日, 8月 20, 2009
クチーナ・イタリアーナ・T
- 今日は職場のSさんの送別会で研究学園駅近くのクチーナ・イタリアーナ・Tへ。
- 前を通ったことはあったが、中へ入るのは始めて。住宅街の中にあり、一見普通のお宅かと思えるような建物。しかし外見も内装も少々おしゃれだ。
- おしゃべりがはずんで、食べ物の印象はそれほど強くなかった。食事のインパクトはそれほど強くない。スパイスを効かすという感じでないが、材料は悪くないものを使っているように感じた。
- おしゃれで悪が強くないという印象だった。パスタ等にもっと特徴があっていいのではと思った。
梶原しげる氏の講演会
- シチズンズ・カレッジ主催の梶原しげる氏 講演会『話がうまいひとはやっている「聞き管理」』を聞いてきた。
- 最近、ウェブ上(日経ビジネスアソシエオンラインの「プロのしゃべりのテクニック」)やポッドキャストで文章に接することの多い梶原さんはどんな方なのか、目にしたいという気持ちもあって出かけた。
- 講演の時にメモした内容から2、3書き留めておく。
- フリーのアナウンサーであるが、いろいろな活動をされているようだ。演歌を英語に訳して歌うことをされており、「Michinoku Lonelytrip(みちのくひとり旅)」という歌をつくって、最近はレゲエンカというジャンルが作られつつあるという。その道の先駆者らしい。クリエイティブサーティという会社に属しているらしい。
- 6:45から8:20ぐらいまでびっちり話をされたが、さすがにプロ。聴衆を主体的に参加させることを意識したさまざまな手段を考えていると感じた。つかみでは、夏から秋にうつる季節は人恋しくなり癒されたいという気持ちが高まるという話の中で、ご自身の「Michinoku Lonelytrip」を流して登場する。頑張って努力しましょうという勝間本から、勝間和代をめざさないという香山リカさんの著書に人気がでたりするという自己啓発本のトレンドの話。癒し犬「ディロン」がでてくるTV番組の話。すべてを知っている訳ではないが、意識の高い聴衆をひきつけるには合った話題と思った。
- 「聞き管理」⑤つのチェックという5つの質問が書かれた質問シートを配って、参加者にチェックしてもらう。そして、どの程度できているか手を挙げてもらって確認する。それだけで、自分はどれくらいできているかなという参加者の意識はあがる。これはよくある手法である。このほかに、ごく簡単な質問を出して隣同士で議論してもらい(1分ぐらい?)答えさせるといったようなことをしていた。質問は「10円玉にはふちにギザギザがついていますか?」とか「千円札には印がいくつあるか?」「表と裏の印の色は少し異なっているが何故?」といった問題。かわった問題だが、答えを聞くとなるほどと思うようなことをとりあげている。これで、効果的な議論をするには相手のいうことをよく聞くことが大事なのですよ、という梶原さんの話に持っていく。
- 講演のプロの話を聞くと、旬の話題をうまく使って、いかに聴衆を引き込むか、心を砕いているのが感じられる。1時間半ぐらい身のある話をするためには、どれくらいの準備をしているのだろうか。
火曜日, 8月 18, 2009
思い出した言葉
- 今日何かの時に次の言葉を思い出した。
- 「頂上は住むところではない。頂上には何もない。家もない、休む所もない。谷には川がながれていて飲み水がある。谷でゆっくり休めばいい。ゆっくり休んでまた頂上を目指せばいい」
- これは、洋七が「深いい話」でがばいばあちゃんの言葉として紹介していたものだ。漫才で頂点を極めた洋七の言葉だから説得力がある。人気絶頂だった漫才ブームが過ぎ、仕事がなくなったら落ち込むだろう。自分はトップなんだと空威張りをするようでは、立ち直ることも難しくなる。トップを極めながら、たんたんとした態度をとれる立派な人物を見ると、この人はどうして虚栄心とは無縁でいられるのだろうと、圧倒される気持ちになることがあった。そういう人の気持ちが少しわかった気になる言葉であった。
- こういう言葉が次から次からでてくるのが、紳助や洋七らしいところである。
月曜日, 8月 17, 2009
自分の本心を探り、じっくり自分自身と対話する
- TVをつけたら島田紳助の「深いい話」をやっていた。
- さすがに売れっ子。紳助のトークはあいかわらず、冴えている。彼自身が番組でしゃべっていた話の意味を抜き出すと以下のようなことを言っていた。「自分は本を読まないが、子供の頃に友達と一緒に経験した出来事がたくさんある。経験した話はすぐに出てくるし、その頃の感動をそのまま感じてしゃべることができる。本で読み、頭で覚えた話はとっさの時にでてこない。」
- 紳助氏は今でも番組の本番長であっても自分が感動したことや、気を引かれたことを少し掘り下げているようだ。なぜ自分は感動したのか、どの点に惹かれたのか、何/どんな経験を思い出したのか、etc。
- 自分の心の深いところをいつも探そうと努力しているから、どんな場所でも落ち着いていて、客観的な視点から、そして今の時点の本心を探りながら、自分の言葉でしゃべっている。
日曜日, 8月 16, 2009
社員のモチベーションは上げるな!
- 「社員のモチベーションは上げるな!」(宋文州)を読んだ。
- 宋さんは、日本人が普段何とも思わず惰性で使っているような表現に対して、「それって変じゃないの」と指摘してくれる。この本では、一言で言うと「行き過ぎた平等主義」に陥っている日本の現状を指摘している。これだけ丁寧に、力を込めて書くのは大変だと思う。日本にとって、得難い人だと思う。
- 「『差』があるから、『不安』があるから、がんばれる」というのが、実際に経営者として活動している宗さんの真骨頂だろう。読み終わって一番残ったのがこの言葉だ。
土曜日, 8月 15, 2009
かわいい動物が住宅街に
- 面白い話を聞いた。話としては面白いが当事者になったらどうだろうと考えた。
- 昨日は茨木に住んでいる両親の家にいったのだが、1月前に変わった動物を捕まえたというのだ。近所で狸を見たとか、飼っているメダカや金魚が襲われたという話が相次いでいたそうだ。あらいぐまらしいということがわかり、市役所に連絡したそうだ。
- 市役所では檻を貸してくれ、それをガレージに設置したそうだ。1週間何の音沙汰もなく過ぎた後のある朝、一匹が檻に入り、周りには子供のあらいぐまが4匹、おろおろ歩き回っていたそうだ。隣の方が携帯で撮った写真を見せてもらった。
- 子供を捕まえないといけないから、檻がもっと必要だ。市役所ではそのとき準備できたもうひとつ持ってきてもらい仕掛けるとまた1匹。結局、市役所にある4つの檻をもってきてもらったが、あと1匹残ってしまった。
- そこで父が一計を案じたそうだ。1匹ずつ入った檻の入り口同士をくっつけて扉をあける。そうしたら1匹が檻を移った。そこで扉を閉めて、あいたほうの檻をつかって残った1匹を捕獲。というわけですべてのあらいぐまを捕まえたそうだ。
- 檻にはとうもろこしを入れるのがよいそうだ。肉や魚だと猫や他の動物がかかるらしい。あらいぐま捕獲のKnowHowがしっかりあるのに驚いた。両親は、しばらくこのあらいぐま騒動の顛末をご近所に説明するのに忙しかったそうだ。
- Wikipediaで調べてみると各地であらいぐまが野生化して問題になっているようだ。あらいぐまはバンクーバーのスタンレー公園で身近に見たが、日本でも増えるのだということがわかった。あらいぐまが広がった経緯は知らないが、ペットとして飼っているのを逃がしてしまったりしたのではないかと想像される。あらいぐまはかわいいとは思うが近所にいるというのは、どうなのだろう。
木曜日, 8月 13, 2009
ハッピーフライト、ハリーポッター
- 昨日は珍しく2本の映画を見た。
- ひとつは、子供がレンタルビデオで借りてきた「ハッピーフライト」。テレビなどの予告編をみた印象ではフライトアテンダントの話が中心かと思っていたが、バードストライク、パイロットの判断、緊急時の管制官や空港係員の対応等を中心とした内容だった。私の好きな内田幹夫さんの小説にもでてきそうな内容に近いと思った。割と面白かった。
- 早めの夕食を済ませてから、伊丹のTOHOプレックスでハリーポッターを見た。最初の頃はハリーポッターの本を読んでから映画を見ていたが、前回の映画くらいから本を読んでいない。ハリーポッターの映画は、よくできていて厚い本の内容をまとめてあらすじについていけるようになっている。それでもやはりかなり圧縮している感じはする。物語もかなり進んできて、ハリーの仲間も最初の頃はたくさんいた気がしたが、ハーマイオニーとロンの二人に焦点が絞られている感じがする。今回はダンブルドア校長とスネイプの絡みがあって、ホグワーツの学校がどうなるのかというところでぶつんと切れた感じで終わってしまった。あらすじにいろいろありすぎなので、これを2時間45分に収めるためにこんなになっているのではないかと思った。次の最終回は2本に分けたらどうだろう。
- と書いてWikiをみたら、なんと最終作の映画は2部作となる予定とか。失礼しました。
日曜日, 8月 09, 2009
ワールドタイム機能付の腕時計を買った
- SSOKに行って、ワールドタイム機能付の腕時計を買った。
- CASIO LINEAGEのソーラー電波時計(LCW-110TDJ-1AJF)だ。今度のサンフランシスコ出張の時使うためだ。ワールドタイム機能にもいろいろあり、2箇所の時間を同時に表示しているもの、表示を切り替えるものがあるが、一目で日本時間とアメリカ時間の両方がわかるものがいいと考えていた。日本で使っているときは邪魔な2箇所目の表示はなくて、飛行機に乗っているときにワンタッチでワールドタイムの表示に切り替えることができること。切り替えたかどうかわからなくなった時(寝ぼけているとそういうことが多い)表示されている時間が、どちらの時間かがすぐわかり、できれば両方の時間をいっぺんに知ることができるとよい。かといって表示する窓がたくさんあってごちゃごちゃしているのはいやで、シンプルな方がよい。
- そのような希望を叶えるものとして、アナログの時計でGMT針のついたもの①か、アナログ時計に小さなデジタル表示がついたもの②、デジタル表示③の①~③の内から選択しようと思った。
- 最初は①のGMT針のついたものはどうかと考えた。長針、短針、秒針、GMT針があるだけで最もシンプルである。GMT針にあらかじめ行き先の時間を合わせておけば飛行機で調節する必要もないのではないか!そもそも①はロレックスGMTマスターをみていいなと思ったから候補に挙がったのだ。しかしそういうのは案外少なくて選択肢に上ってくるものがほとんどない。しいていうとセイコーにGMT針のものがあるが、あまりシンプルではない。ロレックスなら50万円以上するので時計など小物に凝るつもりもないから①は候補から外れた。
- 次に②か③だが、すべてデジタル表示というのは食指が動かない。何箇所かの時間を比べたいのならiPhoneでiTimeZoneを立ち上げればよい。ということで②のタイプの中から選択した。5000円ぐらいからワールドタイム機能のついたものがあるようだった(CASIOとCITIZENEが調べたところでは目に付いた)が、電波時計がいいかな、チタン製の軽いものがいいかなということで、このCASIOのものに落ち着いた。値段もSSOKでは安くしていて消費税込みで2万円を切る値段。後で気がついたがamazonの値段とほぼ同じだった。
- 身に着けて軽いし、操作/見た目ともシンプルなのでとりあえず満足だ。
土曜日, 8月 08, 2009
JOMO CUP 2009、Jリーグ代表の勝ち
- JOMO CUPをTV観戦。JリーグのオールスターとKリーグのオールスターが韓国のインチョンワールドカップ競技場で対戦した。
- Jリーグオールスターが4-0で勝ち。Jリーグの方は中盤に全日本のミッドフィールダー、遠藤/中村憲剛/小笠原/明神を並べフォワードには、一昨年と去年の得点王であるジュニーニョとマルキーニョスを配するという理想的な布陣。この試合では全体的に非常によく機能した。ジュニーニョやマルキーニョスを追い越すフォワードが出てくることが全日本の課題であることを改めて感じた。
- バックスでは内田はいい点、課題ともあるが攻撃に関しては楽しみを感じさせてくれる。ジウトンという選手は知らなかったが、今回の試合観戦での収穫だ。1対1も強い。遠藤、小笠原、中村が自由に組み立て、こぼれそうなボールを明神がよく読んで出足良くカバーするという場面がしばしば見られた。
- 久々に気持ちの良い勝利だった。
刀削麺酒家 日本橋
- 昨日、東京出張に出て会議が終わってからそのまま大阪の実家に帰ってきた。早めに東京をでることができたので、大雨に出会わなくて済んでよかった。6時過ぎ頃の雨はすごかったらしい。
- お昼は日本橋の「刀削麺酒家」に行った。日本橋界隈をうろうろしていてたまたま目に入ったお店だ。かなり混んでいて1Fは満員。2Fに「相席ですが、」と通された。
- この店らしいものをと思って何種類かある刀削麺メニューの中のトップに書いてあった「まーらー刀削麺」というのを頼んだ。あまり待たずに麺が来た。スープが真っ赤だ。ゆっくりメニューを見直してみると辛いことを示す唐辛子のマークが3つついていた。大丈夫かなと恐る恐るスープを飲んでみるとそれほどピリピリとくるわけではない。しかし、かなりのものであることは咳がでたことでわかる。たべているとだんだん汗がでてくる。それでも私が最後まで食べられるから、辛いのが好きな人には何でもないだろう。
- エンドウと香菜が載っている。
- 麺はある程度の厚みをもっていて、もちもちした感じ。刀削麺は始めて食べたがなかなかいい。この店は西安料理ということだ。西安料理は四川料理に含まれるのではないかと思うがどの辺りが特徴なのだろうか。また、前の人が食べていたチャーハンや、辛くない五目野菜刀削麺もおいしそうだった。今度くることがあったら試してみたい。
水曜日, 8月 05, 2009
ものが思い出せない時
- 最近、ものの名前、人の名前が出てこない。さっきも数年前のことをしゃべりながら、次から次から顔が浮かんでいるのだが、名前がでてこない。
- そして家へ帰るときには、この前ゆでて冷蔵庫にいれていた野菜の名前がーーー。ねばねばで鉄分が多くて。そしてやっと思い出した。モロヘイヤだ。ほっとした。
- 疲れているのかもしれない。こういう時は寝ること。そして瞑想をするのがいいかもしれない。
月曜日, 8月 03, 2009
ものはなくなり新しいものに取って代わる
- 今日買い物で買ったもの。オリーブオイル、ごま油、オイスターソース、粒胡椒、等々。あまり使わないだろうと小さな瓶で揃えていた調味料がなくなってきた。単身生活を始めて4ヶ月半ぐらい経つ。少しずつしか使わないものも時間が経てばなくなって入れ替わる。
- 一人暮らしをしていると、ときどき生活をふっと振り返ることがある。そういえば、青年時代はもっと感傷的だったなあと思う。今は、やらねばと思う事柄が多いから、感傷に浸る時間はあまりない。
土曜日, 8月 01, 2009
新三郷ららシティ
- 土曜日は、朝から新三郷のコストコに行ってきた。
- 新三郷の駅についたら、大きなショッピングセンターが工事中だった。「ららぽーと」と「ラウンドワン」と建物の外側から読めた。ググってみると、IKEAとららぽーと、コストコがあるあたりは「新三郷ららシティ」という地名になっているそうだ。IKEAが2008年11月、コストコが2009年7月、ららぽーとは9月開店だそうだ。これだけの規模のショッピングセンターは他にないのではないか。
- コストコは、新三郷駅から、ららぽーとを挟んで隣接しているがららぽーとが大きいので、歩くと10分ぐらいかかった。ららシティが完成したら循環シャトルバスが走るそうだが、確かに店の間の移動に車が必要だ。
- コストコには、開店時間の10時ちょうどぐらいに着いたのだが、もう店を開けていた。混雑を防ぐためだろう。品揃えは私がよく行く尼崎店とほぼ同じだと思った。ジョンソンビルのソーセージ、ホットドック用のパン、Kiriクリームチーズ等を買った。重いものは買わないでおこうと思っていたのだが、チリの缶詰やグレープフルーツジュースを買ってしまったため、少々荷物が多くなってしまった。
- ららぽーとが完成したら、最強の品揃えのショッピングセンターとなるに違いない。
金曜日, 7月 31, 2009
飲み会
- 昔、大阪の職場で一緒だった同僚と今日はつくばで飲み会。
- つくばデイズタウンにある「串とんぼ」というお店に入った。とっても威勢の良い店員さん達。入ってすぐのカウンターに坐ったのだが、店員さん達がお客が入ってくるたびに大きな声で挨拶する。とっても気持ちのよい店だ。静かに話をするのならカウンターに坐ってはいけないが、奥には2Fへあがる階段が見えた。宴会に良い店と言う感じがした。
- お腹がいい具合にいっぱいになってから、カラオケの「メルカド」へ。この店は何年ぶりだろう。大変はやっていた。たっぷり2時間歌った。とっても久しぶりの飲み会&カラオケ。こんどは、人数を増やしてまた来よう。
木曜日, 7月 30, 2009
火曜日, 7月 28, 2009
サラダのアクセント
- 最近買ったのはバルサミコビネガー。
- テレビで生野菜にアボカドオイルとバルサミコ、アーモンドをいれてサラダを食べているのを見た。バルサミコビネガーをパンにつけて食べたことがあって、これはおいしいものだというイメージがあった。
- たまに醤油のような色とさっぱりとしたちょっと甘い感じのお酢、バルサミコの味を感じることがあるが、ついぞ自分で買って利用するという考えをもったことがなかった。それが、TVを見て、そうか、サラダに使ってみようと思った.
- アボカドオイルはお店になかったので、バルサミコビネガーとアーモンドそしてオリーブオイルになったが、いつもと違うレストランで食べるサラダを味わえた。ちょっとした気分転換に良い。
日曜日, 7月 26, 2009
ものごころついた頃
- 今日の瞑想で思い出した子供の頃のこと。
- 生まれてから幼稚園の3年保育の頃まで、神崎川にある父の勤め先の社員寮に住んでいた。ちょうど物心がつく頃だ。最初に覚えているのは、近所のお兄ちゃんの自転車が止めてあったところから始まる。今の自転車は大概後輪の片側についている金属製のバーを横に突き出して傾けて自転車を片側に傾けて立てるものが多いが、昔は傾けないで水平のまま、後輪を浮かせて立てるものだった。
- まだ自転車に乗ることができない頃だったと思う。何を思ったか私は自転車の後ろから近づき荷台を持ってしっかり前へ押し出した。おそらく少し押したくらいでは自転車はびくともせず、エイと力を込めて押しただろう。そうしたら、自転車そのまま前に進みやがて片方へ傾いて倒れた。
- やがて人が気がつき、あっ、自転車がこけたと。どこかそんなに遠くないところにいた自転車の持ち主である近所のお兄ちゃんが戻ってきた。私は自分のしでかしたことがどうもよくないことだったと悟っていち早く泣き出した。
- ここまでだ。その時自分が何を考えていたかはよく覚えていないが、自分の目の高さくらいにあった自転車の荷台とか、がっしりした自転車のスタンドのイメージはなんとなく覚えている気がする。
- また、その頃風呂敷を背中にまわして、マントと見なして遊んでいたこと。幼稚園で回りの子達が大きかったこと等をなんとなく思い出していた。
- 瞑想というのはなかなか面白い。
土曜日, 7月 25, 2009
瞑想2
- 少し前のブログに瞑想に関する本(仕事で疲れたら瞑想しよう-藤井義彦)のことを書いたが、今度は「始めよう瞑想。15分でできるココロとアタマのストレッチ」という本を読んでいる。
- なかなかいい本だと思う。瞑想とはどういうものか、イメージがはっきりした。
- 頭の中ではいろいろな思考が廻っているが、関連記憶データを高速でシャッフルして適当に紡いでセンテンスにし、文章を組み立てている。こんな組み合わせもある、あんな組み合わせもあるということであって、最初は自分の考えのようでもあるが、単なる順列組み合わせの結果の様相を呈しているのだということ。その段階では、そのような思考は自分自身ではないということ。瞑想では、頭が勝手に考えている様子を常時、観察(観照)することができるようになるということ。
- だいたいそんなことのようだ。そうするためには、姿勢だとか、雑念をやり過ごすためにマントラを唱えるだとか、いろいろと道具を使うとよいということらしい。
- 実際に試してみたい。
木曜日, 7月 23, 2009
小伝馬町のお寿司屋
- 今日の昼食は小伝馬町の近くのお寿司やさん、「鮨処けんもつ」で。
- あまり通ったことのない道を歩いているとよさそうなお寿司屋があり、値段もそんなに高くなさそうだったので入ってみた。
- ランチメニューがたくさんあり、確か鉄火丼が700円だったかな。にぎり一人前が800円(7種+巻物)、大盛が1000円(10種+巻物)。さらにうなぎか穴子のにぎりが一つと大きなお椀のみそ汁がつく。写真でみたらわかるように、ついてくるうなぎのにぎりは大きなうなぎがのっている。
- まだ新しいお店のようだがお昼の1時前という時間でもあり、かなり混んでいた。空いていたカウンターに案内された。寿司屋らしい元気なご主人だった。そして、従業員は中国の方のようだった。接客はきちんとしている。
- この界隈でも1000円でお寿司を食べられるお店を見つけてうれしかった。以前に書いた「すし由」と合わせて2軒めだ。
水曜日, 7月 22, 2009
日食、次は26年後?
- 今日は日食だったそうである。その時間には、少しぐらい眺めてみようと思っていたのだが、ずっと厚い雲が出て雨が降っていた。結局何も感じることのないまま普段通り時間が過ぎていった。
- 自然の不思議さ、偉大さを感じることのできる大きな出来事なのに。体感すべき大事な機会を見逃してしまった感じがする。
- NHKのニュースで、船にのって日食を見学するツアーに参加した旅行者が皆、感動しているのを見てそう思った。
月曜日, 7月 20, 2009
道具ばかり勉強して何になる
- ポッドキャスト、「社長トーク」でタビオ株式会社の越智社長のお話が面白かった。靴下を作って50年。大証2分上場の会社の創業社長である。こういう年季の入った方のお話は味がある。
- 氏は「経営なんて簡単ですがな」と言う。
- 経営学では、どういう仕組みを作ったらよいのかと言う話が多い。今の日本では、術ばっかり一生懸命やっている。術は、人を拐かすところがあるから、続かないのだと言う。
- 「経営は商品の研究やと思うんです」「商品の研究をして、この値段は正当であるのかどうか。少なくとも商人として良心的にやっている ものかどうなのか。というものが根本になかったら、売り方とかそんなものをいくら研究しても、 そんなものは必ず術は破られます。術を研究するのは、あほがやることで、下々の人間がやることです。」
- 長島がホームランを打ったら、バットを研究する人がいるか?といわれたらすぐわかることだが、こういう回りくどいことをやってることが多いとはたしかにそうと思う。
- さらに「経営者は夢を語らなければいけない」という。
- この編み方でこうやってこんなのができたらいいなということを考えるだけなのだそうだ。日本民族は優秀だからできるはずという自信があるという。その自信をもって、できなければ怒っておればよい。怒るということは人を使うということだろう。
- 人間の生涯などというものは考えたら、それをどう生きるかが重大問題で、手段なんかを勉強して何の役に立ちますか。もし、手段が役立つと言ったら、人に使われているときです。それだったら知識がないほうが人を使う根本があります。
- 知識が人を使うもとになるのではない、知識を身につけるのは人につかわれることだとは、はっとする話である。驚いたが、そのとおりだ。
- 勘違いしないようにしよう。小手先の知識よりこの人生どう生きるかだ。
日曜日, 7月 19, 2009
ブログを始めたきっかけ等
- 出張中、私がブログを書いているという話になって、同行者に「どうやったらみることができるのか」と聞かれたから、「タベモノ日記」というブログ名を言っておいた。
- この題名は、内容をきっちり示しているものではない。飲食店の話や、うどんについての話は確かによく話題にするが、読んだ本の話や、日常のことが多い。そもそもブログを始める時には、ブログを続けて書こうと言う事自体が一つの大きな目的であった。何かについて掘り下げて世の中に問おうとか、ある学問や趣味の集まりの起点になろう等といった目的はなかった。
- ブログを書こうと思ったきっかけを書いておく。ブログを書き始めた頃は、会社にも大きな変化があり、会社をやめる人、任地がかわる人等たくさんいた。自分も今の職場、地位の延長で進んでいけばいいのだ等とはとても考えられなかった。1年間海外留学し、また研究所から営業本部に2年ほど出てその世界を少し覗いた。だからといって研究部門に戻ったら、それで箔がつくのかといったらそういうわけでもないことがわかった。
- それならどうするのか?
- 自分の本当に興味をもっていること。自分が夢中になれること。そういうことに立ち戻って多少とも世間に役に立つことを見つけておくことが重要だと思った。営業本部に行った時、「仕事は自分で見つけるのだぞ。どこまでやれ、というようなノルマなどない。ここにきたら定年を迎えた時に何をすればよいかを考えるよいきっかけになる。奥さんは大事だぞ、改めて考えておけ」等と、知らず知らず会社人間になりかけていた自分の考えをぶっ潰されて、腰が抜けそうに驚いた経験も影響がある。また、自分ですごいと思った人物達を追いかけてみて、そのすごさをきちんと理解すること、そのすごいことを活かすこと(他のすごいことと結びつけてもよいし、世間に啓蒙してもよい)、そんなことに自分が少し興味をもっていることもわかった。自分の興味は科学やIT、日常のことでは食べ物や読書等かな。
- それらを書き留め、外からみられるところに置いておく。そういうのがいいのではと思った。
- 面白そうなブログ、自分にしっくりするブログを探してみた。須田伸さんのブログ、柳田先生のブログ、釜たけうどんのブログ、梅田望夫さんのブログ等バラバラだが、自分の興味にどこか引っかかっている。それらとは違って時事の問題や経済の問題を取り上げている溜池通信や伊藤洋一さんのブログも大変興味が持てることに気がついた。それらをお手本に、話し言葉に近い書き方を参考にして書き初めた。
- こんなことを書いたのは、これを読んだ人にもブログに興味をもってもらいたかったからだ。今日、溜池通信を見ていて、作者である吉崎さんがなぜサイトやニューズレターを始めたかという過去の記事にリンクがはられているのを読んで、私も少し書いてみた。
ファシリテーター 甦る組織
- 14日から昨日までの出張中はほとんど会議室とホテルを行き来するだけだった。他の事はほとんどできず、シカゴ近辺の2カ所にある会社の施設を訪問するだけだった。シカゴのダウンタウンに行くのは、また来る機会にとっておこう。
- 帰りの飛行機で読んだ本が面白かった。「ファシリテーター 甦る組織」(芦崎治)
- 題名にあるようにファシリテーターや組織変革の話である。ファシリテーターのノウハウに関する本はたくさんあるが、単にノウハウを知っているのと、現実にそれをどのように適応するかというのはだいぶレベルの違う話である。
- この本では、具体的な事例がいくつかでてくる。階層毎に意識が異なる場合、組織改革はうまくいかない。そんな話がでてくる。特に役員層のバックアップが得られないと、その下のレベルで活動が盛り上がったとしてもどこかでその活動に水が差されるものである。はしごを外されそうになって、なんとか役員層に関心・理解を呼び起こそうとするような場面では、下の者にとって自分の会社生命を賭けるような決意が必要なこともあるだろう。そんな場面が臨場感あふれる筆致で書かれている。
- 帰りの飛行機は出発時刻が昼前(10:50)で到着時刻が昼過ぎ(13:15)の約12時間だから機内で寝るのが難しい時間ではあるが、いい本に出会えてよかった。
水曜日, 7月 15, 2009
日曜日, 7月 12, 2009
閉店セールのそごうと始めて入った難波のマルイ
- 昨日11日は妻と一緒に「みなみ」へ。
- 閉店セール中(8月末まで)の心斎橋そごうへ行った。あまり入ったことがなかったが、そごうの中はかなり凝ったつくりになっていた。13Fのレストラン街、饂飩の四国で夕食を取った後、12Fに降りてみると、そこは趣味の店が並んでいるといった風情になっている。
- 三省堂書店が入っているのは普通としても、その前には、筆記具を専門に取り扱っている店(三省堂)、美術画廊、楽器店、音響製品などの店が並んでいる。ここはあまり若い人の入ってくる空間ではなくて、私ぐらいの年配が占拠するような空間である。そのような気配がただよっている。11Fに降りても和の店が並んでいる。
- そして8F紳士服売り場では、ワイシャツ、ジャケット等、いいのがあったら買おうと思っていたような品々が揃っていた。また閉店セール中だからかなり安い。ジャケットやシャツ類を買った。思わぬよい買い物だった。
- 難波では、マルイに始めて入った。暑かったのでB1にある「コールドストーン」というお店でアイスクリームを食べた。マルイは若い人で一杯だった。戎橋筋の混雑した雰囲気、店のたたずまい、それがみなみの特徴だが、マルイは明るい色使いで明らかに雰囲気が違う。垢抜けている。みなみも幅ができていると感じた。コールドストーンも店員が歌を歌ったりしている。長い行列でも楽しい感じ。頼んだのはラーズベリーやブルーベリー等がはいった「マンマミーア何とか」というのだったかな。季節限定のものだった。店員が目の前で冷たい石板(コールドストーン)の上で混ぜてくれる。すこし高いが美味しいし何より雰囲気が良い。
金曜日, 7月 10, 2009
話し言葉で自分の考えを伝えること
- 最近気になるのが、梶原しけるさんの「プロのしゃべりのテクニック」という日経ビジネスASSOCIE onlineの連載だ。他にも梶原さんはポッドキャストでもたくさん発信している。
- 梶原さんは、いろいろなしゃべりのプロを取り上げて説明している。それを読むといつも感心する。これまで、何気なく接してきたプロのしゃべりにいかに工夫が隠れているか、自分のしゃべり方にいかに注意を払っていないか。
- たとえば、ジャパネットたかたの高田社長。TVを売るときには性能を説明するのではなく、家庭団らんという使用シーンを提案している。若手のお笑い芸人は、日々の番組出演にいかに真剣に取り組んでいるか。島田紳助やさんまの番組にでている若手芸人は紳助、さんまをほんとうに真剣に見ている。一挙手一投足こまかいところまで注意を払っており、先輩の芸を的確に評価している。指摘されて初めて気づいた。
- そんなことに感心しているこの頃だが、今日、次の言葉に行き当たった。
そして現在、私がひたすら訓練しているのは、「書き文字」ではなく、「話し言葉」で自分の考え方を伝えることです。
- これは現在の売れっ子、勝間和代さんの文章から抜き出したものだ。勝間さんによると世界的なレベルに達する能力開発には1万時間の訓練が必要である。1万時間もかかるのだからどんな能力開発に時間をつかうかが非常に大事であるとの話の後で述べている。それほど「話し言葉で自分の考えを伝えること」が重要な能力開発だと考えているということだ。
- 今日、久しぶりに自分の考えが誤解されたり、理解されにくいと感じることがあった。私にも同じ訓練が必要だと身にしみて感じた。
木曜日, 7月 09, 2009
つくばの夏は過ごしやすい
- ようやくつくばも暑くなってきた。夜に外にいてむっとした感じをもったのは今日がこの夏初めてである。それでも大阪の6月よりましではないだろうか。
- 暑くなったといっても風が少し吹くと十分涼しく感じる。涼しいから寝やすいはずなのだが。朝早く目覚めるので睡眠が短くなってしまう。十分寝れたらいいのだが。
- 少し眠いだけで十分元気だ。体の調子が悪くないからいいとしよう。
水曜日, 7月 08, 2009
月曜日, 7月 06, 2009
変化の激しい場所
- 今住んでいるつくば、研究学園近辺は全国の中でも最も変化の大きいところだろう。
- つくばエクスプレスが通る前は、自動車研究所の中で車が走るテストコースが走っていたところだから当然なにもなかったところだ。
- 一番目につくのは、三菱地所が建てたマンション、パークハウスつくば研究学園だ。つくばエクスプレスを挟むように30階をこえるマンションが3つ並ぶ。そして北関東最大級のショッピングモール、イーアスつくばがある。スーパーはとりせんもある。ホテルは駅前にひとつ。コンビニは半年前ぐらいまではなかったが、最近ファミリーマートに続いてセブンイレブンができて2軒になった。
- 公的施設としては、現在つくば市役所が建設中である。来年(2010年5月)から市役所が引っ越してくるらしい。まだまだ、レストランは少ない。イーアスつくばに入っているお店頼りだ。
- 毎月毎月、市街地が変化して行く様子が大変興味深い。居ながらにして定点観測ができる。その様子を書き留めておきたい。
日曜日, 7月 05, 2009
土曜日, 7月 04, 2009
瞑想
- 「仕事で疲れたら、瞑想しよう」(藤井義彦)を読んだ。
- 1日2回、周囲の刺激が入らない環境の中で正しい姿勢で静かな時間をもつ。後ろ向きの考えを追い出して自分の内面に向かい合うとそれだけで自分本来の考えが整理されてくるし、疲れもとれて爽快になる。
- 上の要約は今自分で読み終わった感覚だけで書いたのであまり正確でないが、おおよそそういうことが書いてある。一所懸命に勉強するだけではたらないもの、今の日本に足らないもの、IT企業でいえば、最先端の素晴らしい技術をこれでもかと詰め込みながら、使用する人に新しいシチュエーションでの使い方やうっとりするようなユーザーエクスペリエンスを提供することができない現実。そういうものを求めるには「瞑想する習慣」というのは大きなヒントとなるのではないかと思った。
- そういえば、本にも出てくるスティーブジョブズは禅にひかれていたのだった。有名なStanfordでの卒業式の演説では自分の内なる声に耳を傾けろ、と繰り返し説いている。
- 「瞑想」。それらしいことは、実践しているつもりだが、もっと深い世界を覗いてみるのも面白そうだ。
- 以下は、スティーブジョブズの演説から
その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声をき消してはいけない。
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外のことは全て二の次でいい。
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木曜日, 7月 02, 2009
iPhoneアプリ, FastFinga
- 昨日”FastFinga"というiPhoneのアプリケーションをおろした。
- これは指で文字を書いて文章を作成するアプリだ。キーボードをタッチして文字を入力するスタイルとはまた違ったスタイルだ。これがなかなかいい。入力するのは画面の中央。入力した文章は背景に見えている。英語用だけれど文字を指で書くのだから日本語でもよい。ただ、一単語ごとに文面に入っていくから、単語ごとというか文節ごとにスペースが入る。
- 画面の上下にあるメニューも手書きタッチのアイコンである。書きやすくて、書くのが楽しくてというソフトである。今、iTune Storeでトップになっているが、もっともである。
- 私がこのソフトに気がついたのが確か4日くらい前で、アップした最初だけ無料と書いてあった。よさそうなので無料のうちにおろそうとしたのだが、そのときすでに有料化の手続きが始まっていたのだろう。「現在おろせない状態になっている」というような趣旨のコメントが帰ってきた。そして、次にアクセスしたら、有料となっていた。といっても115円だが。
月曜日, 6月 29, 2009
マンネリ
- 単身赴任を初めてから、部屋を機能的にし、作る食事のレパートリーを広げ、毎朝通勤で歩く習慣をつけ、−−−といろいろ考えられることをやってみた。
- 考えられることをいくつも挙げては実行してきたが、どうも一巡したらしい。毎日、少しずつアイデアを出しているつもりであるが、生活が大きく変わった最初の頃からすると、それなりに落ち着いてきたのかもしれない。
- ただ、アイデアをだしても新鮮味がなくなってきたように感じるのは、ほんとうに新しいことを考えているのではなくて、最初の頃思いついたことの延長上で収まっているのではないか。新しいことを考えついているのは少なくなってきたようだ。
- 人との出会いを大事にすることかもしれない。そういえば、研究所内にいるたくさんの新しい人たちと話をする機会をもとうと考えていたことが十分実践できていないことに気づく。これまで考えてきたがまだできていない。そして、新しい人と会って話すことで、新しい発想を得ることも期待できる。
日曜日, 6月 28, 2009
お寿司屋、快適な睡眠のための買い物
- 2、3日、ブログの更新が滞った。思いだしたことをいくつか書いておく。
- 金曜日は本社に出張したので、昼食を日本橋近辺の「すし由」でとった。路地を入ったところにあり、あまり目立つことはないので見つけにくい。雑誌に載っていたので、少し前に探して行ってみた。今回2回目。割と最近にできたらしく店内は新しく、この近辺で手頃な値段でおすしを食べられる店がみつかったのでうれしい。食べたのは、前回が1.5人前の握り(1050円)、今回は1.5人前のちらし(1050円)。にぎり寿司は少し小ぶり、だから1.5人前を頼んだのだが、お昼にはこれぐらいでいいぐらい。夜にも一度行ってみたい。
- つくばの新居に持ってきたカーテンの幅が、部屋のサッシと比べて狭かったので、50cmから1m隙間がある。土曜日は、近くのホームセンターに行ってカーテンを買った。色をあわせるのが難しかったので少々違和感があるが、朝早くの明るさを遮ることはできるようになった。朝5時より早く4時すぎに起きなくてもよくなるだろう。
- カーテンのそばにゴザが売っていたので、これもあわせて買った。ベッドの上にゴザをひいて寝てみたが畳のいいにおいはいいものだ。
木曜日, 6月 25, 2009
シリコンバレーから将棋を観る
- 梅田望夫さんの「シリコンバレーから将棋を観る」を読了。
- 梅田さんはすごい。これだけ将棋の観戦に打ち込んでいるとは。ご自分の会社、取締役としての仕事があれば、自分の好きなことは好きとしても、本職は○○だからと自分に枠をはめてしまうのが普通の人というもの。自分の好きなことは最優先して熱中してしまうというのはすごいことだ。
- 前にもブログに書いたが、金子金五郎や升田幸三等、私が中学や高校の頃、魅了された記事や観戦記を思い出した。羽生さんをはじめとする同世代の一流棋士の将棋に対する態度が、互いに切磋琢磨する研究者に似ているとは大変面白い見方だと思った。「将棋世界」に羽生さんが書いた「変わりゆく現代将棋」という連載があり、それが梅田さんに強いインパクトを与えたそうだ。序盤から一つずつ徹底的に納得するまでの研究が妥協なく書かれてあるそうだ。ある局面まで進めてこの戦形で戦いましょうといった進め方が多かった中にあって、そのような予定調和を廃し、この将棋では次の手はこうであるべきだと追求していく。序盤から緊張感が漂う。お互いが最善を尽くす中、名局が生まれる。相手の悪手に嫌な顔をするといわれる羽生さんの態度に、真理を追求する科学者を観るという梅田さんの分析は納得できる。
火曜日, 6月 23, 2009
どこかの国の大統領選挙
- 「投票前に投票箱が空だと確認できなかった」だとか「投票用紙が足りず、投票できない人が続出した」などの声があり、当選者を除く3候補が異議を申し立てている選挙。
- 今の日本にいると想像できないようないい加減さ。日本人は多くがそんなバカなこととまともに考えられない。それでも新聞が「そんなありえない話」を書いているのは無視できない声であるからに違いない。
- これらの声から想像すると、選挙全体が仕組まれたこのような話(6月23日の記事)になる。素直に考えた時の普通の想像だろう。しかし普通の日本人はなかなかこんな当たり前の想像力を働かせることをしない。「そんなことはありえない」と人に言う前に自分で否定してしまう。これは日本人の性質だろう。いいことか、悪いことか?
日曜日, 6月 21, 2009
映画、ハゲタカ
- 映画「ハゲタカ」を見た。
- 先日、船川さんの講演会で話にでており気になったので、見ることにした。「ハゲタカ」という名前のドラマがありNHKでやっていることは知っていた。ハゲタカファンドのハゲタカから話の想像はしていたが、リーマンの話、派遣社員の話等、ごく最近の経済状況をあまりにそのまま取り入れた話になっており驚いた。
- 映画としては、登場人物の背景、性格が掘り下げてあり、なかなか面白くできあがっていると思った。Wikipediaを見るとTVドラマも映画も真山氏の原作、続編から最近の経済状況にあわせて脚本を直した旨、解説してあった。経済上の現実の出来事は、個人の考えを超えてしまうのが常であり、どうしても渦中の人間は翻弄されることになる。不況も一段落した(かのように見える)現状からみて納得できるような形にまとまっていると思う。自動車会社が今後どうなっていくかについては、まだまだ紆余曲折だろうから、この映画もまた続編があるだろう。ただ、主題が自動車か他の産業かは興味深い。
土曜日, 6月 20, 2009
ディズニーシーは大盛況
- 嫁さんがやってきた目的の一つはチケットを手に入れたディズニーに行くこと。これまでつくばに住んでいた時にディズニーランドへは行くには車だったが、今回は電車を利用した。つくばエクスプレスで南流山までいき、そこでJR武蔵野線に乗り換えると舞浜駅まで、一回の乗り換えで到着する。1時間ちょっとである。つくばも便利になったもんだ。
- ディズニーランドは混んでいるようだからディズニーシーにした。何度も来ている上に、嫁さんも私も絶叫系マシンは避けているから、ほとんどのアトラクションは経験済み。今回初めてだったのは、トランジットスチーマーライン。パレードの間、船の運行は止まったり航路がかわる。たまたま運がよくて、ディズニーシーを1週する航路に乗れた。
- 昼食は、ショーを見ながら食事ができるということで、今回はユカタン・ベースキャンプ・グリルに入ってみた。12時の30分前に注文の列に並んだけれど列はなかなか進まない。食事をゲットしたのは12時を過ぎてショーは既に始まっていた。食事をするスペースにあったスピードでレジが処理するようになっているのだろう。ここの食事はよかったので人気があるのだろう。今日のように混んでいる時には大変だ。食事が終わって店を出たときには、すごい列の長さ。これでは食事にありつけるまで1時間くらいかかりそうだと思った。混んでいるディズニーで食事をするのも大変だ。
金曜日, 6月 19, 2009
イーアスつくばのブッフェ
- 3月末から単身赴任のためつくば生活を始めてから初めて妻がつくばへやってきた。思いのほか便利な場所だと思ったようだ。
- 夕食をイーアスにある「ブッフェスタイルアソート」というお店でとった。イーアスの1Fに並んでいるレストランの北の端にある。初めて入るお店だ。こういうお店はひとりでは入りにくい。これからもなかなか入ることはないだろうと思ったので入ってみることにした。
- 外から見ただけでは良さそうなお店かどうかあまりわからなかったが、入ってみてなかなかいいのではと思った。こういうお店では大概、大皿にとるようになっているものだが、6つに区切られたお皿が使われていた(大皿もあるが)。
- 品数はかなり多い。ビザ、パスタ、オードブルやサラダバー等は、普通にあるが、和総菜もある。特徴としてはラーメン、お寿司があることだろうか。タイムサービスのローストビーフには列ができていた。デザートの種類も多い。
- これだけ種類が多いとなかなか全種類食べられないもの。少量ずつとるように促す小さい皿(もしくは区切りを小さくした皿)を使っているというのも工夫の一つと思った。
- 値段もリーズナブルと思う。ランチ1554円(11:00-17:00)。ディナー1764円(17:00-22:00)。時間制限は2時間ということだった(私には、2時間も食べ続けられないから無制限とおなじことだが)。
水曜日, 6月 17, 2009
サッカー 日本vsオーストラリア
- ワールドカップ予選最終戦。オーストラリアに1−2で逆転負け。
- 後半からTV観戦した。久しぶりに、本気と本気がぶつかる緊張感が味わえた。いい試合だったと思う。こういう試合はWカップ本戦に向けての意味のある準備となると思った。
- 課題は高さと強さ。この点で日本がオーストラリアに劣るのは前からはっきりしているが、どの位対抗できるのか。ゴール前のピンポイント、中盤でのつなぎとルースボールの確保。
- ゴール前は闘莉王がディフェンス、オフェンスとも負けない。中沢が欠場したため阿部はヘッドではやはりケーヒルにやられた。この点は課題だろう。
- 中盤のつなぎはオーストラリアのヘディングはうまい。体の強さを発揮して安定してヘディングで見方につなぐ。以前には中盤でボールを拾うことがなかなかできなかったが、かなりあたりの強さになれ、ルースボールをものにして日本らしいつなぎを披露できるようになってきている。
- 後はセットプレーだろう。セットプレーからヘディングを狙ってくるプレーにはもっと馴れないといけないだろう。オーストラリアのような高さ強さをもったチームともっと試合経験を積む必要がある。
- 今日は闘莉王のヘッドがハイライト(残念ながらオンタイムで見られなかったが)。阿部がケーヒルにうまく競れなかったところに課題を感じた。
月曜日, 6月 15, 2009
風邪をひかないように
- 喉が少し痛い。理由は少し心当たりがある。
- 昨日、夜帰って少し雨が降っている中、プリンターを買いにいった。重い箱を持ち帰り寝る前にセットアップした。少しぬれた上に、寝不足になったかもしれない。
- あさって健診だから今日は早く寝ることにする。
日曜日, 6月 14, 2009
筑波と大阪・豊中の2重生活
- 昨日は一日ゆっくりしていた。筑波でひとりで生活している時間の中では、ほんとうにゆっくりとはできていないと思った。
- 主に、食事や洗濯、必要なものの買い物などのことが、頭のどこかを占めていて、じっくり考える前の自由に考えを廻らせるゆったりした時間が今はない。週末に大阪の家に帰っていると、この間の船川さんの講演での一言等が浮かんできて勝手に考えがいろいろ回転しだす。
- やはり生活が変わるというのは、リズムを変え新たな習慣をつくるまではストレスになるのだろう。新しい変化を考えどんどん試してみる時間と、生活の雑務をさっと切り離して自分の考えを深める時間と。考えてみると、今の生活もそれなりに意味のあるパターンなのかもしれない。
木曜日, 6月 11, 2009
船川淳志出版記念セミナー
- 富士ソフト秋葉原ビルに「船川淳志出版記念セミナー」に参加した。
- 大前研一さんとの共著の「グローバルリーダーの条件」を読んで、ちょうどその記念セミナーが目に留まった。今日は5時半に会社を出て秋葉原まででかけた。出かけてよかった。
- 船川さんはちょうど私と同年代だが、大変熱い。舞台の全面の端に足をかけて講演をする人を初めて見た。グローバル化に対応して勉強を怠らない人とその意識のない人(まったりしたおじさんと氏は呼んでいた)。日本の企業人が勉強している人とそうでない人に2極化している現状を真剣に憂い怒っている。19:30から21:20までこれだけの情熱をかたむけられるのはすごい。
- 印象に残る言葉がいくつかあった。
- 「はやりのグローバル」から「うねりのグローバル」へ。
- 「初対面と出たとこ勝負に強くなる」
- また、船川さんの心に残ったグローバルリーダーとのやりとりの話がよかった。大前さんとの対談にこぎ着けた経緯、本のゲラ直しのエピソード。今北さんとのやりとり等、船川さんが感激した気持ちが伝わってきた。私もこのところ連日、海外の共同研究相手と電話会議でのやりとりをしているが、まだまだグローバルリーダーの意識、勉強が不十分だ。船川さんの話にピンとこないところもいくつかあった。
- 船川さんの特徴は「流さない」ことだと思った。ちょっと聴衆の反応が鈍いと、そのままにしない。きちんと答えられる問いにしてまた聴衆に戻す。この態度は見習うべきだと思った。
水曜日, 6月 10, 2009
サッカー&WWDC
- 今日はサッカー対カタール戦をTVで観ることができなかった。ニュースステーションでダイジェストを観ただけだが、簡単に印象を。
- 得点が相手のオウンゴールの1点のみ。PKで1点失点。とできがよかったとはお世辞にも言えない。前回のウズベキスタン戦から、4日しかたっていない。前回が、あまり得意でない相手でW杯本戦出場のかかった試合でどうしても力の入り方が違ったのはある意味仕方がないかもしれない。しかし、これが今の実力ということもできる。チャンスの作り方はどうだったのだろう、集中力の切れる時間があったのではないか等、気になるところだ。
- 今日は朝の6時半から電話会議。自宅から電話会議に出るのは始めての経験だ。iPhoneでスピーカーから音を出すようにしたので携帯を耳に当てながら会議に出るよりうんと楽だった。朝から英語で、緊張していたので、ゆっくりiTuneのPodcastを更新したり、Webブラウジングしたりする余裕がなかった。帰宅してからWebでサンフランシスコWWDCでの新型iPhoneのニュースを観ていたものだから、ついサッカーのTVをつけるのを忘れていた。
- まだ、Podcastで基調講演のビデオがアップされていないみたいだが、2時間もの長い講演だったからだろうか。直接ビデオで確認したいものだ。もっともiPhone 3G Sがかなりよさそうでも、まだ去年iPhoneを買ったばかりだから、来年まで待たないと。6月17日にはiPhone 3.0へのアプデートがあるから十分楽しみである。
月曜日, 6月 08, 2009
作務衣
- 先々週大阪に帰った時に、ふと思いついて作務衣を買った。
- 昨日と一昨日の土日に作務衣を着てみた。思ったよりよい。なにより体を締め付けることがないから楽だ。普段、カッターシャツを着ていると、襟が首に触る。袖が手に触る。そんなことは気にならなくなっているが、作務衣のようなものを着ていてカッターシャツに着替えるととたんに気になる。
- 長袖のシャツを着ていて、半袖に着替えると肌寒く感じることがある。同じ位の温度であっても、肌を覆っているかどうかはかなり体感温度がかわると思う。作務衣のように袖が空いていたり、裾が空いていると肌寒いのではないかと思ったが、思いのほか暖かい。隙間はあいていても案外、温度は保たれるのではないかと思う。
- これから休みの日の家では、着る機会が増えそうだ。
日曜日, 6月 07, 2009
将棋観戦の解説:金子金五郎→梅田望夫
- 「シリコンバレーから将棋を観る」を読み始めた。
- タイトル戦に密着して、盤側で観戦したり、棋士と一部行動を供にしたりして、Web観戦記を書くという試みをされた内容が書かれている。専門家でない将棋好きにもっと将棋観戦を身近なものにしたいという熱意が溢れている。
- 私も梅田さんほど熱心ではないが、中学や高校の頃に一時将棋に魅せられた時期がある。強さの方は、アマチュア初段に届きそうでなかなか届かないようなレベルでとどまっていたからプロの棋譜をみてその意図を十分理解するのは難しい。
- 本に金子金五郎さんの「将棋教室」の話がでてくる。私も金子さんの記事を将棋雑誌でいくつか読んだ記憶がある。他の記事と異なり、プロでなくてもわかるように丹念に書いてあり、かつ棋士の意図について掘り下げた熱意に溢れた内容であったことを思い出す。といっても今具体的に思い出すことができるのは、2つぐらいの記事だけだが−−。梅田さんの本を読んでいるとその時感じた感覚に近いものを覚える。羽生さんの将棋に対する自然科学者が自然に対する態度に通じるような研究態度を解説してくれたのは梅田さんの功績だ。
- ウェブでは梅田さんのインタビュー記事「日本のWebは残念、−−−」が議論を起こしているそうだ。梅田さんの「ものすごく優れた人たちが徹底的に切磋琢磨するプロフェッショナルな世界に惹かれる」というところは私の梅田さんと似た感覚を共有しているように思う。
サッカー、日本vsウズベキスタン
- これほどタフな試合になるとは思っていなかった。1:0最少得点差だった。
- 前半の半ばあたりから、中盤でボールが収まらなかった。軽い速いボールまわしが日本の真骨頂だが、ウズベキスタンの体の強さをいかした重厚なボールまわしが続いた。
- その中でも、日本の守りがしっかりしていたところは素晴らしかった。判定がホーム寄りであったところもきつかった原因の一つだが、それが勝敗にまで影響しなかったことは幸いだった。
- 岡崎のシュートがキーパーに止められたが、走っているすぐ前に跳ね返ってきた幸運を反射神経と執念でジャンプヘッドした彼らしい得点が生きた。チームとしては大変有意義な経験となったと思う。
金曜日, 6月 05, 2009
木曜日, 6月 04, 2009
最初から全速力で走れないか?
- 仕事が終わらないので、家に持ち帰ったら12時前までかかってしまった。
- だから会社でしっかり片付けて、家には持ち帰らないこと。とはいっても、バスで通勤していると、帰る時間は期限があるのです。だから、時間を圧縮して密度の高い仕事をしないといけないのです。
- といいながら、エンジンがかかってくるのが時間のかかる傾向の強い私。これは昔からかもしれない。
水曜日, 6月 03, 2009
食事作りに凝り過ぎ?
- 眠い。どうも朝早く目が覚める。
- 寝が足りないのなら、朝ゆっくり寝ていたらいいのに、どうしても5時前ぐらいに目が覚めてしまう。しょうがないので、起きてから本を読んだりしている。それでも朝は出勤があるからあまりゆっくりした時間にはならない。
- 単身赴任を始めてから、食事を作っているので、次は何を作ろう等といつも気になっている感じだ。ゆっくりした時間をもつのが大事だ。休みの日には一食ぐらい抜いて何かに集中してみようか。
月曜日, 6月 01, 2009
ロハスの思考 福岡伸一著
- 「ロハスの思考」を読了。
- ロハスという言葉や考え方は耳にし、目にしていたが、あまりきっちりした話を読んだりしたことがなかった。福岡さんのサイエンスの知識をもとにした考察をうかがい、考えさせられることがたくさんあった。
- ロハスの科学的な常識、基礎を教えるのにいい本かもしれない。狂牛病の前頭検査や水道の塩素殺菌については経済的、社会的な考察が必要だから、この本のような科学的基礎を抑えた上で、feasibleな解決策を探る議論がもっと必要だろう。この本の役割は、科学的な啓蒙であろうからそのような議論はまた別の論者がそのような観点を持ち込んで議論を進められるとよい。
- 坂本龍一氏の「食に関して議論がさかんなわりに性に関しておおっぴらに語られないのは不公平」等というのも不意をつかれる。ロハスとかいったことは、まじめに裃をつけて語らなければならないとか不真面目はいかんという感じで話されるが、福岡氏のように生物を部品からできた機械じゃないよとか、生物の生存という大きな目的のために真剣に性に取り組むのは当然だとか言う坂本氏も、ロハスの土俵にのせてざっくばらんに語れないと幅の広いロハスの議論はできないと感じた。
日曜日, 5月 31, 2009
サッカー、全日本vsベルギー
- 国立競技場は観客で一杯だった。スコアは4-0。内容も隙がなく立派な試合であった。
- 全員がコンディションが悪くなくよかったが、新しい選手がみられてよかった。印象に残ったのは、岡崎選手。ゴンを思い起こさせるジャンプヘッドはガッツが溢れていた。中村憲剛のプレーも生きていた。内田選手の早い突破も効いていた。ドリブルで仕掛けながら組み立てているので危なげのない展開になっていた。中村俊輔に代わって出た本田。これまであまり見る機会がなかったが、今年のオランダリーグ2部のMVPに輝きやる気に溢れたプレーぶりは気持ちが良かった。
- 残念ながらチリ戦を観戦しそこねたが、2試合続けていい試合ができたようだ。今回のワールドカップはこれまでと少し違いそうだ。期待したい。
土曜日, 5月 30, 2009
コストコ、Seventeen again
- 今週末は大阪の実家に帰っている。
- 朝はコストコで買い物。すごい人だ。去年の秋ぐらいからの不況の期間にぐっとお客の数が増えている感じがする。今日のトピックスはチキンのピザとモンブランケーキ。ピザは丸ではなく四角で箱一杯に入っている。生地はやわらかいパンのようだ。なかなかスパイシーでおいしい。モンブランのケーキもよかった。賞味期限が短い(確か2日ぐらいだったはず)ため、早く食べないといけない。
- マイカル茨木にあるマイカルシネマ茨木でセブンティーンアゲインを鑑賞した。37歳中年のさえない離婚調停中の男がバスケットのスターだった17歳に戻ったら、という設定の映画だ。妻と娘達の興味はもっぱらイケメンのザック・エフロンをみることだ。
- ストーリーは想像できるようなもので特別なわけではない。中年の分別をもったまま、肉体が17歳になったジャックエフロンが子供達に純潔は守るべきだなんて説教する。また、いじめの酷いバスケット部のキャプテンを皆の面前で痛烈に言葉でやっつけたりする。若い頃の純粋なチャレンジ精神を思い出し、人生あきらめないぞと---という大層ベタな内容。それでも、息子にクラブ活動のバスケットを一緒になって猛練習したり、娘の恋愛にも真剣に身体を張って意見を伝える。何とも真面目な、真剣な若者になってしまうのである。中年、そしてもっと上のオヤジも、ふと気付くと、高校生の頃の生々しい感情を思い出している。そんな映画だった。
火曜日, 5月 26, 2009
土曜日, 5月 23, 2009
ロハス・デザイン大賞展新宿御苑展
- 新宿御苑に行くのは初めて。昨日読み終わった「動的平衡」(福岡伸一)にロハスデザイン大賞のことが紹介されていたので見に行ってきた。
- ロハスデザイン大賞に最終ノミネートされたヒト・モノ・コトが展示されていた。ヒト部門、モノ部門、コト部門それぞれに3票ずつ投票することができ、その投票が集計されて6月5日の環境の日に大賞が発表されるそうだ。
- 非常に多くのロハスへの取り組みがあり、圧倒された。小さな机に簡単な説明と実物や実物の写真等が展示され、パネルに説明がある。その活動をしているヒト、そのモノを作った当人がパネルのところに立って説明してくれたりする。
- 写真を載せたのは、携帯電話の充電をする燃料電池を作った人(達)とフィリッピンの植林を進めている人だ。熱心に説明してくれたが決して押し付ける感じがしなかったのもロハスの活動らしい。ひとつひとつ書かないが、すごく感心した。
- ソトコトという月刊誌を発行している木楽社という出版社が主催しているようだった。本の展示もあり、「ロハスの思考」(福岡伸一)を買った。
木曜日, 5月 21, 2009
「動的平衡」を読んだ
- 福岡伸一さんの新刊「動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか」を読んだ。月刊誌「ソトコト」という月刊誌に連載されていた文章を再編集したものだそうだ。
- 氏はデカルト的な生命の機械論的理解に偏った現在の考え方は制度疲労を起こしていると指摘している。対する考え方として、一つが「動的平衡」、イクイリブリアムの考え方である。私たちの体のあらゆる組織や細胞の中身は常に作り変えられ、更新され続けている。「生命は自己複製可能なシステムである」という20世紀的な見方だけでは生命のもつきわめて重要な特性「可変的でありながらサスティナブル(永続的)なシステムである」という視点が反映されていないことを憂いている。
- 福岡さんはこの本では、ユダヤ人科学者、ルドルフ・シェーンハイマーにスポットライトを当てる。彼はまさに生命が分子レベルにおいても循環的にサスティナブルなシステムであることをアイソトープを使って最初に「見た」のであった。福岡さんは教科書で習っていたが多くの人が素通りしていた考え方にスポットライトを当ててくれている。「生物と無生物のあいだ」ではオズワルド・エイブリーの紹介が印象に残る。
- たしかに動的平衡は、多くの物理学者が生物を理解するための手がかりとした概念であった。大学時代に勉強しようと思ったがなかなか勉強が深まらなかった。ワトソン、クリックに始まるDNAからの機械論的理解に偏り、あえて通り過ぎてきたような気がする。福岡さんは良い視点を時宜にかなって提示したのではないだろうか。
日曜日, 5月 17, 2009
クラウド・コンピューティング
- 週末に家族の元に帰っていたが、夕方大阪の家を出て、単身赴任先の筑波に帰ってきた。
- 移動の間は読書が進む。単身赴任してからどうも読書が進まないのはそれが一つの要因だと思う。大阪では通勤の電車の中で読書ができた。電車に乗っているのは15分にも満たないが、電車にのっていると読書に集中できる。出張の際には移動時間が長いからその分読書が進む。
- 家でいる時でも、読書に集中できるような雰囲気を作ることが大事だと思う。何かをしながらというのがいいのかもしれない。本を読みながら、目を本から離さずにコーヒーに手を伸ばし、同じく本に目を落としたままコーヒーを机に戻したりするのがいいリズムだ。電車に乗って、周りに人がいて、目的地の駅におりなければいけないというどこかに別のことを考える意識がありながら本に集中するというのは何となくいいリズムなのだと思う。
- 今日読んだのは「クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの」(西田宗千佳)である。読みやすい本だった。読んでみて改めてクラウド・コンピューティングの流れは幅が広いと感じた。無線LAN、Ajax、分散コンピューティング、Gメール、グーグルドキュメント、ネットブック、ウェブアプリ、等々、最近の技術はほとんどがクラウドコンピューティングの方向を向いている。これら全部がクラウド・コンピューティングの概念に包括される。
土曜日, 5月 16, 2009
映画「天使と悪魔」をみた
- 以前に見た「ダビンチコード」が面白かったので、期待して見た。
- 小説は読んでいない。読んでから見ようという気持ちもあったのだが、今日急にみようということになった。ダビンチコードの時も映画を見てから小説を読んた。
- 今回も、キリスト教と科学の話、いろいろ薀蓄を傾けるような凝ったつくりである。それに殺人の予告を組み合わせてサスペンスを盛り上げる。そしてどんでん返しに次ぐどんでん返しと息をつかせないストーリー。
- と素晴らしいのは素晴らしいのだが、ちょっと凝りすぎと思った。ストーリーにどっぷり浸かっておっと驚いている分にはいいのだが、最後の結末に納得性が薄い。最後に納得できれば途中の整合性は後からでもつくと思うが、最後の結末に繋がる話がもっと欲しい。小説にはそれがあるのかもしれないが---。
- ということで、期待からは今一歩と思った。
金曜日, 5月 15, 2009
医薬品ネット販売規制へのパブリックコメント募集
- 例の医薬品ネット販売規制に関する問題だが、私は関心はもっているのだが、実は詳しくフォローできていない。パブリックコメントをだせればいいのだが、そこまで背景を理解して意見をまとめることができない。
- Tech Momさんのこのパブコメの内容は、一読して共感した。
「羽生」保坂和志著
- ゴールデンウィークの頃読んだ本だが、ブログに書いていなかったので書いておく。
- 「羽生―「最善手」を見つけ出す思考法」 (知恵の森文庫) という本だ。この本、実は少し前に買っていたのだが、最近、梅田望夫さんのブログで梅田さんの最新刊「シリコンバレーから将棋を観る」が紹介されており、それを見ているうちにそういえば羽生さんのことを書いた本があったはずだと思い出したのだ。
- 丁度、単身赴任先に持っていく本に入っていたのでゴールデンウィークの前から読み出した。
- 羽生さんから、棋士達の将棋に対する態度が変ってきたという。羽生以前は、勝つことを第一の目的としていたが、羽生さんから科学者が研究するような態度に変ってきたというのである。このような話はいろいろなところで聞いたことがあったが、この本にはいろいろ面白い発見があった。
- 羽生さんは、相手が悪手を指すといやな顔をする。
- コンピューターが人間に勝つのはいつぐらいかと問われて、「人間はまだまだ強くなるはずだ。○%くらいしか能力を発揮できていない」
- 著者は羽生さんのコメントや書いたものを丹念に調べて、羽生さんと他の棋士との考え方の違いをあぶりだしている。その結論が、羽生さんは、勝負に勝つことよりも大局観や「最善手」を見つけ出す考え方を磨くことを第一としているようだということだ。
- このような本の中身をきちんと紹介するのは難しいので、わたしなりの大雑把な感想である。次は「シリコンバレーから将棋を観る」だ。
水曜日, 5月 13, 2009
寝ている間に筋肉はかたくなる!
- トレーニングの本に、「朝起きたとき、体はかたくなっている。なぜなら筋肉は使わないほどかたくなるので、寝ている間にそうなる」と書いてあった。
- あまり意識していなかったが、そういわれてみると確かに体はかたくなっているように思う。というより、若いときには体のやわらかさなんていうのは、体前屈とか上体そらしをやった時しか意識することはなかった。
- 筋肉は使わないと衰えるのはわかっているし、寝ていてじっとしているだけでかたくなるなんて考えたことはなかった。できるだけ体を動かすように、せいぜいバランスボールで体をのばすようにしようと思う。
火曜日, 5月 12, 2009
情報の掘り下げには意欲が重要
- 単身赴任を始めてから、新聞をとっていない。ネットとTVでニュースを見るだけなので、知らずに過ぎてしまったニュースがいくつかあるかもしれない。
- 大きなニュースでは、民主党の党首選と新型インフルエンザだろう。ネットでは、注目しているブログで意見をみていると、TVより効率的に情報が把握できることもある。
- いずれも今後の社会に及ぼす影響の大きな問題であり、予測の難しい問題である。情報を見極めるためには、TVよりもネットでじっくりと調べる方が、深いより正確な情報が得られる可能性があると思う。受動的な情報取得より、問題意識をもって詳しく調べるには、意欲が重要である。単身赴任では身近な家族がいない分、コミュニケーションの不足、刺激の不足しがちである。そういう普段の刺激が意欲を沸き起こすきっかけとなると感じる。
月曜日, 5月 11, 2009
AirMacが繋がらなくなった
- ごきげん、と書いた後(2日前)に、AirMacの問題かどうかわからないが、ネットに繋がらない状態になってしまった。いろいろやってみたがよくわからず、今日AirMacを外してフレッツ光のモデムに直接繋いでいる。
- 頭を冷やしてから、また試してみてダメならAppleに相談してみよう。
土曜日, 5月 09, 2009
ごきげん
- おとといAirMac Expressを買ってきて今日セットした。
- iPhoneから部屋に来ているインターネットの回線に無線LANで繋がるようになったのでiPhoneに入れているいろんなアプリがさくさく動くようになった。
- 「産経新聞」はダブルタップして拡大するとすぐにピントがあう。これまで無線LANがなく3Gで繋がった状態だと拡大してぼやけた文字が読めるようになるまで数秒かかった。
- 「TVUplayer」は世界のTVがWiFi経由で見られるとのことでダウンロードしていたが、やっと見ることができた。こんなに鮮明にみれるとは驚いた。
- 一番気に入ったのは「Remote」。手元のiPhoneをiTunesのリモコンにして、音楽やPodCastを聴くのは楽しい。TVのリモコンではチャンネルを変えるだけだけど、iTunesではプレイリストを切り替えて、聴きたい見たいビデオや音楽をコントロールするのはすばらしい感覚だ。
金曜日, 5月 08, 2009
単身生活の再会
- 連休中は家にかえっており昨日単身赴任先に戻ってきたわけだが、ひとりの生活は生活のプレッシャーがかかっていると感じる。食事の準備や洗濯、掃除等の雑用に対して、頭のどこかで気にしている。
- 私のような暢気者でもそうなのだから、神経質な人や完璧主義者の場合は大変だろう。新しい場所に移った後、すこし落ち着いて来たのだろうと思う。必需品はあらかた揃い、何が足らないかを考え必要なモノを揃える余裕がでてきている。
- 今日は、会社の帰りに家庭用品の店にいって、作務衣、体重計、お香、温度湿度計等を見てきた。安い値段だが、こういうモノは一つ一つがあるとうれしくなる。お店(グランステージ山新)には紳士用の作務衣は2種類ぐらいしかなかく、選択できないのでまた、後にした。体重計で健康管理をし、お香で気分転換を計ることができたらうれしい。また、今週末にはネットで注文していた道具類(椅子:ウェゲナー作のYチェアと読みかけの本を開いておく道具が届く。
- 新しい生活のリズムを作っていくことが課題だ。スケジュールをいっぱいにする時もあてよいが、じっくりと新しいことに取り組む時間を作りたい。
水曜日, 5月 06, 2009
キタでうどん
- ついに連休も最終日。長女の買い物に付き合って家族で梅田へ。「つるとんたん」、北新地店で昼食をとった。
- 一度いってみたかったお店だが、来てみてよかった。落ち着いた雰囲気、メニューの豊富さ、勿論うどんもおいしいし、いろいろな面でいいお店だと思った。4人でそれぞれ、梅干うどん、おろしうどん、カレーうどん、脂かすうどんを頼んだ。梅干うどんとおろしうどんが冷たいうどんで、後のふたつがぬくいうどん。すべて、すこしずつ味見した。
- 大きな器に入ってくるのでまず驚く。量がそんなに多いわけではないが、ゆったりとした贅沢な感じがする。梅干うどんの付け出しは梅のすっぱさが効いていて、さっぱりしておいしい。おろしうどんはオーソドックスにだし醤油をかけて食べるうどん。おろしがたくさんはいっている。もちもちしたうどんの食感がよい。醤油はかなり色がうすい。カレーうどんはカレーが美味しい。次にはTVで紹介されていた牛スジカレーうどんも試してみたい。脂かすうどんは最近よくTVで紹介されているようなので、どんなものだろうと思っていたが、これはなんとなく覚えのある味だった。私は大阪育ちだからきっと食べたことがあるに違いない。わたしにとっては懐かしい味だった。いつどこで食べていたか調べてわかるものでもないだろうが、知りたいといえば知りたい。
- うどんだけでお腹一杯になった。じつはこのお店に来る前に、皆アイスクリームを一個食べてきたからだ。地下でアイスクリームの日のイベントをやっており、なんとみんなにアイスクリームを配っていた。それを食べてきたので、うどんを一人前食べるのにお腹一杯でふうふういって食べることになったというわけだ。
- それはさておき、我々が食べた種類のほかにもたくさんの種類があり、うどんもふつうの太さと細めんもあって食べる前にどちらにするか選べるようになっていた。今回は食べなかったが細めんも食べてみたい。また、うどん以外にさば寿司、親子丼等もあって、私の好物が満載だった。宴会をこんなところでやるのもいいかもしれない。
火曜日, 5月 05, 2009
エメラルド・マウンテン
- 阪神百貨店の地下のコーヒー屋さんで、エメラルド・マウンテンを買った。エメラルド・マウンテンはコロンビアでとれる豆だ。以前買ったクリスタル・マウンテンキューバでとれる豆だ。その違いを店員さんに聞いてみたが、あまりよくわからなかった。クリスタルマウンテンは酸味が少ないが、エメラルド・マウンテンは酸味もコク、風味とともに高いようだ。
- 両者とも同じくらいの値段だが、エメラルドマウンテンが20%増量サービスということだったのでこちらにしたわけだ。この豆は筑波に持って帰ってから飲んでみることにする。
月曜日, 5月 04, 2009
日曜日, 5月 03, 2009
抜群のコストパーフォーマンス、MOMIJI
- 2ヶ月ほど前から、孫たちの入学祝いを兼ねて昼食会をやることを、両親が希望していた。連休中にやることになっていたが、直前になってやっと今日、5/3実施と決まった。場所は、前に行って感動した「GARDEN DINING MOMIJI」でやることにした。両親、弟家族4名と私の家族3名、合計9名が、松井山手の閑静な住宅街にあるお店に集った。
- 私の家と弟の家、両親の家は豊中と茨木だから松井山手は少し遠いのだが、町中でなくゆったりしたリゾートの雰囲気のお店もよかろうとの考えだった。結果は期待を裏切らず料理、雰囲気、値段とばっちりだった。
- 途中、枚方パークに入る車で1号線の渋滞があったが、予定より20分遅れぐらいで開始できた。メニューは、40色限定のランチプレート。今日は、タンドーリ・チキンだった。コラーゲンのゼリーをいれていただく薬膳スープ、烏賊の春巻き、サフランライスも付いてきて、ボリュームも十分。そして値段は1300円。弟の三男坊は(多分、ボリュームを求めて)Cahayaランチというメニューを選んだ。こちらのランチは華やかな前菜が特徴。量的にはランチプレートとそれほど変らない。中学生の彼には、多分ボリュームの点では満足できなかったであろう。従姉妹のもてあましていたチキンをもらって何とか満足したのではないか。ちなみにCahaya(チャハヤ)ランチは1600円。
- 料理とスイーツを前にゆっくりと会話を楽しんだ。前回始めてきた時には、また来たいとは思ったが、距離的にここまでくる機会は、なかなかないだろうと考えていた。わざわざきた甲斐のあるお店だと思った。
土曜日, 5月 02, 2009
ブリトゥンズ・ゴット・タレントのYouTubeを見た
- ウェブで評判になっているというスーザン・ボイルさんの歌をYouTubeで聴いた。
- ブリトゥンズ・ゴット・タレントという番組で、登場した時の見かけとそのパーフォーマンスの落差、良い方に裏切られた落差の大きさから評判になっている。2007年のポール・ポッツが評判になったのと同様だ。ポールポッツの時のYouTubeを見てみると、オーディション、準決勝、決勝と勝ち抜いている。スーザン・ボイルさんはオーディションの段階のYouTubeが出ているようだが、今どの段階にあるのかはよくわからなかった。ポールさんが、大変シャイで謙虚であったのに対し、スーザンさんは純朴だが、もっと前に出て行く性格のようだ。その違いも面白い。
金曜日, 5月 01, 2009
コストコでブラックベリーを買う
- お昼に、しばらくぶりでコストコに行った。連休中だが思いのほか混雑はなかった。しかし、連日混雑しているための対応と感じた出来事があった。
- 今回、入り口で止められた。妻と私が会員になっているのだが、子供2人をつれて入ろうと妻が会員証をみせると、私の会員証も提示を求められた。こんなことはこれまでなかったが、18歳以上の人は会員と一緒にはいらないといけないことになっているという。長女を連れて入ったのはずっと前だったので、このようなルールがあることすら念頭になかった。
- 私が会員証を携帯していなかったからいけないのだが、入り口の脇で、私のIDを示して会員情報を確認して仮の会員証を発行してもらい入ることになった。このようなルールの厳格化はきっとたくさんの人が入って混むための対応ではないかと感じた。何はともあれ、次からは会員証を忘れないようにしないといけない。
- 混んでいないので試食の列もなく、行動しやすかった。次女が選んだのが、写真のブラックベリー。コストコではときどき冷凍のフルーツ(ブルーベリーやラーズベリー、ブラックベリー、キーウィーも入っていたかな)を買うが、生のブラックベリーを買うのは初めてだ。帰ってつまんでみたがくせもなくなかなかいい。
木曜日, 4月 30, 2009
季節料理 「花清水 透」
- 就職した長女のお祝いに、家族で「花清水 透」で夕食。
- 食事の前に、長女からちょっとしたプレゼントをもらった。この連休も友達との予定をびっしりいれているが、その合間に品物を選んでくれた。妻や親だけでなく、私のことを考えてくれる人がいるとは嬉しいことだ。
- 食事は、「京御膳」とおつくりの盛り合わせを頼んだ。このお店は始めてだが、さば寿司がおいしいとの評判だから期待していた。お刺身もよく、揚げ物もとてもおいしかった。
- 鯖寿司もくせがなくよかった。長女には量が多かったようで、さば寿司や炊き合わせをもらったので、私としても食べすぎた。
- また、りようしたいお店だ。
料亭 柿右衛門
- タベモノ日記では珍しく料亭の食事の紹介。
- 昨日は、法事で妻と一緒に守口にでかけ、柿右衛門という料亭で会席をご馳走になった。先付、前菜、吸物、向付、炊合せ、陶板、蒸し物、台の物、箸休め、揚げ物、酢の物、ご飯(味噌汁、香の物、季節のフルーツ)と順々にだされる料理はどれも、手がかかっており素晴らしいものだった。
- これだけ並ぶとどれがどうと言うのも難しいが、さっと思い出すものとして一つあげると、最近食べたくてなかなか食べる機会がなかった甘鯛が、桜蒸と味噌漬けの焼き物で食べられたのが嬉しかった。手が込んだものがすこしづつ出させるので、年配の方々でもおいしく、ほとんどすべてを食べることができるのがすごいと思った。
- 2階が料亭になっているが、1階は「文禄亭」という和食のお店になっている。ホストの妻の叔父さんは営業を勤めておられ、世間をよく知った方である。守口できちんとした食事をするならこのお店といわれるお店のようだ。
日曜日, 4月 26, 2009
保健所国家
- 研究学園からつくばの北大通りに繋がっている道を歩いてみた。つくばエクスプレスで研究学園−つくばは一駅の距離であるが、研究学園駅から西大通りまでの交差点までは歩いて30分足らずである。この道沿いには住宅がたくさん建設されているが、まだまだ空いた空間が多く見晴らしがよい。晴れて気持ちのよい散歩であった。
- 柳田先生のブログに「保健所国家」との言葉があった。どうも最近、罪に対する罰が厳しすぎる、ばい菌は皆殺せというような風潮があるとのご意見である。先生と同様の感想をもった。スマップの「草なぎ逮捕」のニュースを聞いて変な感じをもったが、その後の報道を聞くと単純にストレスがたまって飲み過ぎてハメを外しすぎただけのようだ。草なぎ君のTVでみる好青年の印象はほとんど変わらなかった。あの法務大臣のコメントはこの若者に対する配慮というものがかけていると思う。どうも法令の運用においても、硬直的といったら悪いが、柔軟な対応ができていないように思う。
- 草なぎさんの場合は法律問題ではなく、公序良俗の問題であるが、法律に関しても柔軟な対応がなされていないように思う。「法令遵守が日本を滅ぼす」と言う本で指摘されていたように、「法令は守るべきということ」と「法令はこうあるべき、これまでの経験と現状から常識的に考えたら現状にあっていない」というような事案について、間違った(あるいは現状に即して直すべき)法令を認識して、直していこうということよりも、法令を使って裁くことを優先するような思慮の足りない人が多いのではないだろうか。
土曜日, 4月 25, 2009
バランスボールで体を動かす
- サッカーをやらなくなってから、スポーツをする機会が本当に少なくなってしまった。たまの機会にスポーツ大会に参加するのは健康増進にはあまり役立たない。普段の運動が大事だと思う。
- 通勤でできるだけ歩いている。ほとんど朝だけだが、30分弱の運動になる。これで最低限の運動になるかと思っているが、今日からだをのばす運動をしてみて普段使っている筋肉はかなり限られているのではないかと心配になった。
- 単身赴任を始めた際に、バランスボールを買ってきて部屋においているのだが、どんな使い方があるか資料をもっていなかった。ボールに腰掛けて前や後ろに動いてバランスをとるのはよくやっているのだが、いいお手本がないか、専門家に聞こうかとも思っていた。
- 今日、本屋で「バランスボールトレーニング」という本を見つけたので買ってきた。いろんな使い方がのっていて参考になる。まず、ストレッチ運動をやってみた。ボールを使うと何もなくストレッチをやっているのと比べて、多少動きもあるし、姿勢を換えたり、バランスをとったりバリエーションが増す。いくつかやって見ただけで、だいぶ体をのばすことができたと実感した。
- 体の軸を整える運動は、少し難しかった。2本の足の膝から下をボールにのせて、バランスをとるのはなかなか難しかった。しばらく続けて習慣化したい。
月曜日, 4月 20, 2009
丸亀製麺ークレオスクエアキュート店
日曜日, 4月 19, 2009
プリウス(旧型)とインサイトを体験した
- 思い立って、エコカーの試乗をした。HONDAのインサイトとTOYOTAのプリウスに続けて乗った。
- 現在は車がない生活をしている。つくばでの単身赴任生活もだんだん生活道具が揃ってきたが、まだ車がない。だから車を見に行くにもバス、歩きでディーラーまで行かなくてはならない。ディーラーからは買う気があるとみられてだんだん説明にも熱が入ってくるのがわかる。だからといって相手のペースに乗ってもいられない。簡単に試乗した感想を書いておく。
- まず、車の走行性能についての感覚だが、これは、プリウスとインサイトでははっきり違う。プリウスの方が余裕がある。1500ccと1300ccの違いがあるから当然かもしれないが、それ以上馬力に違いがあるのかもしれない。残念ながらプリウスは5月18日にでる新型はまだディーラーには置いていなくて、旧型しか乗れなかったから、新型ではそれ以上に違いがあるだろう。
- かといってインサイトの乗り心地が劣っているとは思わなかった。インサイトはガソリンエンジンの補助で電気を使っているということだが、スピードメーターの背景の色が青からグリーンに変化して直感的にガソリンに頼ってエコでない走りをしていることを知らせてくれる。静かにスーっと走る感じ。あまりエンジンで引っ張って行かないようにするよううまく誘導している気がした。それに比べてプリウスはゆっくり走ることもできるし、踏み込めば電気+ガソリンエンジンでパワーも出せる余裕をもっている感じがした。プリウスは今電気をつかっているか、ガソリンを使っているかを図で示す。わかりにくくはないが、色で示すような直感に訴える点ではインサイトに分があると思った。
- メカではプリウス、機器の表示や運転席からの視野の点ではインサイトが気に入った。値段は私の考える装備(カーナビ込み)で比べると、プリウスが250万円くらい、インサイトでは220万円くらい。実際に乗っている人に聞いた話も含めて想像すると、燃費はプリウスが≧20km/lで、インサイトより数kmくらい優れているのではないか。メカの差は割とあると思うが、値段の差(買値の差を燃費の差で埋めることは難しいと思う)と、運転席での運転感覚を含めるとどちらがよいかわからない。もう一回試乗して、妻の意見も聞きたいところだ。
土曜日, 4月 18, 2009
映画、ザ・バンクー堕ちた虚像
- 映画、「ザ・バンク−堕ちた虚像」を見てきた。
- 角谷浩一さんのPodcastで話しているのを聞いて面白そうだと思ったからだ。巨大銀行が武器の輸出に関与し、それをいろいろな犯罪的な手で隠蔽しているのを、主人公達が明るみに出そうと奮闘するサスペンスだ。
- 展開が早いし世界を舞台にしたスケールが大きいので、ついていくのが大変だ。誰が考えても犯罪であっても、それに加担した者が広い範囲にわたると、各国の政府も手出しができなくなってしまう。主人公のように深く調べないと、誰が何の目的でどんな手段で動いているかほとんど見えないのだ。
- 返済する見込みがもてないような貧乏人をだまして、お金を借りさせるという詐欺まがいのサブプライムローンが現在の金融破綻の引き金となったことが、明らかになった今となっては、これほどあからさまなこともかなり現実的に迫ってくる。
- グッゲンハイム美術館での派手な銃撃戦が一番目につく見せ場であるが、私はもうひとつの見所をあげたい。「引退を前にしたベテランバンカーが贖罪の機会を求めている」と心理を読んだ主人公、サリンジャーのただただ正義感に頼るのではない沈着冷静なところが現実感を失わないで見るものを引っ張っていく。
金曜日, 4月 17, 2009
年賀状だけでない親戚の交流
- 伯父が出している「ファミリー通信」。親戚がそれぞれ自分の家族の近況を書き綴っている。法事等の行事がないとなかなか出会わない親戚同士が近況を確かめ合う。
- 私のおばあさんが生きていたときには、老人ホームにいたおばあさんをおじ、おば、私の両親らが訪ねた様子等が綴られていた。おばあさんはなくなったが、伯父さん兄弟の子供や孫の話が多くなった。他には海外旅行記や結婚の報告等が多い。
- 私も時々、頼まれて書く。今回は単身赴任の生活について書いてみた。単身赴任をしたことがある人はきっとかなりおおいだろうから、私の感じていることにうなづいてくれるおじさんもいるのではないかと思ったからだ。伯母さん達、女性はどんな感想をもつのだろう。
- 記事の感想がどのようなものか、ちょっと興味がある。
水曜日, 4月 15, 2009
iMacのiTunesにもアプリをおろし直し
- パソコンをiMacにしたので、iTunesも新しくおろした。そうしたら当然、おろしたiTunesには歌もアプリも何も入っていない。
- iPhoneへはiTunesから歌やアプリを入れることができるが、iPhoneからiTunesに歌やアプリを逆に移動することはできない。どうすればいいのだと思っていた。しばらく新しいアプリをダウンロードするのを待っておこうかと思っていた(大阪の家のPCと筑波の単身赴任先のMacに分散してしまうと厄介だと思ったのである)。
- それでもやはり欲しいアプリはあるのでそれをおろしてみた。そうしてiPhoneをつないで同期してみると、みるみるiPhoneの中のアプリが削除されていくではないか。あれれーっと思ったが後の祭り。せめて無料のアプリをもう一度いれておこうとおろしてみた。
- そうしたら、「このアイテムはすでに購入しています」と表示された。有料のアプリでも同じだった。いちからおろしてくるのは面倒ではあるが、一度購入したアプリはまた無料でおろしてくることができるのだった。またしばらくiPhoneの環境を整えるのに時間がかかりそうだ。
火曜日, 4月 14, 2009
日曜日, 4月 12, 2009
インターネット開通
- 本日やっと新居でインターネットが開通した。
- 久しぶりのマックなので少々とまどったが、新しいプロバイダーのOCNに電話して聞きつつセットアップを完了した。きょうはサファリはこのブログに入るときに使ったくらい。iTunesのPodcastを登録し直すのに時間がかかった。
- iPhoneはひとつのiTunesに同期させることになっているので、新居のiTunesのセットアップが完了するまでは、まだ大阪のパソコンに同期させたままにしてある。iPhoneに入っている曲はどうやって新しいにマックに移したらよいのだろうか。少し調べないといけない。
土曜日, 4月 11, 2009
三田プレミアムアウトレット
- お昼から、三田のアウトレットモールに出かけた。一度は行きたいと思っていたのだが、まだいったことがなかった。嫁さんは、1度行ったことがあり、ここと同じ経営の御殿場のアウトレットモールに入ったことがあるので、どんなものかは想像がつくが、ここには、梅田の有名なうどん屋、「はがくれ」やステーキの「三田屋」がフードコートに出店をしているということで、その意味でも期待があった。
- 豊中から高速をつかったら40分とかからなかったのでそんなに遠くない。道路もそんなに混んでおらずすんなり着いた。アウトレットモールでしばらく買い物をした。お店はおなじみのブランドが並び、特に目新しくはない。今日よかったのは、混んでいなかったこと。フードコートの方も列もなくすぐ食事をすることができた。夕食で私は三田屋のステーキを食べた。Mサイズで1200円だが、たぶん少ないだろうと1600円のLサイズを頼んだ。確かに安い。嫁さんと娘はハンバーグを頼んだ。美味しくてよいといえるのだが、そこはやはりフードコート。広い客席で周りを人がうろうろするところで食べるとどうしても落ち着かないから、ディナーとして食べるには気分がもう一つ。これはコストからして仕方がないだろう。
- 私がこのモールで感じたのは、隣接するイオンだ。実はこのモールの主役はこのイオンがはいった方のモールではないかと思う。ここは広い。こちらをじっくり回る時間がなかったが、こちらにもたくさんの専門店が入っており、こちらの方を目当てのお客も多いに違いない。
- 写真を掲載したのだが、実は写真はない。着いて写真をとったら、iPhoneが動かなくなってしまった。カメラソフトとしてデフォルトのカメラソフトではなくSteadycamというソフトを使っているのだが、それがどうもうまくiPhoneにインストールされていないようなのだ。家に帰ってiPhoneをパソコンにつないだらiPhoneそのものはすぐ回復したが、後ちょっと心配だ。
家族のところに帰宅して天神橋筋で休息
- 木曜日から出張にあわせて家族のところに帰ってきた。昨日の金曜日は、桜が散る前に妻と花見に行ってきた。
- 去年と同じく大阪駅から帝国ホテルのバスを使って帝国ホテルまで。帝国ホテルに行く人はなんとなくきっちりした服装をしているように感じる。なかには、我々のように花を見るための散策に適した服装をしている人もいる。
- 平日の午前中という時間は、花見に適している。去年は大変な人出の中を桜と人の頭ばかり見てゆーっくり歩くしかなかった記憶がある。それに比べ、今回は人に邪魔されずにゆっくり花を眺められる。帝国ホテルの前から大川沿いに下っていくと天満橋あたりまでは人は少なく、桜吹雪を堪能した。それでも、天満橋を越えてアクセスに便利な天神橋北詰までの間にくると、露天の店もたくさん並んでおり、それぞれが恐らく夕方の人出に備えて準備に慌しい。
- 天神橋から天満宮を通り抜けて天神橋筋商店街に入って、昼食をとる店を物色した。今回は事前に考えていなかったので、頭の隅に残っていた記憶で上海食苑という店に行くことにした。確か天満市場のそばということは覚えていたのだけれど本店はなかなか見つからなかった。
- 結局本店ではなかったが、系列(?)のお店にはいった。日替わり定食を食べ、ついてきた小籠包も味わった。あとで調べてみると小籠包で有名なお店で難波で行きたいと思っていた外灘紅緑灯発祥の元のお店ということだった。もっと点心中心に注文をするのであった。まあ、次回の楽しみに取っておこう。
- 今回初めて天満市場、ぷららてんま、に入った。ここはディープな大阪という雰囲気がする。信じられないような安さの食品もあり妻は驚いていた。
- 長時間歩いたので疲れた。夜は気がついたら9時前(?)には寝ていた。
日曜日, 4月 05, 2009
転居
- 筑波の新しい家に単身赴任で移ってきて1週間少し過ぎた。
- やっと生活道具や、パソコンや机などの道具も揃ったが、車はまだどうするか決めていない。駅から歩いてすぐであっても筑波で車なしで生活するのはなかなか大変だ。都会とはことなり、車で生活することを前提とした場所になっている。
- パソコンは秋葉原のヨドバシカメラで買ったが、24インチのモニタをもったiMacを下げて家まで来るのは大変だった。照明、物干し竿それぞれ歩いて、あるいは自転車で10分かそこら運ぶのに、それぞれ苦労した。10分かもう少しくらいの時間しかかからないのだが、この頃、こういうものを車ではなく手で運ぶことはなかったといまさら気がついた。
- 一番の問題はインターネットがまだ繋がらないことだ。ブログも新しい形にしたいがもうしばらくかかりそうだ。
水曜日, 3月 25, 2009
明日から、しばらくパソコンなし
- 今日、娘の下宿から冷蔵庫、洗濯機、電子レンジやベッド、棚等生活用品を筑波のマンションに送り出した。明日から筑波での生活が始まる。
- 移ってからパソコンを買う予定なので、しばらくパーソナルのコンピューターはなくなる。iTuneの更新ができない。土曜日に東京にでて買うことになるだろうか。しばらく、ブログの更新が滞るかもしれない。iPhoneから投稿してみるかな。
- 明日から、移動時間や荷物の片付けの合間に読書する時間はたくさんありそうだ。まだ読んでいない本はたくさん送ってある。一番の関心は食事をどうするかだ。当面、外食が中心かもしれないが、ある程度自分で作るパターンを作っておきたい。しばらく、作る食事の作り方をメモして10種類くらいのメニューは、書き留めておきたい。
火曜日, 3月 24, 2009
WBC優勝
- 今回の大会はほとんど中継もスポーツ番組やニュースでの映像も見ていなかった。見る時間がなかったこともある。新聞で結果をみていただけ。
- イチローがなかなか打てなくて、なかなかすっきりといかなかった。駅で見るスポーツ新聞を見ても応援している皆達のイライラした感じがわかった。それがキューバに勝ち、アメリカに勝ちしているうちにいいムードに変っていった。といっても間接的に伝わってきただけだ。
- 先ほどニュースステーションで決勝戦を見た。今大会で始めて試合の流れが掴めた。緊迫した試合。しぶとい韓国。それでも日本チームが強い気持ちを持ち続けているのがわかった。
- 最後はイチロー。雑念がさまざまに通り過ぎたとインタビューで語っていた。しかし、やはり強い気持ちが勝ったのだろう。センターへのクリーンヒット。おめでとう、素晴らしかった。
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