日曜日, 7月 26, 2009

ものごころついた頃

  • 今日の瞑想で思い出した子供の頃のこと。
  • 生まれてから幼稚園の3年保育の頃まで、神崎川にある父の勤め先の社員寮に住んでいた。ちょうど物心がつく頃だ。最初に覚えているのは、近所のお兄ちゃんの自転車が止めてあったところから始まる。今の自転車は大概後輪の片側についている金属製のバーを横に突き出して傾けて自転車を片側に傾けて立てるものが多いが、昔は傾けないで水平のまま、後輪を浮かせて立てるものだった。
  • まだ自転車に乗ることができない頃だったと思う。何を思ったか私は自転車の後ろから近づき荷台を持ってしっかり前へ押し出した。おそらく少し押したくらいでは自転車はびくともせず、エイと力を込めて押しただろう。そうしたら、自転車そのまま前に進みやがて片方へ傾いて倒れた。
  • やがて人が気がつき、あっ、自転車がこけたと。どこかそんなに遠くないところにいた自転車の持ち主である近所のお兄ちゃんが戻ってきた。私は自分のしでかしたことがどうもよくないことだったと悟っていち早く泣き出した。
  • ここまでだ。その時自分が何を考えていたかはよく覚えていないが、自分の目の高さくらいにあった自転車の荷台とか、がっしりした自転車のスタンドのイメージはなんとなく覚えている気がする。
  • また、その頃風呂敷を背中にまわして、マントと見なして遊んでいたこと。幼稚園で回りの子達が大きかったこと等をなんとなく思い出していた。
  • 瞑想というのはなかなか面白い。

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