- 最近気になるのが、梶原しけるさんの「プロのしゃべりのテクニック」という日経ビジネスASSOCIE onlineの連載だ。他にも梶原さんはポッドキャストでもたくさん発信している。
- 梶原さんは、いろいろなしゃべりのプロを取り上げて説明している。それを読むといつも感心する。これまで、何気なく接してきたプロのしゃべりにいかに工夫が隠れているか、自分のしゃべり方にいかに注意を払っていないか。
- たとえば、ジャパネットたかたの高田社長。TVを売るときには性能を説明するのではなく、家庭団らんという使用シーンを提案している。若手のお笑い芸人は、日々の番組出演にいかに真剣に取り組んでいるか。島田紳助やさんまの番組にでている若手芸人は紳助、さんまをほんとうに真剣に見ている。一挙手一投足こまかいところまで注意を払っており、先輩の芸を的確に評価している。指摘されて初めて気づいた。
- そんなことに感心しているこの頃だが、今日、次の言葉に行き当たった。
そして現在、私がひたすら訓練しているのは、「書き文字」ではなく、「話し言葉」で自分の考え方を伝えることです。
- これは現在の売れっ子、勝間和代さんの文章から抜き出したものだ。勝間さんによると世界的なレベルに達する能力開発には1万時間の訓練が必要である。1万時間もかかるのだからどんな能力開発に時間をつかうかが非常に大事であるとの話の後で述べている。それほど「話し言葉で自分の考えを伝えること」が重要な能力開発だと考えているということだ。
- 今日、久しぶりに自分の考えが誤解されたり、理解されにくいと感じることがあった。私にも同じ訓練が必要だと身にしみて感じた。
金曜日, 7月 10, 2009
話し言葉で自分の考えを伝えること
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