土曜日, 8月 15, 2009

かわいい動物が住宅街に

  • 面白い話を聞いた。話としては面白いが当事者になったらどうだろうと考えた。
  • 昨日は茨木に住んでいる両親の家にいったのだが、1月前に変わった動物を捕まえたというのだ。近所で狸を見たとか、飼っているメダカや金魚が襲われたという話が相次いでいたそうだ。あらいぐまらしいということがわかり、市役所に連絡したそうだ。
  • 市役所では檻を貸してくれ、それをガレージに設置したそうだ。1週間何の音沙汰もなく過ぎた後のある朝、一匹が檻に入り、周りには子供のあらいぐまが4匹、おろおろ歩き回っていたそうだ。隣の方が携帯で撮った写真を見せてもらった。
  • 子供を捕まえないといけないから、檻がもっと必要だ。市役所ではそのとき準備できたもうひとつ持ってきてもらい仕掛けるとまた1匹。結局、市役所にある4つの檻をもってきてもらったが、あと1匹残ってしまった。
  • そこで父が一計を案じたそうだ。1匹ずつ入った檻の入り口同士をくっつけて扉をあける。そうしたら1匹が檻を移った。そこで扉を閉めて、あいたほうの檻をつかって残った1匹を捕獲。というわけですべてのあらいぐまを捕まえたそうだ。
  • 檻にはとうもろこしを入れるのがよいそうだ。肉や魚だと猫や他の動物がかかるらしい。あらいぐま捕獲のKnowHowがしっかりあるのに驚いた。両親は、しばらくこのあらいぐま騒動の顛末をご近所に説明するのに忙しかったそうだ。
  • Wikipediaで調べてみると各地であらいぐまが野生化して問題になっているようだ。あらいぐまはバンクーバーのスタンレー公園で身近に見たが、日本でも増えるのだということがわかった。あらいぐまが広がった経緯は知らないが、ペットとして飼っているのを逃がしてしまったりしたのではないかと想像される。あらいぐまはかわいいとは思うが近所にいるというのは、どうなのだろう。

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