日曜日, 11月 15, 2009

アクティブブレイン「夢フォーラム」

  • 土曜日、小田全宏氏の講演会「夢フォーラム」に参加した。ワタミ会長の渡辺美樹氏が参加されることが案内に書かれていたので一度拝見したいと思ったからだ。
  • 小田全宏氏については何も知らず参加したが、氏はアクティブブレインという自己啓発セミナーを開催されているのみならず、松下政経塾の第4期生で政治活動も活発に行っている人だということがネット調べてわかった。講演会の印象を簡単に。
  • 小田氏については、声の通る話の上手な方だと思ったが、政治活動もしているということであれば納得できる。自己啓発セミナーの内容についてはよくわからないが、その一端として氏が披露した記憶術には圧倒された。会場の人に単語を30個無作為に挙げてもらい、それを会場の人にメモしておいてもらい、一人の人に1番○○、2番△△、---、30番■■と読み上げてもらう。そのあとすぐ、小田氏は1番○○、2番△△―――と淀みなく復誦された。それだけではない。会場の人からランダムに番号を挙げてもらったら、間髪をいれず答えた。会場の人達にメモをとってもらっているから、全員がその回答があっているかわかるわけだ。自己啓発セミナーの宣伝として大変よい方法だ。
  • 後半は小田氏と渡辺美樹さん、浅見帆帆子さんとの鼎談だった。お三方はそれぞれ渡辺氏と小田氏とは理事を務める郁文館夢学園での繋がり、渡辺氏の経営する介護施設のインテリアの仕事を浅見氏が受け持つ等の繋がりをもっておられることがわかった。以前にも3人で話をしたことがありお互いに信頼をもっている様子がよくわかった。渡辺氏の持論、「夢をもったらそれに日付をいれて、実現を目指せ」というのに対して、浅見氏が「私は先の目標をあまりはっきり持っていない。目の前の仕事を夢中にやっていく内に、自分のやってきたことと取り巻く環境にあった仕事が目の前に現れる。無理に目標に向かうこともない」というような突っ込んだやりとりはなかなか面白かった。小田氏が中を取り持とうとしてコメントに苦労する場面があったりしたが、終始苦笑い、茶化し、真面目なコメントとリラックスした雰囲気の良い対談であった。
  • 最後は、小田氏が作曲した郁文館夢学園の校歌を郁文館の中学1年生が披露するという演出であった。渡辺氏との会話で、校歌の作曲に小田和正、桑田啓祐等の候補があるなか、小田全宏氏自身が立候補して作った等と冗談めいた紹介であったが、力をこめて作った歌であることがわかった。
  • 旬の方々の会話は面白く、渡辺氏の今考えているカンボジアでの事業。この対談の後、収録するTVタックル。浅見氏が手掛けた介護施設のインテリア等、大変興味をもった。それから、サッカー全日本の岡田監督が人生観に影響を受けたという小田氏の記憶法、研修にも興味をもった。注目したい。

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