土曜日, 9月 19, 2009

のりピー報道を見て

  • 今日から5日間の連休に入る。昨日の夜、大阪の家に帰ってきた。
  • TVではのりピーの保釈の時に行われた謝罪会見が流れていた。すごい数の報道陣、そして元所属事務所と元所属レコード会社のトップ(元トップか?)が同席しての会見だった。
  • のりピーこと酒井法子が逮捕された時、だらしない夫をもってかわいそうという感情からなんと薬物中毒の当事者だったという驚きから大バッシングとなった。私も職場での昼食で、「けじめをつけて芸能界を引退するのは当然だろうが、しばらくするとまた復帰するのだろうな」とつぶやいたところ、「けっして復帰してはいけない、させてはいけない」との声があった。
  • 今回の会見の様子をみると、事務所や歌手の契約上は解除して離れたが、心情的、社会的には決して離れておらず、今後も芸能界での仕事に復帰しようと慎重に考え練られた、布石をうったと思える。このこと自体、彼女のこれまでの活動や社会とのつながりから考えて(よく知っているわけではないが)おそらく一番良い、あるいはこれしかないと考えた道なのだろう。復帰しないほうがよいとは思うが、他にどのような道があるのだろうか?感想としてはこれだけなのだが、これらを見ていて普段ほとんど考えたことのない麻薬について引っかかりを感じたので少し書いておこうと思った。
  • もっとも良く接する麻薬に対する態度は「絶対ダメ、一度やるとそれに溺れて体がぼろぼろになってしまう。人生を棒にふることになるから」というもので、それを社会に示すには麻薬に手を染めたら多くの人の前に立つ芸能界のような場に戻ってはいけないというシグナルを出すことだ、という先ほどの職場での反応となる。
  • しかし、ダメとか厳罰とか言っているだけでは、現実の場での広がりを考えると十分ではないだろう。特に、好奇心に溢れた若者が手っ取り早く夢見心地になる手段を試してみたくなる。あるいは、悩みを抱えてふとついていったとある宗教団体でわからないうちに使っている現場に遭遇したなど、突然その場に出会って対処することは難しい。最貧国といわれるアジアで割合簡単に作られた化学薬品が日本ですごい大金に化けているということが現実に起こっていると聞く。
  • これ以上の情報は私には持ち合わせがないので、最近、眼にはついていた伊東乾氏の記事を読んでみた。それを挙げることでとりあえずこれは置く。
  • 以下の記事は大変参考になった。多くの人が読むことを進める。
  • のりピーのサブプライムな憂鬱(その1)
  • のりピーのサブプライムな憂鬱(その2)

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