金曜日, 8月 22, 2008

iPhoneの狙い

  • ここ数日、夜が涼しくなったと思ったら、今日は少し暑い。寝苦しい夜にならなければよいが。
  • しばらく読書がはかどらない。寝苦しい夜は読書でもするかと、この前から気になっていた「21世紀の国富論」(原丈人)を梅田紀伊国屋書店で探してみたら、なんと品切れであった。しかし、買ってつんである本は現在たくさんある。
  • 「iPhoneをつくった会社」(大谷和利)を読み出した。最近はiPhoneの記事をネットでよく読んでいるので、新しい情報はあまりたくさんはない。これを読んでいてよくわかったのは、iPhoneはiPod+携帯電話だとか、携帯電話+インターネットマシンとか言って売り出しているが、真の狙いはそういうこれまである携帯電話やiPodにインターネットをくっつけたものではなく、携帯して使うインターネットマシンであること。しかし、インターネットマシンとはどういうものかコアなユーザーしかわからないから、市場を作っていくために、大衆を教育してどういうものかわかるように導入口として、iPodや携帯電話をくっつけているのだという戦略であること。
  • 世の中にないものが見えているスティーブジョブズの面目躍如たるところだが、このような狙いが見えてくる頃には、そういう概念が当たり前になっていて、そんなものがなかったことがなかなか理解されなくなったりするのである。

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