水曜日, 4月 30, 2008

「雲」の楽しみ方

  • 愉快な本を見つけた。

  • 「雲」の楽しみ方。ギャヴィン・プレイター=ピニー著、桃井緑美子訳。 河出書房新社 (2007/7/18)
  • アル・ゴアさんの「不都合な真実」を読み、地球温暖化について認識し自分なりにより認識を深めたいと思っている。しかし、社会問題として捉える本は、それはそれとして読みたいと思うが、楽しめるもの、普段に興味を持てる対象があると良いと常々思っていた。
  • 「雲を愛でる会」の会を主宰している著者が、会員からの写真を入れ、雲一族のガイドブックを作ったという内容の本だ。
  • 子供の時から、気象や天気は好きで、小学校では気象部に所属していた。今となっては、どのくらいまともにやっていたのか覚えていないが、天気、気温、湿度(百葉箱の乾湿球を使った)、風速、雨量なんかも測ったのを覚えている。ラジオの気象通報を聞いて天気図を書く真似事もやった。身近で役に立ち、温暖化も直接情報に触れられる。気象は重要な環境問題の入り口である。
  • 「気象予報士の資格を取る」というのは、真面目なまともな方法であろう。それもちらっと考えたことはあるが、資格をとること自体が目標ではない。つまり、改めて就職するわけではなく、知識を得て何に使うかが問題である。
  • この本を手にとって、最初に数枚ある雲の写真を見て、すばらしいと思った。雲ほど身近に自然の偉大さを感じさせてくれるものはない。すごい風景、たとえばグランドキャニオンを見て感じるような感動をしばしば味あわせてくれる。しかも、家でも、どこかへいってもいつも見ることができるし、また常に変化し飽きることがない。
  • 子供の時には、雲をみて長い時間過ごした事のない人はないだろう。だが、いつの間にか雲をみることも少なくなり、雲に対する興味も改めて認識することは少ない。
  • この本には、雲の種類や、そのでき方について、文学からの引用など、自由に雲について書かれた科学エッセイになっている。著者の「雲を愛でる会」には写真がたくさん寄せられているようだ。まず本をゆっくり読んで、Website(The Cloud Appreciation Society)のほうも探索してみると面白そうだ。

火曜日, 4月 29, 2008

ビジネス漫画:英語で始めて?


  • あるブログ(Presentation Zen)に紹介してあったダニエル・ピンク氏の最新刊,The Adventures of Johnny Bunko: The Last Career Guide You'll Ever Needをアマゾンで買って読んでみた。
  • ダニエル・ピンク氏は最近大前研一氏の翻訳した「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」という本の著者として知ったばかりだ。氏が若い人達が成功するために必要な6つのレッスンを漫画の形で表現した作品だ。
  • 魔法のランプのように、出てくるダイアナという妖精(?)がコーチしてくれるレッスンの内容はなかなか興味深い。その内容だけでなくても、魔法のランプではなく如何にも日本らしい小道具も面白いし、WTF(なんじゃこりゃ)みたいなアメリカの人達が日常使うような表現、うかうかしていると日本語がかたかなやローマ字ででてくるというような小細工も面白い。
  • 漫画だからすぐ読める。もっとも、英語なのでわからない表現、略語、ピンと来なかったところ等、多数あったが、とりあえずざっとはわかる。
  • 下宿している長女が今日家に寄ったので、すぐこの本を渡して、感想を知らせるように言っておいた。どんなことを感じるか楽しみだ。

月曜日, 4月 28, 2008

岡町商店街

  • 外を出歩くのに丁度よい季節である。
  • 今日は、岡町まで散歩した。今日は、岡町商店街も市役所も平日モード。岡町商店街は人通りが多かった。100円ショップで文房具をみたり、本屋さんを覗いたり。
  • 豊中の駅前のビルは立替の予定だが、いつから工事が始まるのだろうか。豊中の駅前は商店街がなく、店もぽつぽつとまとまりがなくてもう一つである。駅前のビルが建て換わると大分変わるだろう。

日曜日, 4月 27, 2008

うどんつくりの手間と出来上がり

  • 今日の夕食はうどん。
  • ここ数回と同じく15%の食塩濃度で作った(食塩水:水450ml+食塩75g/小麦粉1kg)。食塩が濃いと延ばす時が大変だ。今日も思いのほか時間がかかってしまった。次の時は、もう少し薄い食塩水でやってみることにする。出来上がりにどのくらいの差があるのか、よくわからない。

土曜日, 4月 26, 2008

思いつきを書き留めるためのA6ノート

  • 100円ショップでメモ帳サイズ(A6)のノートが3冊パックで売っていた。
  • 今のところ、アイデアマラソン(思いついた時にアイデアを書き留めること-樋口健夫さんの進めている運動)はB6サイズのノートを持ち歩いている。カバンにいれてもあまりかさばらず、半年弱ぐらいずっと書き溜めることができて便利である。しかし、職場で居室にいる時はよいが、別の部屋にいって会議や打ち合わせをしたり、それこそトイレにいったりした時に思いついたことをその場で書き取るためには、ノートを四六時中持ち歩かないといけない。わざわざ持ち歩くことは気合をいれて考えるにはよい。トイレに行く時に、よしいくつかアイデアを出してやろうと頭を切り替えるのはいい気分転換になる。
  • しかし、ノートを持ち歩くのはなかなか面倒である。また、いつなくすかひやひやする。どうしたらよいかと思っていたのであるが、そんな時のために、このA6サイズのノートをポケットに突っ込んでおくのがいいのではないかと思いついた。1冊33円だからなくしても、値段的にはタダみたいなものである。ちょっと持ち歩くのを習慣としてみたい。

金曜日, 4月 25, 2008

40年弱前の言ったことを褒められた気分

  • 今日読んだ「日本と中国は理解しあえない」(日下公人、石平)に、論語で孔子がいっている「恕」というのは、大和言葉の「思いやり」にあたると説明があった。
  • 漢文より大和言葉のほうが深みがあるとの議論の例としてでてきたものだ。孔子が一生懸命にいろいろな形で表現している「わが道は唯一恕」という「恕」は、中国人が「恕」という漢字を読んだだけではよくわからないところがある。それを大和言葉の「思いやり」と言い換えるとすぐわかる。「思いやり」の意味からもう一回論語を読むと、孔子の言いたいことはまさにこれだとわかる、とある。
  • 「己の欲せざるところを人に施すなかれ」という孔子の精神と、キリスト教の真髄、「人の喜ぶことをせよ」という両方の意味を、大和言葉の「思いやり」はもっている。また大和言葉には「相手が喜ぶことをするのは同時に自分の喜びだ」という意味も入っていて、だからお礼は求めない、いらないのだ。と説明している。
  • わざわざこの部分を引用したのは、私が中学2年の時、先生から生徒にあなたの好きな言葉(あるいは自分がこうありたいという言葉だったかもしれない)をあげなさいと言われ、皆がいろいろな言葉を挙げた時のことを思い出したからだ。いろいろ表面的なかっこいいような言葉がたくさんでてきたが、自分にはどうもしっくり来なくて、自分の番のとき「思いやり」と言った。みんな一瞬、えっという感じで、なんか女の子みたいだなとかいう小さな声もあったように思った。でも、なんとなく納得してくれたような感じもあった。それが、今、深い意味をもつ大和言葉だよ、いい言葉だねと、褒めてもらったような気がした。そのうれしい気持ちからだ。

  • (昼食)日本橋「昆ぶ禅」で。いつも親子丼とうどんのセットだが、今日は焼き鳥丼とうどん(ぶっかけ)のセットにしてみた。ここのうどんの出汁は昆布がきいていておいしい。焼き鳥丼は半分に金糸卵、半分に焼き鳥がのっている。ご飯がばらすし的な感じ(といって酢飯ではないが)でよかった。しかし、やはりここは、砂ずりを使った親子丼のほうが好みだ。

木曜日, 4月 24, 2008

がっかり

  • 最近読んだニュースの中でがっかりしたものは、次の記事である。
  • siRNA医薬開発に対照の罠、少なくとも加齢黄斑変性症の効果は、2重鎖RNAの配列非特異的なIL2とIFNγ誘導が原因
  • siRNA医薬の応用で現在もっとも進んでいるとされているのは、加齢黄斑変性症への適用である。siRNAの働くのは細胞の中で、mRNAを壊すことだから、効果は発揮するためには、組織の細胞に入らなければならない。ところが、RNAは水溶性の高分子であり、容易には細胞内に入らないから、何らかの工夫が必要である。DNAやRNAが本体のウイルスは、その宿主の細胞に入るために特別な仕組みを持っている。人工のRNA分子を望みの組織へ、細胞へと運ぶのは難しい。注射で投与できればいいのだろうが、血液に入ってからたとえば肝臓に到達させようとすると、コレステロールのように肝臓に取り込むレセプターがある分子をくっつけて、コレステロールが取り込まれる仕組みを利用して取り込ませるなどの工夫がされているが、なかなか満足の行く結果が得られていない。
  • siRNAが病変部へうまく取り込まれるといわれているのが、この加齢黄斑変性症である。つまり眼球(という組織)に直接投与するので、血管から組織に入るより効率的だというわけだ。そして、その加齢黄斑変性症でsiRNAの効果が証明された。医薬の世界の言葉でPOC(Proof of Concept)がとれたといわれていた。その重要な試験に不備があったという話である。
  • その不備というのはsiRNAの効果そのものに関する話ではなくて、試験の方法がきっちりしたものでなかったということだ。報告を詳しく見ていないのと、最近の多くの仕事をフォロウしていないので、実際siRNAの臨床試験でのPOCがとれているのかとれていないのかはっきりいうことはできないが、医薬としてのsiRNAが最低限のPOCをクリアしているものと思っていた私にとっては、ちょっと、いやかなりがっかりする話であった。

水曜日, 4月 23, 2008

昨日買った2冊の本

  • 最近本を読むペースはあまりあがっていないような気がするが、本を買うペースは間違いなく上がっている。これまで、一つの本を読み終わってから次の本を買おうという気持ちがあって、本屋さんで欲しいなと思う本が3冊あったら、よく選んで2冊にしておこうと考えたものだった。しかし、この前読んだ「本は10冊同時に読め」(成毛眞)に、1冊ずつ読むようなことを考えて、読むスピードを落とすことはない。いろいろな場所に本を置いておいて、短い時間に、たとえばトイレに入ったらその時に読めるようにトイレに2,3冊本を置いておいて、10分でも読めばよい。と、いうようなことが書いてあって、その通りだと納得した。それ以来気が楽になった。
  • 昨日買ったのが、「747ジャンボを作った男」(ジョー・サッター+ジェイ・スペンサー、堀千恵子訳)と「グーグルが日本を破壊する」(竹内一正)。飛行機に関する本は最近の好きなジャンルだし、世界を席巻しているボーイング747、777を作った人はどんなことを考え設計したのか。成功した原因は何だったのだろうかという興味は当然ある。しかし、何故書いたかったかは、この本にチャレンジャー号の事故調査のことが書いてあると知ったからだ。事故調査委員にこの本の著者のジョー・サッターとこの間ブログにかいたファインマン教授が入っていたことを、この本を紹介したPodCastで知った。それで読んでみる気になった。「グーグル--」の本は、はじめにを読んで、「グーグルはどうしてタダで使えるのか?」に対する私の答えがグーグル1級と認定されたから。気をよくした。
  • こういう読みたい気持ちをもったまま読み進められるか?(まだどちらも読み始めていない)
  • それを確かめるのも、自分で興味がある。後で分析したい。

火曜日, 4月 22, 2008

早寝、早起き

  • 出張から帰る。宿の窓が東向きだったから朝日のため早起きしてしまった。もう眠い。
  • 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の下巻を読む。ブラジルの物理教育について書いているが、日本の教育でも似たような状況があるのではと感じた。このことについてはもう少し考えて、ブログに書いてみたい。
  • (夕食)豚野菜炒め、ご飯、春雨サラダ、とうがらしのおひたし

月曜日, 4月 21, 2008

日本人は集団で働くことが得意でない

  • ある本に日本人は集団で働くことが得意ではないとあった。和をもって尊しとなし、現場の集団から提案活動をして生産性を上げてきた日本がどうして集団で働くことが得意でないのか。あれっと思ったが、その本にはこのように記述してあった。
  • 日本人は集団で仕事をするのが得意だと言われていますが、それはモノづくりの生産現場での話です。オフィスで働く人たちは集団で働くことを実は得意にしていません。その生産性は非常に低い。意見を戦わせ、かみ合わせ、より高度の答えを導いていくトレーニングをうけていないからです。
  • そうだと思う。日本人は集団主義だという言葉に惑わされているところがあるようだ。日本企業のスタッフ部門、本社は、議論を上手にしてきただろうか。多くの人が納得できる線を探りそこへ結論を収めようというのは有るべき姿だろうが、その前に、異なる意見を直裁に語りぶつけ合って、より高度な方策を求めていくような努力が足りないのではないか。一日本企業に勤める身として、残念ながらそのような議論がうまく行われていると自信をもって言うことはできない。
  • TVタックル、朝まで生TV、たかじんのそこまで言って委員会等のTV番組がうけているのは、今の政治で十分に意見を戦わせていないところに疑問を感じているからだろう。それらの番組でベターな案が出されることを期待しているわけではないだろう。それよりも、ある程度背景をもった意見であれば、それを直裁に語ることによって、気付き、切磋琢磨といった過程が見られるからではないか。
  • 企業であれ、地方自治体であれ、NPOであれ、集団でより高度の答えを導いていく手法が求められていると思う。

日曜日, 4月 20, 2008

今年2度目の花見

  • 先々週に続いて今週も花見に行った。今週は妻と次女と3人で出かけた。今年は珍しいことに2度目の花見だ。

  • この前は大川沿いを帝国ホテルの前から天神橋まで歩いたが、今週はその隣、造幣局の通り抜けである。どちらも今年初めて訪れる花見ポイントである。ソメイヨシノは散ってしまったが、八重桜は今が満開。今日はすごい人出だった。

  • まず、地下鉄天満橋駅を出た時点(午後2時前頃だったか)から天満橋を渡る人が歩道を埋め尽くしている。西側が「通り抜け」は行く北向きに歩く人、東側が逆向きに南側へ向かって歩く人と分けられている。うっかり東側から行こうとしたら、すぐ動けないことが判明。人の流れに乗って造幣局に向かった。警官の誘導に従って北向きに橋を渡ると今度は信号を渡るのだが、ここもびっちり交通規制。信号は人の流れを見ながら、調整しているようだった。信号を渡って造幣局にいたる道は、屋台がずらり。思い思いにゆっくり歩くのも楽しいものだ。ここでも一方通行で反対方向へ歩く人は川原を歩くことになっている。先々週あるいたところだ。


  • 人の流れに沿ってあるくのでだいぶゆっくりだが、10分ぐらいで入り口(南門)に到着した。この辺は幅が広く、道の脇には貨幣セット販売所などもある。早くも桜の前で記念撮影をしている人等もいて、渋滞が始まる。立ち止まらないようにと、警備の人がマイクでしゃべっているが、ぎっしりの人で進みは遅い。やっと出口かと思ったところは、途中から抜ける道であった。左に抜ければ町に出られ、右に抜ければ川原へ出られる。通り抜けはまだまだ続く。少し人が減って空くのかと思ったら大間違い。ここから道が狭くなった。もう少しのはずだと思うが、だんだん歩くスピードが遅くなり、出口は見えずという状態で時間がかかること。途中で迷子のお知らせ(一緒に来たおじいさんに北門にくるように)をしていたが、これでは人ごみに飲み込まれたおじいさんはなかなかたどりつけないだろう。


  • やっとのことで出口の北門にたどり着いた。それからはこの前と同様、天神橋筋商店街で買い物をして帰った。楽しかったけど、この後もまたたくさん歩いて大変疲れた。

土曜日, 4月 19, 2008

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と理屈っぽい友人

  • 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」読んでいる。朝永振一郎氏らと1965年にノーベル物理学賞を受賞した物理学者ファインマンの逸話集である。
  • 大学の頃からこの本のことは知っていたが、どういうわけか読んだことがなかった。読んでみて、直に会ってみたかった人だと思った。ファインマンは子供の頃に自宅に実験室をつくっていろいろな実験をするぐらい科学が好きであり、どこまでも納得するまで議論するという感じの人である。また、運動が苦手であったそうである。そんなことを読んでいると、大学時代の同級生のSを思い出した。彼がファインマンのことを時々話していたせいもある。性格が似ているかどうかはわからないが、勉強家だったし物理の知識も豊富であった。一緒に実験をやっていると、実にいろいろ理論を持ち出してきて面白い。私も理屈っぽいほうだが、彼は群を抜いていた。彼の理屈っぽさについてちょっと面白い話を思い出した。私の妻の同級生Oさんと彼がちょっとしたデートにいったことがある。その時の話である。
  • Oさんがうどんの話をしたら、彼が「うどんは太平洋ベルト地帯で発達している。温暖な気候云々--」と滔々と述べたらしい。うどんから好きな食べ物かなんかの話をしようと思っていたところが、急に学術的な話になって目を白黒してしまったというわけだ。彼は知ったかぶりをするようなやわな学者ではない。その頃仕入れた知識で文化論を発展させたものだろう。その話を聞いた時、その状況を思い浮かべて何度もおかしさがこみ上げてきたのを思い出す。
  • ファインマンの話に戻る。彼は知的好奇心のかたまりであった。同級生達は、ちゃんと正式に紹介された上流階級の女の子達を連れてきて催す自分達のパーティにしか出席しないが、彼はどんな家柄の女の子であるか等どうでもよく、平気で町のダンスホールに出かけていたそうだ。あるときダンスホールでダンスのうまい子と何度か踊り、一緒にテーブルに着くとどうもうまくしゃべれない娘であることがわかった。どうも、彼女達がどこかのホテルへ連れて行ってくれと言っていることがわかった。普通ならもうひとつ話もわからないし、「それじゃさよなら」ということになるのだろうが、そこでしり込みせずホテルまで連れて行くのがファインマン流。さてホテルについてみると、なんと聾唖者のダンスパーティだったという話だ。そこでは、みんな手話でコミュニケーションをとっているが、仲間同士は遠慮も屈託もない。こんな機会も得がたい経験としてしまうところがすばらしい。
  • ファインマンはアグレッシブな人ではないようだ。だが、人の話で少し違うのではないかと思うと思うところをすぐ言ってしまう。だから、若いときから、物理の大御所も空気を読んで反論しない学者たちよりファインマンを気に入って頼りにしたようだ。こんな話を読んでいると、大学時代の友人Sにまた会いたくなった。

金曜日, 4月 18, 2008

東京駅前の大丸でお弁当を買う

  • 本当に最近は気流が悪い。今日の飛行機もかなり揺れた。背の高い雲があったので揺れることはわかった。まあ、時間の遅れ等の影響は何もなかったので幸運だったということなのかもしれない。伊丹-羽田の飛行が7:30-8:25ぐらいだったが、9:00頃から羽田の便は欠航もあったようだから。
  • 予約したのが遅くて帰りは飛行機がとれず新幹線を利用した。予約した列車まで、ちょっと時間があったので、大丸まで行って弁当を買ってきた。駅構内で買うのとちょっと違った。神田明神下みやびというお店の「特選味合せ」(1050円)というお弁当を選んだ。このお店の弁当は種類がたくさんあったが、3種類しか残っていなかった。それだけ人気があるのだろうと思ったのだが、正解だったようだ。
  • 煮物、揚げ物、焼き物、すべて美味しかった。煮物は適度に汁を含んでいる。きんぴら牛蒡の唐辛子がぴりっと効いている。鮭の粕漬けがうまい。海苔、山本山ののりだったが、3枚袋にはいっていて、ぱりっと食べられたのもうれしかった。時間があれば、東京駅から出て大丸まで買いに行くのもそれだけのことがある。

木曜日, 4月 17, 2008

希少疾病用医薬品

  • オーファンドラッグの開発は企業としてやる価値があるかという問題がある。
  • オーファンドラッグというのは日本語でいうと希少疾病用医薬品である。「難病などの治療で必要性が高いのにもかかわらず、患者数が少ないため採算の取れない医薬品を指す」と説明されている。採算がとれないなら企業にとって価値がない。
  • 忙しい医者が1年に1例みるか見ないかというような病気にかかった患者にとっては大変なことである。そもそも診断がなかなかつかない。よく知った専門医や勉強熱心な医者にかかった患者がようやく診断をつけてもらう。これまでの研究成果で原因がわかってきていても、その原因に対処すべき方法(薬)が開発されていなければ不満足な治療しか受けられないだろう。
  • それなら、何とか採算がとれるようにして企業がそのような疾病にも薬を作るインセンティブを与えようと、アメリカでは1983年にオーファンドラッグ法が施行されている。税制上の優遇にくわえ7年間の市場独占権を認めている。それにならって、日本でも法の改正やオーファンドラッグ開発振興業務が行われている。
  • こういう政府の援助というのは往々にして効果を発揮しないことも多いのだが、アメリカではエポエチンαをはじめ,オーファンドラッグ指定を受けた後、超ベストセラーとなった薬がいくつも出た。これらの薬は、最初は希少疾患を対象と考えていたのかもしれないが、承認を受けた後、他の病気や症状にも有効であることがわかってグンと市場が広がったからだ。
  • ここで最初の問いに戻るが、私の答えは「やる価値はある」である。反対に、「アメリカの成功例があるからという理由だけでは納得できない、そのような成功例がたまたま続いただけである」と見る向きもあろう。
  • 私は思う。良い薬を作るには病気の症状にしっかり結びついた原因が明らかになっていることが大事である。であるけれど、そのような場合というのはあまり多くない。また、患者が多くその原因がはっきりわかっている疾患では既に薬の開発が活発に行われていることが多い。
  • そうであるならば、希少疾患でもその原因がわかってきているような疾患は、少数ではあっても症状がはっきりしており明確な原因、症状のつながっているものであるともいえる。対象疾患が明確である薬を作ることはそうでない疾患にくらべ格段に効果につながる確度が高い。それならば、最低限の患者は保障されているのだからその薬を作り、その原因に関連する多くの因子につらなる疾患群に期待するというのはどうであろうか。実は一つの原因に対して多くの症状がつながっており、関連する疾患群は馬鹿でかいという場合が多いのではないかというのが私の感覚である。

水曜日, 4月 16, 2008

Podcast、最近おもしろかった番組

  • 今日の夕食のカレーは辛かった。うちの嫁さんが作ったレッドカレーです。特に唐辛子を足して辛くしたわけではなくスタンダードだとのこと。レッドカレーのキットのうちでも辛い方のものなのでしょう。
  • それでも美味しくて辛い辛いと言いながら少しおかわりをして食べていると、無理をしなくていいいと言われちゃいました。
  • PodCastは登録したものが増えてきて毎日おろしてくるものが10個以上になり、なかなか消化しきれなくなった。ざっとみて興味を惹きそうな題名のついたものを選んで聞くという贅沢な状態になっている。それでも、どうしても聞き逃しているものがたくさんあると思う。どうしても聞かないと困るものというのはないので、どうでも良いといえばそうなのだが。
  • 英語のレッスン関係もいくつかあるが、最近良いと思ったのは、「英語でキャリアアップ【IT業界編】」だ。東大とベネッセが共同研究して作ったといっているがなかなか良くできている。サラさんの声からは大変チャーミングな女性と想像され、秋山が熱心に英語を勉強して仕事でいいところを見せようと張り切るのは、いかにもありそうな面白い話になっている。
  • 他では「パラダイス鎖国」の著者の海部美知さんが登場した「丸の内インターネットラジオ」。これは海部さんが自身のブログでPodcastで配信されたと紹介していたので知ったものだ。アメリカでオタクの中では日本人の感性が受け入れられているという話がでてきた。こんなのは、本に書いてないことで面白い。
  • あと、藤沢久美さんの「社長トーク」。ブックオフの社長さん、佐藤さんの話はなかなか面白かった。ブックオフの現場主義は、前社長の橋本さん(清水国明さんのお姉さんでパートから社長になったことで有名)の書いたもので読んでいた。そのような現場主義を重んじるブックオフに、コンサルタントから転職した佐藤さんが、苦労してその現場主義を肌で理解し、その上でコンサルタントとしてITを使った会社の業務改革に取り組んでいこうとする話が興味深く紹介されていた。

火曜日, 4月 15, 2008

まだ、誰もいない職場

  • 昨日の月曜日から飲んだからか、少々寝不足で眠い。
  • 職場(といっても10人程度の人数だが)が、連休を挟んで引越しする。社内の隣の建物に移るだけだが、それでもいろいろやることはある。席を決めて、書類をどこに収めるか決めて、かさの置き場はどうするの、備品は置けるのかとやっていると時間がかかる。引越し先の机やキャビネットは準備できている。まだ、ちょっと変更がありそうだけど。
  • いろいろな備品や、電話やLANの配線、その他ほとんど何もはいっていない状態を見ていると、ゆったりとして机や棚は汚れていなくて(新品ではないが)なんかいい感じである。ここでどんなことをしようかとしばし空想にふけるのもいいものだ。

月曜日, 4月 14, 2008

宴会

  • 職場の歓迎会(メンバーが一人戻ってきた)で梅田へ。「隠れ個室屋 北の華」というお店。アプローズタワーのB1Fにある。アプローズタワーというのは、ホテル阪急インターナショナルや梅田芸術劇場が入った茶屋町にあるビルである。
  • 全席が個室で掘りごたつになっている。「北の華コース」というのは、飲み放題付全9品で3000円と大変リーズナブルであった。
  • 6人というのは一つの話題で話ができ、なかなか良い人数かもしれない。お店の料理も、インパクトはあまりないが、悪くなかった。梅田駅に近く立地を考えると、悪くないお店と思う。

日曜日, 4月 13, 2008

今日のTVから

  • 今日見たTV番組で驚いたこと2つ
  • 一つ目は、お昼ごはんを食べながら見た週刊えみぃSHOWでの、サンドウィッチマンの漫才。3分間丁度の時間で漫才を終了するというチャレンジだった。以前にも同番組に彼らは出場していて、その時の出場では買い物をしてその商品を手にいれることができるかどうかを、3分間丁度で漫才をやれるかどうかで決定するというチャレンジだった。前回は、3分10秒であったため残念ながら商品を得ることができなかった。
  • 彼らはよほど自信があるのか設定は±3秒。それ以上でもそれ以下でもアウトという非常に厳しいルール。今回は再チャレンジだった。
  • 漫才は大変できがよく、受けていた。それだけに受けすぎて時間がオーバーしたかも知れないというコメントであった。で、その結果は3分0秒。見事だった。話も完成度が高いし、不自然な間もなかった。さすが、M1王者は鍛え方が違う。
  • 二つ目は、夜、紳助の番組。ゲストの人選が興味深かった。まず、黒人演歌歌手のJERO。子供の時の美空ひばりの歌、NHKのど自慢での「夜桜お七」のビデオ、スタジオでの「海雪」、今、注目されるべき演歌の星だ。それから「耳コピーのプロ」松澤健さん。駅での発車メロディーなどをピアノで弾いていた。さらに、KAZUMIさんの軟体アニメーションダンスと完璧なパントマイムのKAMIYAMAさんのコラボ。これは、実物をみないとうまく説明できない。
  • それ以後は残念ながら見れなかったが、驚くような芸をもった人が次から次へと出場してきて驚いた。

土曜日, 4月 12, 2008

コストコでシュリンプサラダを買う

  • 久しぶりに尼崎のコストコで買い物をした。土曜日のお昼前だが、かなり混んでいる。この前、日曜日にいった時は大きなショッピングカートが通路を行き違うのも困難なほど混んでいた。それほどではないが、以前と比べてだんだん会員が増えているようだ。
  • 晩御飯はコストコで買った、シュリンプシトラスサラダ、牛肩ロース。シュリンプサラダはえび(タイ産)がごろごろ入っている。アメリカらしいサラダだ。サラダに入っているマンゴーは甘いので、別に食べる。
  • 今日はもう一つ読書が進まなかった。
  • 明日の散歩のコースを考えて早く寝よう。

金曜日, 4月 11, 2008

気になったことはすぐ確かめる

  • 会議でたくさんのプレゼンを聞いた。人の話の揚げ足をとっていい気なものだが、聞いているだけでもこうした方がいいのではないかと感じることがたくさんある。
  • 意欲は伝わってくるが、どうもそれを裏付けるデータ、論理が弱いもの。こういうのは、たいてい発表者は自身で感じていてそれを補おうとさらに意欲を前面にだす。そうすると、余計に単純な論理となって疲れる。
  • 「あれっ」これは何を言いたいんだろう。と思ったことが質疑によって、わかってくるもの。よく考えて、その結果を表現しているのだが、最初の何をしたくてそうしたのかがわかりにくくなっていることがある。
  • 会社の会議では、目的に沿う話以外なかなかできないから、その背景や関連する話、気がついたことなど聞きたくっても聞けないことがたくさんある。会議が終わったら直接聞くのが一番だが、そそくさと次の仕事に向かうのも時間に追われるビジネスマンは仕方がない。そういう時に忘れず、気になったことをメールや電話で聞いておくのも大事な習慣だと思う。
  • 今日は電話でちょっと聞いてみたら、直接説明しに来てくれた人がいた。ありがたい。こういうのが勉強になる。
  • 今日は帰りに本をいくつか買った。「決定版 この国のけじめ」(藤原正彦)、「格安イタリア生活 憧れの欧州で暮らせるノウハウ満載!」(御法川祐三)、「ファシリテーターの道具箱」(森時彦)。もう一つ大変面白そうで、手にとった本があったのだが、お金もかかるし次にとっておこうとやめた本がある。また、忘れてしまうかもしれないから、題名だけ書いておこう。「ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ」(伊藤守)。
  • この週末は読書三昧といくか。

木曜日, 4月 10, 2008

思考の補助線 

  • 最近気流が悪いようだ。飛行機がよく揺れる。季節がそういう時期なのだろうか。
  • 「思考の補助線」(茂木健一郎)を読み出した。氏の「思索」への情熱、現代人が粘り強く考えることを放棄しているかのような状況に対する怒りに触れた。
  • 少々とっつきにくかったが、途中から面白くなった。「私と小鳥と鈴と」という金子みすゞの詩が紹介されているあたりである。「みんな違ってみんないい」と結ばれる詩である。それを受け、例えば、
  • 「差別語狩り」はことさらに差異を隠蔽しようとする思想がある。「差異は上下という関係に写像される」という単純な世界観の表れであると説明している。そうではなくなく「みんな違ってみんないい」という多様さへの賛歌が素晴らしい。このような姿勢を貫くことはかなり大変なのだというのは、よく実感できる。
  • また、「世界全体を引き受ける」ということが、若いときからの私の密かな野望であった、と書いている。こういう言葉はわが身を振り返らされる。
  • 私自身、大学の教養時代(1,2年生)は物理学を志していたこともあって共通するような志向があり、なんとなくわかる。しかし茂木氏のように一本気に突っ走っている人は数少ないと思う。氏が宇宙の波動方程式を書いて理解しきれるほど単純ではないことに気がついて落胆したり、ひも理論のようなところまで突き詰めても「世界を引き受けた」ことにはならないと思い、「脳」や「意識」の問題に入っていったということは納得できる。
  • 私の場合も、大学の頃は「世界の最も普遍的な法則をみつけたい」と言うような願望があった。今の自分自身の考えはどうだろう。考えてみるに、どうも今は大きな組織を動かしたいというような願望があるかもしれない。ピーター・ドラッカーが言っているように「現代では、組織を通して物事が挙げられる」のであれば、自分の企図していることを組織の人達に伝え、その人達からの作用を通して新しい発見をしつつ、新たなたくらみとしてそれを達成していきたいというような感じが今漠然と思っていることかもしれない。

水曜日, 4月 09, 2008

とんかつ屋さんで夕食

  • 今日は特に書くことがないので、昨日の夕食のことを書く。
  • 羽田に着いた後、浜松町で夕食をとった。モノレールの駅のあるビルでばかり食事をしていたが、先日気がついた隣の貿易センタービルの地下へ。いくつかお店があるが、こぎれいなお店やおすし屋、うなぎ、お酒を飲む店等。中華料理のお店を探してみたら、一軒あったが、どうも食べたいイメージと違ったので、結局、またとんかつ屋さん、「竹はし」へ。
  • 今回は、メンチかつ定食、850円。このぐらいの安いメニューだったら、ここがよさそうだ。
  • このお店で感じるのは、お店の人が内気なこと。お客さんの顔をまともにみられなくて小さな声で「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」と言っている。もっと威勢よくした方がインパクトがあるのに。一番元気なのが、女性店員。中国の人かなと思った。
  • 今度は、もうちょっと駅から離れたビルに行ってみようか。

火曜日, 4月 08, 2008

本は10冊同時に読め!

  • 発達した低気圧の影響で、17:00伊丹発の飛行機の離陸が17:40となった。羽田は風が強く、飛行を安定させるためか着陸時の飛行機のスピードがいつもより速い感じがした。
  • ニュースを見ると欠航も沢山あったようなので、30分ぐらいの遅れですんだのは幸いだった。飛行機が遅れたことの幸いは他にもあって、読書時間が増えたため、「本は10冊同時に読め!」(成毛眞)を読みきることができた。
  • なかなか、言い方がきつい。「高所得階級の人間になるか、低所得階級の人間になるか――その境目となるのは本を読んでいるか、読んでいないかの違いである」「ビジネスハウツー書ばかり読む人も、私から見れば信じられない人種である」「飲み屋で1分話せばわかる。相手が本をよく読む人なのか、ただ生きている人なのか」---。
  • 最初、ちょっとその言い方のきつさに辟易としたが、だんだん言いたいことがわかるにつれ、小気味よくなってきた。成毛さんは怒っているのだ。本を読んだら、鍛えられアイデアも出せるようになる。国際的に活躍している人はみんな沢山の本を読んでいる。読み方が間違っている。自分にあっていない本を最後まで我慢して読むことはない。同時に沢山よんで悪いことなどない。短い時間に頭を切り替えて集中して読めばいいのだ。---等々。
  • また、紹介している本もいい。私の読んだ本と適当に重なり、適当に離れている。読んでみたいと思う本がたくさんあった。
  • ちょっと煙たい人かなと思っていたが話を聞いている内に、これまで知らなかった世界を知らせてくれる人だったというちょっといい経験。

月曜日, 4月 07, 2008

パソコンのお世話

  • パソコンはまだまだ調子が変だ。
  • 朝iTunesを立ち上げてiPodを更新してから、シャットダウンをして家をでてきたのだけれど。先ほど帰ってきたら、電源が入っている。おかしいなと思って画面をみたら「ログオフしています」の表示が---。
  • ログオフ作業を朝からずっとやっていたわけだ。スイッチを長押しして終了させ、改めて立ち上げてこのブログを書いている。実は朝も、ノートンユーティリティの表示がリスク有となっていて、ウイルスに対する監視が効いていない状態になっていた。いろいろいじっているうちに直ったけれど、やはり設定を少し戻すという操作だけでもいろいろ支障がでるようだ。
  • それでも、いろいろな支障が直ってくるとそれはそれでほっとする。

日曜日, 4月 06, 2008

パソコンの調子

  • パソコンの調子が悪くなり、ユーザーのパスワードを入れるところで正しいパスワードをいれてもログオンできない状態になった。Dellのサポートセンターに連絡して、Windowsの設定を数日前の状態にもどすことでパスワードを受け付けるようになった。しかし、他に調子が悪くなったソフトがある。
  • ブラウザーが動いているのでいちおうブログやメールの問題はないが、ソフトウェアが動かないとできない作業があるかもしれない。しばらく様子をみることにする。
  • iTunesが動かなくなったが、Windowsの設定を戻した日以後にバージョンアップがあったかもしれない。改めて最新版のiTunesをおろして更新したら、やっと動くようになった。他に動かないソフトがないことを祈る。
  • (夕食)巻き寿司(数種類)、おにぎり、赤だし、春雨サラダ、メカブ

土曜日, 4月 05, 2008

散策-天満川(大川)べりの桜と天神橋筋商店街

  • 午前中から夫婦で花見に出かけた。
  • 梅田から帝国ホテルのバスで帝国ホテルまで。ホテルの前の大川の川原は満開の桜。そこにアクアライナーの船着場があるので、ここから乗って川面から桜見物とも考えていたのだが---。この絶好の花見の機会にチケットが取れるはずがなかった。たまたま、今日は昼間は大阪シティレガッタが行われるので出発便はないとのことだったが、去年も4時間ぐらい待ってもらう便の予約を取る状況だったという。
  • 少し散策してから、昼食は大阪アメニティパーク(OAP)B1Fの船場カリーでとった。私は知らなかったが、船場カリーは船場の名物にしようと特徴を持たせたカレー屋だそうだ。メニューに一番大きく載っていた牛スジネギカリーにする。スジカリーにくらべてスジネギカリーはネギがたくさんのっている。その分150円高い。ネギがのっているカレーというのは始めた食べた。悪くはない。すごいインパクトがあるというのでもなかった。
  • その後、また梅田に帰るのも芸がない。川原をずっと歩くことにした。大川は昔は淀川の本流だった。ここから少し上流の毛馬水門から淀川から別れ、中ノ島のほうへ流れていく。すぐに造幣局の横を過ぎる。造幣局の通り抜けは4月の中旬だ。しかし造幣局の外側の川原は今が満開。店がでている。場所を確保し宴会の準備に忙しい人達。お弁当を食べている人もたくさんいる。また、なんと綱渡りの大道芸までやっていた。
  • 右側に大きく川が曲がり天満橋に着く。ここからは川原は南天満公園となり幅が広がる。ここからは、お店も大きい。天幕を張って、身なりの整った方々が上等そうなお弁当を食べている一団がいる。学生達の大グループがいる。このあたりの桜は大きく枝ぶりも見事だ。カメラをもっていないのがもったいなかった。これほど桜をみたのは生まれて始めて。堪能した。
  • 30分ほど、歩いて天神橋の北詰にたどり着く。ここで桜の道は切れる。ここからまっすく北に向かって天神橋筋商店街を通り抜けた。1丁目から6丁目まで、途中で関西TVを横に見て、「中村」のコロッケ60円を買って食べながら、「天満天神繁昌亭」の前で誰が出ているかチェック。最近の落語家はあまり知らない。さらに北に進むと寿司屋がたくさんある。「春駒」「すし政」「奴すし」。奴すしはすごい行列だ。これらのお店は入ったことがないが、機会があれば試してみたい。
  • 天神橋筋商店街は1丁目から6丁目まで約30分かかって歩いた。今日の散策はこれで、終了。十分歩いた。

金曜日, 4月 04, 2008

花見

  • 最近、朝晩の肌寒さが気になる。朝、家を出る時ちょっと寒いなと思ってコートを着て出ると、職場にいる時はよいが、昼外出する時にはコートが邪魔になる。また夕方はそんなに寒くないことが多い。とはいっても、やはり寒い時もあって、風邪をひくのもいやだ。
  • 桜は今が満開。この土日が一番見ごろだから、人もどっと繰り出すのだろう。どこかあまり混まないところでよい場所がないものか。

木曜日, 4月 03, 2008

本当に生きた日 城山三郎

  • 「本当に生きた日」(城山三郎)を読了。
  • 城山三郎氏の本のなかでは珍しいのではないかと思うが、女性が主人公の話。解説(梯久美子氏)によると、1986年に書かれたものとのことだ。短い文を積み重ねたたみかけていくような文体。城山さんの本を久しぶりに読んだが、他の作品と変わらない。主人公(素子)が主婦であるところが異色であった。
  • 素子のように夫と子供との生活に満足しきっている平凡な家庭の主婦という意識は今は少ないかもしれない。事務所を経営し、大学講師をやり著書もあるというルミや、元女優でエッセイストの美保子にあたるようなモデルは現在はたくさんおり、そのような意識は多くの人が想像できると思う。
  • そうしてみると、素子の書こうとしている「妻の王国」という話は価値が高いかもしれない。そのような本はあまり読んだことがなく読んでみたいものである。(実際には城山三郎だからこのような題材の本をよんだので、そういう本はあるだろうが、なかなか読むきっかけはないかもしれないが)
  • 女性からの感想も聞いてみたい。素子のような身近なところに幸せを見つけようとする女性が自然に社会で活躍できるような世界に、現在の日本がなっているか。女性の意識はこれが書かれた頃とかなり変わってきただろうか?

水曜日, 4月 02, 2008

好奇心をさびつかせるな!

  • 最近、講演を聞いていない。予想もしないような話がひょっときけるような経験は大事だ。この人の話を聞きたいと思って聞きに行くのもよいが、聞く予定にいれていなかった話を聞いてこれまで考えたことがないような話を聞くとうれしくなってしまう。
  • 面白そうな話がきけそうなところを探してみよう。
  • (夕食)ご飯、回鍋肉、コーンクリームスープ、春雨/アスパラ/ハムサラダ、納豆

火曜日, 4月 01, 2008

羽田の滑走路

  • 今日は飛行機がよく揺れた。伊丹→羽田、羽田→伊丹とも、揺れないのは水平飛行に移ってからだけ、上昇中、下降中とも揺れが続いていた。新聞を見ると東北や北海道では風が強かったようだから、気流が強い季節なのかもしれない。
  • 風が強いという理由かはわからないが、朝、羽田到着の際の使用滑走路がいつもと違い東側だった。いつも、西側の滑走路に着陸し、東側では離陸に使っていたと思う。はっきりとはわからないが、到着の際に、最初は西側の滑走路に向けて飛んでいたのに、着陸直前に東側に変更したと思う。つまり、右に進路を変え、次に左に変えた。また着陸した滑走路にはずらずらと数台の飛行機が並んでいた。離陸の順番待ちだと思えた。自分の乗った飛行機に続いて、すくなくとも2,3台は東側の滑走路に下りていたから、離陸待ちの飛行機はなかなか飛び立てなかったのではないか。
  • 帰り(午後2時)は通常通り、東側の滑走路から離陸した。やはり朝はいつもと違うと思う。
  • どうでもいい話ではあるが、いつも羽田にある3つの滑走路はどのように使うのだろうと思って、見ている。なぜなんだろうと思ったので書いてみた。