木曜日, 11月 27, 2008

幸せになるには

  • 今日は上空の気流が悪く、伊丹から羽田までの飛行は途中からだいぶ揺れた。
  • 天候のせいかどうか分からないが、羽田の着陸は第2ビル側の滑走路に南側から進入した。こちらの滑走路を使って着陸する場合、これまで北側から進入することに決まっていると思っていたのでちょっと驚いた。並んだ2つの滑走路の左側が着陸、右側が離陸と思っていたがそう決まっているわけでもないのかもしれない。
  • 飛行機では、「脳にいいことだけをやりなさい」(マーシー・シャイモフ著、茂木健一郎訳)を読んだ。人は幸せを求めて物質的豊かさを追求しているが、幸せを感じることと物質的豊かさとはあまり関係がないというところから出発して、では幸せになるにはどうすればいいのかという観点から書いている。
  • 納得できる論だ。中学のころ、同級生の書いた「私は今とっても幸せ」(正確には覚えていないので少し表現がちがったかもしれない)という作文を思い出した。家族や友人達が皆いい人で自分は何と恵まれているのだろうと感謝を表した作文だった。これを読んだ時、いい気持ちになったのを覚えている。当時の私は深刻ぶるのが、高級そうに見えると考えがちであり、こんなふうに書くと「あまり賢くないのじゃないかしらん」と思われないか心配に思うぐらいだった。なので、これを読んで少し驚いたことを覚えている。書いたのは優秀な女生徒だった。正直に前向きに書かれた作文を読めばそんな小ざかしい気取った態度は小さい人間の考えることとすぐに気付いた。この作文に、敬意を感じた。

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