水曜日, 3月 12, 2008

パラダイス鎖国って

  • 最近、日本が海外からおいてけぼりを食らっているという論をよく目にする。
  • 曰く、外国人投資家が日本株を売っているため、サブプライムローンの被害が少ないはずの日本の株価が下がっている。ヒラリークリントンの政策には日本に対する言及がない。携帯電話は日本のものが最も機能が高いはずだが、海外には進出できず(せず)、アメリカでヒットしたiPhoneへの期待の方が高い、等--。
  • もっともっとあるだろうけれども、思いついたものだけ。高度成長の頃は、日本は世界に出ないと食べていけないとかいって、必死に輸出をしていた。商社マンは海外での販路を必死に開拓した。しかし、このごろは日本人は相変わらず自分達のことを卑下するようなことは言っているが、自分達に自信がでてきたことは間違いない。本当は海外にあわせようという気はなくてある程度自分達の達したところに満足しているような気がする。東京には世界中の料理が揃っていて、世界一バラエティに富んでいて美味しいものが食べられるもんねとか、やっぱりトヨタは強いもんねとか。
  • われわれ日本人の感覚では、スティールパートナーズなんかは、長期的に経営にかかわるつもりもないから彼らが株を買えないようにするのは当然とか、デイトレーダーはバカで無責任とか、わからないわけではないけれど。でも詳しいことはわからないが、そういうのもは倫理的によろしいよろしくないの問題ではなくて、ルール違反かそうでないかの問題では、ほんとにそういう対応でいいのと言う気もする。
  • そんなことを漠然と考えていたら、「パラダイス鎖国」(海部美知)という本に、そのあたりの問題意識がドンズバリで書いてあった。もとはブログに書いていた意見を本にまとめられたらしい。この問題について書かれた頃からブログが爆発的に読まれたそうだが、むべなるかなである。

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