月曜日, 1月 05, 2009

iPhone「TV&バッテリー」発売、時事の見方

  • ようやく、iPhone 3G用の充電・ワンセグチューナー「TV&バッテリー」が、1月9日よりiPhone 3Gを扱う全国のソフトバンク携帯電話取扱店で販売開始されることになったようだ(CNETの記事)。年末の12月31日から一部の店で先行発売されていたらしいが、ようやく手にいれることができそうだ。待っていただけにうれしい知らせだ。
  • 話が飛ぶが、「強い日本への発想」(日下公人、竹村健一、渡部昇一)を読んでいて気付いたことがいつくかあった。この昭和5年生まれの方々の著書はしばしば拝見しているが、それぞれにユニークなものの見方をされていて、TVや新聞の紋切り型の解説でどうも納得できないことに新しい光があたったと感じることが多い。
  • 彼らの共通点としてキリスト教に親しんだ経験があるということを、今回の本を作るために集まった際に彼ら自身が始めて気付いたと書いてあった。長い期間つきあっていて始めて知ることがあるという話で面白いものだと思った。ただ、彼らがお互いにあまり自分から話す機会がなかったということは、キリスト教を深く信心しているというのではなく、むしろ客観的に見ているという立ち位置からそうなったのかもしれない。
  • 私も子供のころはキリスト教の幼稚園に通っていたから、キリスト教には親しんだ経験があるといえると思う。親戚に牧師さんがいて、教会で奉仕活動をするというのも間近に見ている。ある程度、身近に見ており、またどっぷり浸かっているのでもない立場から見ている。そういう意味では、私のキリスト教にたいする接し方も三方と似ているのかもしれない。
  • キリスト教の教えは、「正しくないことをしても神が見ている」、「汝の敵を愛せ」等、子供の頃、倫理的なことを考え始めるきっかけとなった。権威主義に対し民衆を導くキリストの力とはどういうものかと指導者のあるべき姿を考えるきっかけにもなった。そのように受けた影響は大きかったと思うが、最近では、ときどきブログにも書いているように、最近キリスト教のような一神教より、万物を神とみなしたり、人間より上ではなくて、人と同格の位置にある日本的な多神教の方が感覚的に自分に合っていると感じるようになった。また、お三方の説のように一神教は戦争を引き起こす原因にもなるような気がしている。そのあたりの考察は自分でも不十分と思っているが、一神教と多神教ので考え方がどう違って、どう対処すればよいかという事。また、世界に通用するルールを考える時に、一神教的な排他性(世界の統一宗教なら別だが)が問題にならないか等、今後も考えてみたい課題である。

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