日曜日, 12月 02, 2007

日本人の特徴

  • あと3年で世界は江戸になる!」(日下公人)を読んでいて、面白かったのは次の話である。
  • 日本人は「自分が働く」ことによって生活の向上と精神の安定を得ようとしている。またそれに成功している。これが日本人の最大特徴である。それを教えてくれたのは中国人である、というところがある。中国人との会話から日本人と中国人の価値観の違いに気づいた過程を書かれている。その部分を引用すると、
  • 1980年代、台湾が急速に発展した頃。台湾の経済評論家兼実業家の某氏が「中国に投資するなら台湾人の私をコンサルタントにするとよい。漢民族同士で話が通じる」と言っていた。それを中国の学者に、その通りかと問うと、「台湾人は投資顧問として成功しないでしょう。台湾人は長く日本に統治されて半分日本人になっているから、元来は漢民族でも本物の漢民族には適いません」と答え、
  • さらに、半分日本人になっているとはどういう意味かというと、「「自分で働く」のを自慢に思っていること。漢民族は他人を働かせるのが自慢です」と答えたそうである。
  • 中国だけでなく、欧米人、ロシア、--多くの国がこういう考え方で、日本は例外的である、日下さんに説明されると、なるほどと納得できる。こういうことを感じる機会は多い。
  • お金や地位を目標に人は働くのである、ということを前提にマネジメントを考えているモノを読むといつも違和感を感じる。確かにそれもあるが---。働くことを人にやらせて成果だけ得ようとする奴は、略奪の対象が必要だからいつもせわしない。働くこと自身楽しいし、相互を尊重するから平和が実現するではないか。江戸時代はそれを実現していたし、世界もそのような日本をマネし出しているとは腑に落ちる話である。
  • 「他人を働かせるのが自慢です」という輩はおおっぴらに批判されるのが日本(進んだ社会)で、そういう奴に文句をいうと力で押さえつけられるのが遅れた社会である、というのが今回の私の結論。

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