日曜日, 5月 20, 2007

ローマ

報道2001に「ローマ人の物語」の著者、塩野七生氏がでていた。
全15巻が完結したはずだが、私は文庫本になったものだけを読んでいるので、まだ「すべての道はローマに通ず」を読んでいるところである。「大英帝国のように植民地は独立して離れていくものと普通思われているが、ローマでは属州はローマが滅びるまで離れなかった。そのような、特徴がなぜ生まれたかを知りたかったのがローマの歴史を調べ書いている理由のひとつ」と氏は、説明されていた。
「ローマ人の物語」の中でも何度も出てくるが、ローマでは征服された人々にもローマの市民権を与え皇帝までの征服された土地の出身者がなるようになった。自分達が上に立って、非征服者を単なる労働力としてだけ見ていた他の多くの帝国と違う点である。ローマと同じ多神教である日本も似たところがあると思うが、そういう開放的な態度というのがローマの私が好きなところである。
  • (夕食)サーモン刺身、豆腐、ビーフン、きゅうりの漬物、ビール

  

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