木曜日, 11月 30, 2006

アイデアマラソン

  • アイデアマラソンは樋口建夫さんのアイデアである。毎日どんなことでも発想したアイデアを書きとめていく。コツは質より量だそうである。恥ずかしがらないで、つまらないと思うようなアイデアでもどんどん書き溜めていく。1000に3つも優れたアイデアがでれば儲けもんである、というような考え方だ。確かにつまらないかなと思っても後で見返すと、それが次の発想の元となるようなことも多い。
  • 著書をいくつか読んでこれはいいと思って、2年ほど前から続けている。去年の終りにアイデアマラソン手帳というのが出たのでそれを買ってつけている。一日に2つのアイデアを書くようになっている。そして後ろにそれ以上のアイデアを書くエキストラの欄があり、1年で1000件の発想を書くという作りになっている。この仕組みにつられて何とか今年中に1000件達成できそうだと思っている(現在902件)。
  • 去年までのものをあわせると1500件ぐらいにはなるはずなので、一度ずっと見返してまとめて見ると面白いと思っている。

  • ご飯、にら饅頭、スープ(ウインナ、セロリ、ジャガイモ他)、ほうれん草のおひたし

水曜日, 11月 29, 2006

バレーの大監督とサッカーの神様

  • 昼食時、仲間としゃべっている時に昔のサッカーの話となった。そのとき唐突に思い出したことがあったので書き留めておく。
  • バレーボールの松平監督といえば、男子バレーボールの黄金時代を気づいた大監督であるが、その監督が全日本の監督をやめた後しばらくたってからの頃である。何気なくTVを見ていたら、松平さんが、ママさんバレーをやっている人たちのコーチをするという番組が始まった。バレーの選手たちが集まっているところにやってきた監督は、まず皆さんに有名なスポーツ選手を紹介すると言う。そこへ登場したのが、ペレだった。バレーの名監督といえど、サッカーはそんなに詳しいと思えない。どんな紹介をするのかなと興味をもって聞いていると、その紹介が素晴らしかった。
  • ママさん達ではペレを知らない人もいるだろうから、まず名前と、ブラジルのサッカー選手であること等を紹介した。その後、ペレの傷跡だらけの足を見せた。そして、「皆さん、この傷跡はペレ選手の勲章です。ペレを止めるために、相手の選手は皆ペレめがけてタックルをしてきました。反則をしないと止められなかったからです。ペレ選手は、いくら反則をされても、相手に対して仕返しをしませんでした。怪我をして試合に出れなくなってブラジルは負けてしまいました。けれども、その後の大会で、ペレ選手はさらに素晴らしいプレーをしてブラジルは優勝しました。対戦した選手はいくら反則をしても、無駄だと思ったことでしょう。素晴らしいプレーや、優勝したことも素晴らしいことだけれども、いくら反則をされても自分からは仕掛けなかったことがペレ選手の偉大さです。この傷跡こそが勲章なのです。」
  • 記憶だけを頼りに書いているのでだいぶ違っているかも知れないが、その時の強烈な印象だけははっきり残っている。
  • この紹介を見ていて、私はうーんと唸ってしまった。さすが松平さん、サッカーをよく知らないママさん達に、ペレの偉大さを伝えてしまった。ただうまいだけで「サッカーの神様」と呼ばれているのではない、皆が信頼を置き、尊敬している人となりを、こんなに短時間でこんな具体的に説明してしまった。世界を制覇した人というのは違うものだと感服したことを思い出した。
  • 今日はただの、サッカー好きの昔話になってしまいました。

  • お好み焼き、はんぺん、ジャガイモのグラタン

火曜日, 11月 28, 2006

まずイラストを書かないと

  • このブログ殺風景なので、イラスト、写真、ロゴなどを入れるつもり。まず、この日記の題名である食べ物から始めたい。
  • カレーライス、揚げ豆腐

月曜日, 11月 27, 2006

休み明け

  • 先週金曜日に休暇をとったので23-26まで4連休となった。毎度のことで、休むとメールが溜まってしまう。昼からのTV会議も、声の入り方が小さくわかり辛い。そんなこんなであまり調子のでないまま1日が終わってしまった気がする。
  • 明日は何か新しいことをやるぞ!
  • ご飯、おでん、マカロニサラダ、アゲ豆腐

日曜日, 11月 26, 2006

オープンソースサイエンス

  • Harvard Business School Working Knowledgeの記事(Nov.20)にオープンソースサイエンスという興味深い記事が載っている。
  • オープンソースソフトウェアの社会では一般的である、広く投げかける手法が科学の世界でも有効化どうかという話である。
  • こういう話に対しては、2つの疑問がある。多分多くの研究者もそうだろうと思うが。
  1. 分野の違う、その問題に詳しくない人に聞いてもいいアイデアはでないのではないか。
  2. 論文や特許があるから難しいだろう。
  • Karim Lakhani氏によれば、専門性の違う人からアイデアは出るもんであり、課題をシステマティックにオープンにすることがよいとのこと。-この点はよく考えてみないといけない。考えるだけでは意味がなくて実施してみないとわからないだろう。
  • もう一点、Find innovative licensing ways or legal regimes that allow people to share knowledge without risking the overall intellectual property of the firm. についてはまったくその通りと思う。
  • ご飯、おでん、冷奴、マーボ茄子

土曜日, 11月 25, 2006

オープンな競争を支える仕組み(競争的研究費)

  • 大学の研究者は大学から研究室の運営に必要な費用が与えられるが、進んだ研究をするためには、さまざまな資金(競争的研究資金、企業からの研究費助成金等)に応募して研究費を獲得する必要がある。私は企業の研究部門に勤めているが、ある競争的研究費の審査や管理に関係していた(プログラムオフィサーとして)。ここ数年で日本のこのような研究費の審査、採択などの運用制度がかなり変わったことは国立機関の研究者以外あまりご存じないのではないだろうか。
  • 大雑把にいうと、これまでお役所の事務官が運用していたのを、研究者を専属で資金配分機関に配属して管理システムを整備するようにしたということだ。そのような役目の研究者をプログラムオフィサー(PO)と呼ぶ。
  • 欧米では、資金配分機関に専任のプログラムオフィサー(PO)を置くシステムができている。日本では、まだPOのキャリアパスもはっきりしておらず、常勤ではなく研究所と兼任で仕事をする人が多い等、整備途上である。
  • どうしてこのような制度変更が必要だったかというと、それは科学技術研究費を増額する政策(国の予算は厳しく枠をはめ増えないよう抑えてきたが、その間も研究費は増額してきた)をとってきたが、オープンな競争を保障するためには制度として十分ではなかったということである。
  • 何が十分ではなかったかというといろいろあるだろうが、一番は研究実績のある年配の研究者に配分が偏っていて(50台が一番配分が多かったようだ)、創造的な研究を担うべき若い研究者に資金が渡っていなかったことであろう。
  • ずらずら書いてきたが、昨日の企業の問題と同じく、国の科学研究費も若い人のモチベーションを抑えるような体制であったことがわかる。創造的な研究を支えるには、実績のみにとらわれず、チャレンジングではあっても、大きな意義をもった研究目的をもち、しっかりした研究計画を立てているものを見逃さず採択することにあるといえよう。そのためPOが果たすべき役割は大きい。

  • うどん、てんぷら(ゲソ、ちくわ、たけのこ)

金曜日, 11月 24, 2006

降格のない成果主義

  • nikkeiBPnetに」「「若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来」(光文社新書)を書いた城繁幸氏のインタビューがのっている。城氏の指摘は、日本の成果主義では上がったもん勝ちの世界となっている。つまり、既に昇格した社員が成果主義で評価され、適正に降格されることはない。そのためしわ寄せが若者に行き、彼らがやめて行く、という点である。
  1. 米国の組織体制改革「リエンジニアリング」(’80年代の不況に対して)では、業務プロセスを見直し、ポストのためのポストをなくした。人事的な観点からわかりやすく言うと、中間管理職を リストラした。マネージャーには、30~40代の専門的な訓練と教育を受けた人間がなる(往年の名プレーヤーではない)
  2. 一方、バブル崩壊後の不況に対する日本の対応は、中間管理職を温存し入社してくる若者を締め付けるものであった。
  3. 年功序列は製造業に合致した人事制度であり、欧米型の職務給をベースとした組織は知識産業ソフトウェアに適した組織である。
  4. トヨタ自動車や武田薬品工業などは90年代から、職務給の実力主義の取り組みをすでに始めている。
  • 自分の所属している会社を振り返ると、指摘どうりの対応がなされていたとよくわかる。では最近の動きはどうであろうか?
  • 確かに、業務プロセスを見直し、ポストのためのポストをなくすという方向へ進んでいる。一方、マネージャーとして専門的な訓練と教育を行うと言う点では、十分であろうか。例えば、キャリアパスを作るという観点がもっとあってもよいと思われる。
  • 城氏によると日本ではこのような動きが定着するまで20年ぐらいかかるとのことだ。製薬会社は製造業としても、知識産業としても変革が必要である。つまり、製造では低分子合成技術の革新とともに新技術の見極め導入(抗体、核酸)に対応が必要だし、知識産業としても創薬プロセスの変革(いわゆるオーム科学やRNAiの応用)、市場の変化、に対応が必要である。であるから、知識集約がすべてではなく、製造の強みをもてるような組織が必要である。
  • このような業種に必要な体制をいかに早く整えるかが勝負だ。
  • ご飯、ピーマン肉詰め、トマトとモツァレラチーズ、アルファルファ

木曜日, 11月 23, 2006

年末までに片付けること

  • 部屋の片付け+本の整理:一番下の娘の部屋を片付ける。高校の受験だというのに、自分の部屋では勉強できないくらい散らかっている。嫁さんが怒って、片付けることになる。どうして親がしないといけないのだと思いながら、子供の頃の自分を思い返して歴史は繰り返されるもの。しかし、中学の時分にはもっと自覚があったはずとも思っている。娘も久しぶりにきれいになった部屋で、多少は心構えも変わったのか、机に向かっている。自分のペースで頑張ってくれ。
  • と、自分の部屋を振り返ると、机にも、後ろの本棚も、寝床の横にも、本が積みあがってしまっている。年末までに何とか整理しないと--。
  • 年賀状書き:喪中欠礼のはがきが届きだした。もうそんな季節かと。部屋の整理などに気がむき出したのはこのせいだ。
  • ご飯、豆腐キムチ、マカロニサラダ、焼豚

水曜日, 11月 22, 2006

文章を公開するのは恥をさらすこと?

  • このブログ、今のところあまり人には連絡していない。ある程度ペースがつかめたらと思っているのだが。自分で納得できるようなことはなかなか書けない。あまり書きすぎても、どこかで後悔するような気がする。ある程度恥を忍んで書くしかないか。
  • 本田宗一郎「俺の考え」の前書きを見たら、この本はヤケクソで書いたみたいなことが書いてあった。後の人に影響を与えている本でもそうである。どこか人の琴線に触れるようなことは、どこか恥ずかしさを吹っ切って書かれるものなのかもしれない。
  • 本田宗一郎と自分を同じ土俵に乗っけてたいした度胸だな。これ。
  • バラ寿司、枝豆がんも、納豆の薄あげ詰め焼き、アルファルファサラダ

火曜日, 11月 21, 2006

今日買った本

  • 本日買った本「俺の考え」(本田宗一郎、新潮文庫)
  • ソーメン、冷奴、セロリ、煮物(こんにゃく、がんも、)

月曜日, 11月 20, 2006

このブログで目指すこと

  • 専門家が社会から期待される活動には次のようなものがあるとされる。
  1. 新しい知識を生み出す
  2. 産業応用、事業化に結びつける
  3. 社会的意思決定の判断(材料)を提供
  4. 教育、後進の育成
  5. 一般社会の啓蒙
  • 考えてみれば子供の頃から、研究者になろうと思っていて湯川さん、朝永さんの影響か、応用科学よりは基礎科学を志向してきた。大学院でOD(over doctor)が身の回りにあふれている状況を見て就職を考えたころから、ノーベル賞をめざすような1.一辺倒の考え方から、徐々に社会に役立つことが意味のあることだと思うようになってきた。製薬会社の研究に従事していても、something-newを出さなければ自分の存在価値はないと考えてきた。
  • 50にもなり、研究そのものより、研究を促進する体制、成果を応用に結びつけるような役割となってきて、Scienceの専門家として1,2の活動から3-5の活動に移ってきたことをいやでも自覚する。
  • このブログでは、3.の活動、つまり社会的な問題に対して自分の判断を書き留めておくことにおきたい。
  • スパゲティ、コーンスープ、アルファルファとセロリ

日曜日, 11月 19, 2006

メモ

  • メモ:買う予定の本「俺の考え」(本田宗一郎著)
  • ビーフン、刺身(はまち、いか、サーモン、鯛、貝柱)、炊き込みご飯、ニョッキ

土曜日, 11月 18, 2006

自立度診断

  • NBonlineで「自立度テスト」というのがあったのでやってみた。
  • 恥ずかしながら、[II型 未熟型]という結果がでた。診断は、「自分の人生を自分でコントロールする」という意思は持っていますが、キャリアやファイナンスに関する知識が不足しているため、自分にとっての理想の姿や、そのために必要な資金計画がまだ不透明な状態です。」となっている。課題は「キャリアデザインリテラシー」と「ファイナンシャルリテラシー」である。
  • 「キャリア」では、自ら納得できるキャリアの方向性を設定できていないということを認識している。どうしても、会社の現在ある部門、職責に限定して考えており、その枠を超えて自分の納得できるキャリアを探る努力はしているつもりである。
  • しかし、ファイナンシャルリテラシーは、自分ではそんなに弱いと思っていなかったので少しショックであった。マネー習慣(お金の使い方)に関しては、悪くないと思っておりそのような結果であった。しかし、財務状況把握が×である。現在の資産、負債、収入、支出をどこまで把握しているか。気がついてみると、毎月の支出がいくらか、極狭い範囲で、ほんとに断片的にしか把握していない。さらに、もらう年金がいくらになるか、定年後、どの程度の生活をするならどのぐらい収入が欲しいか。はっきりしておけば、目標も立てられるというものである。
  • 少し反省して、今月、来月(11-12月)の収入、支出を調べてみよう。
  • ご飯、ニョッキ、クラムチャウダー、枝豆ガンモ

金曜日, 11月 17, 2006

Webを利用した調査の生かし方

  • 日経メディカルのメールマガジンの中で紹介してあった話だが、痛風発作はどんな時に起きやすいのかを調べるために、「検索エンジン「Google」で「gout(痛風)」を検索した人にアンケート調査への参加を求め、さらには郵便番号から調べた各地の気象データを組み合わせるという手法で研究が行われた」とあった。このような調査の手法は、きっと利用できるに違いない。
  • そういえば、分からない事を誰かに調べてもらえるサービスを行っている「はてな」では、簡単なアンケートがとれると説明してあったように思う。
  • このような手法で医療ニーズを調べたらどうだろうか?
  • スパゲティナポリタン、ジャガイモとアンチョビのグラタン

木曜日, 11月 16, 2006

2007オフィスシステム

  • まもなくリリースされるOfficeの新バージョンは「コンシューマ・テクノロジー」を取り込んだということだ(マスコミが報じない新オフィスの狙い)。コンシューマーテクノロジーとはブログや,P2P,RSS,Wikiなど新しいコラボレーションを実現するテクノロジーのことだ。このようなサービスはインターネット上では、個人が自由に利用できるように環境が整ってきた(私でもブログを書いている)が、企業では、セキュリティの問題もあり扱いにくいのではないかと思う。現在でも企業内に閉じるなら、簡単にシステムは作れるのであろうか。あるいは、外から入れるような自由度がないとコラボレーションの意味が薄いから、セキュリティを保ちつつ必要な人が入れるようにするのが難しいのであろうか。そのあたりが良くわからない。
  • 春雨サラダ、キャベツとソーセージのポトフ、納豆ネギの薄アゲ詰め焼、炊き込みご飯

水曜日, 11月 15, 2006

対サウジ戦

  • サッカー「日本対サウジアラビア」昨日と違って、常に優位に試合を運ぶ。我那覇がよかった。TVで見れず、パソコンでみたため動きが滑らでなかったのが残念。これで、中村俊輔、松井等がはいったらうまくかみ合うのだろうか。ファンタジスタは大勢いらないとするオシムだが、誰を入れようと考えているのだろうか?
  • 弁当

火曜日, 11月 14, 2006

頭が重い

  • 昨日寝る時に冷えたか。少々頭が重い。今日はU21日本vs韓国のサッカーを見たい。さてどうするか。
  • ご飯、おでん、ブロッコリー、アゲ豆腐、焼豚

月曜日, 11月 13, 2006

自分の好きな年寄り

  • 以前に自分の好きな経営者は誰だろうかと考えた時、本田宗一郎と盛田昭夫の名前が浮かんだ。どちらも、経営トップから身を引くころだったと思う。特に、本田宗一郎は、TVで見たのはほんの数分間ぐらいの録画であったと思うが、話をしているのを見ているだけでひきつけられた。もし、どこかでたまたま出会って話したとしても、とっても面白い人でよく聞いていると大変含蓄のあることを言う人だとは思っても、大社長だとは思わないだろう。喋り方はざっくばらんだし、いつも体をゆすっている。一つ一つの話を実に熱心に謙虚に語る。話に引き込まれるし、元気付けられる。しばらく話していると非凡さにすぐ気がつくのも事実だろう。また、社長としてのスピーチも型破り。私のほのかな記憶では、後継社長のことを「頼りない」と紹介し、「うちの会社は代々社長は頼りない、その分副社長がしっかりしているから大丈夫だ。」と言っていたと思う。後に、一緒に引退した藤沢さんや、次の副社長のことをしっかり持ち上げているのだろうが、こんな言い方もないだろう。驚いたのは、聞いている社員の反応で、本田さんが一言言う度に、大歓声。大笑い。こんな元気のある会社もあるもんなんだと本当にビックリした。
  • ほかにこの人はひきつけられるなと感じた老人達を挙げてみる。
 盛田さんはもっとインテリだが、この人も現場に出かける人であったらしい。海外に作った工場にも機会があれば出向き、必ずしも流暢とはいえない英語で、自分の言葉で直接語りかけたという。
 評論家では、現在、耳を傾けたいと思う人は、日下公人、三宅久之氏である。
 科学者では、アメリカに留学した時の、Oliver Smithiesも、喋ってるのを聞くといいこというなと思うことが多かった。
  • アトランダムにひきつけられた爺さん達を上げてみたが、皆情熱的に話をする人ばかりである。また話を聞くだけで元気がでてくるような人ばかりである。後10年ぐらいして自分が爺さんになっても、彼らのように人を元気づけられるような人になりたい。
  • ある人が「ピータードラッカー」の言ってることと「本田宗一郎」の言ってることがすごく似ていると書いている(宗一郎は本当に「天才型」「ひらめき」の経営者だったのか)。それがどういうことなのか少し詳しく読んで考えてみたい。

  • サーモン、アゲ豆腐、すり身と春雨スープ、ほうれん草のおひたし

日曜日, 11月 12, 2006

アテンション

  • まず本を見て「アテンション」という題名から中身がもうひとつよくつかめなかった。読み始めて少しずつ論旨がつかめてきた。誰にも平等に与えられているが、その重要性に気がつきにくいといわれるものに時間がある。これは無自覚に時間を浪費してしまうことをいましめたものだが、そのことにも関係がありそうだ。現代社会には情報があふれており、個人が十分に扱うことができない量の情報が届けられている。情報の受け手側からすると、十分注意しないと必要な情報を見落としてしまう危険性がある。また、情報の届け手側からすると、十分に配慮された情報の届け方をしないと見落とされるかもしれないし、注意(アテンション)をひきつける工夫をしないと誰も注意を払わないことにもなる。限られた時間で人がキチンと考え対処できる事はひとつであり、そのため情報を選択するにはまずターゲットとする人に届くことが必要である。情報に注目する「アテンション」は考察に値するテーマであるということだ。
  • 「アテンション」(トーマス・H・ダベンポート/ジョン・C・ベック著、高橋智弘/岡田依里訳)を読み始めたが、なかなか先が読めない。著者らはこれから何を言おうとしているのか。重要な課題であるように思うが、どんな卓見があるのだろうか。また読み終わったら書いてみることにする。
  • 豆乳鍋、うどん

土曜日, 11月 11, 2006

娘の訴え

  • 現在カナダに留学中の娘(高校生)がWindowsMessengerで「疲れすぎたtoo tired」と連絡してきた。少し前まで、homesick気味で毎週電話をかけてきたが、それがおさまったと思ったら、「今度はどうした」と大変心配になった。学校でBiologyが原因だという。すわっ、カナダでも学校でいじめか?なんて思ったが、考えすぎ。
  • 生物の授業で調べ物をして発表する機会があったらしい。FlowerのtaxonomyのProjectだといっていた。どれぐらいの調査をしたのか知らないが、発表の4日前になって、学校のPCからデータが消えてしまったらしい。それで2日間で再度作り直したそうだ。寝る間がなかったという苦情である。
  • 真ん中の娘はいつも早寝早起き。ホストファミリーからも、ティーンエイジャーはみんな朝が苦手なのに、Mahoは5時に起きている、と言われていた子である。多少周りがうるさくてもしっかり寝つけるぐらいであるのに、睡眠時間を削るとは大変辛かったであろう、と思わず笑ってしまった。chatなので、笑ったことを悟られずに、威厳をもって、早く寝なさいと言って切ったのでありました。
  • 家族みんなに、「あいつが睡眠不足だって」とふれまくったのはカナダには内緒である。

  • レタスチャーハン、生春巻き、にら饅頭

金曜日, 11月 10, 2006

会食

  • Mincinさん(イギリス人)さんと職場メンバー5人会食、
  • イタリア家庭料理 [アルレッキーノ](大丸 梅田14F)
  • ヨーロッパの航空会社:よいのは、Virgin Atlantic、まあまあ、Air France、British air、よくないのは、KLM、SAS  (Virginにはリムジンサービスがある)
  • black berry mail service(?)を使っているとのこと。
  • オーストラリアに昔の仲間がたくさんいる。Wyethに勤め、9年前に山之内に移る。

木曜日, 11月 09, 2006

会社の英国人コンサルタント

  • 2泊3日の出張の後なので、洗濯物、iPodの未読、ニュースの未読etcが溜まっている。といってもたいしたものはないか。
  • 明日は、会社の研究に関するコンサルタント(というかアドバイザーというか)と食事会。確か、イギリス人。米中間選挙をどうみているか。北朝鮮をどうみているか。安倍総理大臣のことを知っているか。うどんは好きか。自分の仕事は気に入っているか。アステラスと他の製薬会社(日本&海外)をどうみているか。iPodは使っているか。ブログはどう思うか。Googleはよく使うか。SNSはどう思うか。アステラスINTRANETは入れるのか。日本人で知っている人は(政治家、歴史上の人物、科学者、etc)。出身大学は。日本の大学はしっているか。好きな都市は(日本、海外)。お子さんは。---。聞いてみたいことはいっぱいある。
  • 筍ご飯、クリームシチュー、はんぺん、蒲鉾(あなご、ごぼう入り)

水曜日, 11月 08, 2006

老人向けノスタルジックテーマパーク

  • ある人(昨日の友人とは別人)いわく、「介護する人を派遣するサービスや小さな老人介護施設では、ダメだ。必要なのは老人村だ」
  • それを聞いて、ウィークリーマンションで有名なツカサグループが「昭和30年村」というのを作ろうとしている(つくっている?)のを思い出した。片方は介護、片方は(昔の日常を再現した)テーマパークということで目的は違うが、年寄りになったらどんな施設(村、町、共同体)に住みたいかということに考えがおよんだからだ。人の集まる場所を作るなら、暗いイメージのない自分が暮らしたいような場所を作るような仕事がやりがいのある仕事になるのではないかと思う。上のコメントを言った人は小さなサービスだけを考えてもしょうがない。先々延びていくような事業が必要だという意味であったと受け取った。それならば、年寄りの集まったというくらいイメージより、ノスタルジーを求めるテーマパークというようなイメージが必要と感じたわけだ。
  • 巻き寿司、ごぼうサラダ

火曜日, 11月 07, 2006

ビジネスを始める

  • 友と再会。統合医療、メタボリックシンドロームの診断義務化等のビジネスチャンスについての話。実際のビジネスは、ターゲットを絞ってやりたいとのこと。新しいビジネスにチャレンジすることは可能性を考えるだけでも楽しいものだ。
  • 一成つくば店:焼き鳥、トマトサラダ、セイロうどん、焼酎

月曜日, 11月 06, 2006

北の核にはどのように対処すればよいのか

  • ニュースステーションをちょっとみたら、「中川昭一政調会長が核保有論議をやめない」といった批判をおこなっていた。中川氏の発言をみると「(攻撃)能力を充実させているなら、日本の平和と安全をどう守るかを、核を含めてなぜ今議論しないのか」とした3日の発言から、基本的には変わらないが、核保有にはあえて言及せず、これまでの発言の論旨を繰り返していたようである。
  • 中川氏の発言自体極めて当たり前の話で、核の保有の可能性に触れるだけで諸外国の危惧を招く等という異常な気配りはどうしたことであろうか。ネットで少し調べてみると、中川会長の3日の発言については各紙、党外から反発とか党内での意見といった形で載せていたが、今日の発言についてはほとんど見かけなかった。この関連記事では朝日新聞がきわめて多くの記事を載せているように見えた。
  • どうも事の本質をみず、相手の機嫌ばかりを気にしたような態度のように見えてならない。議論しないでそんな話はやめておこう等といっているばかりでは、ほんとうにどの位あぶないのか、現実的にどのように北朝鮮に対抗するのか、現実的な感覚がもてないでいる。
  • 「---日本が核を持つことを決意したとして、いったいどういう手順で、どのくらいのコストがかかり、どういうタイムスパンで可能になるのか、実はそんな単純なこ とさえ誰も知らないでいる。下北半島のプルトニウムはいつでも核兵器に化けるし、種子島のロケットに載せればいつでもICBMになると考えているオメデタ イ人たちを黙らせるためにも、とりあえず「核保有の論議を」始めてはどうだろうか。」という「溜池通信11/5」の発言にうなづくものであります。

  • (本日の夕食)パスタ、冷奴、コーン鶏肉サラダ

日曜日, 11月 05, 2006

今週はつくば

  • 火曜日より出張。まだいったことのない場所、店をみつけよう。
  • うどん、てんぷら(ゲソ、エリンギ、ちくわ、モロッコインゲン)

土曜日, 11月 04, 2006

賢帝ハドリアヌス

  • ローマ人の物語25、賢帝の世紀(中)     塩野七生著   新潮文庫
 通勤時にiPodを聞くようになってから、通勤電車ではあまり本を読む時間が少なくなった。お蔭でトライアヌスからハドリアヌスに皇帝が変わるのにだいぶ時間がかかってしまった。この巻では、ハドリアヌスが帝位を継承する際の先帝重臣粛清の捉え方に塩野氏の鋭い眼を感じた。ハドリアヌスの後見人であり、かつ近衛軍団長官のアティアヌスが、帝位継承の隙間を狙った「執政官経験者」4人による反ハドリアヌスの陰謀の動きを捉え、粛清に動いた事件である。
 ローマ帝国の領土を最大に広げたトライアヌス帝。ダキアを攻め取り、パルティアに攻め入ったトライアヌスであったが、目的を果たせず病気となりローマへ帰る途中で死んでしまう。後を託されたハドリアヌスは、遠征先から撤退を進めていたが、拡大を進めた先帝に対し撤退をする自身が元老院から不評を買うことを覚悟して慎重に撤退を進めていた。ローマへ帰るまでの間にアティアヌスから連絡があり、反ハドリアヌスの陰謀への対処を求められた。
 帝政では皇帝が実権を持っていたが、皇帝は元老院を立ててその関係をよく保つことが治世をスムースに進める要諦であった。皇帝殺害を謀った罪、つまり国家反逆罪を法制化したのはカエサルの暗殺の二の舞を嫌ったアウグストゥスであるが、元老院の反対派の粛清のための武器として活用した皇帝は元老院との関係悪化を招いている。ハドリアヌス自筆の「回想録」には、自分は殺害までは命じなかったのにアティアヌスが一存で殺したと弁明しているらしい。またフランスのマルグリット・ユルスナルによる「ハドリアヌスの回想」でもこの線に沿った記述となっている。塩野氏はこの記述を脱帽するしかない美しい場面の描写であると褒め称えながら、私ならこう記述するとバッサリ。ハドリアヌスが命じた「対処」には、4人の殺害までふくまれていたはずでしょうというのである。
 こういうあたり、時代背景を基にしつつ、人物の性格を掴んで、目線を高く判断する。塩野氏がどのように資料を読んでいるかという様子が垣間見えるような気がした。
  • (夕食)パスタ、鮭塩焼き、ハンバーグ

金曜日, 11月 03, 2006

阪急百貨店とフロートコート

  • 阪急百貨店へスーツを買いにでかけた。紳士服のバーゲンとお歳暮のセールで7Fの催事場はいっぱいであった。普段の紳士服売り場ではありえない混み具合であった。スーツを試着するためにぶつからないように人を避けねばならない状況だったのだから。裾直しの場所は番号札で30分待ち。マイクで次々と番号を読み上げ読み上げ、回転の速いこと。実際の待ち時間は15分足らずであった。裾直しの場所はズラーッとコの字型に試着室が並んでおり(30ぐらいもあっただろうか)、メジャーを首にかけた女性達が、受け持つ人の裾を直し終わると列を作って次のお客をスタンバイしているのが印象的であった。
  • 百貨店のバーゲン会場はこのような状態が日常なのかもしれないが、経験の少ない私には、戦場のような状況とそれを捌く(手馴れた?)百貨店の体制に感心した。
  • お昼ごはんは、スーツ選びを付き合ってくれた妻と、レストランへ。JR大阪駅南側の市バスロータリーの上、阪神百貨店と大通りを隔てたところのビル(フロートコートというらしい)の中華の食堂「花果山」というところに入った。百貨店と違ってこのビルは人通りが少ない。このビルに入っているレストランは悪くない店が入っており、値段がリーゾナブルである。また、ここにはFedEx kinko'sなる店があり、パソコン、プリンタ等が使える。以前、大阪駅周辺でパソコンの使えるところはないかと探したことがあった。その時は、すぐには見つからなかったが、今調べてみるとFedEx kinko'sは大阪駅前には2店あるようだ。この店は狭苦しくなく、人も多くなくていい感じだった。
  • フロートコートは人の通り道にはなっていない感じがする。入り口は歩道橋から(2F)と、JR大阪駅南口から(1F)とあるが、わざわざ通り抜ける道でもなく、人が目当てとすべき目玉の店もあまりない。それだけパソコンを使った仕事をするような人が利用するには穴場かもしれない。
  • 手巻き寿司(カンパチ、紋甲イカ、煮アナゴ、ホタテ)

木曜日, 11月 02, 2006

娘の旅行

  • 娘が旅行(NY)より帰国。WTCの跡地へいったこと、ロックフェラーセンターでスケートをしたこと、ミュージカルをみたこと、飛行機が遅れ乗り継ぎに間に合うか心配だったこと、またその間にあった台湾の人と話したこと等々。自分で計画して、自分達(友人と)でその場その場で考え行動したことで、人に連れられていった旅とは異なる楽しさ、手ごたえを感じたようだった。
  • ご飯、白菜とベーコンのスープ、マーボ茄子、揚げ豆腐

水曜日, 11月 01, 2006

「履修漏れ問題」

  • このところ連日、高校で必修科目を所定の時間教えていなかったという問題が報道されている。地方の有名校が次々とこの問題ありと判明し、熊本県を除くすべての都道府県で問題があったことがわかったらしい。
  • まだ詳しい分析というか、解説は見ていないが、たとえば「勝谷氏」のブログでは、週5日制に無理があるという見解だ。教育に情熱をもたないような失格教師や落ちこぼれ生徒があるというのも大きな問題であるが、勉強に力を入れている、がんばっている地方の有名校でも問題が起こったことは、もっと問題である。履修の規則と入試の実態が矛盾を起こしていることが示されている。
  • まず、娘の教科書に目を通してみて(ここ数年、表紙しかみていないことに改めて気がついた)また考えてみよう。
  • 野菜スパゲティ、胡瓜とトマトサラダ、たらこスパゲティ