土曜日, 10月 20, 2007

ノーベル賞受賞者の様子を伺った

  • 某所での講演会でK先生と立ち話。
  • オリバー・スミッシーズ夫妻の所へ、ノーベル賞をもらった1週間ぐらい前に泊まったそうだ。サイエンスの四方山話に花を咲かせて。ノーベル賞をもらった当日、用事で電話をしたそうだが、通じず。その翌日に先方から電話があったそうだ。どうもK先生は電話をもらうまでノーベル賞受賞を知らなかったようだ。オリバー言わく、「朝5時前に電話がかかってきて、ノーベル賞をさし上げたいが受けるか、と聞くので、貰ってあげた」のだそうだ。私にも軽口の会話から、喜びが伝わってきた。その後ずっと電話が鳴りっぱなしだったので、線を抜いてしまったのだそうである。K先生の電話が通じなかったのはこのためだ。
  • K先生は「この仕事が我々の励みになるのは、彼の62歳の時の仕事であることだ」と言われていた。今、確か82だから、1987年になる。私がスミッシーズ・マエダ研に留学したのが1997年、今が2007年。オリバーはまだまだ元気のようだ。前田先生も元気のようだ。日本に来ることがあれば、2人とも大人気だろう。

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