金曜日, 9月 14, 2007

内田幹樹氏

  • 出張からの帰り、本屋さんを覗いて、最近文庫になった「機体消失」(内田幹樹)を買った。
  • 飛行機の中で読み始めたが、なかなか面白い。パイロットである著者の本はこれまで3,4冊読んでいるが(文庫本ばかり)外れがない。コックピットの描写が詳しく、きちんと理解できなくてもパイロットの気持ちになりきったような気にさせてくれる。雷雨の中の着陸等、緊迫した状況の描写は素晴らしいと思う。乗客の立場からは、ただあまりゆれないでくれと思うばかりだが、パイロットの立場では、乗客の命を預かる立場である。計器を信頼し、自分の理性を働かせ、天候・エンジンの調子をよんで、冷静に対処する様子は緊張感にあふれている。
  • 表紙の裏側に著者の写真がのっているが、それを見ていてはっとした。1940-2006。
  • まだ活躍中だとばかり勝手に想像していたのだが、去年なくなっていたのだった。
  • 次の作品は、と期待していたのに残念である。まだ文庫になっていない作品も読んでおきたい。

  • (夕食)焼そば(ソーメン)、豆腐、ナスのグラタン

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