木曜日, 2月 15, 2007

4つの企業がsiRNA医薬の臨床試験に着手

  • 米Quark Biotech社が、米国で加齢性黄班変性を対象に、siRNA医薬 RTP-801の臨床
    試験フェーズIを開始したというニュースがあった(BTJ/RNAi/Update/Mail 2007/02/15 第27号)。ネットで調べてみるといくつかニュースが出ていた。BTJのメールマガジンでは2/6、他の記事では2/5となっていた(この違いはなぜかわからない)。Pfizer社が同社と提携、商品化のパートナーとなっているようだ。
  • 実際には、RTP-801の基本技術は英SR Pharma社の傘下にある独Atugen社のオリジナル技術
    、AtuRNAiとのことだ。Pfizerの加齢性黄班変性のRNA医薬(アプタマー)、「Macugen」は抗VEGF抗体薬の「Lucentis」(米Genentech社)に臨床効果で負けているとのことだから、これらのsiRNA医薬の臨床成績がどうなるかで、RNA医薬の初期の評価が定まってくると思われる。
  • 抗体医薬は基盤が定まったが、RNA医薬の可能性はどうなのか。私自身はかなり期待しているが、まだわからないことが多すぎる。これらの試みによって実用への手がかりが得られてくると期待される。
  • 焼き飯、春雨サラダ、ジャガイモとアンチョビのグラタン、にら饅頭

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