月曜日, 1月 22, 2007

UDONRADIO うどラヂ

  • PodCastingで楽しみにしている番組に「続・麺通団のUDON RADIOうどラヂ!」というのがある。「うどん」ブームの火付け役ともいうべき麺通団だが、うどんの薀蓄をもっともらしく語るというより、近所のうどん好きのおっさんと兄ちゃん?が飲み屋で自慢話や遊びの話をしているというようなノリだ。
  • 麺通団団長の田尾氏の遊び心があふれている。楽しんでやろうという精神は、タウン情報誌の編集長時代にうどん屋めぐりをして「恐るべきさぬきうどん」を生み出した時から変わっていないのではないか。大学教授となった今でもますます遊び心が健在で、学生まで動員してうどん文化を探ったり、アンケートを行ったりしているとのことだ(うどラヂより)。
  • うどん好き50人による「私の好きなうどん店ランキング」では、ランキングの集計結果がでるまで、趣旨やら協力者やらの紹介で時間を費やし、やっと集計が終わったと思ったらランキングの紹介だけで何ヶ月も費やしている。その間にも、映画「UDON」の本広監督を連れてきたり、講演会にいった地方での話しをしたり。すごく期待させるというほど特別な話ではないが、気を持たせてその情報を最大限活用している。次はベスト10の紹介と予告しておいて、さてどの店が---と期待していると、話があっちへ飛びこっちへ飛び、今日は時間がなくなりました。次回をお楽しみに---、という調子だ。楽しむのが目的なので、いろいろな情報は面白い話のネタとして使えればよい。情報そのものが必死になって求める目的ではないということなのだ。
  • ゴンさんの突っ込み、長谷川くんの最新情報もいいが、何より彼ら自身、「団長が次にどんな話をどんな切り口で語るのか楽しみでしょうがなく」て、自分たちも楽しんでいるのが伝わってくるのがいい。また、団長のしゃべりも気をつけて聞けば、「ひとつのネタを、いかにいくつもの角度から、何度も利用してしゃぶりつくすか。何気ない事柄のどこに面白さを発見するか」等々、計算されているのか自然なのか、判然としがたい---が、巧まずして面白さを醸し出す。しゃべりの勉強になる。

  • 五穀ご飯、イカたまねぎ/トマト/ほうれん草のマリネ、こんにゃく

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