水曜日, 6月 25, 2008

やってみなければ発見はない

  • いつも車で送ってもらうか、電車とモノレールを乗り継いでいく大阪空港だが、今朝の出張では歩いてみた。すると、なんと35分で着いてしまった。なんということか、公共交通機関を乗り継いでいくのと10分と変わらない。ちょっと歩くのを避けたために、混んだ電車にのり、乗り換え、階段を上り下りし、安いとはいえお金を払っていたのである。
  • というほど、大げさな話ではないけれど。物事はやってみなければわからない。うまくいくことばかりではないが、やってみなければ簡単なことにも気がつかないということ。
  • 行き帰りで、昨日から読み始めた「仕事の8割は人に任せなさい」と「iPS細胞ができた!」を読んだ。お金はないけどEdyにいくらか入っているので、帰りに読む本が買えてよかった。
  • 前者はなかなか面白かった。いくつも参考にさせてもらおうと思うことがあった。ちょっと思い出すものでは、仕事の優先度は「緊急度」+「回収度」で考えろ、やる気がでる定番の曲をもっておく、人を紹介してもらったら紹介された人と会って話したことを報告すると人脈が広がる、等々。
  • 後者は、iPS細胞を作り出した山中先生に、元ウイルス研究所長、塩野義副社長の畑中先生がインタビューしたもの。大きな字なのですぐ読める。大筋は聴いたことのある内容ではあるが、「どうして幹細胞の研究を始めたか」というような話は、対談だからでてくる話で面白かった。
  • 本当にヒントになったのはドリーの実験であり、多田高先生たちのES細胞と分化した細胞をくっつけるだけで分化細胞が分化前の形に戻っちゃうという実験からです。(p61)
  • どこかでちょっとだけでいいから直接話ができるといいなあと思う。

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