土曜日, 3月 06, 2010

「新・プラットフォーム思考」を読んだ

  • 平野敦士カールさんの「新・プラットフォーム思考」を読んだ。平野さんが説明している「プラットフォーム型ビジネス、プラットフォーム型ビジネス」と以下のようなものだ。
  • 現在成功している企業の多くはプラットフォーム型ビジネスをしている。プラットフォーム戦略とは「さまざまなグループが集まる『場』『舞台』を提供し、多くの人を集め、クチコミなどによってその『場』『舞台』を拡大する」「一社だけで多くの人々のニーズに対応するのではなく、多くの企業とのアライアンスを行って、一緒にその『場』『舞台』を拡大していく戦略」である。これは従来の「一企業内だけ」の戦略とは全く異なる。さらに、このような戦略は、個人のキャリアを飛躍的に高めてくれる方法でもあるという。
  • これを読んで、なるほど確かにそうだとすぐ合点がいった。アップル大躍進の原動力。グーグルのビジネスの指向を考えてみると、よくわかる。また平野さんはおサイフケータイを発案普及させた本人だ。
  • これらの成功の原因を的確に示し、このビジネスを進める戦略をしっかり説明しているので大変面白い。企業の戦略としてだけでなく個人のレベルでどうすればよいと示しているところがミソだ。題名にも「たった一人で組織を動かす」というのがついている。
  • これからどういう方向に仕事を進めるか。自分の仕事のやり方にも大きな影響を受けそうだ。

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