月曜日, 6月 30, 2008

英会話 eChat Vancouver

  • 英語会話を学ぶためのよい教材がたくさんPodcastにはあるが、最近聞いてよかったのが、”英会話eChat Vancouver"
  • 取り上げているのが、普段の会話でよく使うが普通の会話の教材にはなかなかでてこないような表現。「そりゃそうだけど」、最初の会話があってそれにつなげて自分の意見をいう時使う言葉。even so。これが「そりゃそうだけど」とexactly the sameだそうだ。
  • こんなちょっとした言葉をうまく説明している。会話のリズムもよくてなかなか楽しい。DJ.Yukoさん、なかなかいい。
  • これからどんな表現がでてくるか。楽しみだ。

日曜日, 6月 29, 2008

うどんで元気回復

  • 夕食はうどん。
  • 暑くなってきたので、冷たいうどんがいい。今日は塩水の濃度を12%ぐらいにしたが、気温が高くなってきたのか、団子があまり固くならず伸ばしやすかった。
  • 水菜をさっとゆでたもの、二十日大根のあっさり漬け、ネギを薬味にしたが、レタスもあったので少し加えた。このような野菜がさっぱりしてよい。だし醤油だけでうどんと野菜にじゅうぶんだ。
  • あとは、おつまみセットとしてスーパーでうっていた天ぷら(さつま揚げ)。これは種類がたくさんあって食べるのが楽しかった。次女が、京都から帰ってくるのが遅れたので、うどんがだれてしまって残念。阪急が停電で遅れたらしい。

土曜日, 6月 28, 2008

北海道の女性と博多の女性

  • お昼の番組で、「県民性の違い」について、討論?をやっていた(たかじん胸いっぱい)。
  • ゲストは博多代表は、大神いずみと橋本志穂。北海道代表は安倍麻美、カルーセル麻紀、山本悠美子アナウンサーであった。番組スタッフが調査したデータをたかじんが解説し、女性ゲスト達が感想を言うといった内容だ。
  • データは他愛ない内容だ。「男性に対して求めるものは」といった質問に対する答を街頭で集めてどんな答えが多かったかを集計したものだ。上記質問に対する答えは、博多では「男気」等というのが入っていたのに対し、北海道では、確か「車」が入っていた。大阪の女性のデータもあり、男性に求めるものは、「笑いのセンス」「お金」「空気を読める」だった。たかじんの経験から、最も注文が厳しいのは大阪の女性で、開放的なのが北海道の女性だと言っていた。
  • さらに、番組では札幌から稚内まで、男性レポーターに女性ドライバー限定でヒッチハイクをさせる企画をしていた。その企画や、街頭インタビューでは、北海道の女性に「押しに弱い」とか「強く頼まれると断れない」といった言葉が多く聞かれた。博多代表のゲスト達は、「えーっ」という反応。北海道代表のゲスト達は、「そうそう」という反応。
  • 県民の性格が大きく違うかどうかはわからないが、当地の女性はこういう反応をするものだ、といういわゆる「お約束」の類なのかもしれない。いずれにしても、飲み屋さんでする会話には役にたちそうな話であった。(こういう番組は東京ではやれないし、うけない。関東に住むとそれが問題である)

金曜日, 6月 27, 2008

iPhoneの予約はまだできず

  • 帰りに梅田に寄ったので、ヨドバシカメラに寄ってSoftBankの店員に、いつから予約できそうか、とかうちの近所のSoftBankと梅田のこの店とどっちが手に入りやすいのかとか聞いてみたのだけれど、まったくわからなかった。アップルからまだどの程度の台数が入るのかも知らされていないと言っていた。ほんの直前にならないとわからないのではないか、というような話だった。
  • 帰ってから、appleのホームページやSofBankのホームページでチェックしてみたけど、やはり情報はない。
  • 料金は、以下のようにわかっているが、
iPhone本体が
■8GBモデル(ブラック)
分割金  :月々2,880円×24カ月
特別割引:月々1,920円×24カ月
月々960円×24カ月=23,040円
■16GBモデル(ブラックまたはホワイト)
分割金  :月々3,360円×24カ月
特別割引:月々1,920円×24カ月
月々1,440円×24カ月=34,560円
  • 【ホワイトプランに加入した場合の月額料金イメージ】

    ホワイトプラン 基本使用料 980円
    パケット定額フル 定額料 5,985円
    S!ベーシックパック 基本料 315円
                    計 7,280円

  • 分割金の特別割引というのはどういうことだろう。いっぺんにはらっても安くならないのだろうか?

木曜日, 6月 26, 2008

コンプライアンス

  • さいきん、コンプライアンスについて時々考える。
  • コンプライアンスというのは、「服従」というニュアンスがあり、アメリカ人は日常の言葉としては使わない。アメリカ人がグローバルスタンダードという考え方を広め、それに従わせようという考えが含まれた言葉で、日本人はそれを有難がってはいけない
  • というのは日下公人氏の著作にあった言葉を自分なりに思い出して書いたものだ。
  • 桐蔭横浜大学法科大学院教授、コンプライアンス研究センター長の郷原氏は、最近言われる「法令遵守」が経済に与えている悪影響について、以下のように書いている。
  • 法令遵守という意味のコンプライアンスが経済に与える悪影響は、2つの面に整理することができる。1つは、経済社会の実態と乖離した法令の「遵守」が経済 活動の停滞を招くということ、もう1つは、「法令遵守」という意味のコンプライアンスを企業経営と切り離して「単なるコスト」と捉える考え方が、個々の企 業の活動自体に対してマイナスの影響を与えるということだ。
  • 郷原氏は、コンプライアンスを社会的要請に適応することと定義し、社会の実態と乖離した法令を守ろうとすることによって悪影響が出ているとしている。日本では、法律というのは日常使うモノではなく、普段は習慣や常識で動いている。法律は、社会から外れた(常識や習慣から外れた)人を裁くために使う特別なものとの認識がある社会である、という風に言っている。
  • いずれにせよ、コンプライアンスという考え方が日本ではどうもしっくりいっていない。この外来語を念仏のように唱えるのではなく、「社会的要請に適応する」でも、「日本の常識に立ち返って問い直す」でもいいから、もっと、まともに考えなければならない。

水曜日, 6月 25, 2008

やってみなければ発見はない

  • いつも車で送ってもらうか、電車とモノレールを乗り継いでいく大阪空港だが、今朝の出張では歩いてみた。すると、なんと35分で着いてしまった。なんということか、公共交通機関を乗り継いでいくのと10分と変わらない。ちょっと歩くのを避けたために、混んだ電車にのり、乗り換え、階段を上り下りし、安いとはいえお金を払っていたのである。
  • というほど、大げさな話ではないけれど。物事はやってみなければわからない。うまくいくことばかりではないが、やってみなければ簡単なことにも気がつかないということ。
  • 行き帰りで、昨日から読み始めた「仕事の8割は人に任せなさい」と「iPS細胞ができた!」を読んだ。お金はないけどEdyにいくらか入っているので、帰りに読む本が買えてよかった。
  • 前者はなかなか面白かった。いくつも参考にさせてもらおうと思うことがあった。ちょっと思い出すものでは、仕事の優先度は「緊急度」+「回収度」で考えろ、やる気がでる定番の曲をもっておく、人を紹介してもらったら紹介された人と会って話したことを報告すると人脈が広がる、等々。
  • 後者は、iPS細胞を作り出した山中先生に、元ウイルス研究所長、塩野義副社長の畑中先生がインタビューしたもの。大きな字なのですぐ読める。大筋は聴いたことのある内容ではあるが、「どうして幹細胞の研究を始めたか」というような話は、対談だからでてくる話で面白かった。
  • 本当にヒントになったのはドリーの実験であり、多田高先生たちのES細胞と分化した細胞をくっつけるだけで分化細胞が分化前の形に戻っちゃうという実験からです。(p61)
  • どこかでちょっとだけでいいから直接話ができるといいなあと思う。

火曜日, 6月 24, 2008

楽しみで、悲しい月末

  • 1,2日前(どうしてそんな近い日がはっきり言えないのか)、駅前の本屋で「仕事の8割は人に任せなさい-他人の頭を上手に借りる「仕組み」の作り方」(臼井由妃)を買って読んでいる。ちょっと前はこういう題名には、そんなことでいいのかなあとか、うまくできれば苦労はしない、とか突っ込みを入れたいような気がしたものだが、この頃はすぐに「そうかもしれない」と思う。従順な人になった。
  • 本当にそれがうまくできれば仕事が上手く回るはずだ、と思って読んでいくとなかなか納得できる話が書いてある。著者は33歳の時、28歳も年上の会社経営者の夫と結婚し、何不自由のない生活ができると安心しきっていたら、夫が癌ですぐに亡くなって、慣れない会社経営をやることになってしまったそうである。苦労はしたそうだが、仕事をうまく人に任せることができるようになって上手くいきだしたという。それまでは、何でも自分でかかえてしまっていたためうまくいかなかったということだ。こんな話を読んでいると、もともとできる人だったに違いない。会社をやることを考えていなかったから、自分の経営者としての才能に気がつかなかったのかもしれない。
  • その本を読んでいたにもかかわらず、電車から降りてまた駅前の本屋に立ち寄ってしまった。そこで日下公人氏の新刊をみつけた(見つけてしまう)。「中国の崩壊が始まった」(日下公人、石平)という本である。日下氏の本は、まず買うことにしている。いつも納得できるから。同じお二人の対談からできた本、「日本と中国は理解しあえない」は非常に勉強になった。今度の本も楽しみである。
  • 本が楽しみなのはよいが、気がついたらお小遣いが---。明日は、出張だというのに。またすぐにiPhoneを買う予定も入っているのに---。なんとか今月を乗り切るしかない。

月曜日, 6月 23, 2008

Podcast、登録し直し

  • Windows vistaのサービスパック1をパソコンに入れたら1回目はどうも上手くいかず、今日入れなおしたら上手くいった。
  • そのせいかどうかわからないが、iTunesに登録していたPodcastが全部なくなっていた。どこへいったかと思ったらプレイリストにPodcastというのができてそこに入っていた。iTunesをサービスパック1を入れなおす途中で立ち上げた時、変なことになったのでそのせいだろう。その時は、たまたまiTuneを立ち上げたつもりでiPodをつないだのだが、iTunesは立ち上げていなかった。iTunesが自動的に立ち上がるだろうと思ったがたちあがらなかったので、iPodをつないだまま、iTunesをアイコンから立ち上げた。その時に、たしか何かの表示がでて、「うまく読めない(どういう表現だったか忘れてしまったがたしかこんな感じだった)フォルダがあるので、違う名前をつけて保存する」みたいなコメントがでていた。
  • せっかくたくさん登録していたPodcastだが、全部消えてしまったので、一から登録しなおし。この際、必要度の高い、気に入ったものから順に入れ、あまり聴いていないものは整理しよう。

日曜日, 6月 22, 2008

サッカー 全日本vsバーレーン

  • 後半の最後に点をとって、1:0。結果は最低限クリアというところだろう。決して期待通りのできとは言えないけれども、最後まで攻め続けた気持ちが点に繋がったという感じ。
  • 押していたが、有効なシュートは、バーレーンも少なくなかった。日本には、決定的なシュートがPKを含め3本ぐらいあり、それが入らなかったのは不運ともいえるが、楢崎のファインセーブで止めたバーレーンのシュートも同じ数くらいあった(楢崎が安定して危なげない止め方をしたので、それほど間一髪とは見えなかったがいいシュートがあった)。
  • 強い雨が降っており、グランドコンディションを考えれば、ミドルシュートがもっと欲しかった。といって、日本の攻め方は前半、後半の終わりごろはいつものような組み立てで悪くはなかったと思う。ただ、攻め手としてバリエーションがもっと増えてもいいのではないか。速攻の際の壁パスや、今日のような状況ではミドルシュートなんかがでれば点をとるパターンが増えるのではないか。
  • 試合展開としてはいやな感じの試合でやきもきしたが、最後のインタビューでは、監督、中沢とも前向きだったので、だいぶ安心した。

土曜日, 6月 21, 2008

ザ・マジックアワー

  • 昨日は会社の上司の送別会。今日は、映画「ザ・マジックアワー」を見た。送別会については感じるところがあったので、また触れる機会があるだろう。暑くて寝不足気味でもう疲れてしまったので簡単に映画について。
  • ザ・マジックアワーは三谷幸喜がTVで出ずっぱりで宣伝していた。「有頂天ホテル」が面白かったので、また見ようと思った。熱い思いから、暑苦しい演技となってしまう売れない役者、村田大樹。町を牛耳るギャングのボスの女に手を出し、ボスの怒りから殺されそうになった備後(ビンゴ)。ビンゴはボスの怒りからなんとか逃れようと、売れない役者を使って、大芝居をうつ。
  • 昔のギャング映画ののりで、かなり凝っている。佐藤浩一の村田、深津絵里の愛人、ボスの西田敏行、皆うまくてよかった。妻夫木聡のビンゴ役は、うれない役者を立てるために割りをくっていたように思う。作品の筋書を作って登場人物を引っ張りまわすつもりが、愛人にも、役者にも、最後にはボスにも引っ張りまわされるという役回りだから仕方ないかもしれない。
  • これらの主役以外では、ボスの代貸しの寺島進、ビンゴを心配していろいろと手を貸す従業員の綾瀬はるか、とバーテンダーの伊吹五郎がよかった。

金曜日, 6月 20, 2008

ジャパネットたかた

  • Steve Jobsのpresentationのうまさは広く指摘されている。では、日本では彼に類するようなpresentationの名手はだれだろうか?政治家で上手な人はたくさんいるだろう。評論家もいるだろう。Jobsと同様、起業のトップでとなると?
  • ジャパネットたかたはどうだろう。
  • 高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに心を砕くのが常だ。---あのハイトーン、ハイスピード、長崎なまりもすごいけど、高田社長が本当に優れているのは「幸せのイメージを伝える力」なのだ。(【12】ジャパネットたかだの本当のすごさ―NBオンラインより)
  • 「iPhoneの使い心地」、「通信速度はもっと速くならないのか」、「値段がもう少しやすければ買えるのに」等々、ファンの渇望に、それ以上の答えを返すスティーブジョブズ。心のどこかで欲しいとは思っていても、はっきりしたイメージがなかった視聴者に、意識していなかった「幸せのイメージを伝える」高田社長。なかなか面白い取り合わせだ。
  • ジャパネットたかたのすごさに気が付いた梶原しげるさん。ジャパネットたかたをスティーブジョブズに比べたLife is beautifulに脱帽。

木曜日, 6月 19, 2008

初めての場所に行く

  • 考えてみると、最近ある場所に始めていくという経験が極端に少ない。ここ4、5年ほど、勤めているオフィスが変わっていない。その前まで、1,2年おきに4,5回勤める場所が変わってきたからそう感じるのかもしれない。最近、散歩で家の周りをうろうろしているが、その時が初めての場所に行く最大の機会である。
  • 先週の週末は、伊丹空港の方へ歩いていってみた。豊中駅から30分少しくらいでいけそうだ。途中の住宅地は道が入り組んでいる。目的もなく歩いていたら迷ってしまうだろう。帰ってから地図を見てみたら、地図もなく勘で歩いていた道は、ちょっと回り道。少し思っていた方向がずれていたことがわかる。もっと太くわかりやすい道があった。だが、ふだん通らない町はいつも通る場所とことなり、子供が何人も遊んでいたり、ちょっとした田んぼがあったり、それなりに違った雰囲気がある。
  • いつも、家内の運転する車か、電車やモノレールを乗り継いで飛行場まで辿り着いているが、乗り継いでいくのなら、歩いていっても10分、15分くらいしかかかる時間は変わらないのかもしれない。そう考えるとずいぶんつまらない時間の過ごし方をしてしまっているのかもしれない。これまで通ったことがない始めての場所を通るということは何がしかの発見があるものだ。

水曜日, 6月 18, 2008

オバマ氏の考えを知る

  • 民主党の大統領候補がオバマ氏に決まってから、しばらくめぼしいニュースを聞かないが、今朝Podcastで「藤沢久美の社長トーク」を聞いていたら、英会話のGABAの社長さんがでて、オバマさんの話が出てきた。
  • GABAのミッションには「大胆不敵」という言葉が入っているのだそうだ。お話では、一つ目のミッションが、「大胆不敵な人生目標に挑む人を応援する」のだそうだ。皆、やりたいことを何か持っている。それを口に出すか出さないか。あるいは、それが実現するのか、しないのか、わからないけれど、何か持っているのです。たいてい人って、何かをしたことを後悔するよりも、何かをしなかったことに後悔すると思うのです。」ということだ。
  • さらに話は「大胆不敵」の英語は”Audacity"であること。オバマ氏は今年のグラミー賞をもらっていて、それは朗読アルバム部門で題名は”The Audacity of Hope"であることに及んだ。分裂した国家に一体感を回復するという希望を持つことの大胆さというような意味だ。
  • 藤沢さんをそれを受けて、Audacityというのは世界的に時宜を得たことば。世界中の人たちが、いま大きく変わりたいと思っているときの、オバマはアイコンなのだ。という話をしていた。どうもアメリカのマスコミもオバマよりのようだ。マスコミが民主党よりなのは昔かららしいが。
  • オバマ氏の考えをしっかり読んだり、聴いたりしたことはまだない。「The Audacity of Hope」(原著)、「合衆国再生―大いなる希望を抱いて」(邦訳)、それともグラミー賞をとったCD。どれを手にとればよいだろう。勿論、まずはYouTubeで聴くのがよいかもしれない。

火曜日, 6月 17, 2008

印象に残った「言われた仕事はやるな」の内容

  • 昨日の続きを書く。今日「言われた仕事はやるな」の後半を読み終えた。
  • せっかく手に入れた成長企業のマネージャー職を袖にして、自ら会社を起こした彼女(石黒不二代氏)がそのような決断を下した背景が縷々書いてある。その中で、印象に残ったことを2,3書きとめておく。
  • 「言われた仕事はやるな」:本の題名になっている言葉である。言われた仕事に対して「やりたくない」とワガママを通せというのではなくて、自分で「やりたい」と言うのか、会社にいわれてしまうという違い。たとえ完璧なデキであったとしても、言われたことばかりやっているのでは、モチベーションが続かない。これは、その通りであるが、こんな風に言われるとドキッとする。この言葉の受け取り方で、その人が使えるかどうかわかるということかもしれない。
  • 「シリコンバレーの失敗を許す文化」:よく指摘されることではあるが、著者がスタンフォード大学ビジネススクールの「ハイテククラブ」で聴いたベンチャー企業の経営者達のスピーチが印象に残る。リンカーンの挫折、失敗の連続の話等、是非そのプレゼンを聴いてみたいと思った。また子供のサッカー大会で、目の前においしいボールが来た男の子がそれっとばかりにシュートをうったら、何と空振りしてしまった時のこと。著者は思わず笑ってしまったのだが、アメリカのお父さんお母さん達は皆で「グッド トライ!」。失敗をけっしてけなさない。失敗したほうが良い経験になるのだ、まずやってみろ。こんな話が一番はっきりわかる。
  • 「アメリカ流は人より組織。だが、日本人にあったやり方をしよう」:著者はアメリカは中央集権の強い組織とフレームワークが特徴であるとしている。アメリカ社会は、質の高い人、低い人、多様なバックグラウンドを持った人の集まりだから、実は人に合わせて組織を作ったりせず、組織に人を当てはめる。枠に入れてしまう。ところが、日本ではこんな組織優先は通用しない。日本人は組織の合理性は理解しない。組織改正は納得感のあるルールの中で行われなければならない。―この主張はまったくその通り。著者はアメリカ流を押し通す人ではない。そして日本の会社への提言は、
  • 「日本には2種類の人間がいる。自ら仕事を見つけてくる人と、指示されるのを好む人。前者には権限を与えよう」:100%にするために口を出すよりも、任せて失敗して自分で学ぶ方がいい。これも大賛成。失敗しなきゃわからんですよ。

月曜日, 6月 16, 2008

言われた仕事はやるな!

  • 以前に紹介したスティーブジョブズの言葉。

  • それは、伝説のスタンフォードの卒業式で彼が言った言葉で、梅田望夫氏の「ウェブ時代 5つの定理」にも取り上げられている(文藝春秋のサイトに英語と訳が紹介されている)。重要な部分だけを再度書くと

  • 他人の意見の雑音で、自分の内なる声をかき消してはいけない。最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、もうとうの昔に知っているものだ。だからそれ以外のことは全て二の次でいい。

  • この言葉を実践したすごいヤツがいる。ヤツといってはいけないかもしれない、女性だ。

  • 今日読み出した本、「言われた仕事はやるな!」(石黒不二代)。面白そうだと思って読んでみたら、すごい。36歳、ビジネススクールを卒業したところ。離婚したばかりで4歳の息子がいる。そういう境遇で、彼女には2つの選択肢があった。右手には、成長著しいアメリカのソフトウェア会社のマネージャ職のオファー。左手には、起業。前者なら、ビジネススクールに行く前の1.5倍のサラリーが得られる。後者なら、収入はその半分。そういう状況で、彼女は後者を選んだ。理由はリスクヘッジのため。

  • 息子を育てるためのリスクヘッジが必要だというのは理解できるが、リスクヘッジのために起業を選ぶというのは、逆だろう。と考えるのが普通の日本人だろう。彼女の理屈を聞いてみると。

  • アメリカは実は人より組織ありき。会社の業績が悪くなると、トップをすげ替え、部門ごとカットは日常茶飯事だ。その部門の中にいかに優秀な人材がいようとおかまいなし。アメリカの大企業に勤めていると、ある時突然にやってくる「この組織全部切るぞ」という訳のわからない力と戦わなければならない。そんな場合は、戦いようがない。明らかにリスク、自分がコントロールできないリスクである。

  • だから自分がコントロールできる起業のリスクを取る、というのである。筋金入りというか、何と言うか。シリコンバレーにいたからこそいえる言葉であるのだろうけれど、私のようなシリコンバレーの中に浸ったことのない人間には、理解不能である。しかし、その可能性を理性的に判断して、実際起業したことに対して、お見事というしかない。

  • 興味を持った方は是非、読んでみていただきたい。

日曜日, 6月 15, 2008

録画で「そこまで言って委員会」を見た

  • 今日は外出していたので、「たかじんのそこまで言って委員会」を放送している時間には見られなかった。録画で先ほど見終わったところだ。
  • 橋下知事がでていて、パネラーから「どうしてXXまで踏み込めなかったのか」というお叱りや励ましの声に返答していた。大阪府政改革に関する新聞記事は、ざっとではあるが目を通していたと思っていたが、橋下知事の答えを聞いてことで、知事の意図するところを改めて再認識した。
  • 「国直轄事業負担金という国の道路や河川の整備費用を地方自治体に負担させる仕組みに対して、知事は国に物申すことができるか?」というのは新聞に書いてあることであるが、府の職員の給与に対して手を突っ込んだ知事としては、利用者である地方が国が決めた国直轄事業負担金に対して、何も言わずにただ払うだけというのは、府職員に申し訳がたたない。また、国家公務員の給与に対してもモノ申さねば、府職員に申し訳がたたないというのは、理解できる。報道に対して、直截に意見する橋下氏のコメントを聞くとなるほどピンとくるものがあった。
  • 北朝鮮問題は最近の北朝鮮からの提案報道に?であったが、コメンテーターの話を聞いているとなるほどそんなことが考えられるのかと腑に落ちるところがあった。横田夫妻をよんで、夫妻の活動を聞いていると親身になって考えなければと改めて正面からボールを投げられた気がする。言いたいことばかり言っているようだが、このように本心を避けないで、話をするのがこの番組のいいところ。横田夫妻のような人がでていると、礼儀も自然と正しくなるので非常に良かった。

土曜日, 6月 14, 2008

サッカー 全日本vsタイ

  • 暑いオマーンから、暑いタイへ、けが人とコンディションが悪い中で、全日本は3:0と結果を出した。狙いを共有して徐々にチーム力が上がってきているように思う。
  • 高原、大久保がおらず、背の低いタイに対して矢野か巻を出すのかと思ったが、最初から楔を打ち込むような攻撃では、単調になってしまうとも考えられる。岡田監督の選択は玉田のワントップで松井、俊輔、香川らを並べた攻撃陣。コーナーキックでは、闘莉王と中沢が最初からがっちりゴール前に詰めていた。前半、このセンターバック陣がコーナーキックからそれぞれ1点をとり、結果につなげた。
  • 後半は、疲れがでたのだろう。タイの攻撃を受ける場面がかなりあった。それでも最後まで崩されたのは少なかった。ここで1点をとられたらあわてるところだったから、中村憲剛の点も効いた。
  • 岡田監督も2回目の監督で、チームをしっかり把握してきているので心強い。

金曜日, 6月 13, 2008

アメリカの住宅事情とお湯(半分想像の話)

  • 日下公人氏のnikkeiBPnetの記事「ファンドという「福袋」にだまされる日本人」に、サブプライムローンの背景にあるアメリカの住宅事情が書いてあった。前にかいたアメリカのお風呂の話の背景に関係しそうなので書いておく。
  • 氏によると、米国で一番安い住宅は「タウンハウス」と呼ばれるもので、隣同士が引っ付いている家だそうだ。2軒で1本のパイプを共有しているので、隣の家が風呂に入っているともう一つの家ではお湯がでない。そういうのが漫画や映画に出てくる。そしてこのタイプの家は、ほとんどが借家だそうである。
  • サブプライムローンで問題となったのは、これとは違って「デタッチドハウス」と呼ばれるもの。それは、見た目は「タウンハウス」のように引っ付いていない。「だから借金してでも買っておけば、いずれ値上がりします」と言って、米国の金融機関は積極的に融資したんだそうだ。しかし「デタッチドハウス」は、わずか50センチメートルくらいしか隣と間が空いていない。そして「タウンハウス」と同じように、パイプは共有(←ここが重要)。
  • 氏の話は、「こんなものを金融商品にしたてて売るという道義のない国、アメリカのやり方を「新金融技術だなどといって信用してはダメですよ」と続く。
  • 日下氏の本論は日経BPネットにあたっていただきたいが、私が、「はあ」と思ったのは、アメリカ留学中、アパートの管理人に文句を言いに行った時の、管理人の強い反応に関係するのではと思ったからだ。
  • この前このブログに書いたが、在米中住んでいたアパートではお湯がたくさんでないのでお風呂に湯をためることができなかった。そこで管理人さんに、なんとかならないのかと言ってみた。そしたら、少しぐらい相談にのってくれるかと思いきや、お湯を溜めて入るなんて贅沢だ、みたいなことを強い口調で言われたのだ。その時、確か、「このアパートのボイラーは一戸に一つづつ付いている。十分なはずだ」というようなことを言ったはずだ。たぶん、こころある住宅関係者は、お湯が十分使えるというのが本当に質が高いことを示す指標だというような意識があったのではないか。パイプが2戸で共有の「タウンハウス」や「デタッチドハウス」の設備の貧弱さの問題を感じているという背景があったのではないかと思った。
  • 会社からお金を出してもらって留学していた私たち家族は、そんなに悪くないアパートにいたと思う。管理人さんは、一戸建てで売っている「デタッチドハウス」のような家では、お湯は2軒共通である。このアパートは貸家なのに、もっと上等なのだと言いたかったのかも知れない。このへんのところは、アメリカにいる間にもっといろいろ聞きたかったが、つたない英語と貧弱な付き合いしかなかった私には、本当のところの相場感はわからない。機会があったら、アメリカ人に直接聞いてみたい。

木曜日, 6月 12, 2008

今日買った本

  • 最近、自重していたのだけれど。少し早めに退社したので梅田の紀伊国屋書店へ寄ってみた。ひさしぶりに来る店頭には面白そうな本ばかり並んでいるような気がした。
  • 「官僚国家の崩壊」(中川秀直):確か、田原総一朗が書いていたのはこの本のことだ。官僚支配を脱しようという中川氏に代表される人達とこれまでの官僚の作り上げた体制を維持しようとする町村氏との対立が今の日本政治の争点である。自民対民主ではない、というのが田原氏の論文。気になっていたので、まず手に取った。
  • 他にもいろいろ目に留まったのだが、2,3軒探してみつからなかった本が探したらあった。「夢のまた夢 ナニワのタニマチ」(泉井純一)。政治家、官僚、スポーツ選手と、数々の大物と親交をもつ著者がその交友を書いたもの。実は著者は脱税と収賄で2年間、堀の中で暮らしている。「中央省庁のキャリア官僚やプロスポーツ選手らに十億以上の接待――。あれだけのカネを渡しておいて、見返りを何も求めないわけがないでしょう、泉井さん、トボケちゃいけない」と検察取調べで、何度も言われた。けれども、そんなつもりはなかった、タニマチというのはそんなもんなんだ。というのが著者である。この普通ではない感覚がいかに養われたのか。また、そんな著者だから見える大物達の人物像。どうも気になっていた。著者の気持ちに納得ができるかというのもある。
  • もう一つ買った本が「言われた仕事はやるな!」(石黒不二代)。ネットイヤーグループの社長だ。これは、最初のところを読んでみて面白かった。このほかにも、「コンサルタントの質問力」(野口 吉昭)も面白そうであったが、いっぺんに買っても仕様がないので次回買うことにした。
  • いずれも読み応えがありそうだ。

水曜日, 6月 11, 2008

iPhoneの記事が増えてきた

  • さすがに発表から2日になると、iPhoneの日本語の記事が増えてきた。iPhoneやスティーブ・ジョブズをけなしたら、その反論コメントが溢れかえっているブログもあった。
  • 値段がすごく安い($199)のに驚いたが、いろいろなからくりがあるらしい。どうも通信料に上乗せされるらしい。また、最初に他にもお金がかかるらしい。結局、手に入れるのと、月々のお金がいくらかはまだよくわからない。まあ、しかしこれは一度使ってみなければ、どれほどのもんかわからない。どうも、ネットでは熱狂が過ぎるような感じで、落ち着いた評価というのはまだ、読んでいない気がする。
  • まだ、キーノートを全部見終わっていないのだった。明日の通勤時間のiPodはこれ以外見る時間がなさそうだ。

火曜日, 6月 10, 2008

WWDC 2008 Keynote AddressをPodcastで

  • WWDCのキーノートアドレスがPodcastに出ていたので早速おろしている。1.18GBあり、1時間以上かかりそうだ。
  • ネットをぐるぐる見てみても、まだ雑多な情報があり、iPhoneのまとまった解説は限られている。まず、キーノートを見てみるのがよさそうだ。

月曜日, 6月 09, 2008

期待される新人政治家

  • アップルのWWDCが日本時間の明日(10日)午前2時(サンフランシスコの9日午前10時)と迫り、3GiPhone発表への期待が高まるばかりだが、それは明日の朝のお楽しみに取っておこう。
  • フジTVの月9、「チェンジ」を見た。全部ではないが、ほぼ逃さず見ている。最初の2回ぐらいは小学校の教師が総理大臣になる過程が性急すぎるのではないかと思った。しかし、この話の主題が、古い政治家達の日和見、自己保身、前例主義と対比して、素人新人の現実を直視した派手ではないが説得力ある言葉、親身、長いものに巻かれない素直な実感を元にした判断を描き出すことにあり、そのためには、その他のことを簡略化しているとわかれば、余計な描写は極力排したストーリーは小気味良いくらいだ。
  • 日曜日の「たかじんのそこまで言って委員会」で、ちらとこのチェンジの話題が出た時、三宅さんが「政治家も人気の番組として話題にしている。現実には新人がこんな風に総理になることはありえない等と言っているが、自分達のことがこんなぼんくらだと描かれているのがわかっているのかねえ」と言う風に言っていた。三宅さんが、こういうTVを見ていることに驚いたが、案外政治に興味をもつ人もたくさん見ているのではないかと思った。民主党の大統領候補となったオバマさんも、たしか当選1回のはず。センスの良い人が真剣に取り組めば、新しい風が吹くのだということはすぐ身の周りで起こっている。日本だって、冗談かと思うようなマジな話が溢れているではないか。東国原知事、橋下知事、--。彼らは政治は素人であるが、頭の良さ、真剣さ、信念、情熱、これらは、これまでの政治家を上回っている点が多くあることに、皆気付いているのではないか。

日曜日, 6月 08, 2008

サッカー 全日本vsオマーン

  • 大変しんどい試合だった。先にワンチャンスを決められ、なかなか点をとれないという重苦しい前半。
  • 後半の入りがよかった。気持ちが入っていたので、まずいという雰囲気はなかったのであろう。遠藤のPKには力が入った。中村が後ろめから、ペースを変えるパスが効いていたと思う。相手のPKや、玉田の足に入ったタックル等、アウェイの笛はあったがこれくらいはしようがない。
  • 大久保は飛び込んだ時、恐らくキーパーの身体がどこかに入ったのだろう、反射的にけってしまったように見える。大久保は熱くなるところがあるので、自戒すべきだろう。
  • 危ないところはあったが、日本のデキがそれほど悪かったとは思わない。こういうコンディションでも強い気持ちが持続していたので、次も期待できるだろう。

土曜日, 6月 07, 2008

大阪府財政再建案のプレゼン

  • TVで久しぶりに橋下知事の顔を見た。読売TVの辛坊キャスターのウィークアッププラスという番組だ。
  • 先ごろまとめた財政再建案の紹介で、三宅さん、前回論争した江川氏や都市経済学の八田氏等の評価は悪くなかったようだ。出血を止めるための施策であるから、さまざまな反論が出て当然。どんな反論でもとことん聞いてやろうという姿勢と、財政再建の目的意識は明確に保っているという印象だった。出席者は良識ある人物であったので(辛坊さんの番組であるから的確なのであろうが)真っ当な議論であったと思う。
  • 橋下氏に注文をつけるとしたら、フリップ。あれではTVでは誰も見ない。TVは重視していると思うが、言葉は弁護士として鍛えているかもしれないが、プレゼンは鍛える必要あり。来週のスティーブジョブズのプレゼンでも見て勉強してもらいたい。夢を共有するための絵と一つの言葉ぐらいしか、スクリーンに表示しない。

金曜日, 6月 06, 2008

民主党予備選

  • つい先日、バラク・オバマ氏がアメリカ民主党の大統領候補指名の予備選挙に勝ちを収めた。ブッシュ家、クリントン家が長い間、トップを占めていたから、もうそろそろ変化したいというアメリカ国民の気持ちではないか。それと、黒人が候補者となったというのは、やはりインパクトが大きいことだろう。あまり身近なことではないが、アメリカのトップに誰がなるかは、日本にも大きな影響がある。
  • 今度はマケイン氏との大統領選だが、医療保険制度や経済政策等、どうなるのか見守りたい。

木曜日, 6月 05, 2008

ついに発表、iPhoneはソフトバンクから!

  • 今日の朝刊を見たら、次のニュースが。
  • ソフトバンクモバイルは4日、米アップルの新型携帯電話「iPhone(アイフォーン)」を年内に日本で発売することでアップルと契約を結んだと発表した。
  • 来週、6/9のWWDCを待たず、日本での発売が発表された。これでWWDCでは、ジョブズにより3G対応のiPhoneが発表されることが確実となった。ちょっと、「iPhone」でググってみたが、あまりたいした解説は書いていない。そこで中嶋氏のブログ「Life is beautiful」、海部氏の「Tech Mom」を見てみると、改めてiPhoneのどこが一番他と違うのか、何に期待するのかが解説してある。
  • 今日も「やっとiPhoneが、日本で発売だ」と職場で騒いでいたら、どこがそんなにいいのかと言われ、なかなか説明できなかった。勉強になった。

水曜日, 6月 04, 2008

ソニーの元副社長の成功金言

  • 「急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め」(石田修大)を読んだ。
  • ソニーの製作現場や取引先企業の経営者の間で、繰り返し引用されている語録だそうだ。私も井深氏、盛田氏や大賀氏の著作を読んだ記憶があるが、現場に近く技術者の肉声に近い語録と言う事で大変期待した。
  • 技術者仲間から生まれた言葉と感じる言葉だった。官僚的機構を嫌い、不穏当ともとられるような言葉が随所に出てくるが、どれもが逆説に富み小気味よい。いくつか面白かったところを抜き出してみる。ちょっとネタバレなので、この本を読もうと思っている方は飛ばし読んで欲しい。
  • ベータマックスが負けた理由として、規格競争に負けたとか、松下が商売上手だったと言われているが、本当の理由は違うそうだ。故障が多かったからだそうだ。初めて世に出す製品が、故障が多いこりゃダメだと思われてはおしまい。信頼性の高い商品を送りだすことが、新製品発売の基本である。
  • 1960年代後半、ソニーに陳腐な製品が増えてきたということで、「ソニーらしい商品とは何か」をテーマにブレーンストーミングをすることになったが、井深社長が「やめろ」と厳命したそうだ。そんな抽象論をしている暇があったらさっさと新しい商品を作れということ。
  • 「このサイズにできないか」と提案すると「検討してみます」と答える人がいる。そういう人に限って、結局無理です、出来ませんとしり込みしてしまう。検討する時間があったら、とにかく引き受けてやってみろということだ。
  • どれも、ものづくりのプロの言葉だ。中途半端では言えない言葉だ。ベータの新製品が本当に信頼性が高かったら絶対負けてなかったと本気で思っておられるだろう。当然、「---だったら」は、だれも知りえないところだが、大曽根氏が言ったならそうなんだろうと信じてしまいたい。これらは、どこかで身の程も知らず使ってしまいそうな言葉だ。

火曜日, 6月 03, 2008

もうちょっとまとめて書きたいこと

  • この頃のブログは軽い話題ばかり書いている。書く時間を夕食後のだいたい30分ぐらいとしているためかもしれない。
  • 昼間に考えたちょっと真面目な話も自分のgmail宛てに送っておいたりするのだけれど、なかなかまとまらずに生煮えのまま置いてある。いつか書けるように、主題だけ書いておくと、「イノベーション、創造性を促進する、生かすマネジメントとは」といったものだ。
  • だいたい管理という言葉を使っていると、創造性を発揮するのと反対の方向に作用する。梅田望夫さんの本で紹介されているような話。オープンソースのようなことがどうしてうまく機能するのかとか、イノベーションのかたまりのようなスティーブジョブズはどんな経営をしているのか、ということを聞いていると、どうもこれまでの常識的な話と違っているような気がしてきた。
  • 最近手に入れた「Inside steve's Brain」という本の裏表紙にある言葉を眺めているだけでも、常識的な経営とは違っている。
"I'm not afraid to start from the beginning."
”Creativity is just connecting things."
”People don't know what they want until you show it to them."
”Innovation has nothing to do with how many R&D dollars you have."
  • 世界を変えるんだという情熱が言わせている。難しいことなんか言ってない。企業で安定した会社生活に安住しようとする人には響かない言葉だ。お役所、政府が音頭をとってイノベーションというのはどのようにやっても合わないところがある。幾多の失敗にまみれながら、それでもやるんだと叫んでいる一人の人間の意気込みみたいなものが必要だ。

月曜日, 6月 02, 2008

サッカー 日本vsオマーン

  • いい試合だった。バックに観客席が映った時に見える雨足の激しさで、雨が強いことに気付くが、そんなコンディションを感じないくらい集中していたと思う。
  • 詰めが早く、相手に攻撃をさせなかった。また、余裕をもって回しながら、無理のない速い玉回しができていた。キリンカップでの相手と比べると多少あたりの激しさと強さに劣る相手だったため、少し余裕をもてていたような感じがした。松井、俊輔、中村の組み立ては厚くなかなかだ。
  • 久しぶりに、安心して見れた。予選の残り試合、遠征での試合が楽しみだ。

日曜日, 6月 01, 2008

梅田第3ビルのレストラン

  • お昼に、子供のためパソコンを選びに梅田に出かけた。
  • ヨドバシカメラへいって選んでから、駅前ビルへご飯を食べに。まず、第3ビルを覗くと、うどん屋さんの有名店、「はがくれ」は日曜日なのでお休み。向かいのおすし屋「魚心」では1000円以下で、お寿司が食べられる。そういえば前に同じような状況でここで食べたことがあった。久しぶりにこの当たりに来たので駅前ビルの中でよさそうなお店がないか見てみようかと少しうろうろした。
  • 日曜日はお休みが多く、あまりあいている店は多くなかった。第3ビルに「京極 讃岐藩」というセルフのうどん屋さんがあったのでそこで食べた。ここのうどんはニュルニュル系、コシはあまりない。大中小とあり、中を頼んだが量は控えめだ。だしは薄口。はがくれとは対照的な印象だった。それにしても第3ビルには、たくさんのうどん屋(はがくれ、うどん棒、めん次郎、讃岐藩)があるものだ。
  • 他にお客がならんでいたのが、第3ビルの「花咲鮨 花かれん」というお店だ。店の前に紹介のちらしがあったのでそれを見ると、「女性に気軽にお鮨を味わっていただきたい、食前酒に始まりデザートまで、フルコース仕立ての【花かれんコース】が3150円」とあった。さらに見ると、そのコースにはお寿司のお替り自由(約40種)とあった。列ができていたわけがわかった。お寿司食べ放題というわけ!
  • 家に帰ってネットで調べて見てみると、最初から食べ放題というわけではなくて
  • ①食前酒、②季節の想咲鮨飾り盛り③花かれん名物天むす④あったか蒸⑤季節で綴る花細工鮨⑥H・N・J~ハイブリット・ヌーベル・ジャポネ~⑦ふるまい鮨(これがお鮨約40種がお替り自由)⑧椀物⑨季節のデザート
  • というコースの一部がお替り自由のようだ。しかし評判が悪いわけではない。和食だけれどちょっと洋風なおしゃれなお店らしい。私が安いすし屋に行くと、食べすぎてあまり後味がよくない。むしろこんなお店がよいのかも。一度、試してみてもよいかもしれない。