- 最近、自重していたのだけれど。少し早めに退社したので梅田の紀伊国屋書店へ寄ってみた。ひさしぶりに来る店頭には面白そうな本ばかり並んでいるような気がした。
- 「官僚国家の崩壊」(中川秀直):確か、田原総一朗が書いていたのはこの本のことだ。官僚支配を脱しようという中川氏に代表される人達とこれまでの官僚の作り上げた体制を維持しようとする町村氏との対立が今の日本政治の争点である。自民対民主ではない、というのが田原氏の論文。気になっていたので、まず手に取った。
- 他にもいろいろ目に留まったのだが、2,3軒探してみつからなかった本が探したらあった。「夢のまた夢 ナニワのタニマチ」(泉井純一)。政治家、官僚、スポーツ選手と、数々の大物と親交をもつ著者がその交友を書いたもの。実は著者は脱税と収賄で2年間、堀の中で暮らしている。「中央省庁のキャリア官僚やプロスポーツ選手らに十億以上の接待――。あれだけのカネを渡しておいて、見返りを何も求めないわけがないでしょう、泉井さん、トボケちゃいけない」と検察取調べで、何度も言われた。けれども、そんなつもりはなかった、タニマチというのはそんなもんなんだ。というのが著者である。この普通ではない感覚がいかに養われたのか。また、そんな著者だから見える大物達の人物像。どうも気になっていた。著者の気持ちに納得ができるかというのもある。
- もう一つ買った本が「言われた仕事はやるな!」(石黒不二代)。ネットイヤーグループの社長だ。これは、最初のところを読んでみて面白かった。このほかにも、「コンサルタントの質問力」(野口 吉昭)も面白そうであったが、いっぺんに買っても仕様がないので次回買うことにした。
- いずれも読み応えがありそうだ。
木曜日, 6月 12, 2008
今日買った本
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