火曜日, 6月 24, 2008

楽しみで、悲しい月末

  • 1,2日前(どうしてそんな近い日がはっきり言えないのか)、駅前の本屋で「仕事の8割は人に任せなさい-他人の頭を上手に借りる「仕組み」の作り方」(臼井由妃)を買って読んでいる。ちょっと前はこういう題名には、そんなことでいいのかなあとか、うまくできれば苦労はしない、とか突っ込みを入れたいような気がしたものだが、この頃はすぐに「そうかもしれない」と思う。従順な人になった。
  • 本当にそれがうまくできれば仕事が上手く回るはずだ、と思って読んでいくとなかなか納得できる話が書いてある。著者は33歳の時、28歳も年上の会社経営者の夫と結婚し、何不自由のない生活ができると安心しきっていたら、夫が癌ですぐに亡くなって、慣れない会社経営をやることになってしまったそうである。苦労はしたそうだが、仕事をうまく人に任せることができるようになって上手くいきだしたという。それまでは、何でも自分でかかえてしまっていたためうまくいかなかったということだ。こんな話を読んでいると、もともとできる人だったに違いない。会社をやることを考えていなかったから、自分の経営者としての才能に気がつかなかったのかもしれない。
  • その本を読んでいたにもかかわらず、電車から降りてまた駅前の本屋に立ち寄ってしまった。そこで日下公人氏の新刊をみつけた(見つけてしまう)。「中国の崩壊が始まった」(日下公人、石平)という本である。日下氏の本は、まず買うことにしている。いつも納得できるから。同じお二人の対談からできた本、「日本と中国は理解しあえない」は非常に勉強になった。今度の本も楽しみである。
  • 本が楽しみなのはよいが、気がついたらお小遣いが---。明日は、出張だというのに。またすぐにiPhoneを買う予定も入っているのに---。なんとか今月を乗り切るしかない。

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