- これまで聞いたことはあったようだが明確に意識していなかった概念がRNAキャッシュである。
- DNAを介さずに、RNAが直接、次の世代に情報を伝え、DNAに生じた変異を、RNA→DNAと上書きして修復する仕組み
- である。「RNAが生命現象の主役であってDNAはバックアップコピーにすぎない」という見方を紹介してくれた「脱DNA宣言」(武村政春)にも書いてあったような気がする。
- この「RNAが生命現象の主役である」という考えを進めていくと、いろいろな仮説が考えられる。生殖や発生の引き金を引く時、分化の進んだ細胞で必要のない遺伝子の発現をメチル化等で抑えるような調節をつかさどっている。そのような際に、指令を出しているのは主役であるRNAではないか。
- RNAキャッシュについて論文に当たってみよう。
木曜日, 2月 14, 2008
RNAキャッシュ
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