火曜日, 2月 26, 2008

プロフェッショナルの流儀(2/26放送)

  • 「プロフェッショナルの流儀」を見たら、羽生善治氏がでていた。もうずっと将棋界の第一人者であるが、現在35歳だそうだ。トップであり続ける人はどんな葛藤があるのだろうか。
  • 現在考えていること、感じていることを語っていた。才能にあふれた若手、新人時代と異なり、若くして頂点を極めた後、「この先どうなってしまうのか、と思った」という。常に100m走を続けることはできない。大局観で指すようになっても、枯れない、つまり、常に殻を破っていくような挑戦が必要と考えているというようなことを言っていたと思う。
  • ベテラン達が、対局している姿をみて「努力を続けることは才能である」と語っていた。若い頃は、努力することは当然と思っていたが、実はそれは大変なことだ。毎日、10分何か情熱をもっていることに集中するとして、短期間それをやるのは普通のことだけれども、それを、たとえば20年、30年続けると考えるとそれは大変なことだ。そういうことに気がついたということだ。
  • 羽生さんは将棋の世界を変えた。それまでの個人芸の世界から、仲間達と科学の世界のように追及していこうという姿勢となった。IT、インターネットの世界も利用しよう。そのようなことを梅田望夫さんが言っていたと思うが、羽生さんとしてはそういう深みまで追求していくことにわが身を振り向けたから、この先もまだまだやることがあると思えたのであろう。
  • TVを見ていて、羽生さんの将棋を追及する姿勢も勿論印象に残ったが、住吉アナウンサーの好奇心溢れる目も印象に残った。この人の無邪気な感じの質問もこの番組の特徴だと思う。

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