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公務員、地方自治の変化
- あさってのことになるが、MOSS(Microsoft Office SharePoint Server 2007)を触ってみることになっている。
- 簡単なデモをみたことはあるが、実際に動かしてみたことはない。チームとしての具体的な作業を想定して使ってみるつもりだが、ある程度慣れるまでに時間がかかるだろう。
- 最近は日本の官僚の問題点が噴出している。自衛隊のイージス艦と漁船の衝突、防衛省では事務次官がゴルフ三昧だったことも明らかになった。社会保険庁の行為については、国民全てがこの役所を見放さざるを得ない気持ちになってしまった。
- そういう役所を変えていこうという動きが、見えてきている。地方自治体での変化を注目したい。東国原氏が選挙運動をしている頃は宮崎があまり注目されていないこともあって私自身もほとんど気にもとめていなかったが、選挙直前になって、宮崎での盛り上がりが伝えられた。既得権に乗っかって自分から動かないような首長では地方自治は動かない。市民が動いたということだろう。
- 橋下氏が知事選に出ると聞いたときも驚いた。「タカジンのそこまで言って委員会」を楽しみに見ている私としては、橋下氏が正義感が強いことはわかっていたが、本気で政治の世界に入りたいと思っているとはわからなかった。島田紳助氏によると「収入がガタ減りになるのに、知事選に出る理由は、大阪府が非常に困った状態にあること(破産寸前であること)を知ってしまったから」だそうだ。これまで「これまで貯金を取り崩し、10年満期の府債を全額借り換えて返済を先送りする「禁じ手」を使ってきた」やり方に正義感からがまんができなかったということだ。
- バブルの頃に、どうせ値上がりするから、金をかりても土地を買っておけ、公共事業を始めておけという風潮に日本中が、それこそ国民から企業、官僚すべてが染まってしまった。借金をかかえた企業はつぶれ、無理して家をかった庶民はローンで使うお金が減ってしまったが、お役所だけは入れ替わらないから、その体質が残ってしまっている。これを変えるには、どうすべきか。橋下氏は考えたことであろう。借金をしない予算に変えるのはドラスティックな意識変革が必要だが、実際的なアイデアはどうやって創り出すか(机上の空論ではいけないと認識している氏が、机上の空論を攻撃するのはよくわかる)、公務員にはどう接するか、改革を進めている他の知事達のやり方を学びたい、---。氏が行っていることは非常にマトモである。短期間で必要なことを進めるには、知恵を集めたい。そのためには相手に合わせて最も適した態度をとる、つまり相手によって態度を変えるのは当然であろう。
- それに対して、朝日新聞の記事「橋下知事、当選1カ月 四パターン変わり身の術」等と茶化したよな記事を載せているは解しかねる。ちょっと目線が低いのではないか。
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