- 珍しく家族全員が出かけてしまって、午前中は一人で家にいる。静かな休日なので、ゆっくりしたことでも書いてみる。
- 城山三郎さんが逝去された。城山さんの作品は、就職するときに何冊か読んだ。当時は、大学院から企業へ、学問の世界からビジネスの世界へ棲む世界が変化するため、生息する社会の論理を学ばねばみたいな考えだったと思う。今から思うと、自分の考えは当時からあまり変わっていなくて、サイエンスといっても、本物とエセサイエンスもあるし、ビジネスといっても、粉飾決算の捉え方でも基準がいい加減だったり(なんで日興証券は上場維持なの?)で、要は本物でないとダメなんじゃないということ。
- 城山さんは、「官僚たちの夏」だとか、「落日燃ゆ」だとか、大きな人物の本心に迫ると言った感じがあって好きだった。「本物のサイエンスと言っても、現実の世界で役に立つ、すぐには役に立たなくても、実証できることを元に考え実行できる人物を育てる等、大きな意味で人のためになるようなものでなくてはならないのかな」といった考えを抱かせてくれたのが、城山さんだったかもしれない。
- (昼食)塩焼きそば
土曜日, 3月 24, 2007
本物
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