- 映画の「不都合な真実」を見てきた。
- アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞してやはり見ておくべきだろうと思ったからだ。地球温暖化に関して取り組み、政治活動、講演活動を続けているアル・ゴア氏の講演内容を映画化したものだ。最近ゴア氏が来日したり映画やほんの広告もあるので、使われている写真やグラフ等は眼にしたことがあるものも多いと思う。
- 現在、本を読んでいる途中なのだが、映画でみるとプレゼンテーションの工夫など新たに気づいたところも多かった。本題はこのブログでも何度か書いたので、2,3点のみメモしておく。
- 氷河が溶けていることを示す写真や、ハリケーン(台風)等のニュース映像がアピールする力が強いため最初に使っている。それは当然と思うが、温暖化の原因であるCO2濃度上昇のデータの示し方はかなり工夫の跡が見られる。まず、大きくギザギザの折れ線のみを示し、夏と冬でのCO2濃度の変化を強調している。北半球の方が陸地が多いため植物の呼吸(光合成)が大気中のCO2濃度に影響するそうだ。このギザギザは、大気は有限でありガスの濃度はこれぐらい変化しやすいものだということを示している。また、さらに近年の経年変化が如何に大きいかを示すためには、自らリフトに乗って、巨大なグラフの現在位置と将来変化の大きさを高さで実感させている。
- もう一点は環境問題から離れるが、「ゴア」という名前について。クリントン時代の副大統領だったときから「ゴア」と聞いてマグマ大使の敵役、宇宙の侵略者のゴアのことが思い出された。どうも、私のような日本の中年以上の男性にはそのような人が多いのではないだろうか。ゴアさんも、ゴアという苗字の由来を説明して、マグマ大使のゴアとは違うよということを理解させたら、日本でのイメージがあがるかもしれない(そんな必要はなく大きなお世話でしょうけど)。
- ついでに脱線。マグマ大使での「ゴア」の名前の由来はどこからだろうか?マグマやアースは地球と地底の溶岩だから、モル(奥さん)は、おそらく科学(化学)という連想だろうが、ゴアはよくわからない。(蛇足:ガム-子供-はマグマ大使の提供がロッテだったかららしい)知っている人がいたら教えてほしい。
- (夕飯)玄米ご飯、イカナゴの釘煮、蛸のマリネ、赤エビのおつくり、水餃子
日曜日, 3月 04, 2007
アル・ゴア(ゴアの名前の由来は?)
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