- 今日は定年を迎えられるO氏の講演会とパーティがあった。
- 講演会ではなんと2時間半も話された。会社で一緒に仕事をされた人と印象に残った言葉をたくさん紹介された。若い頃、組合の支部長(?)として、本部長らとやりとりしたこと。所長や副本部長として、指揮下の管理職、上司にあてたコメント。あまりに多いので多くは覚えられなかったが、印象に残った言葉をいくつか。
- 「科学的にと言え」といわれる上司には「科学が万能ならオームはでてこない」
- 「意見聴取」はあてにならない。意見を聞きにこられて、本当に突っ込んだ意見など言えるものではない。社内を説得するための材料に使うこと。
- 「報連相は嫌い」
- これらは言いたい放題のようにも見えるが、実はそうではなく辛い思いをさせた部下へのねぎらいの言葉が多かった。親を亡くしたことも知らず部下を散々叱り、お葬式で「来て下さってありがとうございました」と言われ、部下を直視できず肩を落として帰ったこと。いやな上司にならないためにという気遣いに関する言葉も多かった。
- 一緒に本部を担ってきた元本部長には、「PM制の導入、集中と選択等、思い切った制度を強引に進めたが、それぐらいでないとできなかっただろう。もう少し、やらせたかった」と。普段、辛口の氏から、ご本人の顔を見ては言えないからと、スクリーンを見ながら。憎まれ口のような言い方をされる氏のこのような言い方には重みがある。
- パーティでは、多くの人から「(こんなモノをはっきり言う人が)無事定年を迎えられるのは奇跡」という言葉を聞いた。また最後には、フォーク世代らしく松山千春の「大空と大地の中で」の詩で締めくくられた。「自分のために仕事をしなさい」と。
果てしない大空と 広い大地のその中で
いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう
歩き出そう 明日の日に 振り返るにはまだ若い
吹きすさぶ北風に とばされぬよう とばぬよう
凍えた両手に 息を吹きかけて
しばれた体を 温めて・・・・・・・
生きることがつらいとか 苦しいだとかいう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ
凍えた両手に 息を吹きかけて
しばれた体を 温めて・・・・・・・・
生きることがつらいとか 苦しいだとかいう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ
凍えた両手に 息を吹きかけて
しばれた体を 温めて・・・・・・・・
果てしない大空と 広い大地のその中で
いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう
自分の腕で つかむよう・・・・・・・・
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