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ザ・ファシリテーター2
- ザ・ファシリテーター2(森時彦著)を読了。
- ファシリテーションの本を数冊読んだが、森さんの本が一番しっくりとくる。踏み込みが効いている。一昨日戦略を考えることが重要だと書いたが、「分析を基に組織を引っ張ろうとしても、皆聞いている振りをするだけで、何もしない」という状況に陥りがち。本の副題にあるごとく、理屈じゃ誰も動かない、だ。
- そこのところをどうするか、特にこのストーリーでは、研究所はどうあるべきか。「新技術を生み出しそれから事業を考えていく」か、「この事業をやろうという経営の意思が先にあり、そのために必要な技術に絞っていく」かということの議論を研究所だけでなく全社各部門の選抜チームでファシリタティブに進めていく。
- この命題自身が非常に重要な問題で私の大きな関心事だ。欧米では、市場主導型になっていることはいろいろな話を聞く。業種によって異なるだろう、日本の特徴は---だから、と現在の研究所のあり方を変えないほうがよいという理屈もつけられる。しかし、これまでのやり方はおいておいて、本当にどうすればよいかを議論するためには、多くの立場の異なる部門、経営の観点を加えて、まさにファシリテーションが必要なところである。
- この話の結論はまだはっきりしない部分も多い(たぶん続編が出るのであろう)が、是非、仲間と議論したい議題である。
- うどん(大根おろし/ゆず/ネギ)、掻き揚げ、鉄火巻き、イカそうめん
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