日曜日, 12月 04, 2011

橋下改革


  • 今日、日曜日の政治関係の番組は軒並み大阪での橋下氏の勝利と都構想に関するものだった。国会議員の表情が変わっている。橋下氏の行動が遂に大きな流れになってきた証であろう。
  • 橋下氏が政治に乗り出したのは「(大阪の財政が大変なことになっていることを)知ってしまったから」とある番組の司会者S氏が言っていた。私の受け取り方が間違っていなければ、そこで橋下氏は、「このままでたらめな政治を続けていたら、数年後には破産してしまう。明白におかしなところが政治にあるのに我慢ができなくなった。そのおかしなところを変えていくことは自分にできるのではないかと感じた、あるいはここで自分がやらねばと思った」ということなのであろう。
  • 私はそれほど熱心に、大阪の動きを追っているわけではなく、TVで日曜日の報道2001だとか、バラエティーの「そこまで言って委員会」等で入ってくる情報だけなので都構想の目指すところの理解が十分でないかもしれない。いくつか本を読んでフォローアップしようと思う。
  • 最近読み始めた堺屋太一氏と橋下氏の著書、「体制維新ー大阪都」に堺屋氏がうまく紹介していると思ったのは、橋下氏の考えはよりよい政策を作るといったものではないということである。ある意味もっと根本的である。
  • 堺屋氏が日本は第三の敗戦という状況にあるという捉えは正しいと思う。第1は幕末の黒船、下関、鹿児島での外国艦隊の砲撃での敗戦、第2は太平洋戦争での敗戦、そして第三がバブル崩壊後の長期不況に大地震が加わった現在。大きな下り坂の流れの中では、人(総理大臣)を変える、仕方(責任政党、政策)を変えるというだけでは不十分であって、国の体制を変えることが必要だということである。
  • 橋下氏が問題として取り上げてきたもの、「全国学力調査テストの公表」「直轄事業負担金の廃止」「伊丹空港廃止」等々は、体制を変えることに結びついている。これらは唐突にでてきたように見えて実は綿密に調べ戦略を練った上で、大きな目で見て、役所の優秀な職員が考えても推進すべきとなるようなところまで仕立てて、橋下氏が自分の言葉で発表したものである。このことが本を読んでわかった。
  • 橋下氏は、知事の立場で知った体制の不合理な点を、国民に知らせるきっかけを掴んだ。これから、大阪府民だけでなく、国民も今後の国の方向を考えていくことになるだろう。

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