火曜日, 7月 20, 2010

仮暮らしのアリエッティー

・昨日、映画「仮暮らしのアリエッティー」を見てきた。ジブリ作品だ。
・積極的に選んだのではなく嫁さんの意見と一緒に行く子供達の時間に合わせての選択だった。話はジブリのこれまでの作品と人間と同居しながら隠れて暮らす小人という設定から想像した通り。子供の頃誰もが想像する世界、「小人がこの家のどこかで誰にも気付かれないように暮らしているのではないか」とか、「重い心臓病にかかっている少年(少女)だけが小人に気づく」を子供の感覚そのままに実在化したみたいな物語だ。
・子供が勝手に想像を膨らませるのではなく、亡くなったおじいさんが小人のために職人に作らせた小人の家。精巧な家具が揃った豪華な豪華なものだ。そういう小人を助けてやろうという配慮をもった住人なのだ。
・しかし現実として人間に見つかると大変な問題が起ることが示される。こういうあたりは本当に子供の頃に感じた空想の世界と現実の世界との葛藤とか、現実の世界を生き抜くために現実の選択をしなければならないといった大人の世界があるのだというそれとない理解。そんなあくまで子供の目線の物語であった。

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