- NBonlineでイトイさんと聞く「ウェブ道具論」 本人の働き方は「タグ」と「ソーシャル」で変わるを読んだ。
- 糸井さんは、ロジカルな分類というのがどうも合わない、ツリーで整理すると抜けだとか漏れだとかがわかるという論理的な方法の基本だが、それを無視するところに面白い発想があると感じているという。それが何であるかが、「ソーシャルウェブ入門」(滑川海彦)という本で釈然としてきたそうだ。糸井さんの表現だと、
- 「ツリー構造で物を考える」ということと、それから僕の、整合性のない、いわば「洞窟の真っ暗闇の向こう側から生首を引っ張り出してくる」ような仕事との間を、うまくつなぐ方法はないものかと、ずっと思っていたんです。
- と。こういう感じ方は言われてみると、確かにそうだなと思うところはあるが、こんな風に表現するのは糸井さんの凄いところだ。その先は、内容にふれてしまうのであまり書けないが、簡単にまとめちゃうと、「デスクトップ」が広がって、世界中の誰とでも共有できるようになったという話の筋だ。
- 今、会社でやっている活動は、ツリーで整理して社内の皆が使いやすくしようというレベルだ。本当は、「こんなことを仕事でやっていて、世間にはこんな情報があってどうもこんなことができそうなんだけど、ちょっとよくわかんないんだよね」というのを、社内で誰でも見られるようにしておいて、それに誰かが、「役に立つかどうかわかんないけどこんな話があるよ」とか「それはこういう風に考えた方がいいんじゃないか」と自由に意見を出してくれる。という風なレベルのことができたらと思う。
- そのためには、google docs & spreadsheetsみたいなのがいいのか、sharepoint serverみたいなのがよいのか。
- 日経ビジネスオンラインの中山さんがつけていた最後のコメントにあった「そういうのをオープンクエスチョンというのです」という養老先生のコメントがサジェスティブだ。そう、オープンクエスチョンの掲示板がいいのでは、と思った。
- (注)オープンクエスチョンはコーチングで使われている「質問の種類」ではありません。Googleで引いてみたらそればっかり出てきたけど。養老先生の言っている意味の解説はどこかにないかな。
火曜日, 9月 04, 2007
オープンクエスチョン
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