日曜日, 7月 06, 2008

新しい道具、アプリケーションの期待

  • 昔から、新しい道具が好きだったと思う。
  • 小学生の頃はお金がないから、消しゴム、シャープペンシル、ノート等は興味があった。キャラクターがついてるようなものには興味がなくて、新しい機能とそれに応じた新しい形というのに興味があったように思う。シャープペンシルも最初は鉛筆の芯を入れていたのが、だんだん細いのが出てきて0.7ミリとか0.5ミリとか、0.3ミリ。結局0.5ミリが主流になっているが、これも変わるかもしれない。というのは、書いているうちに芯がまわるような製品(クルトガ)が出ているからだ。シャープペンシルは使っているうちに、芯が傾いて斜めのまま片側を使うようになっちゃう。そうすると、芯の太さも直径より太いことになっちゃって。それが、くるくる回って均等に使うことができるように工夫されたものがでた。そうすると、0.5ミリより太いほうがいいかもしれない。0.5ミリは、太さはいいのだけれど折れやすい気がする。0.7ミリぐらいだといいような気がする。このあいだ買ったばかりでまだほとんど使ってないので、よくわからないが---。
  • 大学院で論文を書き出した時に、IBMの電動タイプライターを使った。研究室に一つしかなくて、先輩が使っている時は待っていた。先生が家にこもって論文を書いていた時には家に持って帰っていた時もあった。「電動でなかった時は大変だったんだ、小指で打つaやzはどうしても力が弱いから薄くなってしまう」等と聞かされ、最初から電動を使わせてもらうなんて幸せだと思ったもんだった。だから、個人用のワープロが出た時には飛びついた。最初に買った「オアシスライト」なんて、液晶表示で8文字、記憶できる文書量はA4、2ページ分だった。それでも20万円以上したのを覚えている。
  • それ以後、ワープロはワープロとして進化したが、パソコンの性能が上がり安くなったのでパソコンのワープロソフトを使うことが一般的になった。その頃、覚えていることは、当時やっていたパソコン通信。そのオアシスの部屋(サブグループ)を覗いていたが、議論が面白かった。機械の専門家、漢字の専門家、記者達がそれぞれの情報をもって自由にワイワイ話していた。大きな可能性を感じたものだ。確か、富士通のオアシスの親指シフトというキーボードが日本語を打つのに最も適していると感じていた人達が集まっていたグループだった。そこでパソコン通信のソフトが開発されていたが、ユーザーの声を取り込みながら開発するという、その経過がすごく面白かった。
  • PDA、個人用の携帯情報端末、については、これまで惹かれるものがなかった。ザウルスは敷居が高かった。携帯は電話で十分と感じていた。いずれも、入力がネックだ。複雑なのはよくない。キーボードを見ないで打つというのはそれはそれで一つの究極の進化だろう。今進んでいるパソコンが中心であるべきだろう。グーグルが使えないと。グーグルマップや、グーグルカレンダーが便利だ。そう思っていたら、「パソコンをデジタルハブとして使うという」スティーブジョブズの考えから、iPhoneが出てきた。これはすごい。去年、ホームページのビデオを見た時からいっぺんで気に入ってしまった。
  • そして、アプリケーションについても期待している。そこは、よくわからないが、ミニゲイツと呼ばれる中島さんが道具としてだけでなく、ソフトの開発環境としてもiPhoneのことを気に入っているからだ(Life is beautiful)。その点についても期待が高まっている。

0 件のコメント: