- 「グーグルが日本を破壊する」(竹内一正)を読み終わった。
- グーグルのビジネス、特にその収益を支えるアドワーズの検索連動広告によってテレビ、CM業界、新聞などの業界にどのような変化を与えているかを書いたものである。アメリカや欧米で既に起こっている変化が多数紹介されており、それぞれ興味深い。
- 日本の場合、広告業界は電通、博報堂ががっちり既得権をもっていることは知識として知っているが、その構造が孕んでいる危うさ、将来どこかで臨界点を迎えてガラッと変わることが実感される。
- 池田信夫氏などの専門家からみればこのような変化の元になるような利権の構造がはっきり見えているのだろうが、この本ぐらいだと読みやすく、わかっている点とわからない点をはっきりさせるのに役に立った。
- 日本の技術として「なずき」という検索エンジンが挙げてあった。注目され既に使われて着ているのだろうが、どのような発展をするのか興味深い。
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