日曜日, 8月 12, 2007

企業組織を変えるには、進化か革命か?

  • 組織がその時の状況にあっていない時、どのように適合するか?H.ミンツバーク経営論の「組織」に、興味深い記述があった。
基本的に、組織には2つの選択肢がある。内部の一貫性を犠牲にしてたえず環境に適応する方法と、環境適合性が徐々に悪化するのを犠牲にして内部の一貫性を維持し、適応が不可能になったら急遽構造の再設計に取り組み、新たに内部的に一貫した形態を作り出す方法がある。換言すれば、進化と革命の選択であり、----
ダニー・ミラーの組織形態の調査では、優れた企業は通常、革命のほうを選ぶようだ。外部適合が長く続く方がよいか、一度確立した内部の一貫性を長く続けたいかの判断を迫られると、彼らは内部の一貫性を選ぶ。外部適合のための再構築で短期間、強烈な断絶が起きたとしてもそれは我慢する。コンフィギュレーションをすべて捨て去るよりも部分的にでも残した方がよいらしい。ミラーはこの辺の事情を構造変化の「量子的飛躍理論」といううまい言葉で表現している。
  • ということだそうだ。進化しようとして、逆に組織の中に混乱が生じるのかもしれない。

  • (夕食)そうめん、ちくわの天ぷら、キムチ揚げ

0 件のコメント: