- 最近アイデアマラソンがあまり進まなかった。落ち着いて考えようとする時間をとっていないからだ。
- 今日職場からの帰りに何か発想を出すものはないかと、食べたいものを考えていたら、たくさん食べたいものがでてきた。暑くなってきて食欲もあまりわかないなあと思っていたのに、食べたいものを考えていたら、食欲も出てきた気がする。
- うどん、京都の「おめん」 風のもの、おめんのうどんには、少し茹でた野菜がどっさりついてくる。大根、青菜、ゴボウ、それから---。ごまとネギをおだしにいれてうどんをつるつるっと食べると---。
- あー食べたくなってきた。おめんのホームページを覗くと鱧のおとしがあるではないか。夏休みには京都に行くか。まあ、夏休みまでまたなくても今度の休みにはうどんを作ろう。
火曜日, 7月 31, 2007
おめんのうどん
月曜日, 7月 30, 2007
参議院選挙を機会に大阪の議員の情報
- 昨日は参議院選挙であった。政治には最近は関心をもっていると思っているが、参議院、大阪地元の議員というのはまったく情報をもっておらず、身近な社会というものに関心が少ないということを実感した。
- それでも棄権をしたくないし、すべきでもないので、投票する前には、立候補者のひととなりをひととおり調べた。
- 大阪での立候補者の中では、興味をもった候補者は「梅村さとし」氏であった。阪大医学部の出身で、生活習慣病の診療、研究をされて経歴を持っている。その経験を生かして「 医療、介護、社会福祉」をやっていかれるつもりのようだ。
- 氏のホームページを見てみたら、ブログを書かれている。阪大の研究のことが書いてあるかと思ったが、選挙の話がほとんどであった。選挙前だから当然である。
- 7月11日にブログが最後と書いてある。公職選挙法の縛りである。選挙活動としてではなく、日常の意見などを普通のブログとして書かれたらどうなのだろうか。もう、当選して議員になったら無理なのだろうか。
日曜日, 7月 29, 2007
日本経済の問題
- 「つっこみ力」(パオロ・マッツァリーノ)を読了。本をぱらぱらとめくった時は、つっこみとボケとか、戯作の精神とかいう言葉が目に付いたので、「効果的に意見を言う方法」みたいな内容かと思って買った。前半を読んでしばらく置いておいたが、後半を読んで見ると少し違った。著者は社会学者のようである。なにやら、この名前は判じ物のような気がするが、解けていない。
- この本の主題は、「データを基にした意見、提言に対して、ほんとにそうなのかとつっこむことが大事ですよ」と言うようなことだ。最初の方で、「テーマ等どうでもいいじゃないか面白ければ」という「ハックルベリー・フィンの冒険」の言葉が引用されている。面白さからいう と、本の前半の「つっこみ力」の解説も面白くないわけではないが、最後に出てくる「日本で自殺が多い原因は住宅ローンである」という話が 大変興味深かった。日本の住宅ローンの仕組みはおかしいということである。
- 「ゆとりローン」の話がでてくるが、私もあれはどうかと思っていた。確か、筑波に住宅公団のマンションができた時、「返済は最初は月6万で結構です。だんだん返済額が上がっていきます。通常のローンだと、このマンションを手に入れるための返済額は最初から高くなりますから、まだ若い方には難しいかもしれません。このローンですと、偉くなられてお給料が上がるのにあわせて返済額が上がっていきますから無理なくご購入できます」等と説明された記憶がある。「何だ、悪徳高利貸しじゃねえか」と思ったが、当時はそれで通ってしまったようであった。
- 住宅金融公庫が平成5年ごろ大量に「ゆとりローン」を貸し出したらしい。そのつけが、平成10年、返済6年目に脱落者の増加という形ででたのだそうだ。自殺者の数が急増している。
- 漫画の「なにわ金融道」等がヒットしたのもその頃だったと思う。私も読んで勉強した。冷静に考えれば「サラ金」みないな大変ヤバイ制度である。バブル崩壊を経た現在の日本でそんなローンを出せば強く糾弾されるだろう(役人の信用もなくなった)。
- 日本の住宅ローンは生命保険の加入がセットとなっている。これは、そういうもんだと思っていたが、これはヘンだ。欧米では、住宅ローンは基本的に、家そのものだけを担保とする。ローンを借りた銀行等に担保の家を差し出して、その時点でローン返済は終了となる。(勿論個人信用には傷がつくが)
- 日本の制度のおかしいところはこの点だ。日本でもこのように、家そのものだけしか担保にできないことにしたらよいということだ。そうすれば、 貸す側にリスクを負わせれば必死になって建物を検査するはずである。鉄筋を抜いたマンションを作って、住民が住めなくなってローン返済をギブアップしたら貸し手が困る。そして、なにより借り手も自殺する必要はない。
- 今、政策担当者たちは住宅ローンについては生命保険とセットとなっていることをどのように考えているのだろうか?法令が云々ではなく、政策で対処する問題のように思う。建設関連業界の立場からはどのように考えるのであろうか。そのあたりをもっと知りたいし、考えてみたい。
韓国戦、ゴールを決めるところまでいかず--
- アジアカップ韓国戦。PK負け
- 展開力に勝る日本が攻めたが、ゴールに結びつかず延長も含めて0-0に終わった。
- 徒労感の残る試合だった。パスを繋ぎながらチャンスをうかがう。後半途中から1人退場者が出た韓国は日引いていたため、中盤まではよく繋がる。オーストラリア戦と違うところだ。しかし、そこから効果的な崩しが少なかった。相手の裏をつくスルーパスやサイドからの攻撃が、相手の人数が多かったため難しくなり、相手が待ち構えている真ん中に放り込むボールが効果的でない。解説の松木氏らがいうのは、もっと1対1でつっかけろ。そうすれば、相手は前へ出てこざるをえなくなる。そうして裏をつけということだった。
- 見た感じでは、中盤からのつなぎにそれほど余裕がなく、相手を翻弄するようなドリブルに入るタイミングが見つけられなかったような感じがする。
- 相手が引いたときにどうするかが課題だ。
土曜日, 7月 28, 2007
金曜日, 7月 27, 2007
夏の気分
- 夏本番となってきた。朝は、職場の前でバスを降りると蝉の大合唱。ほんとに大きな声だ。大阪特有のムッとした空気。
- 夜はまだ汗をかいて寝られないという日はほとんどない。なかなか寝られないというようになるとバテてくる。これから夜寝れるように注意が肝心だ。
- 学生達が夏休みになったからでもないのだが、今朝は「気持ちのいい夏の空気」を感じたというか、子供の頃、夏休みに入った時に感じた少し昂揚した気分を味わった。通勤の途中、ホームで列に並ぼうとして、周りを見回した時、夏の日差しと、勤めや学校に出る人達が明るく輝いているように見えたその時だ。
- 一日机に向かう職場に向かうのに似つかわしくないが、動物や植物、そして人間が人生を謳歌する季節を過ごす気分だ。たまには、自然の変化を身体に感じて、気分の高まりを感じることがあっていい。
- (夕食)お好み焼き、焼そば、イカのマリネ、豆腐
木曜日, 7月 26, 2007
昨日のサウジ戦
- 昨日の日本対サウジアラビア戦。2対3の敗戦。
- 残念な結果になった。日本にもいいところがたくさんあったが、まずかったと思うところから。前半、日本がペースをつかみ始めたのに、後半最初に相手にどんどんせめて来られた。ここで、どうも受身の体制に入ってしまい主導権がとれなくなったように思う。少し押され気味になったとき、ここぞという時。強めに当たるとか、ダッシュで取り返すとか、中田などは意識してそういうプレーをして、周りの目を覚まさせてくれたものだ。
- 中村憲剛、遠藤、俊輔の中盤が崩しに入るところで、スピードに乗れなかった。どこかでスーパーなプレーがでないと。相手がうまく、日本のスピードにのる前に攻撃の芽を摘まれた感じだ。
- 点をとられたときに、中沢、安倍が闘志を見せて攻め上がり、得点を挙げたところは、素晴らしかった。しかし、いかんせん最後まで日本が、先に攻撃するのではなく、反撃するという姿勢だったように思う。
- 日本の技術、スピード、戦術は悪くないと思う。ただ、受身になってサウジのスピード、テクニックを止められるほど、卓越しているわけではない。相手より先んじて、あるいは相手の動きを見極めたうえで、相手の上を行く、裏をつく心理的な優越性が必要だと思う。
- ただ、今のオシムジャパンはまだ経験が少ない。伸びしろの多い選手中心である。今回の試合を生かして、次の韓国戦で一歩上の戦いを見せてほしい。
- (夕食)冷麺、ニラ饅頭、豆腐
水曜日, 7月 25, 2007
火曜日, 7月 24, 2007
インサイダー取引
- 元村上ファンド代表の村上世彰氏に有罪判決がでた。この間からインサイダー取引について関心をもっている。企業の研究に関係している人間は自社の株を売り買いするときは気をつけないとインサイダー取引にあたるぞと言われてから、なんとなくきちんと理解できないできたが、この機会に少し理解したいと思っているからだ。
- 以前、「法令遵守が日本を滅ぼす」という本を読んだ時に、郷原氏が日本の司法のインサイダー取引の適応の仕方が適切でないといった趣旨のことが書いてあったと記憶する。インサイダー取引は会社の重要情報を知った者が、その情報の公表前に株式を売買して儲ける(利益を得る)ことだ。
- そのようなズルをして儲けることは、社会的利益に反するから当然罰せられるべきだ。そうような重要情報を知った人は、そのことを利用して利益を得ようと考えても罰せられるから取引は控えるべきである。全くその通りだと思う。問題なのはその先である。日本では重要情報を知る前から実施する予定であった株の売買まで重要情報を知ってしまったらもう出来ないそうだ。そういう規定になっている(した)のだそうだ。売買をしたら一律に罰せられることになっているそうである。それも仕方ないかなと思ったいたら、そうではないようだ。郷原氏はこのように一律に罰することにすると、それを悪用することができると書いている。自社の株を(正当に)買おうとしている第3者がいた場合に、それをやめさせる術ができてしまう。つまり、その第3者に無理やりある重要情報を知らしめてしまえば、その第3者はインサイダーと取引となるために売買できなくなるというのである。
- 私自身専門家でないので、以上の説明は正確かどうか自信がないが、郷原氏の主張はなんとなく理解できたと思う。要は日本の法令は不十分である、あるいは現実に即していない所がたくさんあるということだ。それに気がつかないうちにいろいろ問題が起こっている(氏がいうには、耐震偽装しかり、談合しかりだそうである)。にもかかわらず、それを直そうとする力があまり働いていないというのである。
- 村上ファンド事件は、日本の司法が問われている事件でもあるであろう。村上氏のやり方を是としない人が大部分であろう。こういう問題こそ、どこに問題があるのか、日本人の法令に対する意識を高めるような立派な判決、法令が不十分であればそれをきちんと説明するマスコミであってほしい。でないと日本は金融、経済で遅れをとってしまう。
- 「どうも、村上は額に汗して働かないで儲けるからいけない」というレベル以上の、説明が十分なされているようには見えず、新聞も保釈金や検察の面子といった側面からばかり取り上げているように見える。
- (夕食)ご飯、ポテトサラダ、シシャモとホタテのマリネ、梅くらげ
月曜日, 7月 23, 2007
iPhoneの革命
- iPhoneがアメリカで発売になり、レポートが目に付くようになってきた。
- 例えば、鈴木貴博のビジネスを考える目「 実際に買ってみて分かった「iPhone」のすごさ 」には、手に入れれば日本人でもiPhoneのほとんどの機能を楽しむことができるとある。問題は、アクティベーションしないと使えなくて、それにはAT&Tと契約しなければならないとのこと。また、合計1936ドル、24万円ぐらいのコストがかかるとのこと。これでは、しばらくがまんするしかない。
- 同レポートには、 iPhoneの“革命”たるゆえんが分析してある。
- 第一に、そのインタフェース:日本のハイテク機器がどんどん複雑化するのと逆行して、iPhoneはインタフェースをきわめてシンプル化させる方向に持っていきながら、その実、進化させてしまったと鈴木氏は言う。その使用感はappleのホームページに行くだけで私にも感じられたところだ。「従来のような、持ち運びやすいが操作しづらいケータイと、持ち運ぶのに苦労するが操作しやすいパソコン。処理能力が小さいケータイと、処理能力が大きいパソコン」、この2つのインターネットとのインタフェース機器を、どうやらiPhoneはぶっちぎりそうであると述べている。
- もう一つが「YouTube」であると言う。「You Tubeは違法な映像の置き場所だ」と感じる方もまだ多いかもしれない(私もそのような感じをもっていた)。しかし、実はYou Tubeは、映像コンテンツを提供する事業者にとっての「オフィシャルなコンテンツの置き場所」へと変わりつつあるのだそうだ。鈴木氏がイチローのランニングホームランの映像を最初に見たのはメジャーリーグのオフィシャルサイト上だったそうである。
- 私はこの2番目のYouTubeについては全く認識を新たにした。フェデレート端末として、あるいはまだ私にはなじみが少ないが、TVに替わって様々な動画を配信し、また視聴する道具として、iPhoneの革命は、まだまだ私の想像しているところを超えているようだ。
- (夕食)冷麺、豆腐、カニかまサラダ
日曜日, 7月 22, 2007
ハリーポッター最終巻
- コストコ(尼崎店)で買い物。
- 椅子と自転車という大きなものを買う。どちらも1万円以内で、かつ使えそうだったので買った。どちらも、長女が使うものがない状態だったので懸案となっていたものだった。
- ハリーポッター最終巻(Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US) (ハードカバー) )も出ていたので衝動買い。実は前号もコストコで買っている(かつまだ読んでいない)。
- アマゾンで値段をチェックしたら、1868円。コストコでは2480円だから、損をしてしまった。さらに、アマゾンで売っているUK版なら1571円。がっかりしてしまう。
- 読むのに骨が折れそうだが、その映画が上映される前に読みたい。
- (夕食)スパゲティ、シュリンプサラダ(リーフ、オニオン、マンゴー+アルファルファ)、一口キッシュ
昨日の試合
- サッカーvsオーストラリア戦、今の日本の実力を測るには恰好の相手だと思って、みるのを楽しみにしていた。予想にたがわぬ好試合だった。これまでの試合では相手が引いていてカウンター狙いだったが、体格や個人の力にまさるオーストラリアは当然攻めてくる。今回の試合では、ビドゥカへのマーク、中盤からのパス出しの抑え、どちらもよく機能していた。
- 目標だったビドゥカを交代させるというのは、日本の守備を混乱させるという目的もあったのだと思う。そのズレをつかれて1点を献上した。しかし、あわてることなく対処しており全体のペースを崩すことはなかった。高原の充実ぶりはすごい。バックがクリアしきれなかったところを、右足で切り返し、素早いが、余裕をもってバックス、キーパーが対処できないプレーで、左隅のポストにあてながらゴール。
- オーストラリアは、次第に疲れ、あせりもあり、当たりが遅れ勝ちになっていた。レッドカードで一人退場して、センターバックも足がつった状態。これが日本チームだとガタガタになるところだと思うが、オーストラリアは延長戦を持ちこたえた。この辺が強いところだろう。日本は、数的優位を生かして相手をくずすところまでの完成度には達していなかった。この試合の出来に満足していることは、オシム監督のコメントに伺える。ペナルティでは、川口の集中力につきるだろう。こんな場面になるとこの人ほど、力を発揮するキーパーはいない。
- 次はサウジアラビア、ウズベキスタンの勝者と。今度も強豪だ。日本チームは疲れた状態で連動したプレーがだせるか、興味深い。
- (昼食)焼そば
土曜日, 7月 21, 2007
自分の好きなことをやってもらいたい
- 娘の通う学校で懇談会に出席。文系か理系か、どんな科目をとるか等‥。娘にとっては将来の職種のイメージも十分持てず、かといって現在好きな科目の方へ進もうにも、そちらは得点が十分とれないということで思うようにならないというところらしい。
- 先生を向こうに回して主張するのは勇気がいる。情報は先生の方が断然もっている。自分のいうことは理屈がとおらずあまり聞いてもらえない。ということで、あるところで黙ってしまう---。自分も昔に戻ったように感じてしまった。
- うーん。何とか自分の意見をレベルアップして人に聞かせるようになってもらいたい。
- その後は、久しぶりに親子揃って外出したので、学校から近くにある私の両親の家によってから、昼食をとりに、茨木の唐庵へ。
- この前食べておいしかったカレーうどんをまた食べた。
金曜日, 7月 20, 2007
日本人は何故シュートを打たないのか
- 「日本人はなぜシュートを打たないのか」(湯浅健二)を読んだ。
- この本は、日本人論が主眼ではなくて、サッカーの戦術に関する話が主眼である。昔のサッカープレイヤーとしては、「そういうことが言いたかったんだ」「そうやって説明すれば言いたいことがうまく人に伝わったのに」と思うような表現がたくさん出てくる。
- 「クリエイティブなムダ走り---」「有機的なプレーの連鎖---」「天賦の才という諸刃の剣---」
- その中でも一番、印象が強かったのは、題名の「日本人はなぜシュートを打たないのか」に対応する部分だ。「シュートを打てるチャンス!そこでふっと弱気が横切る。ちょっと遠いかな。と、思ったときにはエースストライカーにパスを出してしまっている」
- 著者は、ドイツでセミプロのチームでプレーしていた時の会話を使って説明する。「お前がシュートを失敗したからって誰も文句を言うやつはいない。パスを出した方が確実だって?シュートをうてるチャンスなんてそんなにないんだぜ。」、日本人は良いプレーを積み重ねてシュートにたどりついたチャンスを、ひとりでリスクを負ってチャレンジするメンタリティが乏しいのかもしれないと言っている。
- 日本人にリスクをとってチャレンジする精神が乏しいとは思わないが、現在の日本ではそうなのかもしれない。お役所体質だとか、大企業病というのは最たるものだろう。
- このリスクを負ってチャレンジすること(人)をとりわけ大事にしたい。考えてみると日本では、チャレンジをする人はいるが、そのチャレンジをとりあげて褒め称えることが少ないように思う。消極的に応援すること(人)は多い(と思う)。だが、チャレンジをたたえる文化がないと、リスクを人任せにするような体質が温存されてしまう。
木曜日, 7月 19, 2007
水曜日, 7月 18, 2007
火曜日, 7月 17, 2007
組織プレートと個人プレー
- 連休中は調子が良くなかった。映画やTVを見ることだけはいつもと同じだったが、本があまり読めなかった。今読んでいるのは「日本人は何故シュートを打たないのか」(湯浅健二)
- 組織プレーと個人プレーのバランスについて、かなり詳しく書いてある。
- サッカー好きであっても、「スターばかり集めるのではなく、走れる選手を選んでいる」等とオシムの狙いを説明しても、なかなか、腑に落ちて分かってもらえなかったりする。
- そんな時、オシムさんの目指すサッカーを、職場の周りの人に説明するときに、使えそうだ。「開いたスペースへ走りこむことによって、次のスペースが空き次々に良い連鎖が生まれる。そのようなサッカーが一つの理想である。足元にボールをもらい、何人も相手がいても次々にかわしてシュートを決めてしまうというスター選手は、諸刃の剣である。相手にやり方を知られてしまうと、だんだん通用しなくなる。通用しなくなるだけでなく、逆用され、相手が狙うべき標的を作ってしまう」というような説明は、かなり応用が利きそうだ。
月曜日, 7月 16, 2007
サッカー、全日本vsベトナム
- TVで全日本vsベトナムを観戦。
- 見てはいないが、ベトナムはUAEを破っているので、ある程度強いだろうと予想していた。今日の試合を見てカウンターの組み立てがうまいと感じた。なかなか強い、やりようが悪いと足元をすくわれる可能性があるチームと思った。あわてて攻めてカウンターを食らって失点するとあせってしまうだろう。UAEはそのような試合をしたのではないだろうか。
- 今日の全日本は落ち着いていた。無理な攻めをせず中盤でまわし、機をみて攻めに入る。今日のベトナムのように引いてカウンター狙いの相手には、有効なやり方だと思った。さすがに最初にオウンゴールで先制されたときはあれっと思ったが、その後すぐに追いついてからは危なげがなかった。
- アジア杯では一戦ごとに自信が出てきているのだろうと感じた。オーストラリアは姿を消したらしいが、韓国や中東諸国のようにあたりが強い相手にどのようなサッカーができるか楽しみだ。
- (夕食)皿うどん、豆腐、マカロニサラダ
ハリーポッター
- 昨日はハリーポッターを見終わったのが、23:00過ぎだったので帰ってすぐ寝てしまった。
- 2時間半の映画だが、長くは感じなかった。魔法省の大臣(長官?)がヴォルデモートが復活したことを信じないせいで、ハリーポッターやダンブルドア校長が嘘つきであるとされ、ホグワーツが魔法省から派遣された先生の支配下に置かれてしまう。そこで、びしびしに管理が強化されるあたりが面白い。管理がむやみに強化された学校、教育がカリカチャーされている。現実、現状を理解しない小役人が管理することによる不合理を描き、心ある生徒達がハリーポッターを担いで立ち上がるという展開になっている。
- 主な登場人物の、背景や役割がわかっていれば、今回はストーリーとしてはわかりやすい。今回、ヴォルデモートはあまり冴えたところがなく、ダンブルドアに簡単にやられてしまうような印象だ。
- ハリーポッターとヴォルデモートが何らかの繋がりをもっていることがこれまでも暗示されている。例えば蛇語がわかるとか。今回もハリーに夢を見させて、魔法省におびき寄せるという筋だ。しかし、そのつながりが何なのか、まだよくわからない。
- 今度の映画もかなり観客を集めるのではないかと思う。
日曜日, 7月 15, 2007
ハリーポッターと不死鳥の騎士団
- 夕食を食べて、これからハリーポッターを見に行く。
- これまでは、本を読んでから映画を見たが、今回は本をまだ読んでいない。本を読んでからでも内容が多いので、映画では内容を端折ってあるから、分かりにくいところがたくさんあるかも知れない。
- どれぐらい楽しめたかは後で。
- (夕食)ソーメン、天ぷら
土曜日, 7月 14, 2007
金曜日, 7月 13, 2007
羽生
- 「羽生」(保坂和志)
- 梅田望夫さんがブログでとりあげていたので、記憶に残っており、本屋さんで目に入ったので買い込んだ。東京からの飛行機で読み始めた。
- 羽生さんの将棋に対する態度が他の棋士と違っていると著者は言う。棋士はだれでも勝つために将棋を指しているが、勝つためには自分の持ち味を出せるようにというような考え方になりがちだ。しかし、持ち味を出すというようなことはある意味で逃げているという風に著者は言う。羽生さんは常に客観的に最善手を求めており、形勢が悪かろうが(形勢が悪いとのも、ほんとうに客観的に判断することはできていないことが多い)その局面での最善手を考えているようだと見ている。最善手というのは、これまで積み上げてきた指し手を生かすような手、盤面にある駒全てをできるだけ生かすと言う意味であって、得意の形に持ち込むというようなことではない。得意な形に持ち込んだので(あるいは攻めに持ち込めたので)勝ったというのは、そこで思考をやめておりその先を考えること(どう考えればより深く将棋を理解できるかというようなこと)から逃げているというのだ。羽生さんは通常見られないぐらい厳しいのだという。
- この本を読んでいて、一流の科学者のようという風に感じた。科学も、自然現象を追い求めていくと陳腐な比喩等で表現するよりずっと深い、思い込みを裏切られ、なかなか受け入れられない事実を突きつけられることがある。それでも、受け入れざるを得ず、改めてその事実を考えると一段深い論理性に満ちていると言う風なことがある。そんな感じだ。
- (夕食)お好み焼き、レタス、枝豆のつまみ上げ
木曜日, 7月 12, 2007
話が合うという感覚
- 人と話していて先方の望むぴったりの情報を提供できることは少ない。
- 求めているものとはっきり違うと 、「そうではなくて--」と要求しなおすことができる。しかし、すぐには説明できないけど、言葉としてはそのとおりなんだけれど、「でもちょっと違うんですけど---」と言わなければいけない場合、すぐに説明できなくて、もどかしい。その違いを説明するため、「建前ではなくて本音が聞きたいんですけど--」とか、「そちらの立場ではなくて、あちらの立場にたってみると--」とか、「前提が違っていると思うんですが--」等‥、いろいろ苦労して言葉を探すことになる。
- なにかしらぴったりの言葉が見つかると、それだけで気持ちがよくなったりするものだ。一気に、話が通じることもある。
- ところが、なかなか話がかみ合わないとしんどい。自分が当事者であれば、あれやこれや、思い切って迫ってみるとか、すかしてみるとか、探りをいれる楽しみもある。それが会議なんかで、第三者の立場で、2者の食い違いを見ているのはなかなかつらい。そこを割って入って、「こう考えたらいかがでしょうか」と効果的に話を進めるというのが、ファシリテーターかもしれない。決め付けでなく、皆がのびのびと気持ちよく話ができるようにするというのはなかなか人間ができていないとできない芸当だろう。
- 私のように人間ができていないとなかなかすっきりいかない。本の場合も似たところがある。きっとこんなことが書いてあるのだろうと思ったら、ちょっと違うかなと思うこともある。しかし、あまり期待せずに買ってみたら、「なんだか、話があうなあ」というのはめったにないことだ。「生物と無生物のあいだ」と言う本はめったにない本だ。
- (夕食)きずし、ごはん、セロリとイカの燻製のサラダ
火曜日, 7月 10, 2007
生物と無生物のあいだ
- 本屋さんに積んであった本を手にして読み始めた。
- 生物学者の大学時代からの問い「生物はどこで無生物から区別されるのか」にせまる論考である。
- DNAが生命の根源であることを始めた見つけた人、エイブリー。ワトソンやクリックがDNAに注目する前提を作った人だ。彼は、何を考え、何を感じながら研究は進められたのか。これらのことを、平易にしかし、他にないほど正確に捉えているように思う。これまで読んだところではエイブリーの話が中心だ。その中で、共感した部分を抜き出してみる。
- そうそう、そういう直感をそのまま振り回すやからが多いんだ。一歩離れてデータを真実を見て欲しい、あるいは、自然はそういう図式では動いていなかったんだとどうして素直に認められない。等と、研究者の端くれとしてこれまで何度、思ったことか。著者は、エイブリーの発見はどういうものだったかを次のように記述する。
- 「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一)講談社現代新書。しばらく楽しめそうだ。
- (夕食)ソーメン
月曜日, 7月 09, 2007
サッカー全日本vsカタール
- 帰ってTVを6Chに変えたら、後半がはじまっていた。まだ0対0。
- 全日本が少し押しているが、なかなかいい形にならない。それでも、ようやく今野の左サイドから右足アウトサイドでのセンタリング(バックスのタイミングをはずしたいいプレーだった)に高原があわせて先制点。
- それ以後は日本が有利となった。ここで決めれば完全に日本ペースだが、そうはならない。まだまだ日本チームも自分の形ができていない感じだ。
- そうこうするうち、安倍が反則をとられ、ゴール正面左から相手のフリーキック。これを、壁に入った選手に壁を崩されたところを狙ってゴール。同点だ。
- ここで日本があまり動じなかったのはチームとして落ち着きを感じた。カタールには負けない感じはもっていただろう。カタールはかさにかかろうとしたのか、MFヤセルが、ボールから離れた橋本の足をめがけてタックルに行ってレッドカード。こんなプレーをしているようでは、カタールは後ダメだろう。
- 日本もまだ調子がでていない。UAEとそのUAEを破ったベトナムとの試合を見てから日本は今どのくらいのレベルか判断したい。
- (夕食)ソバメシ、水菜とトマトのサラダ、ホタテの炒め物
日曜日, 7月 08, 2007
旬菜串揚げダイニング あ
- お昼は梅田へ出て奥さんと買い物。
- イーマのB2Fで食事した。イーマというのは御堂筋沿いにあるビルの名前だ。門がまえにEというロゴが目印のビルである。会社の人達とは何度か来たことがあるが地下からどう行くかというのは今日始めて知った。
- このビルはおしゃれな店が多く、レストランもちょっといい感じのお店が多い。今日行った「旬菜串揚げダイニング あ」 というお店もよかった。串揚げが10本ついたランチで1000円、8本だと800円だった。女性はこういうところをよく知っているものだと感心する。
土曜日, 7月 07, 2007
金曜日, 7月 06, 2007
木曜日, 7月 05, 2007
水曜日, 7月 04, 2007
ローマの教育と医療
- 今日の夕食は新幹線で「たっぷり夏野菜弁当」800円を食べる。
- 紙が入っていて、
- 「1日に必要な野菜は350g。このお弁当にはその1/2の180gの野菜が入っています」とある。
- げっ、朝、昼とあまり野菜がなかったから今日の野菜摂取量は350gに達していない。お昼には野菜をとるように気をつけないといけないかも。
- 渡邉美樹さんの本を読んで、「教育」や「医療」は公がやるべきと決まったものではないという意見に「ほう」と思ったが、「ローマ人の物語(27)(28)・すべての道はローマに通ず」(塩野七生)を読んでいたら、以下のようなことが書いてあった。
- ローマが上り坂であった古代の盛期では「医療」や「教育」は「私」が中心であった。---キリスト教の支配が強化されるのと教育制度の公営化は歩調をともにするように進んだ。
- ローマ古代では「医療」や「教育」は公がやるものではなかったのだ。
火曜日, 7月 03, 2007
ふっと思ったこと
- 帰宅の途中でふっと思ったことを書いておく。
- 何かの本で、「クレイグ・ベンターは水のないプールに飛び込むような奴だ」とあるのを読んだ記憶がある。クレイグ・ベンターというのは、あのヒトゲノムの配列を決めるレースの一方の主役、セレラ社の元社長である。
- ヒトゲノムプロジェクトは、ご存知のとおり、アメリカのDOAやNIHが中心になって国際的な協力のもと、ヒト遺伝子の配列を決めてしまおうという壮大なプロジェクトであるが、世界中の大学や研究機関等、公的な組織の集まりである。ところが、ベンターは、一企業で国際的な公的機関の連合を向こうに回して、自身の開発したショットガン法という革新的な方法を武器に、俺が配列を先に決めてやると言ったのである。
- これが、単なるはったりではなかったことは、その後の展開が示している。ヒトゲノムプロジェクト側は面子にかけて負けられない、とハチマチを締めなおし、リーダーのフランシス・コリンズが発破をかけてほぼ両者同時にゴールになだれ込んだというわけだ。二人が並んでクリントン大統領とドラフトシーケンスを発表した写真を示す。
- 自分の技術に自信をもって挑戦する(プールに飛び込む)というのが、ビジョナリーな人のビジョナリーたるゆえんであるだろうが、成功に結びつくには、「ちょうど水面に達するころには水が張ってある」(本に書いてあった言葉)ことが必要である。飛び込む本人には、下に着くころには水が張られているに違いないという確信があったのか、運を天に任せて目をつぶっているのか、あるいは、水があるように錯覚していたかもしれない。
- いずれにしても、他の人には見えなくても、本人には見えている、あるいは見ないでもそうせずにはいられないということだったのだろう。ベンターやスティーブ・ジョブズをみているとそのように感じる。
- (夕食)ご飯、ゴーヤーチャンプルー、炒り豆腐、めかぶ
月曜日, 7月 02, 2007
「ナンバ術」と「ウィキノミクス」
- おととい紹介したナンバ術の本を今日読み終わった。
- 「難しい場面(難場)をどう切り抜けるかを工夫すること。そういう工夫は遊びの中で体験してきたことに相通じるものが非常に多い」「遊ぶように仕事ができれば、それに越したことはない」等と説明されている。仕事を楽しんでやるというナンバ術は大変面白いアプローチである。
- こういう態度を普段の自分の仕事にも応用したいものである。子供にも、勉強勉強といって勉強を嫌いにさせずに、子供自身が対面している状況を切り抜けていく体験をどんどん積んでもらいたいものである。子供の生活に干渉するのではなく、体験する場を作ってやる(夏休みに田舎に行くとか--)とよいのかと思案している。
- 「ウィキノミクス―マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」という本をその後読んでいる。
- ウェブの利用により、従来のような組織ではなく、自然発生的なコミュニティによって成果が上がる事例がたくさんでてきた。ウィキぺディア、リナックス、ユ―チューブ等‥。また、そのような流れはゲノムプロジェクトのような基礎科学でもそうである。このような新しい経済原理について書かれた本である。
- 無理やりかもしれないが、「ナンバ」と「ウィキ」の共通点がある。それはどちらも遊びから始まったというところ。「ナンバ」は最初の説明から遊びとのつながりは明白だ。「ウィキ」も強制ではなく、自発的にやりたい人が自然発生的に集まるのが遊び的である。
- そのような説明をしてみると(本当はまだ誰にも言ってないが)、通じる人には通じるが、初めから、仕事はそんなものではないという態度の人がでてくる。後者にはいくら説明しても、聞く耳もたない人が多い。そういう人に、納得せざるを得ないなあと言わせるような導入となる話を掴もうと思っている。
- (夕食)ご飯、春雨サラダ、タコ酢、豆腐
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