金曜日, 6月 29, 2007

介護と農業(官から民へ)

  • 渡邉美樹さんの「もう、国には頼らない」を読了。
  • いくつも新たに知識を得た。介護、農業のことについて、私自身これまであまり真剣に考えていなかったことを反省した。
  • 「社会的入院」とは、すでに治療が済んで退院できるにもかかわらず、お年寄りの患者さんが、家庭で世話ができないためそのまま入院させられたまんまの状態のことを指す言葉。
  • 「特殊浴」とは、寝たきりの方のからだを台の上に横にして、ジャーッとお湯を流して、ジャーッと洗剤を流して、またジャーッとお湯を流して、最後は温風で乾かす。というまるで食器洗浄機で人を洗うかのようなおふろ。
  • 「ロレーター」とは、歩行補助器具で、デザインもよく機能もすぐれものであるという。
  • 農業では「補助金」の出し方がまずい。田んぼを持った農家が国の指導通りに減反し、他の作物をつくると国から支払われる「転作奨励金」。お米をつくるのをやめたら、お米を作ったときの粗利以上のお金をもらえる。
  • 悲しくなったり、腹が立ったり、こういう話をある程度まとまって聞くとよく分かるが、ニュース等での断片的な説明ではどうしても一面的な理解になりがちである。これらの実際をできるだけ直接、自分の目で確かめることが大切だ。

  • (昼食)回転すし

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