水曜日, 6月 27, 2007

公的な仕事に必要な価値観は?

  • コムスンの介護事業が売りに出されることについて、大前研一氏はPodCastingで、悪いのは厚労省。最初はいい事をいっておいて、ある程度事業がしっかりしてくると、単価を下げて儲からない事業にしてしまう。コムスンは最初はグループ会社間で事業譲渡をやることで厚労省と話をしていて、安心していたところ、世論がワッと問題にしたので、厚労省は取り締まる側にまわったということだ。
  • お役所が規則を定めるいわゆる規制産業は皆事業がうまくいきだすと、お役所がお金を絞ってしまう。そういう産業には入らないことだと大前氏は言う。そういう介護事業を引き受けようというところは、何かうまい方法を考えているに違いない。「お年寄りの面倒を見ることが私の念願です」とか良いことをいっているのは本音ではない。等‥とさびしいことを言っていた。
  • まあ、言っていることは半分以上その通りだとも思うが、それだけではないだろうと思う。やっぱり人がついてくるのは、口先ではないと思う。公的な仕事(教育、介護、環境、---)では、継続的にやっていける仕組みでないといけないのは明らかだが、そのための経営はどうあるべきなのか?利益を出さないとやっていけないのは明らかだが、かといって大きく儲ける必要はないのではないか?

  • (夕食)パスタ、豆腐、わさび漬け、さばのみりん干、ビール

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