木曜日, 5月 31, 2007

検索されているお店

  • このごろブログを書く前に、どんな検索語で私のブログに入ってきたかを見てみるのが面白くなった。なるほどと思う言葉もあるし、意外なものもある。意外なものの一つに沖縄料理のお店がある。「くわっちー家」という東京日本橋堀留町にあるお店だ。それだけ人気があるということだろう。
  • 同じく日本橋の「昆ぶ禅」という宮崎地鶏のお店のことも書いたのだが、こちらはもう一つ検索されていないみたいだ。こちらのお店も気に入っているのだが、私の書き方によるのか、お店のインパクトによるのか。
  • あまり統計をとれるようなヒット数ではないので何ともいえないが、「くわっちー家」から来た人が多かったので気になった。何がインパクトが強いのだろうか?沖縄料理好きが多い?沖縄の人の郷土愛?お店の人気?

  • (夕食)ご飯、クリームシチュー、貝柱のマリネ、たくあん

水曜日, 5月 30, 2007

エリック・シュミット氏

  • 昨日のテレビにグーグルCEOのエリック・シュミット氏がでていた。
  • グーグルの創設者として、セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジの名前は知っていたが、エリック・シュミット氏は彼らが外部から経営の経験者を呼んできたものだと思っていた。Wikipediaで引いてみたら、大変実績のあるコンピューター技術者のようである。サン・マイクロシステムズやノベル社で経営をした後、グーグルに迎えられたようである。
  • 茂木健一郎氏とNHKのアナウンサー、住吉美紀氏がインタビューしていたが、物腰の柔らかい話しやすい感じの人だった。社内のミーティングでは自分の意見を言った上で、それに賛成であればそれでよし、違うと思えば意見を言ってもらい、それを良く聴く。どの意見が正しいかはわからないが、多くの人の意見が正しいものである。多くの人が違う意見を言った場合、「本当にそう思う」と確かめて、その意見を取ると言っていた。グーグルの検索システムのシステムのよってたつページランクに通じるスタンスだった。
  • こういう実績のあるすごい人が社内をひょっこり歩いてフランクに話ができるというのが、アメリカの企業らしい感じだ。

  • (夕食)ご飯、グラタン、揚げ出し豆腐、マカロニサラダ

火曜日, 5月 29, 2007

キリンカップ

  • 最近はサッカーの情報に疎くなってきて直前になって初めて、日本代表の試合があることに気がついた。キリンカップが金曜日から始まる。モンテネグロ代表が相手だが、オシム監督の国のお隣だから、監督は、全日本チームの成長に何を役立てようとしているのかいろいろ考えているところだろう。
  • 日本のフォワードは、高原と播戸だろうか。久しぶりに全日本の対外試合が楽しみである。

  • (夕食)ご飯、ゴーヤーチャンプルー、マーボ茄子、餃子

月曜日, 5月 28, 2007

「自分は何をもって人に知られたいか」を考えたい

  • 松岡農水相が自殺との記事が眼に飛び込んできた。
  • 人となりは知らないが、大臣になるような人はもっとタフなのだと思っていた。議員会館事務所費の問題では、ほとんど答弁していなかったが、自分で納得できる答えはなかったのではないか。
  • 「WTOの多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)や農政改革などに影響がでそう」と新聞では書いているが、これは「WTO交渉が日本に不利な条件で妥結した場合、反発する農協を抑えられるのは、松岡氏のほかにいない」という同氏の存在感が期待されてきたそうである。
  • 農林族議員としての存在感は、農業関係者の調整力ということなのだろうが、自分の周囲の関係者の調整はできても、自分の資金の調整力は発揮できなかったのかもしれない。
  • 安倍首相は、松岡農水相のどういうところを必要としたのであろうか?

  • (夕食)五穀ご飯、魚、切り干し大根、中華春雨サラダ

日曜日, 5月 27, 2007

一日外に出ず

  • 今日は、テレビを見て、うどんを打って、読書をして一日を過ごした。
  • (夕食)冷たいうどん(ネギ、ミョウガ)、天ぷら(シメジ、ピーマン、もやし)

土曜日, 5月 26, 2007

サントリーTRANSMUSIC

  • サントリー音楽財団のトランスミュージック「対話する作曲家江村哲二、脳科学者茂木健一郎を迎えて」と題するコンサートに行って来た。茂木健一郎の書き下ろし英詩を取り入れたオーケストラ作品 ≪可能性無限への頌詩≫の初演であった。
  • このような現代のクラシック音楽のコンサートに行くことは始めての経験である。子供が吹奏楽をやっているのでまったく縁がないというわけではないが、行くことにしたのはきっかけがある。
  • 茂木健一郎の対談本「フューチャリスト宣言」(梅田望夫/茂木健一郎)を読んだ後、茂木健一郎の本が眼について、「音楽を考える」(茂木健一郎/江村哲二)を読んでみた。その中で、
「聴く」ということは自分の内面にあるいまだ形になっていないものを表現しようとすることだ
  • という話が出てきて、それがその本の一つの主題となっていた。「創造するとは自分の中にあるものを発見することだ」と茂木さん江村さんが熱く語っているわけだ。このことが自分にずしんと響いてきた。自分を振り返って、どうも既存の役割にあわせて振舞おう、外にある基準に合わせようという意識が強くなっていないかと反省した。
  • 自分自身を物理学者、分子生物学者たろうと考えていた学生時代。あるいは、会社の研究所員に身分が変わった時にも、自身で新しい発見をするのが自分の生きる道だと考えていた。お二人が物理や数学出身という背景もあって、一瞬にして若い頃の意識に戻ったようである。「自分の内面にあるいまだ形になっていないものを表現する」を改めて志すことが必要だと今さらにして気づいた。大げさにいうとそういうことである。あまり、クラシックには縁のない私だが、このコンサートに行ってみようと思ったのはそういうわけであった。
  • 聴いた感想としては、現代音楽についていくのはちょっと大変、というのが正直なところ。あのような音楽が、江村さんの意識の中で鳴り出すというのがすごい。私の中を探しても見つからない。もっとも、シューベルトやベートーベンの音楽を聴く前にそのような音楽が私の意識で鳴り出すというのも想像できない。そもそも聴いたクラシック音楽の絶対量が問題ということかもしれない。
  • ついていくのが大変でも、このような新しい試みの発表の場におれたことは刺激的な経験であったことは確かだ。茂木さんが会場のさまざまな場所から現れて詩を朗読するのには驚いたし、天上の意識を表現していたバイオリンの音もきれいであった。

金曜日, 5月 25, 2007

東京以外でしか放送しない番組

  • 「たかじんのそこまで言って委員会」を見て、関西以外の人はどう感じるのだろうかというのは、興味があるところである。大阪的な本音丸出し、普通ならそこまでは言わずに控えておくような所をあえてはっきり言う、ある意味偽悪的なところもあるかもしれない、「あたりさわりのないことを言ってそれなりに格好をつける」ような態度絶対反対という人たちが好き勝手に言いまくる。そこが痛快なところだが、このようなモノは耐えられないという人もいるであろう。
  • 今日とったサンプル(最近大阪在住となった他府県出身者)では、1/2が耐えられないとの反応であった。でも見たことはあるみたい。もっとサンプルが必要だ。

  • (夕食)親子丼、厚揚げと小松菜の煮浸し、切り干し大根の煮物

木曜日, 5月 24, 2007

温暖化ガスの50%削減

  • 今日帰ったら、TVニュースで「2050年までに温暖化ガスの排出量を50%削減する」と安倍首相がスピーチをしているところが映っていた。
  • スピーチ内容はスピーチが行われた第13回国際交流会議「アジアの未来」を主催した日経に出ていた。先進国の首脳で初めて長期目標を設定したようだ。
  • これまで日本の首相が、世界に目標を提示するようなことはなかったことだから、これはなかなか画期的かもしれない。長期戦略の要旨は、以下のとおり
【長期戦略】世界全体の温室効果ガスの排出量を現状に比して2050年までに半減する長期目標を全世界の共通目標として提案する。現在の技術の延長線で は達成は困難。日本は革新的技術の開発で貢献する。「低炭素社会づくり」として、生活の豊かさを実感しながら二酸化炭素の排出削減を同時に達成できる社会 を目指す。コンパクトなまちづくりなど、生活様式の変革に踏み込んだ改革を打ち出していく。
  • その中で
現在の技術の延長線で は達成は困難。日本は革新的技術の開発で貢献する。
  • ここのところが踏み込んだ提言だ。日本は技術開発をするぞという面子がかかる。また、
国民運動では「1人1日1キログラム」の温室効果ガス削減をモットーにライフスタイルの見直しなどを呼びかける。
  • でひとりひとりの国民もコミットすることを呼びかけるようだ。
  • 首相の呼びかけにどのように反応するかで、国民我々の意識が問われるだろう。
  • (夕食)玄米カレー、豆腐、笹かまぼことほうれん草のおひたし、豆のサラダ

水曜日, 5月 23, 2007

水不足

  • 吉野川では水が少ないそうだ。TVでダムの貯水量が下がっていることを報告していた。今年の夏は暑いそうだし、水不足だと異常気象がクローズアップされるかもしれない。
  • (夕食)鯖寿司、イカとめかぶ、豚キムチ揚げ、豆腐、餃子、お漬物

火曜日, 5月 22, 2007

子供はすぐ変わる

  • この頃、寝不足気味だ。
  • 次女が6:00より前に起きてくるからだが、早く起きて勉強しているようだから、文句も言えない。中学の頃は、ほとんど(と言っては失礼だが)机に向かっているところは見なかった。宿題をやるにも床に寝そべってやっていた。今は朝から机に向かっている。子供というのは変わるときは急に変わるものだ。

  • (夕食)冷やしつけ麺、冷奴(豆腐屋ジョニー)、厚揚げと水菜のおひたし、シューマイ

月曜日, 5月 21, 2007

もっとも進んだユーザーインターフェイス

  • 今読んでいる「iPhone衝撃のビジネスモデル」でうまく書いていると思ったところは以下のところだ。

 最初はマウスの登場に驚いた。ウィンドウズに感銘を受けた。ブログに可能性を感じた。その先はどうだろう。サービスはさらに進化しようとしているが、携帯電話が備えるテンキーの制約がサービスの発展を阻害しているのが現状である。
 これから革命が起こるとしたらインターフェイスだ。
  • そしてインターフェイスではアップルのiPhoneが一番先を走っている。このことには多くの人が同意するだろう。ただ、インターフェイスの進化は、今後どうなるのだろう。確かに、この本の言うように、iPhoneがイマジネーションを駆り立てた。ではiPhoneはかなり完成度は高いのか。いや、まだまだほんの始まりか。今後のインターフェイスの進化が楽しみになったこと、これは確かだ。
  • (夕食)ご飯、揚げ豆腐と菜っ葉のおひたし、鰆の西京焼、鱧皮ときゅうりの酢の物、サーモンのマリネ

日曜日, 5月 20, 2007

ローマ

報道2001に「ローマ人の物語」の著者、塩野七生氏がでていた。
全15巻が完結したはずだが、私は文庫本になったものだけを読んでいるので、まだ「すべての道はローマに通ず」を読んでいるところである。「大英帝国のように植民地は独立して離れていくものと普通思われているが、ローマでは属州はローマが滅びるまで離れなかった。そのような、特徴がなぜ生まれたかを知りたかったのがローマの歴史を調べ書いている理由のひとつ」と氏は、説明されていた。
「ローマ人の物語」の中でも何度も出てくるが、ローマでは征服された人々にもローマの市民権を与え皇帝までの征服された土地の出身者がなるようになった。自分達が上に立って、非征服者を単なる労働力としてだけ見ていた他の多くの帝国と違う点である。ローマと同じ多神教である日本も似たところがあると思うが、そういう開放的な態度というのがローマの私が好きなところである。
  • (夕食)サーモン刺身、豆腐、ビーフン、きゅうりの漬物、ビール

  

土曜日, 5月 19, 2007

コストコ

  • コストコ尼崎店に買い物に。
  • コストコは会員制のスーパーだが、巨大な倉庫でそのまま店をやっているような感じの店である。売っている単位量が多く、SPAM(ランチョンミートの缶詰)やアーチチョークの瓶詰、子供向けの絵本等の洋書等もあってアメリカのスーパーにいるように感じるところもある。匂いもアメリカのスーパーにいった時と同じ匂いがする。
  • 月に一度ぐらい、ここにきている。朝食用にベーグルを買う。
  • 昼食は妻と二人でコストコで食べた。ホットドック1個(~260円)とピザ1ピース(~290円)。ホットドックはジュース(アメリカと一緒でおかわり自由)がついて、ピクルス、たまねぎ(?)、ケチャップ、マスタードを自分で加える。いつも、入れすぎて食べるのが大変。

金曜日, 5月 18, 2007

  • 出張の途中、ぶらりと入った本屋さんで「iPhone衝撃のビジネスモデル」という本が眼に入った。
  • iPhoneはiPodと携帯電話を合体したものと捉えられる。事実そうなのだが、どうもそういう捉え方では十分ではないと感じていた。
  • 乗り換えの時間に少し読んだだけだが、そこに書いてあるのは以下のようなことだった。
  • ユビキタスネットワークが実現すると言われながら、実現には程遠い現実。すなわち、何でもできるパソコン、機能満載の携帯電話はあるが、ユーザインターフェイスが悪い。これだけ機能が十分になると、逆に機能より使いやすさだ。iPodが成功しているのはそこだ。パソコンをユビキタスにするには携帯電話がインターフェイスとして適切だが、今のはダメ。そこをiPhoneはついているのだという話だ。
  • それからどういう展開になるのか十分つかめないが、これまで聞いた話より本質に迫っているようだ。

  • 焼き飯、パスタ、鳥肉とレタスのサラダ、豆腐

木曜日, 5月 17, 2007

タンパク3000

  • 先日参加した講演会では、タンパク質の構造を決定する国家プロジェクト「タンパク3000」の報告があった(横山茂之氏)。その報告で目標は2500の基本構造(ドメイン)を決定することとなっていた。タンパク3000と言うぐらいだから、当初はタンパク質3000個の構造を決定するという目標だったはず。
  • タンパク質は共通の部品であるドメインがリンカーつながったものとして考えるのがよろしいというコンセンサスが世界的にできてきて、そのドメインは無限にあるのではなくて、約1万であると。そのあたりの話はだいたい了解しているのであるが、3000から2500に目標の数字が変わって、目標は達成というのも少し分かりにくいと思った。
  • いくつでなけりゃいけないという数字はたぶんないのだろうし、スポンサーである文科省(財務省?)は納得しているはずであろうからそれでよいのだが、一般の人に対してわかりやすく説明するのは難しいかもしれない。
  • きちんと報告書を読んだらもっとはっきりするのかもしれないが(ネットで最終の報告書をみつけることができなかった)、そこのところはもうちょっと理解したい。

  • (夕食)ご飯、餃子、ウリの漬物、納豆とめかぶ、ビール

水曜日, 5月 16, 2007

小学校の先生

  • ブログを書くのはあまり構えないで、あったこと考えたことをさらりと書く。そしてちょっとの間、何故そのことを書こうと思ったのか自分に聞いてみる。しばらく耳をすませていると、思いがけないことを思い出したりする。
  • そんな感じで書き続けていけばいいのではと、最近思った。音楽を「考える」 (茂木 健一郎、 江村 哲二著)という本を読んでいて思ったことだ。
  • そうやって考えていたら、ふと小学校の先生のことを思い出した。辻先生といって、大変印象に残っている先生だ。今考えてみると、いろいろな試みをされていたように思う。社会の授業では、たびたび教科書から脱線し、ご自分の車の話(当時は車で学校に来ている先生はほとんどいなかったはずだ)をされた。各社のセールスマンを一度に呼んで、値引き競争をさせる。だいたい、原価はいくらくらいで、車ができるまでどのような経費がかかる。それで、どれぐらいまけさせたとか、自慢話も混ぜながら、生徒達は興味しんしん聞いている内に社会や経済の話を理解するといった具合であった。また、その当時は何のことかわからなかったが、ディベートの体験をさせてもらった。確か「昼休みの終了のチャイムの予鈴を鳴らすこと」についての討論で、賛成する意見ばかりでてくるので、誰と誰は反対の意見を言え、と指名された。私は賛成と思っていたのに反対しろと指名され、何で反対しなければいけないのかと内心思った。それでも一所懸命反対の理由を考えていると、何とか理屈はつくものである。また、何人もで考えるといくつかもっともらしい反対意見もでてきて、なかなか面白い議論となった。いろんな角度からいろいろな立場にたって考えろというの教えはそういわれても腑に落ちないが、こういう体験をするとよくわかる。当時でも眼が見開かれるような思いをしたことを覚えている。何度か同じ題で議論して、その後、他校の先生が一杯来て、研究授業ということであった。何度か行ったリハーサルで皆も議論に慣れてきていた。見学されていた先生は感心されていたように記憶する。他にも印象に残っていることはたくさんある。あと一つだけ書くと、分数の足し算の問題(通分が大変なので正解するのが難しい)を出して、皆に解かせた後、ご自分で黒板で計算された。私の答えと違っていて、自分の答えに自信があったものだから、必死に考えて、先生の通分に間違いをみつけ、さっと手を上げ、黒板に向かったことを思い出す。あれは本当に自信となり数学が好きになった大きなきっかけだったと思う。
  • 思い出はつきないが、先生はもう80を過ぎられたか。同級生はどうしているだろうか。

  • (夕食)ご飯、春巻、キャベツ/玉ねぎ/ジャガイモのスープ、冷奴、たくあん

火曜日, 5月 15, 2007

フューチャリスト宣言

  • 肝臓の超音波検査で引っかかって今日再検となった。そのお陰で、午前中に病院にいかなければならないため、いつもと違うパターンの生活となり、朝の今頃(7:30)このブログを書いている。
  • 昨日「フューチャリスト宣言」を読んだ。
  • 茂木さんの「偶有性に期待して、ネットに自分の考えを出すべきだ」という考えと、梅田さんの「インターネットのインパクトを考えたとき善性が自己増殖するのが表に出てくる」という意見がシンクロして、明るい未来の予想全開で大変気持ちの良くなる本だ。人にWebの可能性を言うとき、いろんな反論が返ってくるが、この本にでてきた「Web2.0は生命原理と合っている」というような話は大変心強く感じる。
  • この本はいちいちうなづくところが多い。この本に対する反論にはどんなものがあるのか(梅田さんは自分の著書に対するネット上の意見はほぼ全て読むのだそうだが)私も知りたい気がする。

月曜日, 5月 14, 2007

講演会で

  • 昼食は御茶ノ水駅前のおすし屋さんでちらし寿司を食べた。以前に先輩に教えてもらったお店(ランチのサラダがバイキングになっているところ)がなくなって、ビルが建設中だった。看板を見ると駿台予備校ができるとのこと。
  • 日本化学会化学会館で講演会に出た。「タンパク3000網羅的プログラム」の結果を横山先生より始めて聞いた。
  • 可溶性のたんぱく質のドメインを~2600決めた。たんぱく質相互作用のネットワークを単なる点と点のつながりではなく、構造をもったドメイン間のつながりとしてとらえ、相互作用をタンパク状態のON/OFFスイッチとして捉えるとのこと。
  • 後につながるタンパクのプロジェクトは、まずターゲット疾患を選びその疾患に重要なタンパクを選ぶこと。そしてドメインのネットワークとして捉える次は膜タンパクと大きな複合体が課題であるとの話であった。複合体にチャレンジするためのツールの準備として、リボソームとレセプターからのシグナル伝達を冷として述べられた。リボソーム、シグナル伝達とも面白そうな対象であった。私としては、転写調節のところの複合体に関しての情報が欲しかったところであったが--。
  • 会場で、大学の研究室の先輩と出会った。タンパク質の構造をやられていることは知っていたが、少々専門が違うこともあり10年(20年?)以上あっていなかったため懐かしかった。

日曜日, 5月 13, 2007

講演会

  • 明日はCBI学会の講演会
    「オミックスの進歩とバイオマーカー探索」
    を聴講する予定。
  • オミックス研究の進歩は疾患の理解や薬の開発にインパクトを与える。久しぶりの講演会の参加であるので、最新の研究成果にふれられると楽しみだ。特に、「タンパク3000」構造タンパク質プロジェクトの成果、内臓脂肪とエネルギー代謝、肥満と長寿の関係についての最新の研究についての講演が期待される。
  • (夕食)ソーキそば、にら饅頭、豆腐

土曜日, 5月 12, 2007

ロッソ-イタリア料理

  • 豊中ロマンチック街道を走っていて気になっていたお店である。おいしいピザ、パスタを食べられるお店だろうとは思っていたのだが、ファミレスみたいなお店かなというような先入感もあって今まで入ったことがなかった。
  • 入ってみてすぐ分かったが、ここはファミレスのようなお店ではなくちゃんとしたイタリア料理の店であった。ピッツァもパスタもおいしゅうございました。家族5人で入ったため、パスタ3種類、ピッツァ2種類の味見ができた。3種類の中で一番おいしいとおいしいと思ったパスタは「タリアテッレ サーモンのクリームソース(生パスタ)」だった。クリームソースにサーモンの味がして良かった。ピッツァも薪窯で焼いたのはさすがにおいしい。
  • 今度は、コースでも頼んで、薪窯で焼いたパンも食べてみたい。

金曜日, 5月 11, 2007

  • 来週は出張がある。面白そうな本を探しておこう。
  • (夕食)ご飯、餃子、春雨サラダ、 白菜煮浸し

木曜日, 5月 10, 2007

モニタ

  • 今日会社の帰りに早速モニタを買ってきた。
  • ヨドバシの液晶モニタの売り場に行くと、主力が17インチから19インチになってきているのがわかった。どれが良いかよくわからなかったが、とにかくスペックのよいものをざっとみてみると、やはりスペックの良いものは少し高めで、19―20インチのものでは5万円ぐらいしている。
  • タイムセールとかいうのでスペックがよくかつ安いものを選んだ。3.5万円。
  • (夕食)ご飯、マーボ茄子、グラタン、豆腐、白菜の漬物

水曜日, 5月 09, 2007

ディスプレイ

  • 調子が悪かったのはパソコン本体ではなくて、ディスプレイが悪いことがはっきりした。取り替えてみたらコンピューターは動いていた。
  • ひさしぶりに自分のパソコンでブログを更新している。しかし、時計が狂っていた。そのせいか新しいソフトを入れたわけでもないのに、スタートメニューに新しいソフトが導入されましたと表示されていたりする。
  • この際、ディスプレイを買おう。
  • (夕食)ご飯、グラタン、餃子、きゅうり/ツナ/レタスサラダ

火曜日, 5月 08, 2007

パソコン

  • パソコンがおかしくなって数日たったが、どうもモニターがおかしいらしいことが判明。早く直したい。
  • (夕食)チヂミ、山くらげ、キムチ

月曜日, 5月 07, 2007

篆書

  • スティーブジョブズは大学を辞めることにした後、いくつかの授業にでていたそうだ。その時、カリグラフの授業でその美しさに見せられ、それがWindowsに比べて最初からマックのフォントが美しかった原因だそうだ。
  • 漢字、日本語の美しさはアメリカ人でもあこがれる。ノースカロライナ大学に留学していた時、大学の生協で漢字でサインした時、レジの学生が「クール」と言って眼を丸くして大変感激してくれたことを思い出す。
  • 手書きの文字も良いが、印鑑で使う篆書もかっこいいのではないかと思う。自分の作品に篆書の印章をつけるのもいいかもしれない。
  • (夕食)ご飯、餃子、海ぶどう、山くらげ、鶏ときゅうりのサラダ、カレー

日曜日, 5月 06, 2007

プロフェッショナル進化論

  • プロフェッショナル進化論「個人シンクタンク」の時代が始まる(田坂広志)を読んだ。
  • これから活躍する人材は「プロフェッショナル」であると様々議論されているところであるが、これまでの歴史と同じく、現在議論されている人材に求められる価値は急激に変化しており変ってくるであろう(ホワイトカラー→ナレッジワーカー→プロフェッショナルと変化したごとく)。今後活躍する人材はどのように進化するのかという著者の考察である。その答えが「個人シンクタンク」であり、そのための戦略を述べるという形となっている。
  • 「ストーリーテリングの力」とか「師匠に私淑」とか田坂節が発揮されている。印象に残った話として以下の話があった。
  • 「下段者には、上段者の力が分からない」というプロフェッショナルの世界の格言があるそうだ。例えば以下のようなことが起こる。
  • 「経験の浅い人間」や「体験の無い人間」は、含蓄のある体験談やエピソードを聞いても、それと共鳴するべき豊かな経験や体験を持たないがゆえに、その体験談やエピソードを、ただ頭で理解し、「何だ、それだけのことか」「当たり前の話ではないか」「何も学ぶことの無い話だ」といった反応をすることが多い。
  • このような素人の「驕り」はネットではしばしば見られるところである。このような素人の「驕り」と優れたプロフェッショナルの「謙虚な姿勢」とはネットに参加する人達の成熟とともに見極められていくものと思う。しかし、プロフェッショナルの力が理解される過程で重要なのは、プロフェッショナル自身の分かりやすく説明する力とともに、その社会の構成員の姿勢(各自がプロフェッショナルたらんとする)によるところが大きいと思った。そのような姿勢こそ、日本人に問われていると感じている。

  • (夕食)カレーライス、コーンと胡瓜のサラダ、野菜スープ、串かつ

土曜日, 5月 05, 2007

パソコンのクラッシュ

  • 前から調子が悪かったのだが、今日昼前に突然画面が変になり、何回立ち上げ直しても直らなくなってしまった。家族のコンピューターからこのブログを更新しているが、パソコンを買い替えなければならないかもしれない。
  • (夕食)五穀ご飯、グラタン、イカとメカブのわさび風味和え、牛蒡サラダ

金曜日, 5月 04, 2007

買い物

  • 箕面のSSOKへ、衣料品を買いにいった。
  • SSOKは会員制の卸売店で、個人でも会員になれる(特約小売店と呼ばれる)。妻がいろいろ情報を仕入れて会員となり、よく使っている。ここは、品数の種類が多く(衣料、電気製品、家具、食品、---)、安いので、休みの日は駐車場が一杯だ。ビルがいくつもあり(正確には知らないが5つ以上あるはず)、巡回のバスも走っている。ただ、安いといっても、量販店の方が安い場合もあるようで、品揃えが多さが特徴なのだろう。特にその名(SSOKは繊維総合卸機構の略だそうだ)の通り、衣料品が充実しているようだ。
  • うどん、天ぷら(筍、なす、ちくわ、豆腐)

木曜日, 5月 03, 2007

読書&買い物

  • 今年の連休は遠出をせず、静かに過ごしている。
  • 今日読んだ本「プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル」(峯本展夫)「鈍感力」(渡辺淳一)
  • プロジェクトマネジメント関連の本はあまり多くは読んでいないが、峯本氏の意見は共感するところが多く、大変参考になった。読んで元気が出る本。
  • 最近流行の「鈍感力」。小泉前首相が安倍首相に送ったアドバイスにもこの言葉があったとか。心理的な話が多いのかと思っていたが、全てに五感を始め医学的な話が基礎になっていた。私自身のことに関して考えると、小学校の低学年のころは、アレルギー体質でいろいろなことに過敏であった。小児喘息もあったし、ちょっと慣れない味のものはあまり食べられなかった。それが、小学校の高学年ぐらいからかなり変わった。これではやっていけないと自分自身で開き直ったということだろうと思う。小さい頃の方が、繊細で上等だったかなと思っていたが、渡辺氏の「鈍感力」を読んで、現在のように鈍感になって(?)よかったのだと安心した。
  • MP3 Player(iPod)用のスピーカーを買った(写真)。外出している時以外で、聴くにはイヤホンはうっとうしい。出張先のホテル等でゆっくり聴くのにいいだろうと思って買った。BOOMTUNE mini Silverという名前がついている。ヨドバシで3980円だった。
  • (夕食)ご飯、春雨サラダ、コロッケ、てんぷら(しょうが、ごぼう)

水曜日, 5月 02, 2007

エル・バウ・デコラシオン

  • お昼は、妻と岡町駅前のイタリアレストラン、「エル・バウ・デコラシオン」へ。
  • この連休は特に遠出をする予定がないので、子供が学校へいく連休の谷間(私にとっては連休の真ん中)に食事にでも行こうと決めていた。Webで調べたら評判がよさそうなのでここに決めたわけだ。
  • 丁寧でおいしい料理だった。前菜はカツオのたたきだったが、水菜、水茄子、トマトが乗っていていずれもおいしかった。酸味のあるソースも良かった。
  • パスタはオイルサーディンを使っていて初めての味。アンチョビのように塩辛くないので、魚の味がわかる。イタリアンやフレンチにはオイルサーディンは良く使うのだろうか。悪くはないが魚の味が勝っているような気もした。慣れればもっと良くなるのかもしれない。セコンドのイサキのソースは面白い味だった。甘辛い味に薄茶色っぽい豆のソースがあわせてある。自家製のパンもおいしかった。全般に、香草等、クセのあるモノは抑え気味と感じた。
  • ドルチェとエスプレッソとあわせてランチは2100円(魚のかわりに肉だったら2400円)。きちんとした料理をこの値段で(かつ私の住んでるところの近くで食べられる)のは値打ちがあると思う。
  • 阪急岡町駅のすぐ前だが、ビルの1Fに4件ほど並んだお店は皆看板を揚げているのに、このお店は看板をあげていない(ビルの前にある標識には「1Fエル・バウ・デコラシオン」とちゃんと書いてある)。だから知らないで、ただ通るだけの人にはレストランがあるとは分からないだろう。お陰で静かに食事ができる。それでも今日食べている間、お店の全ての席がいい具合に回転していた。ちょうど私ぐらいの熟年カップルが多かった。感じのよいお店だ。

火曜日, 5月 01, 2007

長期の研究開発と老舗企業の特質

  • 「千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン」(野村 進著)を読んだ。
  • 著者によると、アジアの中で日本は長く続いた企業(老舗企業)が群を抜いて多いそうである。歴史を誇る中国や他のアジア諸国との背景を比較しているが、携帯に利用されているようなハイテクを老舗企業がいかにして生み出したかというような実例を丹念に取材した話が面白い。特に興味深かったのが、林原(岡山の老舗企業)の研究開発の話であった。
  • まず、老舗企業の共通項として5つ挙げられている。
  1. 同族経営は多いものの、血族に固執せず、企業存続のためなら、よそから優れた人材を取り入れるのを躊躇しないこと。
  2. 時代の変化にしなやかに対応してきたこと。
  3. 時代に対応した製品を生み出しつつも、創業以来の家業の部分は、頑固に守り抜いていること。
  4. それぞれの”分”をわきまえていること。
  5. 「町人の正義」を実践してきたこと。(売り手と買い手とが、公正と信頼を取引の基礎にすえてきた)
  • 林原は社長の個性的な方針の下、研究開発で優れた成果(有名なのは、インターフェロンやトレハロース)を挙げていることが注目されている。「林原」は本の最後で紹介されているのだが、このような研究開発の方針が老舗企業の一般的な強みに関連していることが興味を刺激した。
  • 「林原建社長の持論」を紹介しておく。大企業に勤める私としてはそのまま取り入れることは難しく、社員のモチベーション等についてもっと突っ込んで聞いてみたい点もあるが、独創的な研究をするのに必要なことを考えるため、参考になる意見だと思っている。
「誰にもまねのできない独創的なものを創る」
そのための研究は、10~30年のような期間がかかり、多数の株主に同意を取ることの必要な大企業にはできない。
それを可能にするために、同族経営・非上場の強み、「社長が替わらない」、「株主の顔色をうかがわずに済む」を生かす。
肝心なことは、研究開発の責任の所在を常にはっきりさせていること。
つまり「アイデアを出したのが社員だったとしても、テーマを設定した責任はすべて社長が負うと公言する。それで社員は責任意識に縛られたり、失敗を恐れて萎縮したりせず、大胆に発想し、研究だけに打ち込める」