- 単身赴任を初めてから、部屋を機能的にし、作る食事のレパートリーを広げ、毎朝通勤で歩く習慣をつけ、−−−といろいろ考えられることをやってみた。
- 考えられることをいくつも挙げては実行してきたが、どうも一巡したらしい。毎日、少しずつアイデアを出しているつもりであるが、生活が大きく変わった最初の頃からすると、それなりに落ち着いてきたのかもしれない。
- ただ、アイデアをだしても新鮮味がなくなってきたように感じるのは、ほんとうに新しいことを考えているのではなくて、最初の頃思いついたことの延長上で収まっているのではないか。新しいことを考えついているのは少なくなってきたようだ。
- 人との出会いを大事にすることかもしれない。そういえば、研究所内にいるたくさんの新しい人たちと話をする機会をもとうと考えていたことが十分実践できていないことに気づく。これまで考えてきたがまだできていない。そして、新しい人と会って話すことで、新しい発想を得ることも期待できる。
月曜日, 6月 29, 2009
マンネリ
日曜日, 6月 28, 2009
お寿司屋、快適な睡眠のための買い物
- 2、3日、ブログの更新が滞った。思いだしたことをいくつか書いておく。
- 金曜日は本社に出張したので、昼食を日本橋近辺の「すし由」でとった。路地を入ったところにあり、あまり目立つことはないので見つけにくい。雑誌に載っていたので、少し前に探して行ってみた。今回2回目。割と最近にできたらしく店内は新しく、この近辺で手頃な値段でおすしを食べられる店がみつかったのでうれしい。食べたのは、前回が1.5人前の握り(1050円)、今回は1.5人前のちらし(1050円)。にぎり寿司は少し小ぶり、だから1.5人前を頼んだのだが、お昼にはこれぐらいでいいぐらい。夜にも一度行ってみたい。
- つくばの新居に持ってきたカーテンの幅が、部屋のサッシと比べて狭かったので、50cmから1m隙間がある。土曜日は、近くのホームセンターに行ってカーテンを買った。色をあわせるのが難しかったので少々違和感があるが、朝早くの明るさを遮ることはできるようになった。朝5時より早く4時すぎに起きなくてもよくなるだろう。
- カーテンのそばにゴザが売っていたので、これもあわせて買った。ベッドの上にゴザをひいて寝てみたが畳のいいにおいはいいものだ。
木曜日, 6月 25, 2009
シリコンバレーから将棋を観る
- 梅田望夫さんの「シリコンバレーから将棋を観る」を読了。
- 梅田さんはすごい。これだけ将棋の観戦に打ち込んでいるとは。ご自分の会社、取締役としての仕事があれば、自分の好きなことは好きとしても、本職は○○だからと自分に枠をはめてしまうのが普通の人というもの。自分の好きなことは最優先して熱中してしまうというのはすごいことだ。
- 前にもブログに書いたが、金子金五郎や升田幸三等、私が中学や高校の頃、魅了された記事や観戦記を思い出した。羽生さんをはじめとする同世代の一流棋士の将棋に対する態度が、互いに切磋琢磨する研究者に似ているとは大変面白い見方だと思った。「将棋世界」に羽生さんが書いた「変わりゆく現代将棋」という連載があり、それが梅田さんに強いインパクトを与えたそうだ。序盤から一つずつ徹底的に納得するまでの研究が妥協なく書かれてあるそうだ。ある局面まで進めてこの戦形で戦いましょうといった進め方が多かった中にあって、そのような予定調和を廃し、この将棋では次の手はこうであるべきだと追求していく。序盤から緊張感が漂う。お互いが最善を尽くす中、名局が生まれる。相手の悪手に嫌な顔をするといわれる羽生さんの態度に、真理を追求する科学者を観るという梅田さんの分析は納得できる。
火曜日, 6月 23, 2009
どこかの国の大統領選挙
- 「投票前に投票箱が空だと確認できなかった」だとか「投票用紙が足りず、投票できない人が続出した」などの声があり、当選者を除く3候補が異議を申し立てている選挙。
- 今の日本にいると想像できないようないい加減さ。日本人は多くがそんなバカなこととまともに考えられない。それでも新聞が「そんなありえない話」を書いているのは無視できない声であるからに違いない。
- これらの声から想像すると、選挙全体が仕組まれたこのような話(6月23日の記事)になる。素直に考えた時の普通の想像だろう。しかし普通の日本人はなかなかこんな当たり前の想像力を働かせることをしない。「そんなことはありえない」と人に言う前に自分で否定してしまう。これは日本人の性質だろう。いいことか、悪いことか?
日曜日, 6月 21, 2009
映画、ハゲタカ
- 映画「ハゲタカ」を見た。
- 先日、船川さんの講演会で話にでており気になったので、見ることにした。「ハゲタカ」という名前のドラマがありNHKでやっていることは知っていた。ハゲタカファンドのハゲタカから話の想像はしていたが、リーマンの話、派遣社員の話等、ごく最近の経済状況をあまりにそのまま取り入れた話になっており驚いた。
- 映画としては、登場人物の背景、性格が掘り下げてあり、なかなか面白くできあがっていると思った。Wikipediaを見るとTVドラマも映画も真山氏の原作、続編から最近の経済状況にあわせて脚本を直した旨、解説してあった。経済上の現実の出来事は、個人の考えを超えてしまうのが常であり、どうしても渦中の人間は翻弄されることになる。不況も一段落した(かのように見える)現状からみて納得できるような形にまとまっていると思う。自動車会社が今後どうなっていくかについては、まだまだ紆余曲折だろうから、この映画もまた続編があるだろう。ただ、主題が自動車か他の産業かは興味深い。
土曜日, 6月 20, 2009
ディズニーシーは大盛況
- 嫁さんがやってきた目的の一つはチケットを手に入れたディズニーに行くこと。これまでつくばに住んでいた時にディズニーランドへは行くには車だったが、今回は電車を利用した。つくばエクスプレスで南流山までいき、そこでJR武蔵野線に乗り換えると舞浜駅まで、一回の乗り換えで到着する。1時間ちょっとである。つくばも便利になったもんだ。
- ディズニーランドは混んでいるようだからディズニーシーにした。何度も来ている上に、嫁さんも私も絶叫系マシンは避けているから、ほとんどのアトラクションは経験済み。今回初めてだったのは、トランジットスチーマーライン。パレードの間、船の運行は止まったり航路がかわる。たまたま運がよくて、ディズニーシーを1週する航路に乗れた。
- 昼食は、ショーを見ながら食事ができるということで、今回はユカタン・ベースキャンプ・グリルに入ってみた。12時の30分前に注文の列に並んだけれど列はなかなか進まない。食事をゲットしたのは12時を過ぎてショーは既に始まっていた。食事をするスペースにあったスピードでレジが処理するようになっているのだろう。ここの食事はよかったので人気があるのだろう。今日のように混んでいる時には大変だ。食事が終わって店を出たときには、すごい列の長さ。これでは食事にありつけるまで1時間くらいかかりそうだと思った。混んでいるディズニーで食事をするのも大変だ。
金曜日, 6月 19, 2009
イーアスつくばのブッフェ
- 3月末から単身赴任のためつくば生活を始めてから初めて妻がつくばへやってきた。思いのほか便利な場所だと思ったようだ。
- 夕食をイーアスにある「ブッフェスタイルアソート」というお店でとった。イーアスの1Fに並んでいるレストランの北の端にある。初めて入るお店だ。こういうお店はひとりでは入りにくい。これからもなかなか入ることはないだろうと思ったので入ってみることにした。
- 外から見ただけでは良さそうなお店かどうかあまりわからなかったが、入ってみてなかなかいいのではと思った。こういうお店では大概、大皿にとるようになっているものだが、6つに区切られたお皿が使われていた(大皿もあるが)。
- 品数はかなり多い。ビザ、パスタ、オードブルやサラダバー等は、普通にあるが、和総菜もある。特徴としてはラーメン、お寿司があることだろうか。タイムサービスのローストビーフには列ができていた。デザートの種類も多い。
- これだけ種類が多いとなかなか全種類食べられないもの。少量ずつとるように促す小さい皿(もしくは区切りを小さくした皿)を使っているというのも工夫の一つと思った。
- 値段もリーズナブルと思う。ランチ1554円(11:00-17:00)。ディナー1764円(17:00-22:00)。時間制限は2時間ということだった(私には、2時間も食べ続けられないから無制限とおなじことだが)。
水曜日, 6月 17, 2009
サッカー 日本vsオーストラリア
- ワールドカップ予選最終戦。オーストラリアに1−2で逆転負け。
- 後半からTV観戦した。久しぶりに、本気と本気がぶつかる緊張感が味わえた。いい試合だったと思う。こういう試合はWカップ本戦に向けての意味のある準備となると思った。
- 課題は高さと強さ。この点で日本がオーストラリアに劣るのは前からはっきりしているが、どの位対抗できるのか。ゴール前のピンポイント、中盤でのつなぎとルースボールの確保。
- ゴール前は闘莉王がディフェンス、オフェンスとも負けない。中沢が欠場したため阿部はヘッドではやはりケーヒルにやられた。この点は課題だろう。
- 中盤のつなぎはオーストラリアのヘディングはうまい。体の強さを発揮して安定してヘディングで見方につなぐ。以前には中盤でボールを拾うことがなかなかできなかったが、かなりあたりの強さになれ、ルースボールをものにして日本らしいつなぎを披露できるようになってきている。
- 後はセットプレーだろう。セットプレーからヘディングを狙ってくるプレーにはもっと馴れないといけないだろう。オーストラリアのような高さ強さをもったチームともっと試合経験を積む必要がある。
- 今日は闘莉王のヘッドがハイライト(残念ながらオンタイムで見られなかったが)。阿部がケーヒルにうまく競れなかったところに課題を感じた。
月曜日, 6月 15, 2009
風邪をひかないように
- 喉が少し痛い。理由は少し心当たりがある。
- 昨日、夜帰って少し雨が降っている中、プリンターを買いにいった。重い箱を持ち帰り寝る前にセットアップした。少しぬれた上に、寝不足になったかもしれない。
- あさって健診だから今日は早く寝ることにする。
日曜日, 6月 14, 2009
筑波と大阪・豊中の2重生活
- 昨日は一日ゆっくりしていた。筑波でひとりで生活している時間の中では、ほんとうにゆっくりとはできていないと思った。
- 主に、食事や洗濯、必要なものの買い物などのことが、頭のどこかを占めていて、じっくり考える前の自由に考えを廻らせるゆったりした時間が今はない。週末に大阪の家に帰っていると、この間の船川さんの講演での一言等が浮かんできて勝手に考えがいろいろ回転しだす。
- やはり生活が変わるというのは、リズムを変え新たな習慣をつくるまではストレスになるのだろう。新しい変化を考えどんどん試してみる時間と、生活の雑務をさっと切り離して自分の考えを深める時間と。考えてみると、今の生活もそれなりに意味のあるパターンなのかもしれない。
木曜日, 6月 11, 2009
船川淳志出版記念セミナー
- 富士ソフト秋葉原ビルに「船川淳志出版記念セミナー」に参加した。
- 大前研一さんとの共著の「グローバルリーダーの条件」を読んで、ちょうどその記念セミナーが目に留まった。今日は5時半に会社を出て秋葉原まででかけた。出かけてよかった。
- 船川さんはちょうど私と同年代だが、大変熱い。舞台の全面の端に足をかけて講演をする人を初めて見た。グローバル化に対応して勉強を怠らない人とその意識のない人(まったりしたおじさんと氏は呼んでいた)。日本の企業人が勉強している人とそうでない人に2極化している現状を真剣に憂い怒っている。19:30から21:20までこれだけの情熱をかたむけられるのはすごい。
- 印象に残る言葉がいくつかあった。
- 「はやりのグローバル」から「うねりのグローバル」へ。
- 「初対面と出たとこ勝負に強くなる」
- また、船川さんの心に残ったグローバルリーダーとのやりとりの話がよかった。大前さんとの対談にこぎ着けた経緯、本のゲラ直しのエピソード。今北さんとのやりとり等、船川さんが感激した気持ちが伝わってきた。私もこのところ連日、海外の共同研究相手と電話会議でのやりとりをしているが、まだまだグローバルリーダーの意識、勉強が不十分だ。船川さんの話にピンとこないところもいくつかあった。
- 船川さんの特徴は「流さない」ことだと思った。ちょっと聴衆の反応が鈍いと、そのままにしない。きちんと答えられる問いにしてまた聴衆に戻す。この態度は見習うべきだと思った。
水曜日, 6月 10, 2009
サッカー&WWDC
- 今日はサッカー対カタール戦をTVで観ることができなかった。ニュースステーションでダイジェストを観ただけだが、簡単に印象を。
- 得点が相手のオウンゴールの1点のみ。PKで1点失点。とできがよかったとはお世辞にも言えない。前回のウズベキスタン戦から、4日しかたっていない。前回が、あまり得意でない相手でW杯本戦出場のかかった試合でどうしても力の入り方が違ったのはある意味仕方がないかもしれない。しかし、これが今の実力ということもできる。チャンスの作り方はどうだったのだろう、集中力の切れる時間があったのではないか等、気になるところだ。
- 今日は朝の6時半から電話会議。自宅から電話会議に出るのは始めての経験だ。iPhoneでスピーカーから音を出すようにしたので携帯を耳に当てながら会議に出るよりうんと楽だった。朝から英語で、緊張していたので、ゆっくりiTuneのPodcastを更新したり、Webブラウジングしたりする余裕がなかった。帰宅してからWebでサンフランシスコWWDCでの新型iPhoneのニュースを観ていたものだから、ついサッカーのTVをつけるのを忘れていた。
- まだ、Podcastで基調講演のビデオがアップされていないみたいだが、2時間もの長い講演だったからだろうか。直接ビデオで確認したいものだ。もっともiPhone 3G Sがかなりよさそうでも、まだ去年iPhoneを買ったばかりだから、来年まで待たないと。6月17日にはiPhone 3.0へのアプデートがあるから十分楽しみである。
月曜日, 6月 08, 2009
作務衣
- 先々週大阪に帰った時に、ふと思いついて作務衣を買った。
- 昨日と一昨日の土日に作務衣を着てみた。思ったよりよい。なにより体を締め付けることがないから楽だ。普段、カッターシャツを着ていると、襟が首に触る。袖が手に触る。そんなことは気にならなくなっているが、作務衣のようなものを着ていてカッターシャツに着替えるととたんに気になる。
- 長袖のシャツを着ていて、半袖に着替えると肌寒く感じることがある。同じ位の温度であっても、肌を覆っているかどうかはかなり体感温度がかわると思う。作務衣のように袖が空いていたり、裾が空いていると肌寒いのではないかと思ったが、思いのほか暖かい。隙間はあいていても案外、温度は保たれるのではないかと思う。
- これから休みの日の家では、着る機会が増えそうだ。
日曜日, 6月 07, 2009
将棋観戦の解説:金子金五郎→梅田望夫
- 「シリコンバレーから将棋を観る」を読み始めた。
- タイトル戦に密着して、盤側で観戦したり、棋士と一部行動を供にしたりして、Web観戦記を書くという試みをされた内容が書かれている。専門家でない将棋好きにもっと将棋観戦を身近なものにしたいという熱意が溢れている。
- 私も梅田さんほど熱心ではないが、中学や高校の頃に一時将棋に魅せられた時期がある。強さの方は、アマチュア初段に届きそうでなかなか届かないようなレベルでとどまっていたからプロの棋譜をみてその意図を十分理解するのは難しい。
- 本に金子金五郎さんの「将棋教室」の話がでてくる。私も金子さんの記事を将棋雑誌でいくつか読んだ記憶がある。他の記事と異なり、プロでなくてもわかるように丹念に書いてあり、かつ棋士の意図について掘り下げた熱意に溢れた内容であったことを思い出す。といっても今具体的に思い出すことができるのは、2つぐらいの記事だけだが−−。梅田さんの本を読んでいるとその時感じた感覚に近いものを覚える。羽生さんの将棋に対する自然科学者が自然に対する態度に通じるような研究態度を解説してくれたのは梅田さんの功績だ。
- ウェブでは梅田さんのインタビュー記事「日本のWebは残念、−−−」が議論を起こしているそうだ。梅田さんの「ものすごく優れた人たちが徹底的に切磋琢磨するプロフェッショナルな世界に惹かれる」というところは私の梅田さんと似た感覚を共有しているように思う。
サッカー、日本vsウズベキスタン
- これほどタフな試合になるとは思っていなかった。1:0最少得点差だった。
- 前半の半ばあたりから、中盤でボールが収まらなかった。軽い速いボールまわしが日本の真骨頂だが、ウズベキスタンの体の強さをいかした重厚なボールまわしが続いた。
- その中でも、日本の守りがしっかりしていたところは素晴らしかった。判定がホーム寄りであったところもきつかった原因の一つだが、それが勝敗にまで影響しなかったことは幸いだった。
- 岡崎のシュートがキーパーに止められたが、走っているすぐ前に跳ね返ってきた幸運を反射神経と執念でジャンプヘッドした彼らしい得点が生きた。チームとしては大変有意義な経験となったと思う。
金曜日, 6月 05, 2009
木曜日, 6月 04, 2009
最初から全速力で走れないか?
- 仕事が終わらないので、家に持ち帰ったら12時前までかかってしまった。
- だから会社でしっかり片付けて、家には持ち帰らないこと。とはいっても、バスで通勤していると、帰る時間は期限があるのです。だから、時間を圧縮して密度の高い仕事をしないといけないのです。
- といいながら、エンジンがかかってくるのが時間のかかる傾向の強い私。これは昔からかもしれない。
水曜日, 6月 03, 2009
食事作りに凝り過ぎ?
- 眠い。どうも朝早く目が覚める。
- 寝が足りないのなら、朝ゆっくり寝ていたらいいのに、どうしても5時前ぐらいに目が覚めてしまう。しょうがないので、起きてから本を読んだりしている。それでも朝は出勤があるからあまりゆっくりした時間にはならない。
- 単身赴任を始めてから、食事を作っているので、次は何を作ろう等といつも気になっている感じだ。ゆっくりした時間をもつのが大事だ。休みの日には一食ぐらい抜いて何かに集中してみようか。
月曜日, 6月 01, 2009
ロハスの思考 福岡伸一著
- 「ロハスの思考」を読了。
- ロハスという言葉や考え方は耳にし、目にしていたが、あまりきっちりした話を読んだりしたことがなかった。福岡さんのサイエンスの知識をもとにした考察をうかがい、考えさせられることがたくさんあった。
- ロハスの科学的な常識、基礎を教えるのにいい本かもしれない。狂牛病の前頭検査や水道の塩素殺菌については経済的、社会的な考察が必要だから、この本のような科学的基礎を抑えた上で、feasibleな解決策を探る議論がもっと必要だろう。この本の役割は、科学的な啓蒙であろうからそのような議論はまた別の論者がそのような観点を持ち込んで議論を進められるとよい。
- 坂本龍一氏の「食に関して議論がさかんなわりに性に関しておおっぴらに語られないのは不公平」等というのも不意をつかれる。ロハスとかいったことは、まじめに裃をつけて語らなければならないとか不真面目はいかんという感じで話されるが、福岡氏のように生物を部品からできた機械じゃないよとか、生物の生存という大きな目的のために真剣に性に取り組むのは当然だとか言う坂本氏も、ロハスの土俵にのせてざっくばらんに語れないと幅の広いロハスの議論はできないと感じた。
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