- 高校サッカーの決勝戦は流通経済大柏高校対藤枝東高校の対戦だった。
- 流経大柏の見事な勝利であった。厚いサッカーだという印象であった。運動量が多く、攻めでも守りでも、厚い。藤枝東はテクニックはしっかりしていると思うが、プレスが早く、しかも厚く、それに加えて柔軟な対処をされては攻撃がなかなか最終ラインまで届かない。流経大柏はこれまで相手チームに4本以上シュートを打たせていないということだったが、決勝戦を見ていて納得できた。
- このような厚みを背景に、フォワードは実に強力であった。大前選手のプレーは無理が少ない。ワンタッチで無駄なくやわらかいボールを出すし、シュートは大概ねらったところに確実に打っている。回りの選手がきちんと走ってくれることを信じることができて、十分それを頭にいれてプレーを選択できるから、無理なことをする必要がないのであろう。2試合しか見ていないが、柏とあたったチームはどちらも良いチームであったが、最後に力を振り絞って点をとりにいくような状況になると、柏の厚いプレーに対処できなくなるような感じがした。
- 今日の決勝戦では、柏でもさすがに最後は足をつっている選手が何人かいたが、それでもプレスは乱れていないように見えた。格上のチーム、ブラジルやヨーロッパのチームと対戦するとするとどうであろうか。今日は岡田全日本監督も見に来ていたようであったが、全日本もこのような厚みをもって、最後までプレスがかけ続けられれば、良い戦術がとれるのではないか。
月曜日, 1月 14, 2008
高校サッカー
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