- 地下鉄で楽しい出会いを目撃した。
- 新大阪から地下鉄にのったら目の前に、赤ちゃんを抱いたお母さんが立った。赤ちゃんは2歳ぐらいだろうか。私からみて、お母さんは、後ろ向き、赤ちゃんとは向かい合わせ。
- 赤ちゃんは男の子だろうか、むずかりもせずおとなしくしていた。お母さんと一言二言会話をしていた。賢そうな子だ。赤ちゃんの目がだんだん輝いて、指をさした。私のすぐ横、私の顔を掠めてわたしより後ろを見つめている。
- 「パパだ。パパがいるよ」、お母さんは、大きな声を出した息子をちょっとにらみつけて、大きな声をださないようにと無言で威圧した。
- 赤ちゃんは、じっと私の後ろの人から目をそらさず、「パパだ」。
- そこでお母さんは振り向いた。「まあ、なんでここにいるの」
- そこで、お母さんはお父さんのところに寄っていき、いろいろと話を始めた。ぺちゃくちゃ---。赤ちゃんもしゃべった。「ジュースを飲んだんだよ」。顔が輝いて、声も大きくなる。
- お母さんは、「大きな声をださないの」と赤ちゃんを制しながら、お父さんとしゃべっている。「私は他の車両が混んでいるからたまたまこれに乗ったんだよ。どうして一緒の車両になったんだろう」お父さんもしゃべっている。「今日はこっちにでてきていたのか」、「そうよ、何度も言ったでしょ」
- 3人とも、意外な出会いに声が大きい。でも自分達の世界に入り込んでいるため、あまり気にしていない。赤ちゃんはほんとに目が輝いている。「ジュースを飲んだんだよ」
- 乗客は黙っているが、皆、意外な出会いに興奮している家族の会話を聞いていた。
月曜日, 10月 27, 2008
意外なところで出会った家族
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