日曜日, 8月 31, 2008

コストコがすごくはやっている

  • 昼前に尼崎のコストコに行ったら混んでいた。お客は皆、大きなカートを押しながら動きまわっているから、混んでいると渋滞する。買おうか買うまいか、必要か必要でないか、家族で議論していて、カートの流れが悪くなっていたりする。カートがぶつからないようによけるのも、なかなか大変である。
  • 入り口付近では会員登録のための長い列ができていた。大変な人気だ。これでは、今後もますます混むに違いない。
  • 買ってきた食材を、昼はマフィン、夕食は焼肉と早速使用した。肉とパン、そしてマフィンのようなお菓子をたくさん買ったので、しばらくアメリカ的食事となりそう。

土曜日, 8月 30, 2008

こういうのがアメリカのやり方なのか

  • 朝刊で共和党マケイン大統領候補が副大統領候補にペイリン、アラスカ州知事を選んだことを知った。
  • オバマ候補の民主党大会での大統領候補指名の受諾演説をネットで探してみようかと思っていたらこのサラ・ペイリン副大統領候補の話でもちきりのようだ。44歳、アラスカ州ワシラ市の「ミス・ワシラ」、アラスカ州地元テレビのスポーツキャスター、ワシ ラ市議、同市長、アラスカ知事現在1期目、と清新な女性候補だから、騒がないほうがおかしい。清新というだけではなくて、5人の子供のお母さんだという。政策は人工妊娠中絶に反対、銃規制に反対する保守派らしい。
  • ざっと検索で調べてみただけの情報しかもっていないのだが、信念の人というイメージのあるマケインさんが選んだということを考え合わせると、凄い選択だ。これから徐々にマケインチームとオバマチームの考えが、ディベイトなどでわかってくると思う。
  • アメリカというのは納得できたらやってみる。これが良いと考えたら、とにかくやってみる。そうして元気をだしていくのだ。そうしないと気がすまないのだなと感じた。

金曜日, 8月 29, 2008

今日買った3冊

  • 夏バテのせいで身体が重いと感じていたが、同じようなことを言う人がいた。どうも身体がだるく身体がむくんでしまうそうだ。女性は血液循環が悪くなって肩こりになったり、身体がむくんだりする人が多いようだが、これは温度が下がった気候の変化や天気が悪いことが体調を維持するのが難しい原因の一つだと納得した。
  • 少し早く帰って気分転換しようと思ったら、帰ろうとする頃になってお仕事の依頼メールが来た。こういうのはこちらの気持ちを見透かしたようなタイミングで来るものだ。とりあえず、すぐ電話をして対応し、なんとか応急処置で切り上げた。(土日に資料を読まないといけないか---ぶつぶつ)
  • 1週間ぶりぐらいで本を買った。「ローマ人の物語34疾走する帝国」(塩野七生);33巻がでてからずいぶん時間がたったような気がする。9月1日が発売日と書いてあるが、もう平積みになっていた。きっと続けて出るだろうから早めに買っておかないと遅れてしまう。「ジョブズはなぜ天才集団をつくれたか」(ジェフリー・L・クルークシャンク);スティーブジョブズはどんなことを考えているかという本はいくつか読んだが、彼のチームビルディングについて書かれたものはあまり知らない。自己中心的と非難された昔のエピソードは聞くが、大変興味深い題名だったので買ってしまった。「霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」」(高橋洋一);この本を求めて今日は紀伊国屋に来たのだ。最近TVで公務員改革についてわかりやすい説明をしているのを聞いた。この人なら、経済政策、官僚制の問題点をスパッと解説してくれるのではないかと期待している。

木曜日, 8月 28, 2008

新幹線は昼頃、止まっていたらしい

  • 東京駅で新幹線乗り場の改札を通ったらみんな掲示板をみている。20-30分前に発車予定の列車が掲示されていた。三河安城―浜松で大雨のため一時運転を見合わせていたためだ。もう運転していたようだが、遅れがでていた。私の乗った19:13発の「のぞみ」は25分遅れで東京を出発したが、大阪までの所要時間はほぼ通常通りだった。
  • 家に帰ってニュースをみたら、静岡ではかなり大雨のようだった。ちょっと間違えば、もっと遅れるところだっただろう。まあ、運が良かったかもしれない。
  • 駅弁を大丸まで買いに行く余裕はなく、東京駅で「特製幕之内御膳」(1300円)を奮発する。さすがにおかずはよい。今日は朝早く5時に起きたので、iPodを聞いていたら眠くなってしまった。

水曜日, 8月 27, 2008

14年間費やしても実現したいアイデア

  • 昨日、たまたま寝る前に「プロフェッショナルの流儀」を見た。
  • プラスチック製光ファイバーを開発した小池康博さんが紹介されていた。私はこの方をしらなかったのだが、面構え、番組でのやり取りを聞いていて、すごい人だといっぺんで引き込まれた。今日のお昼には、誰か見なかったかと話題にしたが、周りで残念ながら見た人はいなかった。
  • やり取りで一番印象に残ったのは、このプラスチック製の光ファイバーができるまで(最大の問題は光の透過性が悪かったことだったそうだ、それが100m光が通るようになるまで)14年かかったということであった。20歳のころから14年間。この人のように、自分の論理、直感を持っている人が、それに値する評価、社会的(大学の職員としての身分)、論文発表、その他もろもろ、そんなものを得られずに、純粋に自分の求めているプラスチック製ファイバーという結果だけを求めてそれに打ち込む。これは尋常なことではない。最初にこれはできると感じたものがよほど大きかったのだろう。常に原点に戻って考えるといわれていた。アインシュタインの方程式が常に頭にあったというように紹介されていた。そうでなければ、絶対他に目を奪われるはずだ。だからできた時には、これまで封印していたそのファイバーの次のステップにどどっと考えが向かったのだろう。
  • また、この番組のホストである、茂木健一郎氏と住吉アナウンサーもすごい。本当に、ゲストの話にのめりこんで聞いている。住吉さんは、目をゲストに釘付けで、好奇心を隠しもせず、直截に聞いている。まるで小学校に入ってばかりの女の子のようだ。
  • その表情を思い出したので、「すみきち&スタッフブログ」をみたら、番組の情景がそのまま書いてあって、番組を見た時の記憶がよみがえってきた。茂木さんと住吉さんというのもなかなかすごい組み合わせだと思う。

火曜日, 8月 26, 2008

夏疲れ

  • ようやく涼しくなってきたのだけれど、どうも夏の疲れが出ている気がする。歩いていてもしゃきっとしないし、夜になるともう眠くなっている。
  • 十分寝るのがいいのだろう。

月曜日, 8月 25, 2008

iPhoneのおもてなし

  • ユーザーエクスペリエンスを「おもてなし」と言うべきと言った中島聡氏のブログLife is beautifulで、何故iPhoneをターゲットにしたライバル機種が失敗しているかを説明している(本日の記事)。
  • 加速度センサー・マルチタッチという最新の技術を持てば他社と差別化できると思って入れたわけではなく、使い勝手の向上のためには加速度センサーと マルチタッチが不可欠、という理由で入れている点に注目すべき。カメラの画素数が日本のケータイほど高くないのも、画素数を上げてもユーザーの満足度には 繋がらないから。スペック競争の消耗戦におちいりがちな日本のメーカーとは大違いだ。

     正面にボタンが一つしかないこと、箱を開けるとすぐにiPhoneが見えるように梱包されていること、iPhone SDKのNDAがあれほど厳しいこと、シリアルナンバーが刻印されていること、薄くて軽い割には妙に質感があること...そういった一見あまり本質的でな い部分でのこだわりが、実はユーザーの満足度に直結しているということは、技術一本やりの経営者にはなかなか理解しにくいのかも知れない。(なぜ「iPhoneキラー」がことごとく失敗するのか、 Life is beautifulより)

  • さすがに、これほど的確にiPhoneの「おもてなし」を的確に説明した文にはなかなか出会えない。
  • それは、ここで書かれている一つ一つが重要であると考えている人はあまり多くないらしいからだ。私が目にしたり、耳にしたりするiPhoneの評判からそれを感じる。だが、予備知識なしにiPhoneを触った人の方がこれらを感じることができるのかもしれない。

日曜日, 8月 24, 2008

日本人の矜持

  • 今日の「たかじんのそこまで言って委員会」では、最近の若者の考え方について議論されていた。小林多喜二の「蟹工船」が最近売れていて、蟹工船の船員と最近の派遣社員の立場が似ており、それが共感をもたれているのだという話がある。
  • だから若者が左傾化していると考えられるのかとの問いかけには、出演者の意見は「体制のレベルで考えをもっているのではなく、自身の生存が脅かされているために反発しているのである」との論調だったと思う。
  • 私のように狭い世間でも、若者は厳しい状況に置かれていると感じる。娘と同世代の今の大卒は、正社員になれる割合は以前よりかなり少ないであろう。少し前までは、フリーターをしていても暮らしていくだけなら、そんなに苦労しないと言われていたものだが、家をもたずインターネットカフェなどで暮らし、病気になったら即、住む場所がなくなる若者というのも一定数存在しているというのが現実であると認識している。団塊の世代がよく言うように「昔もアルバイトの賃金は安かった。なかなか社会や会社の中で認められないのは当たり前のことである」というのも変らぬ事実であろう。全ての年代の中で若者の世代の経済状態が相対的に高いか低いか?その相対的な高さは昔と今とで違うのか、あるいはあまり変らないのかというのは、私には簡単にわかりがたい問題であるが、一番違っているのは、「矜持」というか、精神の持ち方ではないかというのが私の感覚である。
  • 江戸時代や明治頃から、日本人は「武士は喰わねど高楊枝」といった感覚はずっと持ってきたと思うし、私の子供の頃にもそういう感覚があったように思う。また、経済成長を続けていた頃は、常に物価上昇率に賃金の上昇は追いつかなかったけれども、それでも賃金は必ず毎年上がり、将来の生活は今より必ずよくなるという確信があった。バブルがはじけてからの将来の不透明感が続く中で、収入の中で質素な生活をしながら先を見据えて腕を磨くというような気持ちが少なくなってきたのかもしれない。高度な金融という名の下に、サブプライムローンなどという返す見込みのない借金を促すような制度まで踏み出してしまったアメリカは病的であり、少し地道な方へ考え方をシフトしてもらわねばならないが、それでもシリコンバレーにみられるような、企業家精神を殺しては進歩はなくなる。このあたりのバランス感覚は、日本人は保ち続けていると思うが、それを持ち続けることができるかが問いかけられる時代になってきたのは間違いない。
  • なにやら、藤原正彦氏の議論を真似したみたいになってきた。私も、若者には日本人の矜持が必要であると思う。最近、「幸之助論」(ジョンP.コッター)、「マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術」(松藤民輔)を読んでいるので、それらを参考にまた書いてみたい。

土曜日, 8月 23, 2008

王将では餃子

  • この夏は、集中的な雨がときどき降っているのだけれど、強い雨の中を歩く機会は1回くらいしかなく、運よく濡れることから免れてきたのだが、今日は散歩に出ている時に途中から雨がだんだん強くなってしまって、少し濡れてしまった。
  • 夕食は、簡単にしようということで、王将(空港線豊中店)へ。王将ではまず餃子。ここでは外で食べる特別の料理はないけれど、量が多いのと安いので、何を頼んでも心配ない。いざという時には重宝している。6時過ぎにいったのですぐに入れたが、土曜日の7時くらいになると、順番待ちしないといけなくなる。

金曜日, 8月 22, 2008

iPhoneの狙い

  • ここ数日、夜が涼しくなったと思ったら、今日は少し暑い。寝苦しい夜にならなければよいが。
  • しばらく読書がはかどらない。寝苦しい夜は読書でもするかと、この前から気になっていた「21世紀の国富論」(原丈人)を梅田紀伊国屋書店で探してみたら、なんと品切れであった。しかし、買ってつんである本は現在たくさんある。
  • 「iPhoneをつくった会社」(大谷和利)を読み出した。最近はiPhoneの記事をネットでよく読んでいるので、新しい情報はあまりたくさんはない。これを読んでいてよくわかったのは、iPhoneはiPod+携帯電話だとか、携帯電話+インターネットマシンとか言って売り出しているが、真の狙いはそういうこれまである携帯電話やiPodにインターネットをくっつけたものではなく、携帯して使うインターネットマシンであること。しかし、インターネットマシンとはどういうものかコアなユーザーしかわからないから、市場を作っていくために、大衆を教育してどういうものかわかるように導入口として、iPodや携帯電話をくっつけているのだという戦略であること。
  • 世の中にないものが見えているスティーブジョブズの面目躍如たるところだが、このような狙いが見えてくる頃には、そういう概念が当たり前になっていて、そんなものがなかったことがなかなか理解されなくなったりするのである。

木曜日, 8月 21, 2008

ソフトボール金メダル

  • いつのまにかオリンピックのことばかり書いているような気がするが、テレビをみていたら、速報がでて「ソフトボールで金メダル」。今日もオリンピックのことを書く。
  • すぐにNHKに変えたら、ダイジェストをやっていた。なんと昨日今日3試合して、全部上野投手が投げたそうだ。アメリカとの試合は、白熱したものだったようだ。オスターマン投手は素晴らしいピッチングだったが、コンパクトなバッティングで対抗し、ホームランを含めた長打を生かしうまく得点した。それに上野投手の力投は賞賛されるべきだろう。
  • 実況でみれず残念だった。
  • 女子サッカーは西ドイツに負けてメダルはとれなかったが、他にもカヌーの女子カヤックで決勝進出とか、男子400mリレーでも好成績で決勝進出したようだ。最初からあまり注目されていなかった選手の活躍はとりわけ楽しい。愉快な気持ちになる。

水曜日, 8月 20, 2008

サッカー、ウルグアイ戦

  • 後半からしか見なかったのだけれど。途中までいい試合かと思っていたが、最後は完全にやられていた。負けた大きな要因は献身の差のように思った。
  • ウルグアイの選手は、審判の見ていないところでの反則や、こずるいプレーも多かったのだが、それだけではない。日本選手がバックスがボールを回している時にもきっちり追いかけている。日本の選手が追いかける時は、相手の選手にまっすぐに追いかけ、相手のパスを出す2番目の選手、3番目の選手への詰めのかけ方が真っ正直だ。ウルグアイの選手はここというところを肌で感じて、迫力で詰めてくる。一生懸命、追いかけようとしているとは見えなくても、ひょっとしたら次の次あたりというところに、ひたひたと詰めている。攻撃でも同じだ。考えた上で、こうすべきだと判断して動くのと、ここだと感じて、次の理想的な場合をイメージしながら自然と動いているのとの差かもしれない。
  • 日本の選手は、ここは危ないとわかるような時は、必死になり身体を投げ出しての献身的プレーというのは得意であり、見事だ。しかし、チームとしてここは肝心なパスだ、二人目、三人目のプレーヤーが必要な位置に詰めておこうというような場合の献身的なプレーはどちらかというと、軽んじられている。そういうプレーに対する賛辞がまだまだ少ない。ここを抜かれては相手の思うような形だ、だから何としても止める。相手のパスコースが少ないから、見方のあいつが相手を追い詰めるはずだ。そうするとここにしかボールはでないから、2人で詰めればボールが取れるはず。というような場合に、半分以上無駄とわかっていながらの献身的な動きというのは日本選手に少ないとはいわないが、ウルグアイの選手には負けていたと思う。そんなプレーへの賞賛が日本のファンに少ないように思う。そういう日本のファンの意識のレベルが日本サッカーのプレーの質に反映しているのだと思った。

火曜日, 8月 19, 2008

iPhoneは、充電なしで12時間以上再生可能だった

  • 今日は朝の通勤時にiPhoneでPodCastを聞いて、勤務時間中はiPhoneを持ち歩かないでカバンにずっと入れていた。帰りに会社を出て、またiPhoneにイアホンを指して耳に当てると、なんと音がしている。朝からずっと鳴りっぱなしだったわけだ。
  • 朝、充電の状態は100%でなく、90-95%ぐらいだったが、昼間中音を鳴らしっぱなしにしても電池がもつということがわかった。家に着く前に充電が切れてしまったけれど。
  • 音をならしたまま、スリープボタンをおすと画面が消えた状態になる。それでも再生は続く。一つのファイルあるいは、いくつかの曲のリストが終わると自然と切れるのだが、たまたまリピートモードになっていたのでずっと同じ番組がなっていたわけだ。これから注意しよう。

月曜日, 8月 18, 2008

女子サッカー、日本vsアメリカ

  • 日本が先制したが、アメリカの馬力が少し勝っていたようだ。一点を取った後、中盤をとられる時間が長くなり前半最後に2点を続けてとられたのがこたえた。後半になってもアメリカが得点をあげたためアメリカの動きは最後まで落ちなかった。
  • アメリカは個人の体力で勝負する。それに対抗するには連動した動きだが、前半の1点をとるまでの素晴らしい積極性がその後、少しだが受身に回ってしまったような感じがした。最後の最後は、積極的な動きが出て1点返したのは立派。ドイツとの3位決定戦にも期待したい。

日曜日, 8月 17, 2008

今日TVで注目した人

  • 今日の報道2001では、2人の傑出した人物が出ていた。
  • 一人は高橋洋一氏。「さらば、財務省!」の著者としてTV等で見知っている人ではあったが、今日の議論を聞いていて、この人物の意見をしっかり聞いておく必要があると思った。ざっと聞いていただけだったが、茂木行革相、河野太郎(自民党)、細野豪志(民主党)、東国原知事を向こうに回して、公務員の無駄使い、中央と地方の予算の割り当て方等に対して、公務員のシステムの即した実際的な対処の仕方についてコメントをしていた。実に的確であると感じた。渡辺大臣の後をついだ茂木大臣は、うなづきメモをとっているようであった。茂木さんは最近あまりTV等では顔をみないが、大臣として、もっと発言を聞きたいものだ。以前(10年前?)TVで見たときには、理解力のある話のわかる人との印象がある。
  • もう一人が、原丈人氏。「21世紀の国富論」の著者。この人は本屋さんで著書が平積みされているのを見たことがあるが、それ以外全く知らなかった。シリコンバレーのベンチャーキャピタリストで、XVDというTV電話の技術、途上国の生活水準を改善することを目的とした遠隔教育と遠隔医療といったサービスへの取り組みが紹介された。発想が、「日本を世界で1番必要な国とするために」というところにある。氏のことが、「ほぼ日刊イトイ新聞」で紹介され評判になっているから見てみたが、すごく思い白い。考古学をやっていた半ばフリーターのようなところから、ベンチャーキャピタルや国連の大使のような活動をされている今まで、
    「まだ目に見えない大きな目標と、
    いまの自分ができることとのあいだに、階段を‥‥。
    目に見えない階段を、つくってきたんですよ」
という考え方がよくわかった。「21世紀の国富論」は必読だと思った。子供にも「ほぼ日刊イトイ新聞」の記事を紹介してやらなくては。

土曜日, 8月 16, 2008

野球は韓国に負け

  • 惜しい。野球の日本対韓国は8回まで2-2の同点でした。9回表に韓国に3点取られた。その裏に1点返して、ノーアウト2塁、3塁のチャンスだったのですが、あと一つが出なかった。
  • どちらも、しぶとい。なかなか気持ちが強くて、切れないように感じました。星野監督もしんどいだろうなあ。

金曜日, 8月 15, 2008

自分は何を考えて、どんなことをしたのか?

  • 夕食を済ませてから外に出たが、風がまったくなく暑い。
  • 明日、長女が下宿先に帰るので、行きたいといっていたカラオケに行った。私自身カラオケは久しぶり、1年ぶりくらいか。豊中駅前のカラオケ屋さんは、使い込んだ曲のリストブック、選曲の機械。どちらも完全ではないが使える。つまり、本は表紙がとれているが後は大丈夫。機械の液晶の画面は大きな丸の形に画面がしみのようになっている。その部分だけは読めないが、後の部分は支障ないので何とか使える。それでも、安い(1時間で1300円)から文句はない。長女のストレス発散に付き合って、スポンサーを務めた(もちろん自分も歌った)。
  • PodCast(eChat vancouver)で紹介されていたランディ・パウシュの「最後の授業」。YouTubeで見ることができる。カーネギーメロン大学の教授で、コンピュータサイエンスの専門家だが、すい臓癌で余命が3-6ヶ月となり子供に対するメッセージを残すことを目的として、授業を残したそうだ。すい臓癌と聞くと、同じくすい臓癌から生還したスティーブジョブズのスタンフォード大学での講演を思い出すが、ランディ・パウシュは今年の7月に亡くなっている。自分に残されたのが、限られた時間であると認識した時、何をするか。これを常に問いかけ、自分でやりたいと思ったことをやること。人の人生を生きないこと。スティーブジョブズの言葉を思い出すが、ランディ・パウシュは何を言っているのか。このビデオをしっかり見ておきたい。

木曜日, 8月 14, 2008

北京オリンピック

  • 北京オリンピックもいよいよ佳境に入ってきた。北島選手の連続2冠を見て、勝負に対する集中力を感じた。ほんとうにかっこいい。オリンピックばかり見ているわけには行かないので、体操や柔道はダイジェストしか見ていないが、オリンピックにかけて調整してきてもなかなか思い通りいかない厳しさを感じた。
  • 男子サッカーは、接戦ではあったが3戦全敗と残念な結果であったが、女子サッカーはノルウェイを5-1と撃破するという見事な試合だった。男子サッカーは、あたり負けせずよく戦ったと思うが、チャンスのシュートを見ていても、もらったという感じがない。だから勝てるという気があまりしない。中田、俊輔、小野にかわるぐらいの選手がでてきていない。A代表に代わってくるという勢いが感じられなかったのが今後のワールドカップに向けて心配なところだ。
  • あと、楽しみなのは、野球とマラソンか。また、フェンシングの太田選手のように、あまり注目されていなかった選手の活躍。どんな選手がでてくるか。

水曜日, 8月 13, 2008

函館市場 カウンターはねらい目

  • 今日、長女が帰ってきたので、家族全員揃ってお出かけした。ようやく夏休みらしい一日だった。
  • 一緒に外食し、映画を見てきた。入ったお店は、函館市場という回転すし。豊中上新田にあり、電車では、桃山台駅が一番近い。これまでこの辺りはあまり通ったことがなく店も知らなかったが、人気の店のようである。ちょっと盲点になっていたお寿司屋だ。ベーカリーレストラン・サンマルク等を経営するサンマルクグループのお店だ。6時前に店に着いたが、店内は順番待ちのお客が大勢いた。どれぐらい待つのかと思ったが、カウンター席は空いていてすぐに席に着けたのはありがたかった。
  • カウンター席は20くらいか。テーブル席は写真の奥側で6、7テーブルあったと思うが、希望する人が多いためかなりの待ち時間のようだった。180円や240円のネタが中心で、魚はなかなか良かった。100円からある(こはだ、イカ、しんこ巻き等)のだが、安いのと高いの(確か500円くらい、大トロ等)は、注文しないとあまり回っていない。ただし、注文すればすぐに握ってくれるので、食べたければすぐ食べられるから問題ない。回転寿司の値段だけでいうと、クラ寿司やかっぱ寿司、スシローよりは高級で、長次郎と同格くらいか。しっかりおいしい鮨が食べられて満足した。
  • その足で、せっかく家族揃ったからというので、一緒に「崖の上のポニョ」を見に行った。
  • 宮崎駿さんの想像力が発揮されている。子供心そのままの感じだ。カミさん等は、ストーリーに無理があるといっていたけれども、ソウスケがポニョを保育所に連れて行くところや、気は強いがさっぱりしたお母さんとのやり取りなどニコニコしてしまうという映画だ。水没した道路の上をポンポン船で行くというところなんか、私は好きだな。ポニョのお母さんのイメージは私にはないイメージだけれども、それは宮崎さんのものだろう。

火曜日, 8月 12, 2008

副島隆彦氏の「時代を見通す力」

  • 女子サッカー、日本vsノルウェー戦は、日本が後半にどんどん点をとって、非常にいい形で試合を進めることができた。結局5-1と予想しなかったような大勝。見ていてはらはらしないですむのは久しぶり。アメリカとの敗戦も、実力差はあまりない気がした。これで、調子をつけてメダルを狙ってほしい。
  • 時代を見通す力」(副島隆彦)を読了。著者の歴史認識、考え方等、参考になった。
  • 日本の思想について、神・仏・儒の3つに関してその流れが書かれている。私はこれまでこれらの思想についてはあまり真剣に考えたことがなかった。だから、「幕末になると正統の学問である朱子学が嫌われており、昌平坂学問所の教授さえ昼間は朱子学を教えているにもかかわらず、夜になると国学や陽明学をやりだすといった状況になっていたらしい」とか、「日本のお寺の坊主達は儒教の勉強をしていた」とは、言われてみると変な話だ。そんなことは、あまり考えたことがなかった。副島氏は日本の歴史を貫く柱として、これら3つにはいずれも欠点があり、富永仲基の思想に行き着いたとしている。さらに、日本人の優れた技術で、多くの優れた製品を作って世界中に売り人々に喜んでもらう思想を実践した松下幸之助氏が一番偉いとしている。私も、副島氏の話の大筋は腑に落ちた。
  • 明治維新から第2次世界大戦にいたる流れでは、イギリス、ロスチャイルドとアメリカ、ロックフェラーの世界戦略のぶつかり合いが日本に大きな影を落としているとしている。この当たりの話になると、戦争へと導いてしまった原因に関する考察となり、歴史の教科書にもの申す話がたくさん出てくる。明治の元勲はロックフェラーの手先であるとか、「海軍善玉、陸軍悪玉」というのは大きな嘘で、米内光政、井上成美、山本五十六ら海軍のトップ達は実はアメリカに操られて日米開戦に導くことになったのだという。このあたりは、たしかにそうかもしれないとも思う。もしそうだとしても、彼らの視野が狭く、よかれと思っていたことが大きな誤りになったのか、あるいはある程度確信犯的にやったのか(何を確信していたのかにもよるが)その辺りまで私の知識、想像力ではもう一つ深くは読み取れていない気がする。しかし、イギリスやアメリカの財閥の大きな意思というのまで読んでおく必要があるというのは、その通りで勉強になった。
  • 副島氏はTVにはでない(でられない)ということだが、論客達と議論してもらえばもっと明快に理解できるように思う。TVでなくとも、著書だけでなく、他者との議論も伺いたいものだ。

月曜日, 8月 11, 2008

iPhoneアプリ2

  • iPhoneの充電&PodCastの更新は毎日やっているが、お休みで時間があるのでその時にiTunesのApp Storeを見て「このアプリケーションはどんなものなのだろう」と、ついついそのアプリについたコメント等をみてしまう。そうすると、まあタダだからおろしておこうか等とiPhoneのホーム画面にアイコンが並ぶことになる。
  • 今日付け加わったアプリは、”15Puzzle”と”Art Envi”だ。
  • 15Puzzleは、4×4のボードの上で15枚の駒を、空いたマス目を利用して動かし、目的の形にするパズル。これは、コンピューターのガジェットとしてもよくあるもの。
  • Art Enviは名画鑑賞だ。まず、このアプリを開くと、画家の名前がずらっと並んでいる。100人以上だ。日本人の画家はざっと見たところ入っていないようだ。画家の名前を選ぶと、その作品のスライドショーが始まる。なかなかのものである。ネットに繋がる利点を生かしたこういうソフトがiPhoneアプリの一つの特徴だ。
  • アプリが増えると、使いこなせないものが増えることでもある。しばらく使っていないアプリは一度消して、また必要になったら、その都度ダウンロードするようにしてホーム画面を見やすくしておくようにすべきと思う。

日曜日, 8月 10, 2008

iPhone 2.0.1と最近興味をもったアプリ達

  • 今日、iPhoneをつないだら、iTunesからiPhone2.0.1がダウンロードされた。何が変ったかわからなかったが、ひょっとしてと思って、メモで日本語を入力してみたら、少しも遅くならずにサクサク入力できた。どうも日本語入力の遅さがかなり改善された模様だ。
  • App Storeを覗いていると面白そうなソフトが増えている。最近おろしたのは、Molecule、漢字力Mini、Scribble、YouNote等。
  • MoleculeはDNA/RNAやタンパク質などの3D構造を表示してくれるソフトだ。Ball&Stickモデルだけで、リボンモデルや空間充填モデルは対応していないようだが、PDBコードを打ち込めば、座標を取り込んで表示してくれるようである。10年前くらいに、パソコンでタンパク質の結晶構造を見ることのできるソフトがある(RasMolやChime)ことを知って、いろいろな分子をぐるぐる回して遊びまくっていた。その時は、高価な分子模型を買ったり、高価なワークステーションではなく、手近な”パソコン”で見れることに、びっくりしたものだが、なんと携帯電話でそんなことができ始めるとは、腰が抜けそうな感じだ。
  • Scribbleはお絵かきソフト。そんなソフトがiPhone用にも作られているはずだと思っていたら、見つかった。これはちょっと使い込んで、いろんな用途を探したい。
  • YouNoteはこれ一つでテキスト、音声、手書き、写真、ウェブページなど手軽にメモれてしまうiPhoneメモアプリ。何でもできるが、これを使ったら便利なのか、それとも音声メモや写真はそれぞれ専用のソフトの方が便利なのか。また、iPhoneに入っているいろいろなメモは複数のソフトで使って問題ないのか等‥。疑問がつきないが、使ってみないとわからないようだ。

オリンピックサッカー、日本vsナイジェリア

  • 惜しいところもたくさんあったが、基本的には力負けであろう。中盤でボールをよく拾うことができていたのだけれど、それが、もうひとつ相手の脅威になっていない。シュートまでいかないと脅威にはならないのだと思う。
  • 前半に、早めに深いボールを入れて、単純にサイドから崩していくような攻撃をしている時は良かったように思えた。混戦でボールを拾ってからの攻撃は、すぐ後ろに選手が詰めてそこへ簡単に流すというような約束事はうまくできるが、混乱の中、隙をみて力ずくで競り合いながらドリブルで強引に突破するような力強いプレーが必要だと思う。俺のボールだと主張しながらもっていく時、ボールの受けてはシュートまで持ち込める。
  • とはいえ、今日の試合は日本は良く戦ったと思う。日本の将来のために、残ったオランダ戦は、今日よりもっとよい試合を期待したい。

土曜日, 8月 09, 2008

夏休み2

  • 金曜日に会社に出て、2度目の夏休みに突入。
  • 家で読書をしていたが、少しはかどらなかった。夜寝苦しいため、どうも頭がすっきりしない感じで、PodCastを聞いていても、集中力に欠ける。
  • 明日はうどんを作ろう。

金曜日, 8月 08, 2008

日本の芸能界の顔、タモリ

  • 最近、タモリさんの話で印象に残ったこと。
  1. 赤塚不二夫氏の告別式で弔辞を読んだこと。YouTubeで見たのだが、さすがに上手だった。感情を極力抑え、それでいて気持ちが伝わる見事なスピーチだ。話を聞いていて、赤塚不二夫のような、あるがままを受け入れて、それでいて前向きな人はいないのではないかと赤塚さんのことを思い出した。昨日のお昼はお休みだったので、笑っていいともを見たが、タモリが普通に出ていたので、その前に告別式で弔辞を読んでいるとは。気持ちの整理が大変だったのではないかと思った。
  2. 今日、ミュージックステーションでサザンSPをやっていた。サザンの新曲"I am your singer"のお披露目があったりした。桑田が歌っている途中で、ナベアツのマネをしている(たぶん)のに気付いた。桑田さんとタモリさんが昔はライブでこんなことをやった等と回想しているところなんかもあったが、最後に、「ぐっとくるものがある」とあまり大げさでなくタモリさんが言っていた。サザンオールスターズというグループともお別れということで、お別れ続きで感じるところがあったのではと思った。

木曜日, 8月 07, 2008

気分のよくない今日のサッカー。日本vsアメリカ

  • 一足早い夏休み中だが、明日は出社するので、メールチェックは必要である。
  • ということで、メールを見ると70あまり。午前中からやっつけていたら、また増えてきたりしてなんと午後までかかってしまった。途中で電話もしないといけないし、で半日完全な仕事モードになってしまった。
  • とはいえ、気分が乗らなくなってきたら、リビングでゆっくりかみさんと話をしたり、新聞を眺めたりと、在宅勤務というところ。皆、お盆休みに入る前に片付ける仕事で急いでいる。のんびりしようとしても、どうしても気分が少しは引っ張られる。
  • 暑さがおさまるのをまって散歩しようと思ったら、夕食後になった。北京オリンピックのサッカーが始まっていて、日本対アメリカをやっていた(午後6時から8時まで)。アメリカは伝統的に腰の重いしっかりしたサッカーをする。日本のよさがなかなかでないうちに1-0で負けてしまった。ペナルティをもらったはずだと思ったが、--。でもああいうところでは、それを跳ね返すくらい、腰が重いプレーをしないと、とも思った。アメリカのキーパーのような時間稼ぎはあんまり効果的とも思わなかったが、NHKのアナウンサーはいかにも老獪でベテランのプレーというような言い方をしていた。このアナウンサーはおそらくサッカーの経験があまりないのではないか。ボールが出た時のどちらのボールかとか、反則プレーのあったとき、プレーの意図があまりわかっていないので、コメントが的を射ていないような感じがした。あまりよくない気分で散歩に出た。午後8時でも、街中はむっとしている。家でクーラーで涼んでいるのが一番とは、あまり健康的ではない。

水曜日, 8月 06, 2008

今日から夏休みパート1

  • 今年は今週(水、木)と来週(月火水木)とに分けて夏休みをとることにした。
  • 今日は、三女の吹奏楽コンクール。午後出かけたが、あいにく雨。車ででかけたのでだいぶ助かったが、会場の駐車場の勝手がわからず、うろうろしたためにだいぶ濡れてしまった。3校の演奏を聴いた。制服で揃えている高校が多い中、力の入った高校もあって、白のブレザーできめていた。演奏もなかなか。三女の学校はどのくらいの成績だっただろうか。
  • 今年はパンフレットも買わず、曲名もはっきりわからなかった。ただ席は前から4-5列目にあいている席を見つけたので、近くで聞くことができた。
  • 夏休みの初日は、朝早く目が覚めてしまって(4時頃)パソコンを触った後、うつらうつら少し寝て、8時過ぎに起きるというような状態で、読書をする気にもならず、ボーっと過ごしてしまった。明日は、部屋を冷やして読書三昧といきたいものである。読みたい本はたまっているのである。「薬づくりの真実-臨床から投資まで」(Tamas Bartfai & Graham V Lees著, 神沼二眞訳)、「歴史に学ぶ知恵 時代を見通す力」(副島隆彦)の2冊は夏休み中に読みたい。

居酒屋 胡坐AGURA



  • 伊丹-羽田間を往復したが、窓から見える入道雲がたくさん見えた。横に雲を眺めながら雲には突っ込まないで飛んでいたが、最後は雲の側面から突っ込んでいって降下する。幸い、見かけと異なり、雲は薄く、すぐ突き抜けて揺れた時間は短かった。
  • たくさん雲があったなと思っていたら、ニュースによると、局地的な大雨があったらしい。夏の入道雲は要注意だ。
  • 大阪に戻って、飲み会。八幡浜直送のお魚を食べさせるという「胡坐」というお店であった。地下鉄、西梅田駅から10番の出口からでたら細い道に入ってすぐだった。すこし遅れたので、お刺身、揚げ物など急いで食べた。後で、店の紹介をネットでみたらじゃこ天などもあったようだ。知っていれば頼んだらよかった。場所はちょっと裏に入ってところで隠れ家的でいい。

月曜日, 8月 04, 2008

フライトレコーダーと軌跡

  • 「御巣鷹山の日」8月12日が近づいている。あるブログでそのサイトを紹介していたことがあって一度、最後まで聞いて、軌跡をたどったことがあった。それが、また須田伸さんのブログ「誰も信じてくれない、本当にあった不思議に話」の8/4の記事で紹介してあったのでみつけることができた。
  • あの日のフライトレコーダーと日航123便の航跡を合体させたサイトである。食事の時、一緒に食べている人達にそんなサイトがあるよと紹介してみたが、皆驚いていた。そういうフライトレコーダーの情報などが公開されているのかと半信半疑になるようだ。
  • しかし、このサイトの音は圧倒的である。慄然とする。聞いて見ると、誰でも軽々しくものが言えない。食事の時の反応と同じように、批判もあるのだろう。時々サイトが閉鎖されたりもするのだそうだ。
  • 機会があるときに、聞きなおしてみたいサイトである。
  • このサイトは私が普段使っているFirefoxでは動かなかった。InternetExplorerとSafariでは問題なかったので、Firefoxの人はご注意を。

日曜日, 8月 03, 2008

JOMOカップ-門前仲町の人気店で落胆を癒す

  • 昨日は、かねてより期待していたJリーグ選抜対Kリーグ選抜の対抗戦、JOMOカップを生で見てきた。国立競技場に入るのは何年ぶりだろうか。一緒に見に行く現在東京在住の友人(同僚)に連れて行ってもらった。以前は千駄ヶ谷から歩いていったのだが、大江戸線ができてからは、国立競技場駅が近いらしい。駅から地上に上がると競技場はすぐ目の前だった。これは便利だ。試合の後は、駅が大混雑するのが通例だが、昨日は違った。試合終了から駅に降りるまでは大混雑であったが、国立競技場駅の切符売り場の列に並んでいたのはわずか数人のみ。改札を通るのは全く渋滞なしという信じられない状況だった。また、乗り込んだ地下鉄にも座れた。立っている人の方が少ないくらい。これも信じられない。観戦者は、大江戸線の沿線である首都圏に住んでいる人は少なく、JRの駅へ乗り継ぐ人の方が多いからだろうとは、同行の友人の推測。
  • 試合は、高校時代のサッカー部の関係で手に入れたので、元サッカー部のチームメイト(とその奥さん)と隣の席で観戦した。席も悪くないし(SS席)、昔のチームメイトと一緒ということで話も弾んで良い環境だった、試合内容以外は。
  • 前半は、小笠原、中村憲剛の組み立て、ミドルシュート等、Jリーグ選抜が押し気味に進め、ペースを握っていくかに見えた。1点を取られた(37分、崔成国)時点では、その時点でペースアップして早めに追いつけばまだ十分こちらのペースに持ち込めると思った。まだ流れは悪くない。しかし、そこからずっと同じような攻め方が続き(サイド攻撃もできなかったではないか)、徐々にKリーグのペースになったように見えた。Kリーグは普通にやっており、Jリーグは自分で打開策をみつけられずに一人でこけていく、と言う感じか。
  • 後半、早々にPKをもらったがそれに失敗し、逆にKリーグにPKを決められてからはいいところがない。3-0となってから、小笠原のFKを闘莉王がコースを見極めて流し込んで1点をとることができたのみであった。
  • Jリーグの戦い方では、全日本と同じく怖さがないと思った。フォワードが弱いという欠点が大きいのはいうまでもない。大太刀の輝きを見せておいて、相手に恐怖を感じさせておかないと、いくら小笠原や憲剛がうまくつないでも、韓国のバックスの最後の線は崩れていなかった。効果的なラストパスに行く前に詰まった感じになっていた状況が多かった。特に前半は、相手のボールをうまく奪う場面が多かったのに、効果的な攻撃にいつまでも入れない印象だった。Jリーグ選抜のフォワードはヤンセン、チョンテセが先発(日本人FWより強力?)だったが、ガンバのバレーが中東に移籍がなく出ていれば、あるいはフォワードの強さを示すことができたかもしれない。ガンバもJリーグ選抜もバレー頼みというのが実情だろう。
  • 本当に強いフォワードの復活(高原?)か、ゴール前のすばやさ(大久保、大黒?)、高さで勝負(闘莉王、中沢、巻?)。これらの武器をも~~と磨いて、試合前半に大太刀の輝きをみせなければ、俊輔や遠藤の上手さが加わるだけでは、全日本サッカーの本質的な課題は解決しない。
  • また、良い席でみたからかもしれないが、ファンの行儀が良すぎと感じた。こういう試合はもっと、叱咤、野次、激励が飛ばないと―――。もっと騒げというのも変だが、本気で応援してるの?と感じるくらい静かにみているだけというのはさびしかった。
  • 試合後は友人の案内で門前仲町の人気店、魚三へ。きどらない江戸前の雰囲気のよさというのは日本橋や人形町界隈でも感じられそうだが、門前仲町まで下るともっと庶民的というか、素の江戸が感じられるように思った。
  • さかなはとびっきり。それを無造作に盛り付けたものをだす。店内(10m×10mくらいか?)をおばさんとお兄さん2人で捌いていく。普通のテーブルが一杯だったので、我々の席は窓側にくっついた小さなエキストラのカウンターみたいなテーブル。テーブルとテーブルの隙間は人が通れるかどうかぐらいだから、テーブルに向かって正面向きに座ることもできない。横向きに座って食べるような状態。お絞りなんかないし、少し遅かったから切らしている品も多かった。接客サービスはよくない。ゆっくり話しをしたいのなら全然向いてない。だけど、魚のよさ、上手いものを安く食べることを目的にしているなら、ばっちり。気風のいい応対は気持ちいい。2人で生大ビール、生酒冷1本、刺身/串かつ/天ぷら/煮つけ等(~300―600円)を6―7品くらい食べて、締めて4500円。この安さには驚いた。これは、混んで当然だ。

金曜日, 8月 01, 2008

つくばの開発

  • つくばエクスプレスに乗って秋葉原からつくばまで毎月出張しているが、この頃、駅の周辺の開発が始まっている。
  • 終点つくば駅の周辺は既に一通り開発されている(まだまだ空いている土地もかなりある)が、その一駅となりの研究学園駅の開発はかなり目立ってきている。駅の東側には、線路に沿って巨大なビル(20階以上ありそう)が3つほど並んで建設中であるし、北側には大規模なショッピングセンター、西側には市役所の建設も始まっている。まだ、駅周辺にはスーパー(とりせん)が一つあるだけだが、来年ぐらいにはどっと人口が増え便利にもなりそうだ。
  • 研究学園駅のさらに隣の万博記念公園駅は、周囲に何もない(駅のまん前にいくつかのマンションがあるのみ)という状況だったが、気付くと大規模なマンションが一つ建設中だ。14階建かな。その建設中のマンションのモデルルールが研究学園駅の前にあった。実はどこのモデルルームかもわからず、ホテルに早めに入ったので、気まぐれで立ち寄ってみたのだが。まあ、豪華な感じだった。最近こういう夢のような場所に行くことはなかったので良い刺激になった。
  • 昔、つくばに土地を買おうと2年ぐらい不動産屋さんと付き合っていた頃を思い出した。昔みていた家やマンションの間取りとかなり変わっている。いろいろなものを見るとそれだけで勉強になる(現実を思い知らされるということを含めて)。