月曜日, 3月 31, 2008

宝地図

  • ふと目にした文章に「宝地図」というのが紹介してあった。自分が実現したいと思っていることを形にして目に付きやすいところに飾っておくというものだ。具体的には、次のようにして「宝の地図」を作っていくそうだ。
  • 1枚のコルクボードの中心に自分の写真をピンで留める。
  • 感謝の気持ちを手書きしてピンで留める。
  • 具体的な絵や文字を手書きしてピンで留める。
  • ざっとこんな感じで作っていくのだそうだ。なるほど、自分の探している夢がこれだと思う写真や絵、言葉などを見つけること。それを何度も目にすることで、改めて自分の中に眠っている「夢」を浮かび上がらせることができるのかもしれない。おそらく、このようにしてまた浮かび上がってきた「夢」をまた、新たに形にしてまた新しい宝の地図を作っていけば、どんどんこれだという方向、「宝」が明らかになってくるのかもしれない。
  • 自分の心や直感の声を聞くこと、かすかな声を聞き逃さないこと、外のノイズにかき消されないようにすること。こういうことを実践する一つの方法なのかもしれない。

日曜日, 3月 30, 2008

就職の時期こそ本を読んで欲しい

  • シュウカツ(就職活動)真っ最中の長女が内定をもらったとの報告で帰ってきた。
  • 夕方に帰ってきて、家族で食事をとってそのまま下宿先に戻ってしまうとは忙しいことである。内定は一つではないようなので、まだ懇談会等に出てこれから考えるようだ。まあ、元気で大学の研究室に出、東京、大阪と就職試験に動き回っているようで張り合いをもっている。親としては、もっとじっくりやった方がいいのではないかと思わないでもないが、精一杯行動していることに小言をいうわけにもいかない。励ますことができるだけである。
  • 就職する時期が自分の生き方を考える時期ではないかと思う。今考えていることが、2,3年後に振り返ってどう変化しているか、その頃に聞いてみたいものだ。また、食事をしながら、一緒に話していた妹達はどんなことを思っているのだろう。
  • 私は、大学を出てから5年間大学院に行ってから、企業に就職した。大学にいる頃は研究者になるつもりでいたが、OD(オーバードクター)が溢れている周りを見て方向転換した。企業といっても研究所なのだが、そのころは、研究者の世界からビジネスの世界に出るのだという緊張があったものだった。城山三郎の企業小説を真剣に読んだ。
  • そういうことを考えていたせいだろう。昼過ぎの散歩に出たとき、新潮文庫の新刊「本当に生きた日」(城山三郎)を買った。

土曜日, 3月 29, 2008

これまでイタリアンを食べていなかった両親

  • 私の両親と嫁さんと次女でイタリア料理店、ロッソ(豊中ロマンチック街道店)で昼食。
  • 久しぶりで私の両親が家に来るというので、イタリア料理のお店を予約した。パスタやピッツァは好みかどうか?それが少し心配であった。両親は朝食はパン食だし、麺類は好物だし、大きな問題はないとは思ったが、父親は洋食よりは和食が好きだ。
  • さて、テーブルについて注文。ランチをパスタにするか、ピッツァにするか?両親とも、どちらでもよいという。好きなのはどちらと聞いたら、実はピッツァをほとんど食べたことがないことが判明した。われわれ夫婦には驚きであった。
  • 両親ともよく旅行している方であると思うが、ほとんど和食を食べているようだ。普段の食事も和食が中心。朝食はパン食だが、いつも食パンだ。イタリアン等は食べたことがないという人は両親の世代(80才前後)では多いのかもしれない。父親の話によると、以前に同年輩の人、数人とレストランでピッツァを食べることになったが、どの種類にするか決める段になって、食べたことがないため皆見当がつかないということがわかったそうだ。---で結局、父親は多少ともなじみのあるパスタ、母親はピッツァを注文した。母親もピッツァはあまり食べたことがないが、この機会に食べたいとの希望であった。
  • 5人の注文したピッツァ(2種類)とパスタ(2種類)を、シェアして皆ひととおり食べた。両親とも、ほぼ全種類、口にあったようだ。やはり嫌いじゃないんだ。
  • われわれ夫婦も年をとるたび、新しいモノにチャレンジする機会、気持ちが知らず知らず減ってきて、同じようなものばかり食べるようになるのだろうかと話し合ったものだった。

金曜日, 3月 28, 2008

人を元気にする心理学

  • 筑波出張から戻る。
  • 筑波では桜が丁度咲き始めたところだった。帰りはもうくらかったので大阪で桜が咲いているか見なかった。数日見ていないから、どうなっているだろう。
  • 出張中に読んだ本、「上司は部下を育てるな」(中島孝志)に面白そうな本が紹介してあった。心理学の本だが、分析するだけではなく、人を元気にする心理学。ビジネス現場でとくに上司が使える理論だそうである。
  • アルバート・モリスの「論理療法」とウィリアム・グラッサーの「現実療法」の2つ。また、読んだら感想を書いてみる予定。

食べ物のことを話して地が出る

  • 昨日パソコンがなかったので、ブログを書かなかった。あまりたいしたことを覚えていないので、TV番組のことでも書く。
  • 泊まったホテルでTVを見ていたらとんねるずの番組の「食わず嫌い」をやっていた。郷ひろみvs福原愛。愛ちゃんは郷ひろみの英語の発音がかっこいい、おすし屋でまずお刺身を出してもらうのがかっこいい、と何でも「かっこいい」を連発していた。そのくせ、都合の悪い質問はさりげなくシカトしていた。そういう年頃の普通の女の子だった。
  • 郷ひろみは、飲み会に出席した人全員のタクシーを拾ったそうだ。郷さんはほんとに優しい人なんだ。「気が弱いけど素敵な人だから~~」というのは、郷ひろみのことを歌った歌詞との話があったことを思い出した。

水曜日, 3月 26, 2008

浜松町で食事

  • 浜松町で夕食。この前、モノレールビルの1Fのとんかつ屋さんに入ったが、この日記を書くときにWebでとんかつ屋の名前を調べた時に、「竹はし」というとんかつ屋さんが出てきた。
  • 今日もとんかつを食べたい気分だったので、さっそくこのお店へ。こちらのお店はモノレールビルにつながっている隣のビル(世界貿易センタービル)の地下1Fにある。この店で一番お安い「チキンカツ定食」800円を頼んだ。
  • この値段で、しっかりしたおいしいカツがいただける。京都で下宿していた時にチキンカツを良く食べていたことを思い出した。いつか昔の京都で食べたお店のことを書いてみよう。今日思い出したのは「千里」というお店。
  • 話が横にズレた。竹はしのメニューはだいたい1000円前後。他に、ミンチカツ定食、850円やロースカツ定食、950円などが100円以下。ヒレカツやミックスフライ定食が1000円を少し超えたぐらい。
  • これまで食事はたいてい、モノレールビルで済ませていたが、貿易センタービルにも手ごろな店があることがわかった。これからは、焼き魚定食はモノレールビルでよいが、他のものを食べたい時は貿易センタービルを覗いてみよう。

火曜日, 3月 25, 2008

新しいツアービジネス

  • ガイドと一緒に観光名所を走ってめぐるというビジネスがヨーロッパにあるそうである。「サイトジョギング」と呼ばれているそうだ。
  • なかなか面白そうだ。海外旅行でバスで観光地に連れて行ってもらっても、バスにのって眠っているうちに急に絵葉書などで見覚えのある観光地に着いてしまい、夢見心地のまま急いでガイドさんの後について歩き、集合時間に遅れないようにバスに戻るといった旅行では、実感に乏しく本当に行ったという気持ちが持ちにくい。せっかくはるばる来て、もったいない気がする。自分の足で歩いて、途中の道で地元の人に道を尋ねたり、町の空気を感じながら目的に着いてこそ喜びも増すというものである。
  • 知らない土地で地図を頼りに歩くのは面白いが、距離感がつかみ難かったり不安もある。その点でうまく導いてくれるガイドがいてくれるといいに違いない。
  • 機会があったら、そういうサービスを使ってみたい。日本の観光地でも歴史を教えてくれたりしてくれると面白いだろう。
  • もっとも、サイトジョギングよりサイトウォーキングのほうがありがたいとも思う。

月曜日, 3月 24, 2008

ミッション、パッション、ハイテンション

  • 日帰りの筑波出張。昼食は時間がないので、浜松町のモノレールから降りてそのまま1Fへ降りたところで。いつも、定食屋さんに入るが、ふととんかつが食べたくなって、階段を降りた正面にあるとんかつ屋(とんかつはうす)さんに入った。カウンター10席ぐらいとテーブル4人がけ、2つの小さな店だ。ここは始めてなので、一番安い(多く出ている)トンカツ定食、750円を頼んだ。この値段だから肉は薄いが、目の前で揚げたのがすぐ食べられる。
  • 行きの飛行機で「働く気持ちに火をつける ミッション、パッション、ハイテンション」(齋藤孝)を読んだ。
  • 仕事に取り組む姿勢について書いた本。今、次から次へと大量の著作を生み出している氏のどこにその原動力があるのか?いつも上機嫌で、にこやかな齋藤さんをTVで見ているが、この本を読んで、その底に強いパッションが隠れていることがわかった。
  • 予備校に通っていたときの絶望感、「私を認めようとしない世間が、こうやって私を死に至らしめようとしている」、大学の就職試験を受けるときの情けない気持ち、これらの青年時代の呪いを日々強く思い返して仕事に望んでいる---、とは。
  • 大量の仕事をこなしつつも、まだまだやり足りないと感じるのは、こういう受難をパッションに変える技を会得したからだという。齋藤さんは100歳ぐらいまでは、仕事に転化するパッションがあるというが、自分も「先生は、世間は、会社は間違っている。このー、ちくしょう、どうして」という思い、呪いは一杯ある。齋藤さん流に考えれば、負けないぐらい、パッションがあるはずだ。

日曜日, 3月 23, 2008

うどんの硬さ

  • きょうのうどんは塩水15%で作成。
  • 塩水の濃度が濃くなるほど、小麦粉に混ぜてこねるときの硬さが硬くなる。15%だとかなり硬い。かまたけでは平均15%ということが本にかいてあったので、やってみた。
  • これまでの経験から塩水の量が少ないとこねられないから、中力粉1Kgに対して水500mlとした。
  • 出来上がりはまあまあ。かまたけで一度食べたときはもっともっちりしていた。これは、あまり水で締めないで、釜揚げに近い状態なのではないかと推察したが、どうだろう?

土曜日, 3月 22, 2008

「ウェブ時代 5つの定理」にとりあげられた名言

Get a job where you can observe how the world is developing so that when the next big thing comes along, you'll be in a position to see it.―Roger McNamee
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma─which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others・opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.──Steve Jobs
  • こ れからの大変化を見定め、自分にできることをするには、「自分の内なる声を聞き、心や直感に従う勇気を持つこと」。企業のトップが上からの物言いではなく てこういう言い方ができるのがシリコンバレーのすごいところだ。この言葉が出てくるスタンフォードのスピーチをYouTubeで見つけたので、載っけてお く。
  • Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピー チ(2)

金曜日, 3月 21, 2008

女子フィギアスケート世界選手権を見て

  • フィギアスケート世界選手権の女子のフリーの演技を見た。浅田真央選手の優勝で終わったが、浅田選手の演技は、転倒から始まる波乱であった。ジャンプに入るところで完全に滑ってしまった大失敗で始まり、その後立て直す等、見たことがない。また、建て直したとしても、1位に入ることなど考えられないことだろう。
  • 浅田選手が、他の選手と比べてよほど高みを目指していることがよくわかった。冷静さを保てたことの一つの原因は、失敗の後でも失敗を含めてどこまでできるか、まだまだ完成させたい高みを目指している途中との気持ちをもっているからではないかと感じた。こういう気持ちでも一番であったのではないかと思った。
  • しかし、韓国の金選手も痛みが残った体調万全でない状態であれだけの演技をするし、中野選手はノーミスで最後を決めるとは、去年までと比べてすごい成長だと思う。スタンディングオベーションで迎えられ、一流選手の仲間入りである。コストナー選手もこれまで、いいところで失敗する気持ちの弱さを克服しつつあり、ジャンプでぐらついても決して転ばなかった。女子フィギアスケートはどんどんレベルがあがっているようだ。

木曜日, 3月 20, 2008

昼食、「モード和食 笹」ハービスPLAZA ENT店

  • 夫婦で梅田に買い物に。ついでに昼食も食べようと次女を連れて出かけた。最近、アルバイト先の人とときどき梅田界隈で昼食をしている嫁さんのおすすめで「モード和食 笹」のハービスPLAZA ENT店へ。
  • おしゃれなお店がならんでいるハービスエント。この店はひときわ豪華なエントランスである。メニューをみるとランチとコースがあるようで、コースは2000円台、3000円台、5000円台とあるらしい。ランチは「大名行列笹一式」、1365円となっているのでそれにしようと入ってみた。
  • まず前菜として小鉢のさわらがでてきた。軽く酢でしめてあるようだ。ついで小鉢が7つ、「ベルト」のような長い器に載せられて出てきた。テーブルの全長の7割ぐらいの長さはあるだろうか。3つ載せると、互いに重なり合って3列ベルトが並ぶ。ご飯は五穀米。器はいずれも素朴な感じのしっかりした焼き物であった。最後にデザートもでてきた。いずれも小ぶりだが、1365円でこれだけの品数をだすのは大変なはず。舞台のようなキッチンで準備が進むのを眺めることができるが、大忙しだ。
  • バイキングスタイルの和食もよいが、このようにきちんとセットされた小鉢で食べるほうが落ち着いてよい。手軽にこのような昼食が食べられるとはいい店を知ったと思う。
  • 最初には気付かなかったが「笹の城」というランチもある。これは青っぽいタワーのような、階段のような細工をした台?に皿が数個載っている。これは1890円。嫁さんと今度はそれを食べてみたいねと言い合う。

















奥に見えるのがベルト状の器に載せられた小鉢の料理。大名行列のようににぎやかだ。縦に置くには長すぎて、2列重なっている(ほんとは3列めが奥にもある)。


















デザート。この値段で、この皿をサーブするのは大変だ。働いている人はすごく働いた感があるのでは?

水曜日, 3月 19, 2008

久しぶりの宿泊出張

  • 東京だろうが、筑波だろうができるだけ日帰り出張にしている大阪在住の私。
  • 久しぶりに2泊の筑波出張だった。初めてのホテル(ホテルベストランド)に泊まって、朝ほとんど人のいない駅前の公園を歩いて、目指す方向への道がまだできておらず引き返した。昼にもあまり散策したことのない公園を散歩した。
  • また海外からのお客さんと1.5時間ぐらい研究所の紹介等でお話した。本当に久しぶりに英語を使って、やはりどうしても考え考えしゃべる感じになる。
  • 帰りの飛行機では「誰も知らない世界と日本のまちがい」(松岡正剛)を読む。松岡さんの著書はこれまで読んだことがなかったが、なかなか面白い。松岡さんは「編集工学」というものをやっておられるそうだが、モーラ(網羅)に狂っているビョーキみたいなもんだと自嘲するような言い方で表現されているが、「情報を集め整理する」とは、Googleと同じような発想を以前からもたれていたということか。
  • ちょっといつもと違った2日間だった。

火曜日, 3月 18, 2008

筑波のホテルベストランド

  • 筑波には何度も来ているが、初めて利用するホテルベストランド。去年の11月にオープンしたばかりの新しいホテルだ。筑波エクスプレスの終点の一つ手前、「研究学園」駅のすぐ隣にある。
  • 部屋に入ってみて、まず感じたのがブルーウェーブイン浅草と似ているなと思った。新しいホテルはこのような感じが多いのか、たまたま似ているのかわからないが、雰囲気が似ている。窓のロールスクリーンが同じではないかと思う。
  • 部屋はベストランドの方が少し広いようだ。またお風呂も大きい。
  • 部屋に関しては非常に良いと思うが、問題なのは近くに店がないこと。コンビニも見当たらない。ホテルの問題ではなく、筑波エクスプレスの駅の立地の問題だ。終点の筑波はともかく、守屋から筑波の間の各駅は人家のないところにある。
  • 晩ごはん、朝ごはんはホテルでとるしかないかと思っていたら、近くにスーパーがあると教えてくれた人がいた。ホテル、駅からはよく見えないが、3、400mぐらいのところに「とりせん」という大きなスーパーができていた。正面が駅と反対の方向を向いているため分かりにくい。さっそく、早めにホテルに戻って夕食と明日の朝食を買ってきた。これで、大きな欠点はなくなった。ホテルベストランドは筑波でお勧めのホテルだ。

月曜日, 3月 17, 2008

秋葉原の「魚がし日本一」

  • 夕ご飯は秋葉原の「魚がし日本一」で食べた。
  • 秋葉原では以前にヨドバシカメラの上にあるおすし屋で食べたことがあるが、あまりいい印象ではなかった。駅から近くで他にないかと思っていたら、ウェブで安くて好きな店という紹介があったのでいってみた。
  • 立ち食いでカウンターだけの小さな店だ。確かに安い。2貫で75円、100円の種類が多く、ネタも悪いと思わなかった。巻物もきっちり巻いたものを手渡ししてくれる。梅しそ巻きは150円だった。高いものでも200円ぐらいではないだろうか。
  • テーブル席ではなく、握ったそばから食べるカウンターなのでごはんもやわらかめに握っている。おすしはこういう感じでちょっとつまむのがよい。ビールも飲まず、まあまあしっかり食べたが1300円ほどだった。また、よってみようと思った。

日曜日, 3月 16, 2008

YouTubeで古いTV映像も見れたらいいのに

  • このごろはサッカーの試合を見損なった時など、YouTubeで検索すると、試合のダイジェストがアップされていたりする。大変便利だ。
  • 今日の朝日新聞朝刊でネルソン吉村(吉村大志郎)氏の話が載っていて、懐かしく思い出した。ヤンマージーゼルの黄金時代、釜本とコンビを組み活躍していた。その頃は海外のチームと試合をすると力の差を痛感したものだった。いまなら、テクニックとかフィジカルというところだが、よく個人技という言葉を使っていた。吉村氏が日本国籍をとって、全日本に入ってから、海外の選手をスコッと抜き去っていたのを見て感激した。フィジカルでは上回っていなくても個人技でぬきんでていた吉村氏が日本のプレーヤーに与えた自信は計り知れないと思う。今、解説でよく出ている金田氏が登場したぐらいから、純粋な日本育ちでも十分テクニックが優れた選手が出てきたと思うが、金田氏のプレーを見て吉村氏に匹敵するプレーヤーが出てきたと思ったものだった。ヤンマーには、バックスにもブラジルのカルロス選手がいて、大変手堅いプレーをした。キックはほとんど右足で右足専門の選手だった。右のバックスだったが、あるとき左側をオーバーラップしてセンタリングするとき、わざわざ右足のアウトサイドでセンタリングしたのにはびっくりした。それも下手な左利きのウイング(このポジション名も今はあまり使わないが)よりいいセンタリングだった。
  • そんな映像が頭をかすめ、早速、YouTubeを見てみたが見つからなかった。当然といえば当然だが、がっかりしてしまった。
  • (夕食)ご飯、スモークサーモン、ベビーホタテ、ポパイ(ほうれん草、豚肉、卵、野菜炒め)

花開く前の時期

  • 昨日は散髪をして、その後1時間以上散歩した。
  • 今頃が一番散歩には適した季節かもしれない。暖かくなってきているが汗をかくほど暑くはならない。これからいろいろな植物が花を開く準備を始めている気配がうっすら感じられる。歩きすぎて少々疲れた。
  • 3月14日付けの「BTJ/RNAi/Update/Mail」で宮田さんがiPS細胞とRNAの関係について述べられているが卓見だと思う。
  • 初期化のために3つの遺伝子が不可欠であるといった議論が進んできましたが、本当はもっと多種の遺伝子の発現調節が初期化や分化に必要なはずで、今後は1種のmiRNAで300種以上の遺伝子の発現を調節すると言われているmiRNAに、細胞分化や初期化の研究の焦点が当たってくる
    可能性濃厚
  • と述べられているはまったくその通りと感じている。それがmiRNAといわれているが、私はもっと柔軟に考えたほうがよいのではと想像している。snoRNAの中にも候補がいるのではないか。small RNAの中の種類とその役割については今後も発見、整理が続くであろうから、そこは今の段階ではどうでもよいと思うが---。

金曜日, 3月 14, 2008

玉ひでで昼食

  • 朝から東京出張。お昼に、時間があったので一度行きたいと思っていた「玉ひで」で親子丼を食べた。
  • 古いがしっかりした作りのお店だった。12時30分頃に店の前に着いたら長い行列だった。店の前に10mぐらいの列があり、隣との境のところで折り返していた。これは時間がかかるなと思ったが、10分くらいで中に入れた。
  • 中に入ったら玄関に上がったところから廊下にまた列が---。列の横にカウンターがあってそこでチケットを買うようになっていた。列に並んだ人はテーブル席で、個室のお座敷の人は並ばずに入ってくださいということだったので、テーブル席は玄関から上には上がらないのだろうと思っていたが、テーブル席といっても畳に座布団だった。
  • テーブル席で頼めるのは「とく親子丼」「元祖親子丼」「極上親子丼」の三つ。軍鶏を使っているのは「元祖親子丼」と「極上親子丼」で、「とく親子丼」は親子丼に適した鶏を使用しているとのこと。せっかく軍鶏を食べさせる店にきたのだからということで同行者3人とも、「とく親子丼」より500円高いが「元祖親子丼」、1300円にした。
  • 丼は大きな器に入ってきて薄いご飯の層の上にしっかり親子丼の具が載っている。卵がおおくてだしがおいしい。軍鶏は美味しいと思った。特別な料理ではないが、なんとなく食べたくなるというのが親子丼だ。年配の女性が多いようだが、若い人もかなりいた。中には、スーツケースを引きずりながら列に並ぶ人も。きっと羽田から直接、この店にむかったに違いない。何度も来る人が多いのだろう。

木曜日, 3月 13, 2008

北の家族十三店

  • 同期のメンバーが会社を去ることになり、送別会。十三の北の家族。
  • 同期も数が少なくなった。いろいろな部署の最近の様子を聞くよいチャンスだが、送別会が多い。
  • 明日は東京出張。朝早いのでもう寝ることにする。

水曜日, 3月 12, 2008

パラダイス鎖国って

  • 最近、日本が海外からおいてけぼりを食らっているという論をよく目にする。
  • 曰く、外国人投資家が日本株を売っているため、サブプライムローンの被害が少ないはずの日本の株価が下がっている。ヒラリークリントンの政策には日本に対する言及がない。携帯電話は日本のものが最も機能が高いはずだが、海外には進出できず(せず)、アメリカでヒットしたiPhoneへの期待の方が高い、等--。
  • もっともっとあるだろうけれども、思いついたものだけ。高度成長の頃は、日本は世界に出ないと食べていけないとかいって、必死に輸出をしていた。商社マンは海外での販路を必死に開拓した。しかし、このごろは日本人は相変わらず自分達のことを卑下するようなことは言っているが、自分達に自信がでてきたことは間違いない。本当は海外にあわせようという気はなくてある程度自分達の達したところに満足しているような気がする。東京には世界中の料理が揃っていて、世界一バラエティに富んでいて美味しいものが食べられるもんねとか、やっぱりトヨタは強いもんねとか。
  • われわれ日本人の感覚では、スティールパートナーズなんかは、長期的に経営にかかわるつもりもないから彼らが株を買えないようにするのは当然とか、デイトレーダーはバカで無責任とか、わからないわけではないけれど。でも詳しいことはわからないが、そういうのもは倫理的によろしいよろしくないの問題ではなくて、ルール違反かそうでないかの問題では、ほんとにそういう対応でいいのと言う気もする。
  • そんなことを漠然と考えていたら、「パラダイス鎖国」(海部美知)という本に、そのあたりの問題意識がドンズバリで書いてあった。もとはブログに書いていた意見を本にまとめられたらしい。この問題について書かれた頃からブログが爆発的に読まれたそうだが、むべなるかなである。

火曜日, 3月 11, 2008

飲み会は楽し

  • プロジェクトのお祝い会。十三がんこ本店。
  • 今日のグループはリーダーの性格の反映か、陽気で元気。次のお祝いの予定で盛り上がる。面白かったのは、サイクリングで紀伊半島を走ろうと計画している話。次のお祝いではライブをやろうとの話。
  • ギターやドラムの経験者でやりたいという人がいる。誰でも参加歓迎。参加する人のみで聞きたいお客はいないだろうとの冷やかしにもめげず、最後まで、やろうとの声あり。
  • どうなるかわからないが、先のお楽しみだ。

月曜日, 3月 10, 2008

変化の兆し

  • もうすぐ4月である。やっと暖かくなってきたことを実感する。同じような日々が続くように見えながら、日々、変化の準備をしていることを実感させられる。
  • 先週、送別会をしたところだが、今週も送別会がある。また、4月末には仕事をしている現在の部屋の引越しがある。すぐ隣の建物に移るだけだが、それでも移動は大仕事である。多くの時間をすごしている会社での環境が大きく変わることだろう。
  • それだけではない。先日長女が、下宿を始めたばかりだが、4月からは次女が大学生となる。今のように子供がべったりと家にいるのはほんの数年、へたをするともっと早いかもしれない。
  • そのような変化にどれだけ準備しているか。自分が本当に求めているもの内なる声をしっかり聞いておくこと。じっとしていないで、それを探し回っていることだ。気がついたら周りがすっかり変わってしまって、ある日突然変わってしまったと気付く。そのとき、自分の探しているものが近づいていると感じたいものだ。

日曜日, 3月 09, 2008

魔法にかけられて

  • 家族でディズニー映画「魔法にかけられて」の先行上映を見てきた。
  • おとぎ話のお姫様がニューヨークへ来たら、という設定だ。いろいろな童話の設定を自由に使って、楽しめる映画だ。ニューヨークが舞台なので、「王子様と幸せに暮らしました」というふうに単純ではないが、シンデレラの話を拝借したりしておとぎ話らしい結末だと思った。
  • 一番の見所は、ニューヨークへお姫様(ではなくて王子様と結ばれるはずの人)が来て巻き起こす騒動。お姫様は森の動物達と同じように、ニューヨークの動物達とも仲良しだ。彼女が歌えば、動物達は彼女のお友達。何でも彼女のお手伝いをする。動物だけでなく、周囲のお年寄りも、子供も、離婚調停中の人であろうが、楽しい気分にして、気持ちが前向きになる。
  • 夢の世界に生きているだけでない。ドレスも一晩で作ってしまう生活力も抜群、人の話もよく聞いて同情して行動する人柄もよい。ディズニーは現代のお姫様を作り出すことに成功したようだ。

土曜日, 3月 08, 2008

シリコンバレー在住のブロガー

  • 最近は面白いブログを探して読むのが楽しみになっているが、いつの間にかシリコンバレー在住の日本人のブログがいくつかできてきた。
  • Life is beautiful」(中島聡氏)、「My Life Between Silicon Valley and Japan」(梅田望夫氏)、「Tech Mom from Silidon Valley」(海部美知氏)等。
  • ときどき見ている「池田信夫blog」に、「パラダイス鎖国」(海部美知著、3/10発売)の本が紹介されていて、その帯に梅田望夫氏と池田信夫氏が写真で登場しているところが載せてあって驚いた。
  • 全然別のブログとして読んでいたのが、これらの人は深いつながりのあった人達であったのかということに突然気がついたからである。
  • これまで、そういう世界に疎かったからにすぎないが。ブログを使いこなしている人達が多いITの世界ならではともいえる。自然科学の世界(分子生物や薬学)ではブログを書いている人の割合はそう多くないかもしれない。それでもこれからは、ああこの人はこういう専門でこういう人とつながっているのだと体験することが多くなるのではないか。

金曜日, 3月 07, 2008

食事をするなら梅田より福島

  • 転勤になる友人の歓送会。
  • 送られる友人の希望で、福島へ。岩田屋という格調高い、いかにも古くからある割烹の店。
  • 正解であった。いつもは、梅田や十三のお店ばかりに行っていたが、リーゾナブルな値段で、きちんとした料理をいただいた。お刺身、茶碗蒸し、てんぷら等、オーソドックスなメニューのみで、ちょっ変わったものと言えば、最初に出てきた先付けくらいか。それでも、久しぶりにオーソドックスな日本料理をゆっくり食べたような気がする。
  • 典型的な和室。旅館の部屋のような感じもする。お客が少なかったせいもあるが、静か。ベテラン社員ばかりが、久しぶりに最近の会社は---という熱いトークを繰り広げた。
  • 福島の食事処を探してみると面白そうだ。

木曜日, 3月 06, 2008

クリントン対オバマ

  • オバマ旋風が吹いてきたとTVの報道を見ていたものにとっては、クリントンが巻き返したという印象の3/4の結果だった(テキサス、オハイオ、ロードアイランドでクリントン勝ち、バーモントはオバマ勝ち)。TVの報道も何か静かになってしまったようだ。
  • ヒラリー大逆転の原因となったCMはこれだと「溜池通信」で紹介されていた。
  • 題して、「午前3時、あなたの子供は安全に寝ています」
  • このCMは要するに、「オバマみたいな未熟者にホワイトハウスを任せると、危険なことがあるかもしれませんよ。何しろ物騒な世の中ですからね」というメッセージである。溜池通信では、彼女は勝つためには何でもする、とこの手法を嫌っている。
  • このCMを見て、アメリカの選挙はすごい、ほんとに頭がいい奴が作っているなあと感じる。でもやっぱり、私も溜池通信と同じく「対立から融和の方向を目指している」オバマに分があるのでは、という気がする。

水曜日, 3月 05, 2008

すぐその場で15分の話ができる能力

  • ヤマヒロのアナPod Cafeでは、放送の原稿はないという。これだという話題を携帯電話にメモしておいて、放送2,3日前によさそうな話題を選択するのだそうだ。一緒に放送していた藤本景子アナが「こないだなんか、メモを忘れたきたといってその場で思いついた話題で放送したので、感心した」といっていた。一回の放送は大体15分くらいだから、即興で人を楽しませる話を15分間できる能力を山本アナウンサーは持っていることになる。
  • 自分には、多数の人を楽しませる話を即興でできる自信はない。しかしブログを書くことで、即興で文章を書く力は少しずつ鍛えられていくような気がする。ブログを書いていると、だんだん自分のもっとも興味をもっていることは何かということを意識するようになってきた。自分で前に書いたことより、こっちのほうがもっと面白いと思うことを探して書くようになる。自分のブログの題名だけみていても自分の興味のありどころがわかり面白い。また、題名からだけでも、そのとき興味を感じた感覚がすぐよみがえる。こういう話をうまくまとめておけば、15分の話ができるようになる---かもしれない。

火曜日, 3月 04, 2008

グーグルが医療分野に進出

  • 詳しく知らないのだけれどグーグルが医療健康分野に進出すると発表したらしい。
  • グーグルの第一倫理は「邪悪であってはいけない」だそうだから、良いことを目指せば「健康医療」にむかうことは自然だろう。どんなサービスを目指すのか、これから明らかになるであろうが、グーグルのサービスと相乗的なサービスを考えていくというのが面白いだろう。
  • (夕食)親子丼、豆腐、はるさめサラダ

月曜日, 3月 03, 2008

朝と夜の感性

  • メールを見ると、朝に自分のプライベートアドレス宛にかいたメールがある。朝の感性で書いたものだ。
  • 昼の会議でああしよう、こうしよう、どうしよう、と議論し考えて、まあ、こんなところかと手をうった後、やはり、感じ方が変わっている。無邪気にそのアイデアは面白いと楽しんでいる余裕が少なくなっている。
  • 土日で、会社に縛られずにいると少しは発想が自由になるようだ。平日でもうまく気分転換したいものだ。これから風呂に入ってゆっくりしよう。

日曜日, 3月 02, 2008

自分は何物か思い出すこと

  • 「ウェブ時代5つの定理」(梅田望夫)を読んでいる。どこかで目にした、読んだ気がする文章が出てくるが、これだけ集められると圧巻である。この本で梅田さんが、アメリカで最初にした仕事がアップルの仕事だったことを始めて知った---なるほど、そうだったんだ。 先ほど読んだSteve Jobs言葉で10年前のことを思い出した。
  • (p153)  When I got back, Apple had forgotten who we were. Remember that“think Different”ad campaign we ran? It was certainly for customers, but it was even more for Apple. That ad was to remind us of who our heroes are and who we are. Companies sometimes do forget. Fortunately, we woke up. And Apple is doing the best work in its history.──Steve Jobs
  • 1997年、4月から私はUniv. of NorthCarolinaにVisiting Scientistとして留学していた。アメリカでは若い人も株を買っているのだと聞いていたので、研究室で一緒に仕事をしているテクニシャンの女性達に聞いてみた。「私はそういうのは苦手」と言う人もいたが、小額、お小遣い程度に持っている人はたくさんいた。またもってはいないが興味をもっている人が大半で、さすがにアメリカは違うと思ったものだ。
  • うーん、わかってると思ったのは、「マイクロインジェクション」を受け持っている背の高い女性、Kに聞いた時だ。「アップルの株はどう?」と聞いてみた。その頃は、アップルは生き残れるのか、CEO探しに難航しているらしいと噂されていた時期だ。「そうね、CEO次第ね」と、さらりと答えた。ボス(Oliver Smithies)はマックを喜んで使っていたが、ラボの多数派はWindowsだった。彼女も、アップルファンというわけではなく、冷静に見ているという印象だった。彼女も私も、そのCEO次第でこんなにも状況が変わるとは、まったく予想していなかったのは同じだったろう。
  • その後の、”Think different" Campaign。次の年、残念ながら日本に帰って日本で接することになったのだが--。あれは、自分達が何者か思い出すように、アップル自身のためにやっていたのだとは、深く納得できる話だ。
  • あのときのJobsのように、本当に大事なもの、「自分(達)は何者か」を思い出すこと。そこに戻ればこの道を進んでいいのかわかるはず。

土曜日, 3月 01, 2008

うどん三昧

  • だいぶ暖かくなったので、今日は遠くまで歩いた。服部駅前まで歩いて、「のせや本店」という、うどん/そばとお寿司の店に入ってきつねうどんを食べてきた。このお店は古くからの老舗の食堂という感じ。お寿司も箱すしや巻き寿司等が得意のようだ。もちろん握りもあってカウンターもある。一度入ってみたかった。まったく予想していたとおりの懐かしい感じだった。うどんは純大阪風。つまり、麺はやわらかく、こしはない。だしはすこし甘くて おいしい。きつねには甘辛いだしがしみていてこれがうまい。ここはお寿司を食べるのがいいかもしれない。箱寿司を食べてみたい。丼ものなどもよさそう。あとからきた常連さんらしい3人ずれは盛り合わせ(うどん小と巻き寿司等、バッテラも入っていたかな)といって頼んでいた。この店らしいメニューと言う感じ。
  • 家でもうどんを打って食べた。冷たいうどんにして、この間買ってきた鎌田の「うどん醤油」をかけた。なかなかいい。味はほとんど同じだが、「うどん醤油」は「だし醤油」とくらべると塩辛さが弱いようだ。だし醤油だとたくさん食べるとどうしても塩辛さが残るが、こちらの「うどん醤油」のほうがいいんじゃないかと思った。