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できる人のノート術
- 「できる人のノート術」(樋口健夫著)を読了。「ノートをガンガン使おう。ノートの価値を見直そう」という著者の訴えを書いたものである。
- 樋口さんの考案されたアイデアマラソンを実行する「発想ノート」を如何に書いて使えばよいかという内容だと思ったら、それだけではなかった。これまで実行されてきた様々なノートの使い方を、詳しく紹介されている。例えば、商社マンであった樋口氏の海外赴任の際に、自分の必要としている内容に合わせて自分のノートに教科書を作ってしまうという外国語学習ノート、赴任者用のガイドブックの作成等である。これらは役に立つこと間違いない。私自身の経験では、1年アメリカに留学していた時、教授に革表紙の立派なノートをもらって、実験のアイデア、計画、結果すべてを書いたり貼りつけていたことを思い出した。教授はずらっとノートを並べ重要な発見の記録もここにあるのだと自慢していた。しっかりしたノートを残しておくことは大事なことだと感心したものだが、研究のみならず、生活や自分自身の考えを書きとめるノートを作っておいたらよかったと痛切に感じる。その研究ノートには研究内容のみならず、研究生活についてもいろいろ書き込み大事なものとなっていたのだが、「ノートは研究室のものだからすべておいていくのだ」と帰国する2,3ヶ月前に知りあわてたものだった。
- ノートの書き方を教えるという側面がこの本の特徴であると思う。子供さんの教育に力を注いだ経験を生かされ、アイデアマラソンの普及に力を注いでおられる活動につながっているのだと思う。このような情熱はすごいものだと感心している。
- 夕食:鍋(塩ちゃんこのだし、豚肉、白菜、水菜、しいたけ、エリンギ、油揚げ、豆腐、うどん)、--子供にこのダシ(塩ちゃんこのダシ)が好評だった。
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