日曜日, 10月 29, 2006

そこまで言って委員会

・テレビで活躍の橋下弁護士は、むろん知り合いではないが、高校の後輩に当たる。無名の弁護士であったが、ラジオに出演したのがきっかけでテレビに出演するようになり紳助やたかじんに使ってもらい売れっ子になった。氏のいいところは、弁護士であり法律の知識はしっかり持ちながら、インテリぶった感じではなく、一般人の目線で意見をいうところにあると思う。氏の意見を聞いていると、高校の頃の友人の話を聞いているような「ああ、そんな言い方よく聞いたことがある。そんな考えを言い合った覚えがある」というような感覚をもつことがある。意見も私と近いことも多いのだが、彼の実利的な考え方(大阪的でもある)が私の感覚と少し違うなと気づいたことがあった。
・今日の「そこまで言って委員会」では、教育問題に関する議論の際に「教養ではなくて、実用的な知識を身につけることが重要」との意見で、橋下氏、ざこば氏の意見が一致したのだが、その他の出演者からは「若い内に教養を身につけることが重要」と反発をかっていた。勝谷氏を始めとして、宮崎氏、三宅氏、金氏、いつもは意見の対立する田島氏までが口々に「若い時に、もっと--のことを勉強しておけばよかったと思っている」等と教育に対する思いを述懐していた。
・少し本題とはずれた話ではあったが、私が高校の頃、橋本氏、ざこば氏のような実利的な考え方をする人(できる人)を少々うらやましいと思ったことがある。私自身は教養を尊重する気持ちが強いが、そのために損をしているという気になることもあった。近視眼的、短期的に実利に走っても長い眼、高い見地に立てば良い事はないと思う気持ちは変わらないが、高校時代や、今日感じたのはどういうところからであろうか。また、いつか思い出したら、少し考えてみたい。たかじんや辛坊さんが教養と実利をどのように感じているかも意見を言ってほしかった。

・うどん、てんぷら(イカ、ちくわ)、回鍋肉

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