火曜日, 12月 21, 2010

年の瀬

  • 久しぶりに講演会に出た。ES細胞、iPS細胞に関する最近の情報を仕入れてきた。
  • 1年ぶりぐらいでその間論文を読んだりしていないものだから、かなり状況がかわっているように思った。
  • iPS作成の方法では、染色体にDNAを入れない方法が検討されているようだ。レトロウイルスを使わない方法として最近、RNAを導入する方法が報告されたという話を初めて聞いた。ハーバート大から報告されているようだ。効率がかなり悪いそうだが、RNAを使えばどうかというのは、私も考えたことのあることだから、興味がある。論文を読んでみたい。
  • 講演会では、iPS作成の方法だけでなく、分化させて治療に使う試みについての報告があった。脊髄損傷についての慶応大岡野先生の話では動物で、急性期の治療の可能性が示されてきているようだ。癌化が起ってしまうとの懸念については、数年前よりかなり進んで、テラトーマの形成は未分化の細胞を除けば、大丈夫との認識が出てきているようだ。
  • 品川で講演会に出た後、つくばに戻って部署の忘年会。「笠真」というお店。初めてのお店だったが、店主が研究熱心でなかなか面白かった。
  • 今日印象に残ったタベモノは、カチェカバロ(イタリアチーズ)と白いプリン。どちらも北海道でつくられたものだそうだ。今日は会話がはずんで写真を撮るのを忘れてしまった。

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