シェールガスというのは、石油に変わる有力なエネルギー源であるとは聞き知っていたが、開発がこれほど進み、大量にかつ安く供給できることを知って驚いた。この本に書いてあることはもっと広く知られなければならない。
以下自分のメモ
・シェールガスは既に普及し始めていて、最も進んだアメリカでは全エネルギー需要の1割を超えている。
・1kW当たりの発電コストは、石油は10円くらいだが、シェールガスは6円。太陽光発電で政府の買い取り価格である42円は、バカ高い設定で、新規参入者がたくさん入ってくるが、実用とかけ離れたところでの話になっている。
・エネルギーが安く大量に供給されることで、大きな変化が起る。面白い予測としては、「空の時代の到来」をもたらすことが挙げられている。
・日本は新しい時代にも発電に使われるタービンの技術等、技術力でリードできる。
エネルギー革命の進展について、これから敏感にならなければ。
0 件のコメント:
コメントを投稿