日曜日, 5月 26, 2013

Donato Enoteca (Redwood city, CA)

・出張でサンフランシスコに出かけた。現地に出向している研究者のS君に当地でよく利用している良いレストランということで連れて行ってもらった。

・リーゾナブルな値段で、リーゾナブルな量、素材の味を生かした味付け、メニューの種類は多くなく、特徴あるメニューがそろっているというのが私の感想。アメリカ的に量が多すぎたり、デコレーションが過剰というようなところは全くなく、質のよい料理を見合った盛りつけで出しゃばらず提供するという感じ。

チーズには杏のソースつき。右に見える緑色のソース
はパンにつけるもの。
・シャンパンを飲みたかったので、食前に適したものをグラスでお願いした。もってきてくれたのは、多分 ”Drusian Prosecco Brut Veneto”。大変美味しかった。

・パンには緑色のソースをつけて食べるようになっていた。どうもバジルとオリーブがはいっているよう。こういうのは初めてだが悪くない。

・出てきたチーズはブルーチーズ2種ともう一種類。1種類のブルーチーズはクリーム状。これが美味しい。

イカスミのパスタ
・ピザを頼んでみんなで分けた。生地はもちもちしていて、ふっくらしているが軽くて乗っかっている具の味を邪魔しない。これも好きな味だ。

・イカスミのパスタ、SPAGHETTI AL NERODI SEPPIA E BOTTARGA、bottargaで何かわからなかったが、今調べたらカラスミだった。これが$16だから、安いんじゃないだろうか?

・デザートはティラミスとパンナコッタをみんなでシェア。後、ラテを頼んだ。ここは、アメリカ的でなく、味も量も安心だ。
パンナコッタとティラミス

・トリップアドバイザーで調べたらここは、レッドウッドシティで127店中2位に入っていた!これまで、レッドウッドシティを訪問して何度もレストランに入ったが、ここは私の中ではNo. 1だ。




土曜日, 5月 11, 2013

台湾旅行3



  •  旅行から2週間近くたって、少々自分の中でも前の話になってきてしまうが、忘れないうちに書いておこう。 
  • 魯肉飯というのは、豚バラ肉を醤油と砂糖で煮込んだものをご飯にかけた丼だ。旅行に行く前に十分しらべなかったものだから、どこのどの店にいったらよいのか十分に情報がなかった。結局、ガイドブック「週末台湾!」で紹介されていた「台南滷三塊」というお店に行った。

  • この店は駅から少し離れており、MRTの石牌駅から歩いて15分くらいかかった。もっと行きやすい所にあるお店でよかったのにとも思ったがその分、ローカル感がたっぷりであった。  

  • 店内の座席と店の外の席があり両方とも一杯だったので外でしばらく待った。メニューはよく読めなかったが、ルーロウ飯(小)と空芯菜とビーフンを示しているであろうメニューを指差して、これは空芯菜か等と聞いた。頷いているようだったのでなんとか注文を完了し、しばらくすると注文したつもりのものがちゃんと運ばれてきた。日本人が来てくれたということであろうか、おばちゃんが豚バラ肉をおまけしてくれた。   
    一番手前が魯肉飯(小)(メニューには魯という字では
    なく滷という字が使ってある。その上は空芯菜の炒めた
    もの、その左はサービスでつけてくれた豚バラ肉煮込み。
    その上にあるのは確かビーフン。

  • 九份

火曜日, 5月 07, 2013

台湾旅行2

先の方を見てみると隙間
のないほど人が歩いている
のが見える。それが延々と
続いている。
  • 台湾で人の多さとか、活力というのを感じたのは夜市だった。士林(しーりんと読む)の夜市は交差する2つの道(文林路と基河路)の間に挟まれたところ(だいたい500mから1kmぐらいの範囲だろうか?)で店が並んでいる。常設店以外に屋台もたくさん出ていてさながらお祭りみたいだ。
  • 少々変わった形をしているMRTの剣潭駅(ドラゴンボールをイメージした形だそうだ)を降りると、若者達を中心に(年配者も子連れもいる)ぞろぞろと市のほうに歩いている。どこかサッカー場に向かう人達の列みたいだ。1、2分も歩いたらお店が並んでいる。狭い道は人でぎっしりだ。人混みの中を歩いて行列ができている屋台の饅頭を食べてみた。1個12元(40円足らず)と安いが美味しい。他にも2、3買ってみたがなかなか美味しい。 
  • ここの屋台が人気で行列が長かった。
    買って食べてみたら美味しくて行列の
    長さに納得した。
  • 士林市場という建物に入ってみた。地下は食道となっていてそこも人で一杯。これだけの人が毎日出てきている。毎日がお祭りみたいな感覚なのだろうか?
  • ツアーのガイドさんに聞くと、台湾では外食が基本。そのガイドさん(40台の綺麗な女性)この間珍しく夕ご飯を家で作ったそうだが、何と、結婚してからご飯を作ったのが3度目(!!!)だったそうである。だから(?)、台湾では物価はそんなに安くないが、食べ物は安いのだそうである。
  • 夜市についてはこのぐらいにしておく。
  • 魯肉飯、九份についてはまた。

土曜日, 5月 04, 2013

台湾旅行


  • 先週土曜日から4日間、夫婦で台北まで観光旅行をしてきた。
  • H.I.S.のツアーを利用したのだが、H.I.S.の勢いを感じた。手続きをすませたのが1週間前。ギリギリまで受付おり、またホテルや日程など選択の余地があるのはなかなかすごいことだと思う。円安で海外旅行から国内旅行に流れた人がかなり多かったのかもしれない。
  • 今回の旅行の最大の目的は食事だ。小籠包は美味しいとされる3つの店に寄ることができた。「鼎泰豊(101店)」「名月湯包」「京鼎楼」。簡単に印象を。
  • 「鼎泰豊」は日本でも有名な店で、京都の高島屋に入っているお店に入ったことがある。というかこれが小籠包という認識をもって初めて食べた小籠包がそこだ。本当は本店に行きたかったが、時間も限られているから、101タワーとセットでここに行くことになった(台北市内ツアーのガイドさんもこの支店を推薦していたこともある)。京都の店の味もよく覚えていないので比較することはできない。普通に美味しかった。
  • 次に入ったのは、101タワーから歩いて15分くらいのところにある「名月湯包」。旅行に出る前に読んだガイドブック「週末台湾!」に、鼎泰豊より美味しいと紹介されていたお店だ。いわゆる観光地からは少し離れているので、お店のあたりは歩いている人も地元の人ばかりという感じがした。店の雰囲気も地元のお店という感じがした。けれども、お客を見回してみたら10組くらいのお客のうち2組が日本人。壁をみると、「るるぶ」の記事が張ってあった。ああ、ここもすでに有名なんだと気がついた。肝心の味だが、私には美味しかった。ここの皮は鼎泰豊より薄い、肉汁の味はそんなに違いがあるとは思わないが、少しこちらの方がよかった気がした。
  • 「京鼎楼」は帰る日のお昼前に行った。こちらは都心にある店で、11時開店のすぐ後に入った。お店では店員さんが小籠包を包んだり店の準備に忙しい最中。数人の店員さんは手を止めずに、下の階に行くように案内された。地下では、日本人ばかりすでに数組が席について注文の到着を待っていた。私たちは、小籠包ともう一品を注文。妻は春雨のスープ?(油豆腐細粉)、私はトンカツの乗ったチャーハン(排骨蛋炒飯)をそれぞれ選んだ。思いのほか量が多くて2人で四苦八苦して食べた。こちらの店は場所柄、観光客も多いと思われる。値段設定は高めだと思うが量も多くコスパが悪い訳ではないのではないか。小籠包は鼎泰豊と非常に似ていると思った。大きさも少し大きめ、それに応じて皮も厚めかな。台湾旅行の最後に台湾らしい小籠包を食べられて満足。
  • 少しながくなったので、他の話(夜市、魯肉飯、九份)については、後でまた書くことにする。

水曜日, 5月 01, 2013

「ビッグデータの覇者たち」を読んだ

  • 海部美知さんの「ビッグデータの覇者たち」を読んだ。
  • 実は「ビッグデータとは」というのがどうもピンとこなくて、いくつか本を買ってはみたものの積んどく状態になっていて、いい本がないか探していたのだった。
  • 海部さんの「Tech Mom From Silicon Valley」というブログは時々身を通していたのだが、ブログを引っ越しされて新ブログに移って、そこに近々、ビッグデータ云々という本がでるという告知があり、読んでみようと思っていたのだった。
  • ビッグデータというのは、海部さんの解説によると、
  • 人間の頭脳で扱える範囲を超えた膨大な量のデータを、処理・分析して活用する仕組み 
  • とあった。膨大な量のデータを扱うのはよくわかるが、どのように処理・分析するとどんなことに使えるのか、これが知りたい。
  • iPhone5発売によって、google mapにかわって搭載されたアップル純正の地図アプリの不出来具合の例(パチンコ・ガンダム事件)での説明がわかりやすかった。
  • アップルは地図データベースや3D航空写真の会社などを複数買収して準備し、地図の基本データは、欧米ではオランダトムトム社から調達した。トムトム社は世界のカーナビ向け地図データの供給元大手2社の一つということで、グーグルと遜色があるわけではない。ただし、トムトム社はカーナビ向けが主力で道路データは強いが鉄道・店舗・主要施設・観光地等という「非道路系」データは強くない。グーグルは多くのソースから情報を集め、そしてこれらに整合性を持たせ優先順位をつけ、地図にわかりやすく文字や記号を入れ込み、ユーザーが投入したキーワードに合う場所を表示する。そこにグーグルのビッグデータ力が使われている。
  • アップルは自前データを十分にもっていないため、鉄道や店舗などのデータをいろいろなソースからかき集めた。それがアメリカ以外では十分ではなかった。さらにこれらを縫い合わせて不整合が起きないようにする「コンフレーション」という作業が不十分だったところが原因のようだ。さらに「検索・絞り込み」の問題がある。重要度の絞り込みが下手でパチンコ屋の名前が駅の記号で表示されてしまう、データベースの引っ張り方が下手でテムズ川の検索結果に中世の地図が出てしまう。つまりこれらのことはビッグデータ力の不足ということだ。
  • 今後のビッグデータ活用に関して、公共部門や医療問題が挙げられていた。確かに。この応用の可能性について、どうも自分の意識の引っかかりがあったようだ。これから、考えてみる必要のある大きな問題だろう。